70代女性向けの誕生日プレゼントや、母の日プレゼントを探す際、「この世代は何をもらったら嬉しいんだろう?」と悩む人は多いようです。
最近の70代女性といえば、まだまだ元気な人が多いイメージ。
とはいえ、多かれ少なかれ体や心の変化を感じ、周囲からの配慮が必要になってくる年齢でもあります。
人生経験を積んだ女の人へ贈り物をするには、ちょっとした気遣いや工夫が必要。
この記事では「70代女性がもらって嬉しい、プレゼント選びのヒント」を解説するので、ぜひ参考にしてください。
目次
70代女性がもらって嬉しいプレゼントとは? 失敗しない4つのヒント
現代の70代女性は若々しさをキープしつつ、スポーツ・趣味・孫の世話・仕事・ボランティアなど、日々バリバリと活躍している人も少なくありません。
70代のお母さんを持つ息子さん・娘さんの世代からは、毎年の誕生日や母の日に、
「つい似たようなものばかり選んでしまう」
「思いつくプレゼントは贈り尽くして、マンネリ化している」
と悩む声がよく聞こえてきます。
70代女性がもらって嬉しいプレゼントを選ぶ上で、以下4つのポイントが参考になるでしょう。
本人の興味・趣味に関連するもの
女性の70代は、家事に費やす時間が減り、自分の時間を楽しむ余裕が出てくる傾向にあります。
そんな人に喜ばれるプレゼントを選ぶには、本人の「時間の使い方」を観察するとヒントが見つかるかもしれません。
たとえば、刺繍や編み物など、細かい手作業が好きな70代女性なら、老眼鏡を使う人が多いはず。
老眼鏡をファッショナブルにイメチェンさせつつ、実用性もある「グラスコード」などが喜ばれそうです。
旅行や外出が好きな70代女性には、「ストール」などの実用性とファッション性を兼ね備えたファッション小物が喜ばれます。
また、軽い素材ながらも上品な質感の「バッグ」は、高齢者から「重たくなくて使い勝手がいい」と人気です。
ご本人の興味や好みに沿いながら、毎日の暮らしに彩りをプラスするアイテムが狙い目ですよ。
▶【日本製】70代女性に最適!軽くておしゃれなナイロントートを見る
距離的・心理的に「自分では買わない上質なもの」
人生経験が豊富な70代女性は、目や舌が肥えている人が多いのが特徴。
とはいえ、気になる噂のお店があっても、体力的に「自分で並んで買おう」とまではいかないもの。
ネット販売でのお取り寄せにも慣れていない方が多いでしょう。また、そもそもの考え方として
「私のことはいいから、子どもや孫にお金を使ってあげたい」
「自分が贅沢を楽しむためにお金を使うのは気がひける」
と、慎ましい人も少なくありません。
そんな70代女性へのプレゼントに、ちょっとリッチな「ごほうびアイテム」を楽しんでもらってはいかがでしょうか。
食べ物なら、なかなか手に入らない老舗の「お取り寄せスイーツ」など、珍しさもあって喜ばれるでしょう。
自分のことを後回しにしてきた70代女性には、普段の感謝を込めて、誕生日や母の日にちょっとした贅沢気分を味わってもらいましょう。
気分が若返るようなカラフルな色合い・デザイン
ギフトの包みを開けた瞬間に、気分が華やぐようなデザインにこだわりましょう。
カラフルな色合いのプレゼントは、受け取った70代女性の気分を若返らせてくれるはず。
たとえば入浴剤を贈るなら、お花モチーフの「バスフラワー」など、華やかさにこだわったセレクトを。
また、明るい色の服にちょっと抵抗がある70代女性でも、カラフルなファッション小物なら、顔周りをパッと明るくする差し色として取り入れやすいでしょう。
見た瞬間に「きれい!」と女性の気持ちが若返るような、ステキなデザインを選んでくださいね。
日常生活の不便さを解消できるアイテム
70代を迎えると、少しずつ体力が落ちたり、日常生活の中で不便さを感じる場面が出てくることもあるでしょう。
女性の場合、料理や掃除など毎日の家事がおっくうになる人も。そんな方には、暮らしの助けになるアイテムをプレゼントすると喜ばれそうです。
例をあげると、レンジでチンするだけで本格的なおかずが用意できる「レトルト食品」や、お湯を注ぐだけでいい「フリーズドライ食品」など。
その他にも、掃除機を手軽に使えるハンディタイプに買い換えてあげるという選択肢もあります。
ただし、レトルト食品やフリーズドライ食品は、一見するとチープに感じやすいことも。
有名ホテルやレストランがギフト用に監修した高級レトルト食品など、高級食材を使ってパッケージも華やかなものにこだわってくださいね。
暮らしが便利になるプレゼントを贈って、そのぶん自由時間を楽しんでもらいましょう。
70代女性がもらって嬉しい【ちょっとしたプレゼント】
敬老の日などにふさわしい、ささやかなプレゼントとはどんなものでしょうか?
70代女性がもらうと嬉しい、ちょっとしたプレゼントの傾向を知っておけば、
「家庭菜園で採れた野菜をお裾分けしてもらったので、お礼に何か贈りたい」といったケースでも役立つでしょう。
一般的に、「ちょっとしたプレゼント」の相場は1,000円〜3,000円程度が目安といわれています。
お相手との関係性やどんなお礼かによって、具体的な予算を決めると良いでしょう。
ただし、「いつもおかずをおすそ分けしてくれるお礼に」と、3,000円のお返しを贈ると、かえって先方に気を遣わせてしまうかもしれません。
場合によっては2,000円以内で収める工夫も必要です。
「70代女性へのちょっとしたプレゼント」にぴったりのアイテムは、こちらの記事でも詳しくご紹介しています。
70代女性がもらって嬉しいプレゼント【食べ物】
70代は舌が肥えていると同時に、健康にも気を遣う人が多い世代です。
医師から特定の食べ物を控えるように言われている人もいるでしょう。
食べ物をプレゼントするなら、大前提として先方が口にできないものを先に確認する必要があります。
その上で、「質の高い材料を使っている」「調理方法にこだわっている」などのポイントを押さえてプレゼントを選びましょう。
70代になると、味付けは濃厚なものより、あっさりと上品なほうが好まれる傾向にあります。
また、「噛みやすい」「のど越しがいい」など、食べやすさへの配慮も大切です。
知名度の高い「老舗の味」は、高齢者に親しみを感じさせる一方、人によっては飽きが来ていることも。
「知る人ぞ知る名店の味」を探して、新しい美味しさをプレゼントすると感動してもらえそうです。
70代女性への食べ物ギフトの選び方やおすすめギフトは、以下の記事でも詳しく解説しています。
70代女性がもらって嬉しいプレゼント【植物】
ガーデニングや生け花を趣味にしている70代女性も多いでしょう。
気持ちを明るくしてくれる植物のギフトは、誕生日や母の日のプレゼントの大定番。
最近は、一般的な花束の他にも、もらったらそのまま飾れる「スタンディングブーケ」が手軽さで人気を集めています。
その他、生花の美しさを長く楽しめるように加工された「プリザーブドフラワー」も、プレゼントにぴったり。
記念に残したいなら、手をかけたぶんだけ育つ「鉢植え」もおすすめです。
色鮮やかな花やグリーンはインテリアのアクセントになり、さらには気分をリフレッシュさせる効果も期待できます。
外出が難しい70代の方にも、外の空気を感じさせてくれるプレゼントとして喜んでもらえるでしょう。
70代女性がもらって嬉しいプレゼント【上質な消耗品】
「消えもの」とも呼ばれる消耗品ギフトとして、せっけんや入浴剤などを思い浮かべる方は多いでしょう。
70代女性へのプレゼントに、上記のような定番の消耗品を贈るのはマンネリ感が避けられません。
そこで、ちょっと目先を変えたアイデアとして、
「デザインと品質にこだわった消耗品を贈る」
「使っていくうちに劣化するものを定期的にプレゼントする」
などの方法がおすすめです。
たとえば、「お箸」を年に一度の誕生日プレゼントに贈るのもいいでしょう。
また、「高級歯ブラシ」も、自分ではなかなか買わない消耗品であり、なおかつ贅沢感のあるプレゼントになります。
女性が必ず持っていると言えるスキンケア用コットンは、お化粧するとき以外にもスマホや眼鏡を拭いたり、何かと便利に使える消耗品。
そんなコットンにもギフトにふさわしいクラスの高級ブランド品があり、抜群の使い心地で女性の人気を集めています。
消耗品ギフトのメリットとしては、
「後に残らないため気軽にプレゼントしやすく、価格帯も手頃」
「毎日の生活の中でスペシャル感が味わえる」
「一度使えば手離せなくなるような快適さで、感動を与えてくれる」
などが挙げられます。
70代女性への消耗品ギフトの選び方については、こちらの記事も参考にしてください。
70代女性がもらって嬉しいプレゼント【お酒】
「夫婦で晩酌するのが楽しみ」という70代女性に、高級なお酒のプレゼントはいかがでしょうか。
二人でゆっくりリラックスタイムを楽しめる、嬉しいプレゼントになりそうです。
先方のお酒の好みが分からないときの選び方として、好きな料理と相性のいいものがおすすめ。
和食中心の人には、伝統の技が生きる酒蔵の「日本酒」や「焼酎」を。
「お酒は好きだけれど健康にも配慮したい」という人には、ポリフェノールが多く含まれている上質な「赤ワイン」が喜ばれそうです。
最近ではおつまみやブーケを組み合わせた、お酒のギフトセットも人気。プレゼントらしい華やかさにこだわって選びましょう。
70代女性がもらって嬉しいプレゼント【体験ギフト】
お出かけが大好きで、アクティブな70代女性へのプレゼントにおすすめなのが、非日常が味わえる「体験ギフト」です。
体験ギフトとは、品物ではなく思い出をプレゼントできるギフトのこと。
・高級レストランでの食事チケット
・劇場での観劇
・温泉旅行
・音楽教室やジム体験などのワークショップ
上記の他にも、さまざまな種類の体験ギフトが登場しています。
夫婦で外出したり、友人同士で旅行したりと、積極的に人生を楽しむ70代女性にぴったりのプレゼントといえるでしょう。
体験ギフトの使い方として、娘さんからお母さんにプレゼントして「二人一緒に体験ギフトにチャレンジする」というのも嬉しい思い出になりそうですね。
家族の絆が深まるだけでなく、お母さんの新しい趣味が見つかるきっかけにもなるかもしれません。
体験ギフトはカタログギフトなどに掲載されているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
70代女性に贈らない方が良いプレゼントってある?
70代女性へのプレゼントに適していないもの、おすすめできないものについて解説します。
せっかくのプレゼントがマイナスの印象につながることのないよう、ぜひ押さえておいてください。
具体的な金額が分かる現金・商品券
「現金」や「商品券」など、贈った金額が具体的に分かるものはプレゼントにおすすめできません。
もともと日本では「目下から目上の人へ現金を贈る行為はマナー違反」と考える伝統があり、高齢者層を中心に現代も根強く残っています。
現金を贈ると、相手によっては「プレゼント選びが面倒だったのかしら」と受け止めてしまう可能性も。
特に、プレゼントする相手が義母の場合は要注意です。
誕生日や母の日などで、義母に現金を贈ると、
「もしかして手を抜かれている?」
「生活の心配をされているの?」
と、良くない印象を持たれてしまうかもしれません。
70代の方に現金・商品券をプレゼントするのは、基本的に避けたほうが無難です。
ことさらに老いを感じさせるもの
「杖」や「老眼鏡」などのシニア向け用品も、70代女性へのプレゼントとしては要注意です。
本人が欲しがっているなら問題ありませんが、そうでなければ「年寄り扱いされた」と気分を害してしまう可能性があります。
「お母さんの日常生活を気遣って選ぶ」というチョイスもあるかもしれませんが、プレゼントは基本的に、
「贈られる側がもらって嬉しいもの」
「心が華やぐもの」
を念頭に選びましょう。
縁起が悪いとされるもの
高齢者層ほど縁起を気にする人が多いことも心に留めておいてください。
例として「忌み数」が挙げられます。
4個入りのものは「死」、9個入りのものは「苦」を連想させるとして、贈り物には避けるべきという考えの高齢者は多いようです。
また、植物ギフトの場合は花言葉を気にする人も少なくありません。
縁起に関しては個人で感じ方が異なる部分もありますが、できる範囲で配慮するに越したことはないでしょう。
「70代女性がもらって嬉しいプレゼント」を知って贈り上手に
70代女性が「もらって嬉しい」と感じるプレゼントを贈るには、本人のライフスタイルを踏まえて上質な品を選びましょう。
さらに、健康面にも配慮しつつ、高齢者扱いしないことも留意してください。
GiftA(ギフタ)では、70代女性に喜ばれるギフトを豊富に品揃えしています。
さらに、贈り物に添えるメッセージカードや、包装紙・のし紙も、デザインのバリエーションを業界最大級の点数でご用意しています。
GiftA(ギフタ)の母体は、2009年から運営している年賀状ネット印刷専門店「おたより本舗」。
印刷技術を生かした写真入りのメッセージカードも、商品ご購入時に基本無料で利用可能です(※一部対象外商品あり)。
メッセージカードは封筒に封入された形でプレゼントに添えられて届くので、感謝の気持ちを丁寧に伝えたいときにぴったり。
贈るお相手の笑顔を思い浮かべながら、イメージに合うプレゼントやメッセージカードを選んでくださいね。
誕生日や母の日などのプレゼント選びに、今回お伝えした情報をぜひお役立てください。