出産をお祝いしてくれた方へ、感謝の気持ちを込めて贈る「出産内祝い」。
せっかくなら受け取った相手に「センスがいい」と感じてもらえる贈り物をしませんか？
内祝いの選び方のポイントやアイデアを、ギフト専門店ならではの目線で解説します。
目次
「センスいい！」と感じてもらえる出産内祝い。選び方のポイントは？
贈った相手に
「他の人とはひと味違う！」
「おしゃれでセンスがいい！」
と、感じてもらえる出産内祝いとはどのようなものなのでしょうか。
ギフト選びのコツを押さえ、お相手に好印象を与える内祝いを贈れるよう、まずは以下のポイントをチェックしてください。
リッチ感のあるアイテム
手に取った・使った相手の気分が上がる「リッチ感」は、慶事の贈答品には欠かせない要素です。
特に、実用性が高い「定番の消えものギフト」を贈る場合、センスのよさが問われます。
たとえば、以下のような定番品こそ、クオリティの高さにこだわって選びましょう。
- 洗剤やタオル：ブランドもの・成分や製法にこだわったもの
- グルメギフト：有名レストラン・料亭・ホテルの監修付き・受賞歴のあるもの
- お酒：有名蔵元の限定品・希少性の高いクラフトビール・年代もののワイン
定番品で上質なものこそ「贅沢な感動体験」を味わえるきっかけとなり得ます。
「ワンランク上のリッチ感」「希少性」「妥協のないクオリティ」にこだわることで、ギフトセンスのよさを感じさせる出産内祝いになるのです。
たとえばタオルを贈るにしても、選び方次第ではお相手に「またタオルか」というマンネリ感を抱かせてしまうかもしれません。
しかし、とことんリッチ感にこだわり、パッケージデザインもおしゃれな高級タオルなら、「今までのタオルのイメージが変わった！ さすが上質なものは使い心地が違う」と、180度違う印象を与えられるでしょう。
日常生活で見慣れたアイテムほど、贈り物にするならリッチ感にこだわるのがコツ。一見同じようなアイテムでも、一歩踏み込んだチョイスをすることで、お相手に新鮮な印象を与えられるはずです。
流行の最先端もの
流行をチェックするのが好きな方には、「最先端を意識した出産内祝い選び」がおすすめです。
手に入れたことを誰かに自慢したくなるような「流行の最先端アイテム」も、センスのよさを感じさせる贈り物になります。
SNSやテレビ・雑誌・インターネットなどのメディアから、話題になっている人気ギフト商品の情報をキャッチしてみましょう。
自分のセンスやアンテナをうまく活用した選び方もおすすめ。自分が食べておいしいと感じた話題のお店の商品や、使ってみて「これいい！」と感じたりしたものなら自信を持って内祝いに贈れるでしょう。
子育てに忙しい時期でも流行に敏感なあなたに、受け取った人は「さすが、センスいい！」と感じるはずです。
オーガニック原料・ナチュラル製法へのこだわり
センスのよさは、ギフトの選び方に表れます。
「体や環境へのやさしさ」をベースにセレクトすれば、お相手への温かい心づかいを感じさせる、素敵な出産内祝いとなるでしょう。
具体的なおすすめギフトは、
「オーガニック」
「無添加」
「ナチュラル」
「SDGs」
上記のキーワードに代表される、人と環境への配慮のある品々です。
たとえば、タオルや石けん、洗剤などの消耗品ギフトは、体に優しい原料にこだわって選ぶのがポイント。安心感や温もりを感じさせ、日常生活に安らぎと満足感をプラスしてくれそうです。
食べ物ギフトなら、以下のポイントを押さえて選びましょう。
- 有機栽培などの原料を使ったもの
- 小さな子どもさんがいるご家庭や、ヘルシー志向の方への配慮
- 手間暇かけて丁寧につくる伝統製法メーカーの品
SDGsへの意識が高まっている昨今、ギフト商品にも人と環境にやさしいアイテムがどんどん登場しています。
また、ギフトショップ自体も、過剰包装を控えるところが増えてきました。単に包装を省略するのではなく、エコ素材でありながらおしゃれ感のあるラッピングに取り組むショップもあります。
出産内祝いは未来を担う赤ちゃんにまつわる贈り物。健康や地球環境への配慮ある贈り物選びは「これからの時代に合ったギフトセンス」といえるでしょう。
写真映えする見た目
見た瞬間に華やかさを感じる「写真映えする」アイテムは、受け取った相手にダイレクトにセンスのよさを感じてもらえる贈り物になります。
特に出産内祝いなら、赤ちゃんらしいイメージの色合いやモチーフがぴったり。パッケージがカラフルで可愛らしいデザインの贈り物だと、思わず写真に撮って誰かにシェアしたくなりそうです。
日常的にSNSを活用していたり、写真を撮ったりすることが好きな方に喜ばれる出産内祝いになるでしょう。
相手の暮らしを想像し、思いやりの感じられる贈り物選びを
ここまで「センスのいい出産内祝い選びのポイント」を四つご紹介しました。
どんな贈り物を選ぶときも忘れずにいたいことは「相手の日常生活にフィットする思いやり」です。
贈り物を通して、赤ちゃんが生まれた自分の喜びを伝えるだけでなく、「お相手に喜ばれるものかどうか」という視点を大事にしましょう。
お相手の好みは、日常の会話や相手のSNSなどをリサーチすれば、ヒントが見つかるかもしれません。
たまにしか会わないお相手でも、以下の点を想像すれば「センスがいい」「気が利いている」と感じてもらえる内祝い選びができるでしょう。
- お相手の年齢層やライフスタイルからすると何が喜ばれそうか
- 不便に感じていることはないか
- どんなものにときめきを感じるのか
「さすが、わたしのことをよく分かっている！」と思われる贈り物なら、相手のことを思って選んだ思いやりの気持ちも一緒に贈ることができますよ。
関連記事：『【予算1万円】センスのいい出産内祝い25選。おすすめ品とマナー解説』
ギフト専門店がおすすめ！ センスのいい出産内祝い
お相手に「センスがいい！」と感じてもらえそうな出産内祝いギフトを、「GiftA（ギフタ）」が厳選してご紹介します。
見た目からセンスのよさが伝わる「カラフルなスイーツ」
おいしいだけではなく、見た目もおしゃれで「カラフルなスイーツ」。出産内祝いらしい華やかなムード満点です。
箱を開けた瞬間から感動するようなインパクトあるスイーツは、センスのよさが感じられる出産内祝いになるでしょう。
カラフルなスイーツの代表格・マカロンや、フルーツを使ったゼリー、タルトなど、洋菓子には華やかな見た目のものが多くあります。
クッキーやマドレーヌ、フィナンシェ、リーフパイなどの焼き菓子も、パッケージデザインにこだわって選んでみましょう。
和菓子が好きな方への出産内祝いには、やさしい色合いで形も可愛い落雁など、上品さを感じさせる高級なお菓子がおすすめです。
急いで食べなくて大丈夫「個包装のお菓子」
食べやすく配りやすい「個包装のお菓子」は、使い勝手のよさという意味で「ギフトセンスのある気の利いた内祝い」といえるでしょう。
丸ごとの大きなタルトなど、開封してすぐに食べ切らなくてはならないお菓子だと、お相手の負担になる恐れがあります。また、切り分けないと食べられないお菓子も、手間を掛けてしまいます。
その点、個包装されているお菓子なら、お相手の好きなペースで召し上がっていただけます。
仕事や家事で忙しい方への出産内祝いにすれば、ティータイムに少しずつ楽しんでもらえることでしょう。
また、切り分けられて個包装になっているお菓子は、日持ちの長いものが比較的多くあります。お相手が来客用に活用することもできるので、重宝される内祝いになりそうです。
安心感のある「老舗の焼き菓子」
誰もが知っている「名店の焼き菓子」は、男女問わず贈りやすい出産内祝いです。
百貨店などで見かける名店や有名パティシエ監修の焼き菓子などは、誰もが「間違いなくおいしそう」「食べてみたい」と感じられるのがポイント。家族団らんの場でも楽しんでもらえるでしょう。
また、焼き菓子は賞味期限が長いので、受け取った相手がゆっくりと好きなタイミングで食べることができます。
贈った相手に負担をかけないところにも、センスのよさを感じてもらえるでしょう。
オシャレ感度の高い「クラフトビール」
個性豊かな缶・ラベルのデザインが魅力の「クラフトビール」。
見た目でセンスの良さを感じさせるとともに、深い味わいとコクも楽しんでもらえます。
日本各地にある醸造所（ブルワリー）では、素材や製法にこだわったさまざまな「クラフトビール」が職人の手でつくられています。
個性の豊かさがクラフトビールの魅力。銘柄や醸造所によってビールの色・香りが異なり、その奥深さからクラフトビールの飲み比べにハマる人も珍しくありません。
スーパーなどで買うビールとはひと味違ったおいしさに、ビールを飲み慣れている方ほど新鮮な感動を覚えるようです。
クラフトビールはラベルのデザイン性が高いのも特徴。ラベルを見て楽しみ、飲んで味わいを楽しむ。Wの楽しみが詰まった、センスのいい出産内祝いになるでしょう。
一度は飲んでみたい「老舗の蔵元の銘酒」
日本酒は慶事の贈り物にふさわしい縁起物。お酒好きな方への出産内祝いにぴったりです。
伝統ある酒蔵の銘酒を贈って楽しんでもらうのはいかがでしょうか。
日本一の酒どころの老舗酒造の日本酒や、特上の等級を持つ酒米でつくられる大吟醸は、内祝いとしてふさわしい品格があります。
自分たち家族が住んでいる地域に有名な酒蔵があれば、それを内祝いにするのも気が利いています。
「地元でしか手に入らないものを贈る」というプレミア感で、お相手にセンスのよさを感じてもらえる出産内祝いになるでしょう。
お肉・海の幸などの「高級グルメ」
国産和牛や海の幸など、豪華な「高級グルメ」ギフトを出産内祝いにすれば、受け取った人が思わず笑顔になること間違いなし！
普段の食卓ではなかなか食べる機会の少ないグルメギフトを、家族みんなで楽しんでもらいましょう。
お肉ギフトのおすすめは、
- A5ランクの国産和牛
- 高級ハム
- ローストビーフ
など。大人にも子どもにも喜んでもらえます。
また、出産内祝いには、縁起がよいとされる「鯛」や「タコ」などの海鮮グルメもおすすめ。
手間をかけずに食べられるレトルト調理済みのギフトセットなら、おめでたい＆センスのいいギフトになりますよ。
[/itemcard]素材にこだわった「調味料」
国産やオーガニックなど、使用している素材にこだわった上質な「調味料」。
健康に気を付けている相手にも安心して贈れる、使い勝手のよい出産内祝いギフトになるでしょう。
- 国産の有機栽培大豆を使用した味噌
- 無農薬野菜を使用したドレッシング
- 果物の味わいを生かした砂糖不使用のジャム
毎日の料理に気軽に取り入れてもらうなら、無添加の原料を使って職人技で作られた醤油・塩・酢・オリーブオイルなどもおすすめです。
ひとつひとつ丁寧にこだわって作られた調味料には、体にやさしい素材本来のうまみが詰まっています。
料理が得意な方にも、ワンランク上の味付けができる調味料は喜ばれるでしょう。
品質保証つきの「MADE IN JAPAN 製品」
日本国内の厳しい品質管理・安全基準のもとで作られた「MADE IN JAPAN製品」。
「確かな品質」「毎日愛用してもらえること」を重視するなら、日本の地場ブランドにこだわるのがおすすめ。安心して長く使ってもらえる、センスのよい出産内祝いになるでしょう。
たとえば、消えものギフトの代表格であるタオルなら、今治や泉州などの国産ブランドタオルは、「一度使うと手放せない上質な逸品」として高い評価を獲得しています。
長く使ってほしいギフトなら、国産の革製品や食器などもおすすめ。
日本有数の鞄の産地として知られる「豊岡鞄」ブランドなど、ものづくり一筋の職人がつくったブランドは「使えば使うほど愛着がわく逸品」として注目されています。
品質保証付きの上質な国産アイテムは、確かな品質の出産内祝いを贈りたいときにぴったりのチョイスとなるでしょう。
選ぶ楽しみもお届け「カタログギフト」
相手に好きなものを選んでもらえる「カタログギフト」。ギフトを選ぶ楽しみもお相手に届けることができます。
カタログギフトには、雑貨からグルメまで幅広いジャンルのアイテムを掲載している「総合カタログ」と、お肉やスイーツなどを専門に掲載している「専門カタログ」があります。
- 北欧ブランドのアイテムを集めた総合カタログ
- サステナブルなアイテムを掲載している自然派の総合カタログ
- 日本国内のおいしいグルメを集めたグルメ専門カタログ
上記のように、カタログによってコンセプトはさまざま。お相手の趣味やイメージに合うカタログがきっと見つかるはずです。
好みが分からないお相手なら、なおさらカタログギフトはおすすめです。お相手が自分で欲しいものを選べるので、不要なものを贈ってしまう心配がありません。
近年は、ギフト情報誌としても楽しめる、雑誌感覚のおしゃれなカタログが増えています。
センスのよいカタログギフトを見つけて、出産内祝いとして贈るのはいかがでしょうか。
相場内でお返しを。出産内祝いは「頂いた金額の半額～1/3」
出産内祝いの相場は、「頂いたお祝い金額の半額～1/3程度」とされています。
たとえば1万円のお祝いを頂いた場合、半額の内祝いで約5,000円程度。1/3であれば約3,000円程度の品物を贈ることになります。
相場を超えた金額の品物は、相手に気を遣わせてしまい、迷惑に思われる恐れがあります。反対に、相場よりも安い内祝いを贈ると、お相手に感謝の気持ちが伝わらないかもしれません。
あくまでも一般的な相場の範囲内で、センスのよい品物を選ぶようにしましょう。
センスのよさは裏打ちがあってこそ。出産内祝いのマナー
いくらセンスのいいギフトを贈っても、基本的なマナーを守っていなければ相手に対して失礼に当たります。
出産内祝いを贈る前に必ず知っておきたい、ギフトマナーについて解説します。
産後1カ月～2カ月にお渡しを
出産内祝いを贈るタイミングは「産後1カ月～2カ月程度」が目安です。
赤ちゃんが生まれて出産祝いをいただくのは、産後1週間～1カ月の間がほとんどです。
いただいたお祝いへのお返しは、産後1カ月頃のお宮参りを済ませてすぐに贈るのがベストとされています。
遅くても産後2カ月頃までには贈るようにしましょう。産後は赤ちゃんのお世話で忙しく、お母さんの体調も万全ではないかもしれません。
品物選びやお礼状などの段取りは、産前からある程度進めておくのが理想的。お宮参り後にスムーズに贈れるようにしておくと安心です。
あらかじめ、お祝いを頂けそうな方の人数や住所、候補のギフトピックアップしておくと、産後の準備がかなりラクになるでしょう。
出産内祝いにふさわしい「のし紙」を掛けて
出産内祝いのように人生の節目で丁寧に贈りたいギフトには、正しく「のし紙」を掛けましょう。
出産は何度繰り返してもおめでたい慶事です。そのため、出産内祝いには何度も結び直せる「紅白・蝶結び」の水引がふさわしいとされます。
内祝いの品には、紅白・蝶結びの水引が印刷されたのし紙を用います。
水引の上の表書き（贈り物の名目）には「内祝」もしくは「出産内祝」と記載します。また水引の下部（名入れ）には「赤ちゃんの名前だけ」を書き入れます。
出産内祝いののし紙の書き方は、他のお祝い事とは違う細かいルールがあります。
くわしくは以下の記事で解説しているので、そちらもあわせてご覧ください。
配送するなら事前に連絡を入れると親切
内祝いの品を、お相手に直接手渡しできないこともあるでしょう。
贈り物を先方の自宅へ配送する場合は、受け取る側の都合を考えて事前に連絡をすると親切です。
近年はサプライズでギフトを贈ることも増えているため、連絡をせずに贈り物を配送することに抵抗のない人もいるようです。
しかし、出産内祝いのように大きな慶事の贈答品なら、事前に先方に連絡を入れるのが本来のマナーです。
特に、贈り物が冷蔵・冷凍品の場合は要注意。保管場所を確保する必要があるため、連絡をせずに贈るとお相手にご迷惑を掛けてしまうかもしれません。
賞味期限が短食べ物も、受け取りのタイミングが合わ、再配達の手配をしているうちに賞味期限が切れてしまう可能性があります。
出産内祝いを先方へ配送するならできるだけ事前に連絡を行い、安心して受け取ってもらえるようにしましょう。
華やかなラッピングと写真入りメッセージカードでセンスよく仕上げて
センスのよい出産内祝いを贈るなら、ギフトには丁寧なラッピングが欠かせません。
また、内祝いの品には感謝の気持ちをつづった挨拶状を添えて、感謝を伝えるのがマナーです。
ラッピングは、開ける前から贈り主の思いが伝わる大事なギフトの一部。出産内祝いにぴったりの、明るくて華やかな包装紙がおすすめです。
ギフトに添えるメッセージカードには赤ちゃんの写真や名前を入れることで、赤ちゃんの素敵なお披露目になりますよ。
ギフト専門店のGiftA（ギフタ）では、出産内祝いらしい明るく華やかなラッピングを無料で利用して頂けます（※一部対象外商品あり）。
オリジナルデザインののし紙とセットで贈れば、センスのよさが伝わること間違いなし！さらに、赤ちゃんの写真入り挨拶状も無料で作成できます（※一部対象外商品あり）。
スマートフォンやパソコンからギフトを購入する際、簡単に写真入り挨拶状が作成できるサービスです。
お家にいながらオリジナリティのある出産内祝いの準備ができますよ。
センスのよさが光る出産内祝いを贈ろう
出産内祝いとは、いただいた出産祝いへの返礼品でもあり、お相手への感謝を伝えることが第一の目的です。
センスのいいギフトとは「相手を思いやって選んだ、喜ばれるギフト」といえるでしょう。
お相手の日常や好みを想像しながら、本当の意味でセンスのよさが光る贈り物を選んでくださいね。
今回の記事が内祝い選びのお役に立てれば幸いです。
