出産内祝い、誰の名前をのし紙に書く? マナーを確認

2020年12月10日

出産祝いをいただいた相手にお返しする「内祝い」。


内祝いの品を贈るときには感謝の気持ちを込めて、ギフトにのし紙を付けるのが正式なマナーです。


こののし紙、描かれている水引(紅白の飾り紐)の結び方によって意味が違うことをご存じですか?


また、「内祝いののし紙に書くのは赤ちゃんの名前? それとも家族の苗字?」と、書き方について迷っている人も多いようです。


今回は、そんな「内祝いののし紙の疑問」についてご紹介します。


ふさわしくないのし紙の書き方をすると、相手に失礼だと思われてしまうことも……。


赤ちゃんの誕生を祝ってくださった方に礼儀正しいお返しができるよう、基本のマナーを押さえておきましょう。


出産内祝いののし紙は赤ちゃんの名前


出産祝い


出産内祝いの場合、のし紙には親である自分の名前ではなく、生まれてきた赤ちゃんの名前を書きます。どうして赤ちゃんの名前を書くことになっているのでしょう。


赤ちゃんからの感謝を伝える意味


のし紙に赤ちゃんの名前を書くのには「お祝いしてくれたことを生まれてきた子供が感謝しています」と相手に伝える意味合いがあります。


赤ちゃんが初めて感謝を伝えるというメッセージも込められた習わしなのです。


また、お宮参りで氏神様に赤ちゃんが生まれた報告をした後で、周りの人たちに赤ちゃんをお披露目する意味でもあります。


フルネームではなく下の名前だけを記入


内祝いののし紙に記入するのは、赤ちゃんの下の名前だけです。


水引の上側の「表書き」と呼ばれる部分は贈り物の名目を書くスペースです。ここには「出産内祝」や「内祝」と書き入れましょう。


水引の下側の「名入れ」と呼ばれる部分には赤ちゃんの名前を書きます。


表書きの文字よりも名前のほうを少しだけ小さめに書くと、見た目のバランスが良くなります。


赤ちゃんの名前は漢字で書き、横にふりがなを


のし紙に書く赤ちゃんの名前は漢字で書きます。その横に小さくふりがなをふって、読み方が相手にはっきりわかるようにしましょう。


名前の読み方が難しいかどうかに関わらず、お披露目の意味を込めてふりがなを付けておくことをおすすめします。


「のし(熨斗)」の由来


のし紙の書き方について確認してきましたが、そもそも「のし」とはどんな意味でしょうか。


「のし」は漢字で「熨斗」と書きます。古来では、あわび貝を薄く「のし」てから干したものを、贈り物を飾る縁起物として添えていました。


包んだ贈り物の右上に、この干したのしあわびを付けることで「尊い神様へのお供え物にする」という意味を込めていたようです。


のしは「生ものを添える」という意味でもあります。そのため、実は魚などの生ものを贈るときには「のし」は不要とされています。


のしの意味や形態は時代の流れと共に変化し、人々の認識もかなり変わってきました。


現代では贈答マナーが簡略化され、「のし」も「水引」も紙にプリントしたものを「のし紙」と呼び、贈り物に掛けるようになっています。


のし紙と「のし」は本来は違うものを指す呼び方ですが、のし紙のことを「のし」と呼ぶ人が増えてきているようです。


出産内祝いには命名札は絶対必要?


出産 内祝い


「命名札」のことはご存知ですか?


短冊状の紙で、その名のとおり名付けた赤ちゃんの名前を書くためのものです。


もともとは、生まれてから7日後の「お七夜」のときに神棚や床の間に飾り、赤ちゃんがすくすくと育つことを祈るためのものでした。


この風習が変化して、今では「内祝いを贈るときに添えるもの」という認識が広まっています。


では、内祝いのマナーとして命名札は絶対必要なのでしょうか。


出産内祝いに命名札はなくてもいい


マナーの観点からいうと、これは特に必要ではありません。両親の好みで付けるか付けないかを選んでも問題はないと言えるでしょう。


昔の風習が色濃く残っている地域では、内祝いを受け取った人が命名札をしばらく飾っておくことがあります。


自分の住む地域で命名札を付けることが一般的かどうか、家族や地域の年長者に確認して合わせることをおすすめします。


命名札の書き方には決まりはないですが、基本的には真ん中の上部に「命名」と書き、その下に名付けた名前を漢字で書きます。


どんなに読みやすく簡単な名前だと思っても、ここにもふりがなを付けるようにしましょう。


また、最初から「命名」と印刷済みの命名札も販売されています。


札の上部と下部に赤い線が入っているものが伝統的な形式なので、上司やお年寄りなど目上の方に贈る場合にはこの一般的なタイプで贈ることをおすすめします。


最近ではカラフルな可愛いデザインの命名札もあるため、親しい友達に贈るなら自分が好きなデザインのものを選べば気分も上がります。


命名札があってものし紙は必ず掛ける


命名札を付けると決めた場合に気になるのが、のし紙をどうするかです。


ご紹介した通り、のし紙の名入れ部分に赤ちゃんの名前を書くのは、赤ちゃんのことを皆さんにお披露目する意味もあってのことでした。


そのため、「命名札があるならのし紙なしでもいいのか」という疑問を持つ人もいるかもしれません。


もともとのし紙は「マナーにそった正式な贈りものである」ということを表すためのものです。


そのため命名札があっても「かしこまった贈りもの」であることが受け取った人に伝わるように、のし紙はかならず付けるようにしてください。


その場合のし紙は名前なしでもいい?


命名札を付ける場合には、のし紙にも赤ちゃんの名前を書くのでしょうか?


命名札とは「どんな名前を付けたのかお披露目する札」であり、「誰から贈られてきたものかを伝えるため」に書かれたのし紙の名前とは違う役割のものです。


そのため両方ともに赤ちゃんの名前を書くのが一般的です。


出産 内祝い


命名札を使うならのし紙に貼るか手渡しで


内祝いの渡し方は手渡しでも郵送でもかまいません。


出産祝いをくださった相手を直接訪問して手渡しするなら、命名札も添えて「このように名付けました」と伝えて渡します。一緒に名前の由来も伝えると話が盛り上がりそうです。


配送サービスで内祝い送るなら、のし紙に命名札を貼っておくといいでしょう。


のし紙に貼ると同じ名前が並んでいる状態になりますが、先ほど確認したとおり、この2つの名前の意味合いは違うものなので間違いではありません。気にせずにそのまま貼りましょう。


地域や贈り先との関係でマナーは変わる


マナーというものは、「こうするべきだ」と思う人がどれだけいるかで変わってしまうものです。


地域によってマナーが違う場合や、贈る相手との関係性でも変わることがあります。


命名札も、使い方が違う地域もあるようです。


たとえば「命名札に名付けた名前を書き、のし紙にはその名字のみを記入する」という地域があったり、「命名札に名付けた名前を書き、のし紙には名前のところを空白に」という地域があったりするのです。


そのため、自分の地域ではどんな慣習があるのか、両親など年上の人に確認しておいた方が無難です。


内祝いののし紙の書き方、双子なら?


出産 内祝い


のし紙には赤ちゃんの名前を漢字で書き、ふりがなもふるのが一般的なマナーです。


ここからはその一般的な書き方とは少し変わった書き方をする場合について確認していきます。


出産内祝いののし紙、双子の場合


双子が生まれてくる確率は、全体の1%ほどといわれています。


双子が生まれた場合には、のし紙に2人の名前を書くことになります。書く順番は



  • ・右側:先に生まれた子ども(兄・姉)の名前

  • ・左側:後で生まれた子ども(弟・妹)の名前


この並びにしましょう。


出産内祝いののし紙、三つ子以上の場合


さらに珍しい三つ子以上の場合についても確認しましょう。このときにも、のし紙にそれぞれの名前を書きます。


右側を先頭とし、先に生まれた子どもを右から順に書いてください。


出産内祝いののし紙、職場の人に贈る場合


職場の人に内祝いを贈るときにも少し書き方が変わります。


職場の人たちから連名で出産祝いをいただいていた場合、お菓子の詰め合わせなどを贈ってまとめてお返しする場合がありますよね。


こんなときには、赤ちゃんの名前で贈ることに違和感を感じる人もいるようです。


最近では個人情報保護の観点から「あまり親しくない人にまで赤ちゃんの名前を知られたくない」というケースも予想されます。


そんなときには苗字のみを書いたのし紙にしてもかまいません。


個別の相手に贈る内祝いには、通常どおり赤ちゃんの名前を書いたのし紙を付けておくといいでしょう。


内祝いにふさわしいのし・水引


出産 内祝い

のし紙や水引にはいくつかの種類があり、用途も違います。出産内祝いならどんなのし紙や水引を選ぶべきか確認していきます。


出産内祝いには紅白・蝶結びの水引を


水引のデザインはどんどん増えていますが、出産にまつわる贈答品には紅白の蝶結び(花結び)を選びましょう。


紅白は、古来より縁起の良いおめでたい色とされています。


蝶結びは、一度結んだ後でほどいても、何度でも結びなおせます。そのため「何度あっても喜ばしいお祝いごとを表す」とされているため、出産内祝いには蝶結びを選ぶようしてください。


水引には蝶結びの他にも「あわじ結び」「結び切り」などの種類がありますが、これらは「一回限りであってほしいお祝い事」を表すもので、結婚祝いなどに使われます。出産内祝いいにはふさわしくないので気を付けましょう。


「外のし」より「内のし」がおすすめ


内のしとは贈り物にのし紙を掛けた上から包装紙で包む体裁のことです。


外のしとは、包装紙の上にのし紙をつけることです。見た目がより華やかになり、盛大にお祝いする気持ちを受け取ってもらえます。


出産内祝いには内のしがおすすめです。内のしは控えめなお祝いの気持ちを表しているので、「幸せのおすそ分け」という意味合いがある内祝いにぴったりです。


一方、相手側に慶び事があったときは、内のしではなく外のしを付けてお祝いの気持ちを前面に出すようにするのがおすすめです。


出産内祝いの贈り物で内のしをおすすめするもう一つの理由は、内祝いを配達サービスで送る場合の用心です。


外のしにしていると、輸送途中で赤ちゃんの名前を書いたのし紙が汚れたり破れたりするかもしれません。


相手に届いたときの状態がきれいであることが大事なので、配達サービスを使うなら、特に内のしを選ぶようにしてください。


なお、のし紙を付けていない状態で出産祝いをいただいた場合に「こちらも向こうに合わせてのし紙を付けないほうがいいのだろうか」と悩む人もいます。


しかし、正式な贈答品である内祝いとしてはのし紙を付けないままだとカジュアルすぎます。


さらに、のし紙に書くべき赤ちゃんの名前が書けなくなり、「赤ちゃんからの感謝」の気持ちもお披露目もできなくなってしまいます。


相手からの出産祝いにのし紙が付いていなかった場合も、こちらからはちゃんとのし紙を付けて正式なお祝いごとであることを示しましょう。


まとめ


出産 内祝い


今回は、内祝いののし紙について詳しく確認してきました。


内祝いは、赤ちゃんの生後1ヶ月頃、つまりママ・パパが慣れない育児に奮闘している大変な時期に贈るもので、なるべく早いうちからマナーを確認して準備を進めておきたいところです。


また、内祝いの時期はまだママさんの体力が回復途中だったり寝不足の日が続いていることも考えられます。


内祝いの準備がなかなか進まないときには、相手に好きな贈り物を選んでもらえるカタログギフトをおすすめします。


先方の自宅へ簡単にネット直送できる上、先方も欲しいものが選べるので満足してもらえるでしょう。


ギフト専門店で購入すれば、内祝い用ののし紙のデザインも可愛いバリエーションをそろえており、記入する名前なども注文時に伝えれば対応可能です。


こういったものを活用して、賢く内祝いの準備をすることをおすすめします。


新しい家族の門出を温かく祝ってくれた方々に、感謝の気持ちが伝わる素敵な内祝いを贈りましょう。



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