今回は「大人に似合うおしゃれなメンズリュック」をテーマにお伝えします。
荷物がたくさん入って両手が空くリュックは便利ですよね。
でもデザインによっては幼く見えたり、野暮ったく見えたり…
「似合うものが見つからない」と悩んでいる男性は多いようです。
大人のスーツスタイルや普段着に合わせるなら、知性を感じられる素材やデザインを選びたいですよね。
この記事では、大人の男性におすすめできるメンズリュックについて、以下の情報をお伝えします。
- 野暮ったく見えないリュックとは?
- 大人のリュック選びでおさえておきたいポイント
- 大人に似合うおしゃれなメンズリュック厳選10選
リュックに違和感を抱いていた方も、きっと似合うアイテムが見つかるはず。
「上質なリュック」「こなれたリュック」をお探しの方は、ぜひ最後までご覧ください。
目次
野暮ったくならないおしゃれなメンズリュックのポイント
大人の男性が違和感なく持てるリュックは、「上質な素材が使われたもの」「スマートな印象を与えられるもの」です。
この点さえおさえておけば、普段着にもスーツにも、ショッピングでも通勤でも、服装やシーンを選ばないリュックが見つかるはず。
野暮ったくならない、おしゃれなリュック選びのポイントを詳しくご紹介しましょう。
用途に合った「収納力」を選ぶ
リュックを選ぶ際は、利用シーンに合った収納力のものを選びましょう。
普段使いなら、20Lが最適です。
ビジネスシーンなら、PC・Wi-Fi・書類など、仕事に必要な道具を十分入れられます。
1日分の荷物を十分に入れられるため、タウンユースでも問題ありません。
20Lサイズは、大きすぎず小さすぎず、ちょうどよいサイズ感。
リュックを背負ったときにもスッキリ見えますよ。
大きすぎるリュックを普段使いすると、周りの人にぶつかったり、電車に乗るとき邪魔になったりする可能性があります。
「荷物が多いから大きめのリュックがよい」という場合でも、30Lまでにおさえたほうがよいでしょう。
スマートな印象を与えるカギは「機能性」
スマートにリュックを持てるかどうかは、リュックの機能性にかかっているといっても過言ではありません。
リュックのメリットは、たくさん入ることや、荷物の出し入れがしやすいこと。
しかしその反面、ポイポイとものを詰め込んでしまえるため、「中が散らかってしまう」と悩む人もいるようです。
荷物を乱雑に入れると、リュックが型崩れしたりシワが入ったりと、見た目を損なう原因に…
書類が折れたり持ち物に傷がついたりすることもあり、スマートな印象になりません。
リュック本来の見た目と整理整頓された状態を維持するには、以下のような「機能性」にもぜひ注目して選んでください。
- 底板が入っていて自立するか
- フレームがしっかりしていて型崩れしにくいか
- リュックの中で荷物を整理できる仕切りがついているか
お弁当を持ち運ぶなら「底板入り」、PCを持ち運ぶなら「クッション材入りの仕切り」など、自身の持ち物や利用シーンに合った機能が備わっているかも確認しましょう。
印象を左右するのは「素材感」
リュックを選ぶとき、デザインや色を重視して選ぶ方も多いでしょう。
しかし印象を左右するのは、実は「素材」によるところが大きいのです。
素材の違いにより、以下のように異なる印象を与えます。
- 本革:高級感
- 帆布:カジュアル・優しい雰囲気
- ナイロン:アウトドア的なカジュアルな印象
さらにいえば、本革のうち「シボ」があるものは、高級感の中にもラフさがあり、タウンユースにも馴染みやすい雰囲気です。
起毛加工を施した「ヌバック」は暖みがあり、ファッション性の高い印象になります。
ナイロンにも、耐久性重視でがっしりとした質感の「コーデュラナイロン」もあれば、なめらかな光沢で高級感ただようナイロンもあります。
素材選びをおろそかにすると、「耐久性がなく、毎日使っていると壊れる」「メンテナンスが必要なのを知らずに傷めてしまった」など、リュックがすぐに壊れてしまうかもしれません。
デザイン・色・機能性に加えて素材にも注目し、求める印象や利用シーンに合ったものを選ぶことが大切です。
雰囲気を格上げしてくれる「本格派ブランド」
大人に似合うおしゃれなリュックを手に入れるには、「確かな品質を約束するブランド」で探すのが近道。
次のような「こだわり」があるバッグづくりをしているブランドなら、「持っているだけでサマになる」アイテムを手に入れられます。
- 上質な素材が使われている
- 細部まで丁寧な縫製である
- 使い勝手に徹底してこだわっている
美しさ・使いやすさを綿密に計算するブランドを選べば、長く使えて愛着のあるリュックに出会えるはず。
リュックをお探しの方は、日常のさまざまなシーンで活躍するものを探していることでしょう。
それなら、フォーマルシーンで使うバッグとは違った目線で選ぶことをおすすめします。
長く使えること、愛着を持って使えることを第一に選びましょう。
おしゃれなメンズリュックが手に入る高品質な国産ブランド
「上質なバッグ」というと、ラグジュアリーなハイブランドを思い浮かべる方も多いでしょう。
しかし「日常的に使えるリュック」をお探しなら、高品質な国産ブランドをぜひチェックしてみてください。
中でも「豊岡鞄」は、品質やつくりに定評のあるブランドです。
豊岡のカバンは、奈良時代の
シンプル&スマートで汎用性が高いおしゃれなメンズリュック
「似合うリュックが見つからない」
「どんなリュックを選べばいいかわからない」
そんなリュックビギナーの方には、シンプルで上質さが際立つリュックがおすすめです。
どんなファッションにも違和感なく馴染んでくれるデザインなら、ビジネス・タウンユース問わず、さまざまなシーンで使えます。
大人のファーストリュックにもおすすめの、シンプル&スマートなおしゃれメンズリュックをご紹介します。
「柳行李」(柳や竹で編んだ箱型の入れ物)がルーツとされています。
千年以上の歴史と伝統を持つ、兵庫県豊岡市が誇る地域ブランドです。
上質な素材を使用し、高い技術によってつくられた製品は、高級感・見た目の美しさなど、ハイブランド製品と比べても遜色ない仕上がりが魅力。
使い勝手のよさや背負ったときの美しさ、そしてハイブランドにひけをとらない上質さがありながら、それよりもずっとリーズナブルな価格で一生モノが手に入れられるのです。
「豊岡鞄」ブランドの認定品には保証書がつくほか、アフターフォローも受けられるため、糸のほつれや革の色落ちなどが起こっても修理しながら長く愛用できます。
革の風合いを存分に楽しめるミニマルデザイン
「由利」は、”流行を気にしないカバンづくり”がモットー。
長く使える、本当によいものだけを世に送り出すメーカーです。
こちらのリュックは、由利を代表するブランドである「トーテムリボー」の、「Antipasto Skin(アンティパストスキン)」シリーズ。
「素材の魅力を最大限引き出す」をコンセプトに、カバンの聖地「豊岡」にて一つひとつ手づくりされています。
本体素材には、イタリア・トスカーナの老舗タンナー「Bretagna(ブレターニャ)社」の牛革を贅沢に使用。
表面のシボ感や深い色合いなど、革製品ならではの風合いが感じられます。
オールレザーは「重い」「蒸れる」と不安な方でも安心。
ベルト裏・背面など身体に触れる部分には、通気性のよい素材を使用しているため、シーンや季節を問わず快適に使えます。
メインルームにはノートパソコンやA4の書類がスッキリ収まるスペースがあり、スーツに合わせやすいスマートなリュックをお探しの方におすすめです。
ポケットやハンドルがデザインを邪魔せず、素材のよさを存分に堪能できるミニマムでおしゃれな外見。
それでいて、ハンドステッチなど細かいディティールにこだわりを感じられる繊細さが魅力です。
「革は重い」を覆す新しい本革リュック
「本革は重い」と避けてきた方におすすめしたいリュックがこちら。
素材の風合いや使い勝手を削ることなく、デザイン性を考慮して軽量化された本革製品です。
皮をなめす際に特殊な「温風タイコ」を使い、余分な水分や油分を気化させた軽量レザーをメイン素材に使用しています。
洗練された雰囲気ただようおしゃれなデザインと、軽い背負い心地を両立しました。
メイン収納にはファスナー開閉式のポケットやボトルホルダー、外装前にはペンホルダー付きのファスナーポケットも装備。
開口部の出し入れがスムーズで整理整頓しやすいため、おしゃれかつスマートに持てるでしょう。
1泊2日分の荷物も収納可能のため、出張の多いビジネスマンにも安心です。
ビジネスからトラベルまで対応の高パフォーマンス
豊岡鞄ブランドを代表するメーカーのひとつ、「木和田正昭商店」。
「プロがみても美しいカバン」を目指し、一つひとつの工程に一切妥協を許さない職人たちが生産しています。
こちらは、摩擦や引き裂きに対する耐久性および軽量性に優れたタフなメンズリュック。
ミニマルなデザインで、どんなスタイルにも馴染む汎用性の高さも魅力です。
メインファスナーは縦方向に大きく開き、中には小物を整理できるポケットも充実。
15インチのパソコンや周辺機器をまとめて収納できる、クッション材入り着脱パネルも装備しています。
背面からファスナーでメインルームと直結するサイドポケットにアクセスできるため、サイドポケットにスマホを入れたまま充電することも可能です。
背面の隠しポケットには、パスポートなどの貴重品を安全に収納できます。
さらに機内持ち込みOKのサイズであるため、これひとつで旅行も万全です。
外回りや出張が多い、アクティブなビジネスマンにおすすめです。
存在感抜群でモードに決まる
「CREEZAN(クリーザン)」は、上質で洗練された、大人にふさわしいデザインが豊富なブランドです。
中でもこちらのリュックは、上質な「シュリンクレザー」を職人が1枚ずつ丁寧になめしたもの。
これまでのビジネスバッグとは一味違った質感を楽しめるおしゃれなリュックは、テレビドラマでも小道具として使用されました。
肉厚ながら、どこかソフトな風合いもあって存在感たっぷり。
重厚感があり、背負うだけで雰囲気をグッと引き締めてくれるため、モードスタイルがお好きな方におすすめです。
男女兼用で使えるため、パートナーとシェアできる点も魅力といえるでしょう。
内装には手触りのよい綿を、肌に触れる背面には通気性のよい素材を使用しているので使い心地も抜群。
ビジネスから旅行まで、服装もシーンも問わない万能リュックです。
見た目と機能性を兼ね備えたおしゃれなメンズリュック
毎日PCを持って通勤する方や、月2回は出張に行くという方は、より機能性を重視してリュックを選ぶとよいでしょう。
一般的に、「デザインと機能性は両立されない」と思われがちです。
しかし国産ブランドなら、スマートでありながら機能性の高いリュックを手に入れられます。
見た目と機能性を兼ね備えたおしゃれなメンズリュックをご紹介しましょう。
たくさん入れてもスマートに持てる小さめ・薄めリュック
上品なシボが特徴の「イタリアンシュリンクレザー」を使用した、口折れタイプのリュックです。
無駄なパーツを一切使用せず、オールレザーの上質さを引き立てられるデザインに仕上げています。
縦長でマチの薄いスマートなシルエットでありながら、フロントや内装にもポケットが施されていて、必要なものをすぐに取り出せます。
サイズ感としては、A4ファイルが2~3冊程度収納可能です。
開口部はファスナー、口折れ部分はマグネットボタンで留められるため、とっさにかがんでも中の荷物が落ちることはありません。
口折れリュックのシンプルさを活かしたリュックです。
カラー展開が豊富なため、ビジネスはもちろん、普段のファッションのワンポイントになるリュックも見つけられますよ。
メーカーの「ハシモト」は、有名バッグブランドのOEM生産を行うかたわら、自社ブランド「ottorossi(オットロッシ)」を立ち上げ、幅広い製品を展開しています。
社長は、カバン一筋60年。
カバンの強度を左右するステッチにこだわり、持つ方に安心して使ってもらえるカバンづくりを心がけています。
「一度使えばそのよさがわかる」、一度は使っていただきたいカバンです。
オンオフ問わず使える万能デザイン
「ヘビーローテーションできる豊岡鞄をつくり続けたい」
そんな思いでカバンづくりに励む「木和田正昭商店」と外部デザイナーがコラボした、オリジナルブランド「CIE(シー)」。
”REAL GOODS”をキーワードに、さまざまな方のライフスタイルに新しい価値観を提案してくれるアイテムがそろっています。
こちらのリュックのメイン素材は、国産トップクラスの軽量性・耐久性を持つ「CORDURA BALLISTIC® Hollofil AIR™ Fabric」。
繊維を空洞にすることで軽量化し、さらに繊維を撚り合わせて強度・耐久性を高めた注目の素材です。
バッグそのものがとても軽いので、身体への負担が大きく軽減されるでしょう。
リュック・手持ちで使える2Way機能に加え、別売りのショルダーをプラスすれば3Wayにも対応。
リュックベルトの下部が取り外し可能なため、手持ちバッグやショルダーとして使っても見た目の違和感なく使用できます。
「ビジネスでは手持ち、オフはリュック」など、オンオフでさまざまな使い方ができる万能なリュックです。
高級ナイロンに牛革のアクセントが効いたクールデザイン
「コニー」は、白い革のバッグシリーズ「CREEZAN(クリーザン)」をはじめ、唯一無二のオリジナルブランド商品を展開するメーカー。
最高の素材に上質なパーツを合わせ、「気持ちを高揚させるカバン」を生みだしています。
こちらは上質なナイロンをメインに、牛革のハンドルやポイントがアクセントになった2Wayリュックです。
メイン素材に使用するナイロンは、世界のラグジュアリーブランドでも使われる、イタリア社製の「DAVIS(デイビス)」。
上品でありながら、オールレザーよりも軽やかな雰囲気のため、ビジネスはもちろん普段のカジュアルスタイルにもマッチします。
ブリーフケースとして使用する際はリュックベルトを収納可能。
また、ポケット内部に小分けポケットがついており、使い勝手に配慮した細かな機能が充実しています。
一目置かれる個性派のおしゃれなメンズリュック
すでにリュックを愛用している上級者の中には、着こなしのポイントになる個性的なリュックをお探しの方も多いでしょう。
「使いづらいもののデザインに惹かれて購入した。けど結局タンスの肥やしになってしまった…」
そんな経験から、「個性×使い勝手の両立は難しい」とお考えの方もいるのではないでしょうか。
その点、国産ブランドなら「個性×上品さ×使い勝手」の三方がそろうリュックを見つけられますよ。
洗練されたデザインと機能性を兼ね備える個性派メンズリュックをご紹介しましょう。
機能とデザインを両立した新しいダレスバッグ
革製品が好きなビジネスマンがたどり着くものといえば、「ダレスバッグ」ではないでしょうか。
使い勝手やデザインが多様化する中、個性派の王道カバンといってよいでしょう。
そんなダレスバッグが、軽くて背負いやすいトート・リュックの2Wayとして登場。
こちらのニューダレスバッグは、2009年、ドイツの「iFデザイン賞」を、日本の鞄業界で初めて受賞しています。
外装には、軽量かつ耐久性の高い「帝人コードレ社」の人工皮革「タフガード®ライトデラックスII」を使用。
傷・すりきれ・やぶれに強いほか、撥水性も高いため、雨の日も使えます。
メインルームはA4サイズジャスト、13.3インチPCがスッポリとおさまります。
リュックの下に荷物がたまるのを防ぐため、内装にはポケットを効果的に配置。
一体成型の背面部分は大きく凹凸になっており、背負ったときのムレを軽減します。
外装には抗菌ファスナーポケットを装備するなど、細かな機能が充実したダレスバッグです。
アクティブに持てるファッショナブルなダレスバッグ
こちらは、イントレデザインで知られる東京のブランド「YOUTA」と、「木和田正昭商店」のコラボアイテム。
ダレスバッグの品のよい存在感はそのままに、徒歩や自転車通勤にも対応するアクティブ仕様になっています。
リュック・手持ち・ショルダーで持てる3Wayで、シーンに応じて快適に使える汎用性の高さも魅力です。
リザード型押しの高級感あるPVC素材でつくられているため、突然の雨にあたっても簡単なお手入れでケア可能。
ユーザーからは、「つくりが丁寧で丈夫」「消毒液付着による変色もない」との声も聞かれるタフなカバンです。
内装には、クッション材入りのPCルームや可動式のポケット付き仕切りも完備。
収納力も高いため、「ごついブリーフケースは持ちたくない」という方にもおすすめですよ。
セルビッチデニム×ヌメ革のカジュアルデザイン
「末永く使ってほしい」
そんな作り手の思いが込められた「足立」のカバン。留め具一つひとつにとことんこだわり、職人が心を込めて手縫いします。
カバン付属材料メーカーならではの細部へのこだわりが生む、”ほかとは違った味付け”を楽しめます。
こちらのリュックは、岡山県井原産セルビッチデニムを贅沢に使用したアイテム。
セルビッチデニムの特徴である赤耳が、正面中央にワンポイントとしてデザインされています。
ベルト・ハンドル・ファスナーにはライトカラーのヌメ革、内装にはデニムと相性のよい赤をそれぞれ使用した、おしゃれ度の高いリュックです。
9.7インチのタブレットやペットボトルなど小物を入れるポケットも充実しており、使い勝手は申し分ありません。
デニムは、革のように経年変化を楽しめる素材。
「長く使えるものがいい。でもほかとちょっと違う個性が欲しい」とお考えの方におすすめです。
まとめ
ここまで、大人に似合うおしゃれなメンズリュックについてお伝えしました。
大人の男性に似合うリュックをお探しなら、下記のポイントに注目して選びましょう。
- サイズは20リットル
- 荷物を整理整頓できて、型崩れしにくいもの
- 求める印象や利用シーンに合った素材のもの
- 長く愛用できる本格派ブランド
この記事では、上記をクリアするリュックをご紹介しました。
誇り高き日本伝統のブランド「豊岡鞄」には、大人に似合う上質さと、使い勝手のよい機能性を兼ね備えた逸品がそろいます。
職人が一つひとつ丁寧につくりあげた製品を、ぜひ一度手に取ってみてください。
「野暮ったくなりそう」
「スーツには違和感がある」
リュックについてそんな風に思っていた方も、「背負うだけでサマになる」最高のリュックに出会えるはずです。