お世話になった方に、年末のご挨拶と1年の感謝の気持ちを伝えるお歳暮。
せっかくなら、無難なものより喜んでもらえるものを贈りたいですよね。
しかし、「喜ばれるお歳暮の選び方」は、なかなかピンと来ない人も多いでしょう。
「考えぬいた末に、相手の好みに合わなかった…」
となってしまわないよう、もらって嬉しいお歳暮の選び方を紹介します。
ギフト専門店の人気ランキングや、時期や相場などお歳暮の基本マナーも解説しますので、ぜひ参考にしてください。
喜ばれるお歳暮の選び方
喜ばれるお歳暮選びには、2つのポイントがあります。
- 相手に合った品を選ぶ
- 予算ごとに選び方を押さえる
「絶対に誰にでも喜ばれる!」という品物を選ぶのはなかなか難しいもの。
全員に一律で同じものを贈るのは楽ですが、どうしても無難でありきたりな品になってしまいます。
もらった人にと喜んでもらうには、「あなたのために選んだ」と伝わる品物選びが大切です。
一人ひとりに贈り分け、とはいかないときも、ある程度、家族構成やライフスタイルに気を配って数種類を贈り分けるとよいでしょう。
予算に応じて選ぶことも重要です。
1年の感謝を込めて贈るお歳暮は、贈答品らしい品格や華やかさを意識して選びたいもの。
パッケージに気を配ったり、トレンドを意識したりして「センスがいい」と思ってもらえる品を贈ると好印象です。
予算は人それぞれのため、贈答品らしさを演出するには「コツ」を予算ごとに押さえる必要があります。
2つのポイントについて以下に詳しく解説しますので、ぜひチェックしてください。
贈る相手の家族構成や嗜好から選ぶ
相手に喜ばれる品物を選ぶなら、以下のことを意識しましょう。
- 相手の家族構成とライフスタイル
- 好きなもの、苦手なもの
これらに配慮しないと、相手を残念な気持ちにさせてしまうかもしれません。
たとえば「大容量のクッキーセット」を1人暮らしの人に贈れば、食べ切れずに持て余してしまうでしょう。
「手に入りにくい限定スイーツ」は、甘いものが苦手な人には喜んでもらえません…。
大容量のお菓子は大家族の方に、限定スイーツは甘党の方やトレンドに敏感な方にと、家族構成や好みに合わせて贈りましょう。
相手に合わせた品物選びには、以下のような例もあります。
- 転勤族の方…すぐに消費できて荷物にならないもの
- 食物アレルギーの多い方…食品以外の日用品
- 健康志向の方・高齢の方…「減塩」の食品などヘルシーギフト
- 取引先…職場で分けやすい「小分け」「個包装」タイプ
相手のライフスタイルや食生活について、よくイメージしながら品物を選ぶことが大切です。
予算に応じてギフトを選ぶ
喜ばれやすい品物選びのコツとおすすめ品を、予算別に解説します。
※相手別の予算の決め方は、のちほど紹介します。
3,000円以下のおしゃれギフト
自分では買わない「いつもよりちょっといい品」を選びましょう。
気軽な価格帯だからこそ「間に合わせ」に見えないよう、量より質・トレンド感・おしゃれさを意識することが大切です。
3,000円~5,000円の上質ギフト
個人的なお歳暮ではとくによく選ばれている価格帯。
「上質さ」を意識し、信頼感のあるブランドで、贈答用らしい化粧箱入りのギフトセットを選ぶのがおすすめです。
▶ギフタのお歳暮 3,000円~5,000円未満のギフト特集
5,000円以上の特別感のあるギフト
高価格帯では、贅沢さや特別感を意識した品物選びが大切です。
有名産地の生鮮食品や受賞歴のある名店の品など、普段使いとは一線を画す品を選びましょう。
▶ギフタのお歳暮 5,000円~10,000円未満のギフト特集
お歳暮にもらって嬉しいものとは?
お歳暮にもらって嬉しい品物を、3つのおすすめジャンルから解説します。
- お菓子・スイーツ
- 飲み物
- 食べ物以外の日用品
この3ジャンルは、選択肢が豊富で相手に合わせて贈り分けしやすいのがポイント。
初めてお歳暮を贈る相手にも贈りやすい品物が豊富です。
定番といわれるジャンルでも、選び方次第で「センスがいい」と思ってもらえます。
あえて定番ではない品物を贈るなら、「使いやすさ」や「あとのこと」まで考えたギフトを選ぶことが大切です。
ギフト専門店「ギフタ」専任のスタッフが厳選した、もらって嬉しい品物もあわせてご紹介します。
ぜひ参考にしてください。
人気のスイーツ・お菓子類
スイーツ・お菓子は、お歳暮のギフトにもっともよく選ばれる人気の品物です。
お菓子が「もらって嬉しい」と思われる理由には、以下のようなポイントがあります。
- 贈り物らしい華やかさ、上品さがある
- 日持ちのよい品が多く、持て余さずに食べ切れる
- 個包装のタイプも多く大人数でも分けやすい
スイーツ・お菓子のなかでもとくに人気なのは、賞味期限の長い個包装の「焼き菓子」です。
パッと目を引くおしゃれな品を選べば、贈り物らしい華やかさも演出できます。
相手が仲のよい相手なら、冬らしい濃厚な味わいの冷蔵・冷凍スイーツを贈るのもよいでしょう。
事前に冷蔵・冷凍が必要だと知らせ、スペースを確保してもらえば先方に手間をかけません。
お菓子は選択肢がとても豊富。ぜひ相手にぴったりの品をお選びください。
お酒や飲料のおすすめ
飲み物もお歳暮の定番で、相手に合わせて多様な選択肢があります。
お酒好きな方には、贈答品らしい重厚感・特別感を演出できるワインや日本酒がおすすめです。
スパークリングワインのような華やかな品は、年末年始のお祝いムードにもぴったり。
もちろん、乾杯の席に最適な「ビール」を贈ってもよいでしょう。
ソフトドリンクを選ぶ場合も、お歳暮にふさわしいワンランク上の品を選ぶのがおすすめです。
- 子どものいる方には、果物そのもののおいしさを味わえるジュース
- 取引先には、大容量で分けやすい「スティック」や「ドリップバッグ」のコーヒー
- 紅茶やスイーツが好きな方には、有名ブランドや高級銘柄の紅茶ギフト
など、相手の好みやライフスタイルに合った品物を選びましょう。
実用的な日用品の選択肢
食べ物や飲み物が定番とされるお歳暮ですが、ふさわしい品は食品以外にもあります。
アレルギーや食の好みがわからないとき、食べものギフトがマンネリ化してきたときには「日用品」がおすすめです。
日用品を贈るなら、形に残らない「消えもの」が安心。
あとに残るものは使いづらかったときに持て余してしまうため、好みを熟知した相手に限った方がよいでしょう。
喜ばれやすい消えものは、「洗剤」や「入浴剤」「スキンケアグッズ」などです。
香りには好みがあるため、あまり強すぎるものではなく、ほのかに香る程度のものを選びましょう。
「手肌にやさしい洗剤」や「有名ブランドのハンドクリーム」など普段よりワンランク上の品を選ぶのがおすすめです。
お歳暮に選ばれている品物はこちら!人気ランキングTOP5【ギフタ】
もらって嬉しいお歳暮の品は、まだまだあります。
ギフト専門店「ギフタ」で実際に人気のある品物のジャンルを、ランキング形式でご紹介。
18選のおすすめギフトを集めました。
どのような人におすすめかも解説していますのでお見逃しなく。
1位 スイーツ・お菓子|お歳暮の大定番
第1位は圧倒的な人気を誇ったスイーツ・お菓子。
素材や製法、見た目にもこだわった、お歳暮にふさわしい品物が人気を集めています。
季節を意識して、冬季限定の品や、クリスマスムードのあるお菓子を贈るのもよいアイディア。
ボリューム感の出る、お菓子と「お茶」や「コーヒー」のセットもおすすめです。
【こんな相手におすすめ!】
- 甘党の方、子どものいる方、仲のよい方。
- 目上の方には「上品な和菓子」をセレクトすると◎
2位 肉・肉加工品|インパクト大!特別感も◎
第2位は、牛肉やハム・ソーセージといった「肉・肉加工品」です。
お肉のギフトは見た目にも華やかで、特別感があります。
焼肉やすき焼き用の和牛は、箱を開けたときのインパクトが抜群。
「すごい!」と喜ばれること間違いなしの贈り物です。
ごはんに、おつまみにと大活躍し、重厚感のあるハムギフトもよく選ばれています。
1か月程度日持ちするため、年末の予定がわからない相手に贈りやすい点も魅力です。
そのほか、ハンバーグやローストビーフも人気があります。
【こんな相手におすすめ!】
- 牛肉→とくにお世話になった方や両親、目上の親戚など近しい関係性の方へ。
- ハム・ソーセージ→子どものいる方、上司や恩師に
- ハンバーグ→仲のよい友人、子どものいる方に。
3位 惣菜|名店のお取り寄せグルメも
3位にランクインしたのは和・洋・中のおかずやスープ、ごはんものなどの「惣菜」ギフトです。
「温めるだけ」で簡単に食べられる品など、ゆっくり過ごしてほしい年末年始にぴったりのギフトが多数あります。
料亭やレストランのお取り寄せグルメもおすすめです。
なかなか予約の取れない老舗の一皿や、人気チェーンの味を自宅で楽しんでもらえます。
忙しい毎日を送っている人に、手軽にご褒美気分を味わってもらっていかがでしょうか。
【こんな相手におすすめ!】
- 仲のよい同僚や仕事をがんばっている友人
- 小さな子どものいるママ・パパさん
4位 お酒|年末のお祝いムードを盛り上げる
4位には「お酒」がランクインしました。
根強い人気があるのはやはり「ビール」です。
大手メーカーの定番銘柄はもちろん、プレミアムビールや「干支」をモチーフにしたビールなどがよく選ばれます。
年末年始の料理によくあう「日本酒」を贈るなら、手に入りにくい品を選ぶのがおすすめ。
お米の香りが華やかな大吟醸は、贈答用にぴったりです。
ただしお酒は健康のために控えるケースがあります。
久しぶりに連絡を取る相手には、贈ってもよいか事前に確認を取りましょう。
お酒好きの上司や同僚、友人
5位 魚介類|和食がおすすめ!高級食材も
5位には、海鮮・魚介類のギフトがランクイン。
お刺身やお鍋、焼き魚、漬け魚など、多種多様な品があります。
年末年始にふさわしい和食用の魚介ギフトは、味付けも濃すぎないものが多いため健康志向の方にもおすすめです。
高級感のある「うなぎ」やごはんのお供に人気の「明太子」、ハレの日にぴったりの「かに」などがよく選ばれています。
相手の幸福を願って、縁起のよい意味を持つ魚を選ぶのもよいですね。
【縁起のよい魚】
- 鯛…おめでたい。「たい」の語呂から。
- たら…たらふく食べられる。「多良福」と字をあてることも。
- 鮭…豊穣・繁栄。鮭の生命力や、河をさかのぼる力強さから。
- いくら・数の子…子孫繁栄。たくさんの卵から。
- かに…幸福を招く。はさみを振る様子が手招きに見えるため。
【こんな方におすすめ!】
- 年配の方、健康志向の方
- 子どものいるご家庭
番外編|迷ったらカタログギフトもおすすめ
TOP5にはランクインしなかったものの、カタログギフトをお歳暮に贈る人も多くいます。
意外に思われるかもしれませんが、とくに予算が5,000円〜1万円以上と高価格帯の場合に、カタログギフトを選ぶ傾向があるようです。
相手に欲しいものを選んでもらえるため、失敗が少ないのが人気の理由といえるでしょう。
お歳暮に人気なのは、グルメに特化した「グルメカタログギフト」。
以下のような、個性豊かなコンセプトのカタログが多数登場しています。
お歳暮選びに迷ったら、カタログギフトを検討してみてはいかがでしょうか。
\まだまだあります、グルメカタログ!/
お歳暮を贈る際のマナーと注意点
お歳暮を贈る際に押さえておくべき、マナーと注意点を解説します。
せっかくの贈り物を台無しにしないよう、ぜひチェックしてください。
お歳暮の時期
お歳暮を贈る時期は、地域によって異なります。
代表的な地域では以下の通りです。
- 関東…12月1日~12月20日ごろ ※遅くとも25日まで
- 関西…12月10日~12月20日
「相手の地域」の時期に合わせて贈るようにしましょう。
【▼北海道・沖縄は?遅れたときは?お歳暮の時期について詳しく見る】
予算と贈り方のマナー
お歳暮の予算相場は、関係性によって変化します。
相手ごとの目安は以下の通りです。
- 友人・知人…3,000円前後
- 両親・義両親や親戚…3,000円~5,000円
- 上司や恩師…5,000円前後
- お得意先やとくにお世話になった方…5,000円~10,000円
お歳暮の渡し方は、「感謝のことばとともに手渡し」がベストとされています。
ただし最近では郵送することも増えていて、直接渡せなくてもマナー違反ではありません。
郵送する場合は、必ず丁寧な挨拶状も添えましょう。
のし紙の使い方
お歳暮には「のし」をつけるのがマナーです。
水引は、「何度あってもよいこと」という意味の「紅白蝶結び」を選びましょう。
表書きは「御歳暮」が一般的です。
のしの掛け方には、包装の上から掛ける「外のし」と、品物に直接掛けその上からラッピングする「内のし」があります。
- 品物を手渡しするなら、ひと目で目的がわかる「外のし」
- 配送するなら、のしを汚さない「内のし」
というふうに使い分けましょう。
【▼連名は?遅れた場合は?お歳暮の「のし」について詳しく見る】
まとめ
相手に喜んでもらえるお歳暮を選ぶには、以下の2点が大切です。
- 相手に合わせて選ぶ
- 予算ごとに選び方を押さえる
贈り物選びの「センスのよさ」は、相手の好みやライフスタイルをよく考えて、ぴったりの品物を選べるかが決め手になります。
予算に応じて、おしゃれさ・上質さ・高級感などのポイントを意識しておくのも、喜ばれる品物選びのコツといえるでしょう。
ギフト専門店ギフタでは、お歳暮向きの品物を、選びやすいランキング形式でご紹介しています。
のしや選べるラッピングは無料でご用意。ぜひ以下のボタンからチェックしてください。
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