お中元の時期に「せっかくであればセンスがいい物を贈りたい」と考えている方は多いでしょう。
お中元には定番がありますが、無難なものを贈ると相手の印象に残らないこともあります。この記事では、センスが光るお中元の選び方や具体例をご紹介します。
目次
「センスがいい!」と思われるのはどんなお中元?
まずは、どんなお中元が「センスがいい!」と思ってもらえるのか考えてみましょう。以下では、ハイセンスなお中元選びのヒントについて解説します。
あえて定番を外したお中元
一般的なお中元で選ばれる定番アイテムをあえて外してみると、受け取った人に「センスがいい!」と喜んでもらえるかもしれません。
交流が広い方の場合、多くの方からお中元をもらうことも考えられます。お中元の定番商品を贈ると、他の人からのお中元とかぶってしまうこともあるでしょう。
定番を外すことで、他のお中元と差別化することができます。チョイスに自信がある場合は、あえて定番を外してみるのがおすすめです。
相手の好みに合わせたお中元
相手の方の好みの物からギフトを選ぶのも、「センスがいい」と思ってもらうためのポイント。
お中元は伝統的な慶事というよりは、「日頃の感謝を伝える」というカジュアルな側面が強い贈り物です。相手との関係によっては、シンプルに好みに合わせたほうがいい場合もあるでしょう。
特に日頃のコミュニケーションから好みを把握している場合は、相手の好みのギフトを贈ることで「覚えておいてくれた」という好印象につながることが考えられます。
相手の家族構成に合わせたお中元
相手の家族構成を考えてギフトを考えることも大切です。
とりわけ、食品のお中元は家族で食べることが考えられます。ボリュームやチョイスの面で相手の家族構成を意識すると、「配慮が行き届いている」という印象を与えるでしょう。
人数が多い家族であればみんなで楽しめるセット、夫婦など人数が少ない場合はボリュームは控えめで高級感を味わえる物を選ぶのがおすすめです。
お中元の定番について知っておく
センスのいいお中元を贈って相手に喜んでもらいたいと考えている方は多くいます。しかし、あまり奇をてらおうとするのはおすすめできません。
お中元には定番のチョイスがあります。夏のギフトとしてふさわしい理由があるからこそ、多くの人にお中元として選ばれているのです。まずは、お中元の定番について知っておきましょう。
お中元の代表格としてあげられるのは食品です。具体的には、以下のような品物が選ばれています。
- 麺類:そうめん、うどん、そば、など
- お菓子:アイスクリーム、水ようかん、ゼリー、和菓子、洋菓子、など
- 果物:メロン、すいか、マンゴー、など
- 肉:精肉、加工肉
- 調味料:味噌、醤油、食用油、など
夏に贈るギフトであることから、涼を感じる季節のものや、暑さを乗り切るスタミナがつくものが中心です。
飲み物も、お中元の定番ジャンル。以下のような飲み物が選ばれています。
- ジュース
- コーヒー
- お茶
- アルコール
夏に合う清涼感のある飲み物が人気です。汗をかきやすい時期であることから水分補給を促すメッセージにもなります。夏場にビールを飲むことを好む人も少なくありません。
洗剤、入浴剤、タオルなどの日用品・生活用品もお中元として選ばれています。いずれも贈り物の定番ですが、とりわけ汗をかく夏は重宝するギフトです。
こちらで挙げたお中元の定番には、使えばなくなる「消え物」という共通点もあります。消費できて邪魔にならないことから、ギフトとして気軽に贈りやすい点が特徴です。
センスを感じさせるお中元を探している方へのおすすめギフト
GiftA(ギフタ)でも、一般的なお中元とは少し違う、センスが光るギフトを多数取り扱っています。
受け取った人に「センスがいい」と感じてもらえるギフトを探している場合は、以下のような商品から選んでみてはいかがでしょうか。
『京都醸造飲み比べ6本セット』
イギリス、アメリカ、カナダのクラフトビール職人が日本のビールに出会い、「自分たちが飲みたいビール」を作るために創業したのが京都醸造です。
職人たちのバックグラウンドにあるアメリカとベルギーのビールをベースに、クラフトビールを製造しています。
定番の3種のクラフトビールを飲み比べられるセットがお中元として人気です。以下の3つのクラフトビールがパッケージされています。
- ベルギー南部のセゾンスタイルを反映させた「一期一会」
- フルーティさと苦味がマッチした「一意専心」
- ビターさとアロマのような香りが楽しめる「黒潮の如く」
ビールはお中元の定番のひとつですが、市販のビールを贈るのは気が引けてしまう方も多いでしょう。
その点こちらのギフトは、一般的なビールとは一味違うチョイスとしておすすめです。
『白鷹2種飲み比べセット』『純米焼酎2種飲み比べセット』
白鷹は文久2年(1862年)創業の、知る人ぞ知る由緒ある酒造。数々の賞を受けてきたことからも、品質の高さが伺えます。
定番の日本酒のセットに加え、純米焼酎の飲み比べセットを取り扱っておりますので、相手の方の好みに合わせてお選びください。
お肉、うなぎなどお中元の定番の食べ物とのマッチングも良いことから、相手の方が他のお中元と一緒に楽しめるでしょう。
『オルロージュ セット』『ミュール シャトーブリヤン 赤白セット』
SADOYAは、日本ワイン発祥の地である山梨県甲府のワイナリーです。大正6年(1917年)の創業以降、高品質のワインを作り続け、日本だけではなく海外でも高く評価されています。
おすすめは、SADOYAの新定番である「オルロージュ」と、SADOYAの看板と言ってもいい「シャトーブリヤン」の味をリーズナブルに楽しめる「ミュール シャトーブリヤン」の2種。
いずれも、赤ワイン・白ワインのセットがお中元として多くの方に選ばれています。それぞれマッチングの良い料理が違うため、食事に合わせて楽しめる点が魅力です。
『【お中元限定】アンリ・シャルパンティエ テリーヌ・ドゥ・フリュイ・アソート』
アンリ・シャルパンティエは、1969年に兵庫県芦屋で創業した洋菓子ブランドです。
最初は喫茶店としてスタートし、当時としては珍しくスイーツを提供していました。
50年の歴史を通じて焼き菓子がケーキが人気となり、現在は世界にも店舗を広げています。
お中元としては、各種焼き菓子のアソートボックスや、ゼリーのギフトが人気です。
さまざまなサイズの取り扱いがあるため、相手のご家族の人数に合わせて選べます。
名店の味を手軽に楽しめるため、甘いものが好きな方へのお中元としておすすめです。
『ムーミン ジュース&スイーツセット』
「ムーミン」は、フィンランドの作家トーベ・ヤンソンが手掛ける小説・絵本のシリーズ。
世界中で知らない人はいないと言えるほど有名なシリーズであり、日本でも何度かアニメ化されています。
こちらは、同シリーズに登場するキャラクターをあしらったお菓子とジュースのセットです。
愛らしいキャラクターがモチーフになったお菓子は、見て楽しむこともできます。
1926年創業の神戸浪漫が手掛けており、見た目の可愛さだけではなく味も申し分ありません。
子どもがいるご家庭へのギフトとしておすすめです。
『【お中元限定】スターバックス アイスコーヒー スペシャルギフト』
スターバックスといえば、アメリカ発の世界最大のコーヒーチェーンとしてご存知の方も多いでしょう。
お中元に選ぶなら、アイスコーヒー用のギフトセットがおすすめです。
「スターバックス アイスコーヒースペシャルブレンド」は、アイスで香り高い風味が引き出されるよう、特別にブレンドしたドリップコーヒー。
暑い日に飲みたい、お店の本格的なアイスコーヒーを、ご自宅で味わうことができます。
パッケージはさわやかな水色で、涼しげな印象が夏にぴったりです。
コーヒーはお中元の定番ギフト。
いつものコーヒーと一味違う「夏らしい」味わいの商品を選んでみてはいかがでしょうか。
お中元選びで迷ったら定番・センスのいいアイテムの両方を掲載しているアーツのカタログギフトを
定番のお中元には定番ならではの魅力があります。
こちらがセンスのいいお中元を贈りたいとしても、「本当に相手に喜んでもらえるのか?」「定番のギフトのほうがいいのではないか?」という点が心配になってしまうかもしれません。
そんな時は、カタログギフトを贈るのがおすすめです。
カタログギフトには定番アイテムとセンスのいいアイテムの両方が掲載されているため、相手の希望に応じて選んでもらえます。
アーツでは、さまざまなニーズに対応したカタログギフトを取り扱っています。
『ファインチョイス』は、掲載している商品の多さが特徴のシリーズです。グルメ系から日用品までカバーしているため、相手の方の幅広い好みに応えられます。
定番の食べ物系お中元を贈りたい場合は『七つ星ギフト』がおすすめです。『北海道七つ星ギフト』と『九州七つ星ギフト』の2種を取り扱っています。いずれも、地元で実際に評価されている美食を多数ラインナップしたカタログギフトです。
『やさしいみらい』は”地球にやさしい”をコンセプトとしたカタログギフトであり、オーガニック、ナチュラルな商品を中心に掲載しています。サステナブルなメッセージも込められた、センスが光る贈り物です。
「センスがいい」と思ってもらうためにはお中元のマナーを守ることも大切
「センスがいい」と思ってもらうことを意識しすぎて、お中元のマナーに反しないようにしましょう。お中元の基本的なマナーについておさらいしておくことをおすすめします。
お中元の熨斗(のし)紙は、「紅白蝶結び」の水引が印刷されたものを選びましょう。「紅白蝶結び」の水引は、今後も繰り返すことが望ましいお祝いごとに使われます。
お中元を贈る時期についても注意が必要です。お中元を贈る時期は相手の地方のお盆の時期によって異なります。
7月15日、もしくは8月15日までに贈るのが一般的ですが、念のため贈る前には相手方のお盆の時期について確認しておきましょう。
相手が喪中の場合でも、お中元を贈ること自体には問題ありません。
しかし、あくまで相手の気持ちに配慮することが前提です。
少なくとも忌中に贈るのは避け、タイミングに応じて暑中見舞い、残暑見舞いに変更しましょう。
まとめ
「センスのいいお中元を贈りたい」と考えている方におすすめのギフトをご紹介しました。
まずは、どんな贈り物が「センスがいい」と思ってもらえるのか考えてみてください。あまり変わったものを贈ることにこだわらず、定番も含めて柔軟に検討しましょう。
定番品とセンスのいいものの両方が掲載されたカタログギフトを贈ることも検討してみてください。