ピルスナーとはどんなビール?おいしく飲む方法とおすすめ商品5選

更新日:2023年3月31日

「ピルスナー」は、輝く黄金色とキレのある苦みが特徴のビールです。

日本人になじみ深く、人気のあるピルスナーですが、もっとおいしく飲むコツがあるのをご存じでしょうか?

ピルスナーをおいしく飲む方法と、おすすめ商品を紹介します。

ピルスナーとはどんなビール?

ピルスナーとは

ピルスナーは「世界初の金色のラガービール」と呼ばれ、世界中から愛されているビールです。

ピルスナーをよりおいしく味わうために、まずはピルスナーの歴史や風味、味わい方のコツをチェックしていきましょう。

チェコで生まれたラガービール

ピルスナーとは

ピルスナーは19世紀に現在のチェコのピルゼンで生まれた、ラガー酵母(下面発酵酵母)で発酵したビールです。

ヨーロッパの水は硬水が主流なので、ビール醸造にも硬水が使われることが多かったそうですが、ピルゼンにはヨーロッパでは珍しい軟水が流れていました。

ピルゼンの軟水により、麦わら色のような淡い黄金色と、ホップの爽やかな苦みを持つピルスナーが生まれました。

今ではピルスナーは「世界で最も広まっているビール」として多くの国から愛されています。

日本の大手ビールメーカーも、このピルスナーを手本としてビールを造っているため、日本人にとってなじみ深いビールとなったのです。

しっかり冷やしてグラスに注いで味わうのがおすすめ!

ピルスナーとは

さっぱりとした飲み心地が特徴のピルスナーは、しっかり冷やしてグラスに注いで味わうのがおすすめです。

飲み頃の温度は約5~8℃ぐらいが目安とされているので、冷蔵庫で5~6時間冷やしてみましょう。

また、ピルスナーはビール名と同じ「ピルスナー」という名のグラスで楽しむのがおすすめです。

スリムの細足グラス「ピルスナー」で飲めば、ピルスナーの黄金色が映えてさらにおいしさがアップするでしょう。

唐揚げをはじめ、肉料理や揚げ物と共に、程よい苦みと爽やかな口あたりを堪能してみましょう。

ピルスナーをクラフトビールで味わおう!おすすめ5選

ピルスナーとは

1994年の酒税法改正による規制緩和で、日本では小規模なビール醸造所が全国で増加しました。

醸造所それぞれのこだわりと技術から生まれた、個性的で味わい深いクラフトビールが注目されるようになったのです。

地域に根付いた「地ビール」の名で人気のクラフトビールの中には、ピルスナースタイルのビールも存在します。

クラフトビールで味わえる、おすすめのピルスナーを5つピックアップしました。

いわて蔵ビール「金蔵」

ピルスナーとは
いわて蔵ビール 飲み比べ6本セット

1995年、岩手県内の企業5社で立ち上げた協同組合・いわて蔵ビールの「金蔵」は、フレッシュな麦の香りとすっきりとしたのど越しが特徴の、ピルスナースタイルのビールです。

黄味がかった琥珀色と、ふんわりとした泡のコントラストが絶妙で、キレのある炭酸のあとに、スッと抜ける苦みとアルコールが味わいを深めてくれます。

いわて蔵ビールは、ろ過や殺菌を一切せず、新鮮な味わいを追求しているため、よりナチュラルな刺激と味わいが楽しめるでしょう。

ベアレン醸造所「THE DAY / TRAD GOLD PILSNER 」

ピルスナーとは
ベアレン醸造所 飲み比べ6本セット

「ベアレン醸造所」は、ヨーロッパのビール文化を尊重して、本格的なビールを手造りしている岩手県の醸造所です。

そんなベアレン醸造所が、伝統的なピルスナーのスタイルで仕上げた「THE DAY / TRAD GOLD PILSNER 」は、チェコ産のザーツホップが生み出すキリっとした苦みが堪能できます。

飲み口ものど越しもすっきりとしているので、飲んだあとの爽快感は抜群です。

コエドブルワリー「COEDO 瑠璃-Ruri-」

ピルスナーとは
3種のビアスタイルを各2本ずつ楽しめる6本セット

「COEDO 瑠璃-Ruri-」は、埼玉県川越市発のクラフトビールメーカー・コエドブルワリーの定番ビールの一つです。

2022年に、世界最大級のビールコンペである Australian International Beer Award でブロンズ賞を受賞した、世界からも認められた逸品です。

黄金色の液体と、ノーブルホップの上品な香り、そしてアクセントとなる苦みが味わえます。

グラスに鼻を近づけて、ハーブのような爽やかな泡の香りを楽しんでから飲むと、さらにおいしさがアップします。

「和」を感じさせる洗練されたパッケージにも注目です。

エチゴビール「ピルスナー」

日本で最初に地ビールを生産したといわれている新潟県のビールメーカー・エチゴビールの「ピルスナー」は、ピルスナー発祥の地であるチェコのアロマホップを使用した、クラシカルなビールです。

香ばしいホップと、清々しい苦み、しっとりとした麦芽(モルト)のコクのバランスが絶妙なビールなので、本格的なビールを飲みたい人にはぴったりでしょう。

通常のピルスナーとはひと味違う、まろやかで濃厚なうま味を楽しんでみてください。

エチゴビール「こしひかり越後ビール」

エチゴビールの「こしひかり越後ビール」は、新潟産コシヒカリを使用したビールです。

爽やかなのど越しと、キリっとした辛さが楽しめます。

お米を使っているということもあり、和食との相性が抜群です。後味は甘く、ほのかなお米の香りが残ります。

辛口でありながらも、甘さやコクも感じる一品なので、ビール初心者にもおすすめです。

ピルスナーはグラス次第!もっとおいしくする方法

ピルスナーとは

グラスは、ピルスナーのおいしさを左右する重要な要素です。

せっかくのピルスナーをもっとおいしくするために、グラスの扱い方についての関連情報をチェックしていきましょう。

ビールグラスの洗い方

ピルスナーとは

グラスが汚れていたり、油分が付いていたりすると、ビールはあまり泡立ちません。

ビールを飲む前は、グラスに残った油分やほこりを洗剤で取り除いて、水で入念に洗い流しましょう。

なお、洗うときは、スポンジに汚れが付いていないかもチェックすることが大切です。

水洗いが終わったグラスは自然乾燥して、冷蔵庫で適度に冷やしておきましょう。

グラスを冷やしておくことで、注いだあとにビールがぬるくなるのを防いでくれます。

グビッと爽快なピルスナーを楽しもう

ピルスナーとは

ピルスナーは、日本はもちろん世界各国で愛されている人気のビールです。さまざまな銘柄のピルスナーを飲み比べてみると、味わいの違いや分類に気づかされ、よりビールが楽しくなることでしょう。

ピルスナーをおいしく楽しむには、清潔なグラスを使い、5~8℃ぐらいに冷やして飲むのがおすすめ。

ビール職人のこだわりが詰まったクラフトビールなら、個性豊かなピルスナーがたくさん登場しています。

自分好みの銘柄をぜひ探してみてくださいね。

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