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お歳暮に一言添えるメッセージ。添え状やカードの挨拶文を紹介

更新日:2024年11月21日

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お歳暮を郵送する場合には、「挨拶状」を送るのがマナーです。

しかし手紙を書く機会の少ない現代では、挨拶状の書き方に迷う人も少なくありません。

正しい書き方がわからないと、失礼なことを書いてしまわないか、不安になりますよね。

この記事では、そもそも挨拶状とは何なのか、どのように書けばよいのかについて詳しく解説します。

目上の親戚やビジネスシーン、親しい相手など、相手別に使いやすい文例も載せていますので、ぜひ参考にしてください。

お歳暮の挨拶状とは

手紙のメッセージを読む年配の女性

お歳暮の挨拶状は、年末の挨拶と今年1年の感謝の気持ちを丁寧に伝えるための手紙です。

お歳暮は本来、お礼の言葉とともに手渡しするのが望ましいとされてきました。

最近では郵送するケースが増えているため、口頭の挨拶に代えて、挨拶状で気持ちを丁寧に伝えることがマナーとされています。

挨拶状には、「添え状」「送り状」の2種類があります。

添え状は、品物に同梱する挨拶状です。

品物に添えやすい、カードタイプがよく選ばれます。

百貨店などで品物を購入する場合は、添え状のサービスがあるか、もしくは持参して同梱できるかを確認するとよいでしょう。

送り状は、品物に先立って相手方に届ける、より丁寧な挨拶状です。

送り状があればいつ・どのような品物が届くのかを事前にお知らせできるため、お歳暮をスムーズに受け取ってもらえるでしょう。

送り状は、「封書」または「はがき」に、縦に手書きするのが一般的です。

相手が上司や目上の方なら封書を、親しい方ならはがきを選ぶとよいでしょう。

お歳暮の挨拶状の書き方

便箋と、ペンを持つ手

挨拶状は、正式な手紙のマナーにのっとって書くのが基本です。

正式な手紙は書く機会が少ないため、書き方に悩む方も多いでしょう。

一般的な挨拶状の構成をご紹介します。

1.頭語
「拝啓」「謹啓」「拝呈」など、手紙の書き出し。

2.時候の挨拶
「寒気の候」「師走の候」「寒い日が続きますが」といった季節の言葉に続けて、挨拶を述べる。

3.主旨(感謝と贈り物について)
日ごろの感謝の気持ちを伝え、贈り物を送付したことを伝える。

4.末文
今後のよいお付き合いや、相手の健康・幸せを願う言葉を記す。

6.結語
手紙の結びの言葉。頭語に対応する結語は以下のように決まっているため注意。

  • 「拝啓」に対する「敬具」
  • 「謹啓」に対する「謹白・謹言」
  • 「拝呈」に対する「敬白」

送り状の場合は、「3.主旨」の中に、「配送にて、お歳暮の品物を贈った旨」「いつごろ届く予定か」を追加しましょう。

お歳暮挨拶状の文例を紹介

手紙を書く女性

挨拶状は、基本的なマナーを押さえ、失礼のない言葉づかいで書くことが大切です。

書き方は相手によっても変わってきます。

目上の方には、正式な書き方にのっとって、礼節のある内容になるよう心がけましょう。

親しい相手なら、基本を押さえつつ、堅苦しくない言葉選びをしても問題ありません。

以下に文例を用意しましたので、参考にしてください。

目上の方

【目上の親戚・上司への添え状】
拝啓

師走の候 〇〇様におかれましては ますますご清祥のこととお慶び申し上げます

平素はひとかたならぬご厚情を賜り 心より御礼申し上げます

日頃の感謝のしるしとして 心ばかりのお品をお贈りいたしました

ご笑納いただければ幸甚に存じます

末筆ながら 新しい年の皆様のご多幸をお祈り申し上げます

略儀ながら書中をもちましてお歳暮のご挨拶とさせていただきます

敬具
令和〇年〇月〇日

【取引先・ビジネス関係者への送り状】
謹啓

寒気の候 貴社におかれましてはますますご清栄のことと存じます

平素は格別のお引き立てを賜り 厚く御礼申し上げます

つきましては 日頃の感謝のしるしとして別便にて心ばかりの品をお送りいたしました
〇月〇日頃に届くかと存じます

本来なら直接お伺いしてご挨拶申し上げるべきところ 誠に失礼かとは存じますが ご受納いただければ幸いでございます

今後ともご指導ご鞭撻のほど 何卒よろしくお願い申し上げます
謹白

令和〇年〇月〇日

株式会社〇〇〇〇
代表取締役〇〇 〇〇

▶お歳暮をいただいたら?「お礼」の挨拶状もチェック

親しい相手

【親しい相手への添え状】
〇〇様

あっという間に年の瀬を迎えました お元気ですか?

おかげさまでこちらは家族ともども元気にしています

今年は本当にお世話になり ありがとうございました

日ごろの感謝を込めて地元〇〇特産の△△を贈ります ぜひ皆さんで召し上がってください

今度また食事会をしましょう 年末年始は体調に気をつけて ゆっくり過ごしてくださいね

新しい年もどうぞよろしくお願いいたします

〇〇〇〇(署名)

【親しい相手への送り状】

拝啓

今年も残りわずかとなりましたが お変わりなくお過ごしでしょうか

私たちは結婚後初めての年末を 慌ただしく過ごしています

今年は何かと気にかけていただき ありがとうございました

感謝のしるしに 〇〇さんのお好きなお菓子を贈ります

〇月〇日ごろ届く見込みですので どうぞお納めください

これからまだ寒い時期が続きますが 〇〇さんもくれぐれもお体にお気をつけて 良い新年をお迎えください

とりいそぎお礼まで

敬具

〇年〇月〇日

〇〇〇〇(署名)

▶お歳暮を断りたいときは?やめる場合の例文を見る

まとめ

はがきを見る夫婦

お歳暮を郵送する場合は、挨拶状を添えましょう。

挨拶状には、品物に同梱する「添え状」と、品物に先立って送る「送り状」があります。

より丁寧に接したい相手には、送り状を送付するとよいでしょう。

挨拶状を書くときは、正式な手紙のマナーにのっとるのが基本です。

相手によって時候の挨拶や言葉選びを変え、失礼にならないようにしましょう。

例文やテンプレートを参考に、自分なりの表現やエピソードを交えて、気持ちの伝わる挨拶状にしてください。

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この記事の執筆者

GiftAコラム編集部

GiftAコラム編集部

当編集部では「贈り物選びの参考にしたいメディア」を目指し、ギフト通販専門店 GiftA(ギフタ)の社内ライターがリサーチ・執筆を行っています。贈答マナーや人気ギフトのトレンドなど、お役立ち情報をわかりやすく発信します。

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