一年に一度の結婚記念日。
「特別な日に、夫婦二人でお祝いのお酒をゆっくり楽しみたい」
と考える人は多いでしょう。
また、子供の立場から、両親の結婚記念日を控えて
「素敵なお酒を贈って親孝行したい」
というケースもあります。
結婚記念日に華を添えるお酒は、日本酒から洋酒まで選択肢が豊富。
一つに絞るのが難しいかもしれません。
そこで今回は、ギフト専門店の「GiftA(ギフタ)」が、結婚記念日のお祝いにふさわしいお酒の選び方と、おすすめのお酒ギフトを紹介します。
目次
結婚記念日に贈りたい! ぴったりのお酒
結婚記念日には、お互いに「これまでありがとう」と「これからもよろしく」の気持ちを伝え合いたいものです。
自分たちのためにも、両親・友達にプレゼントするためにも、特別な日にぴったりのお酒を選びましょう。
スパークリングワインや赤白のワインはお祝いの席でよく見かけるお酒ですが、お祝いにふさわしい意味を持っていることをご存じでしょうか。
祝い酒としての特徴を見ていきましょう。
「幸せのお酒・天使の拍手」スパークリングワイン・シャンパン
スパークリングワインは、シュワシュワと泡が立ち上る様子が絶え間ない幸福を連想させることから、ヨーロッパで「幸せのお酒」として親しまれています。
泡のはじけるパチパチという音は「天使の拍手」にもたとえられます。
上品な黄金色のキレイな見た目も、記念日のロマンチックなギフトとしてぴったり。
スパークリングワインの中でも、フランスのシャンパーニュ地方で生産され、なおかつ法律で定められた基準を満たす製品を「シャンパン」と呼びます。
「シャンパン」を名乗るには、使用するぶどうの品種、伝統的なシャンパーニュ方式といわれる製法でつくられているなど、細かい規定をクリアしなければなりません。
大切な人との特別な日を祝うお酒には、シャンパンを用意するのもすてきな演出となるでしょう。
お祝いカラーで贈りたいワイン
結婚記念日のお祝いのお酒を贈る場合、赤白のワインをセットで贈るという方法もあり。
紅白のめでたお祝いカラーを、お酒で表現できます。
ボトルの2本セットはボリュームがあるため、特別な贈り物と感じてもらえることでしょう。
また、赤白セットで贈ることで、ワインに合わせる食事の幅が広がるのもメリットです。
一般的に、赤ワインなら肉料理に合わせやすく、白ワインは魚料理に合わせやすいといわれています。
贈られた人の食の好みやその日の気分に合わせて、ワインの楽しみ方が広がりそうです。
また、ワインは飲みきれなかった場合も料理酒として活用することができます。
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「ワイングラス」もセットで贈ると吉
ワイングラスは、もらった人はもちろん、贈った人にも幸せが訪れるといわれる縁起のよいプレゼントです。
乾杯でグラスを合わせた時に鳴る「チン」という音には魔除けの効果があるのだとか。
結婚式で高らかに音を鳴らして乾杯をするのは、幸せな新婦に忍び寄る悪魔を追い払う意味が込められているのです。
結婚記念日のプレゼントワインにグラスも添えて贈れば、相手の幸せを願うあなたの想いも一緒に贈ることができるでしょう。
自分たちの結婚記念日なら好きなお酒でOK
自分たちの結婚記念日をお祝いするお酒なら、2人の好きなお酒が一番です。
スパークリングワインや赤白のワインには、祝い酒としての意味が込められているため贈り物に最適です。
しかし、自分たち用に購入するなら2人がいい気分で飲めるお酒を選ぶのがベスト!
ビールや日本酒の中にも、特別な日にぴったりの品があるので好みに合わせて選んでみましょう。
結婚記念日にふさわしいお酒選び。ポイントは?
結婚記念日のお酒を選ぶ際には、お酒の種類以外にも気を使うとベターなポイントがあります。代表的な3つのポイントを見ていきましょう。
年代・銘柄で選ぶ
1つ目のポイントは、お酒の年代・銘柄にストーリーを持たせることです。
以下のようなアイデアも素敵です。
- 結婚した年のヴィンテージワインをプレゼントする
- 生まれた年代につくられたお酒を選んで贈る
2人が結婚して一緒に歩んできた年月を感じてもらえる、イキなプレゼントになるでしょう。
また、お酒の銘柄にこだわるのもポイント。
- 歴史ある老舗の高級銘柄
- 公式の場でふるまわれるお酒
- お酒のコンテストで受賞実績がある銘柄
- 縁起が良い、もしくはメッセージ性のある名前のお酒
上記のような部分に着目してお酒を選ぶのもおすすめです。
ただし、年代・銘柄などに込めた気配りは、お酒そのものを見ただけでは相手が気づかない可能性もあります。
メッセージを添えて、あなたがお酒に込めた思いをサラッと説明すれば、祝福の思いが伝わることでしょう。
ラベルデザインを華やかに
2つ目のポイントは、ラベルデザインにこだわることです。
結婚記念日という特別なお祝いには、見た目も華やかなお酒を贈るのがベストでしょう。
アートラベルと呼ばれるラベルのワインは、ポップながらも洗練された動物デザインや、名画を印刷したものなど、おしゃれでセンスを感じさせます。
メッセージや写真をラベルに印刷できるオリジナルデザインのサービスや、ラベルに二人の名前を名入れできる日本酒などもあります。
ラベルが華やかだと、飲み終わった後の空き瓶もインテリアとして飾ることができます。
思い出を長く残すことができる贈り物になるでしょう。
プラスαで充実度をUPさせる
3つ目は、プラスαの要素を加えることです。
- ワイングラスやシャンパングラスを併せてプレゼントする
- 小さなブーケとともに贈る
- お祝いのメッセージカードを添える など
両親の結婚記念日をお祝いする場合は、感謝とお祝いの気持ちを込めたメッセージカードを添えるのがおすすめ。
自身の結婚記念日であれば、この機会にパートナーへの感謝の気持ちを手紙で伝えてみてはいかがでしょうか。
特別感のあるお酒はもらっただけでうれしいものですが、さらに気持ちを伝えるプラスαのアイテムを加えるのがポイント。
お相手にいっそう充実した気持ちになってもらえるでしょう。
結婚記念日に贈りたいお酒【ワイン】
ここからは、結婚記念日の贈り物にぴったりなおすすめのお酒を紹介します。
定番のスパークリングワインから、クラフトビール、日本酒まで。何を贈ろうか迷った際はぜひ参考にしてみてください。
赤・白ワインセット
サドヤ「オルロージュ」
「オルロージュ」とはフランス語で時計のこと。
二種の葡萄品種を「二つの時計」になぞらえ、新たな時を刻んでいく願いをその名に込めています。
オルロージュ・赤は、山梨県産マスカット・ベーリーAを主体にカベルネ・ソーヴィニヨンをブレンド。奥行きがありながら軽やかな味わいに仕上がっています。
オルロージュ・白は、ドライながらもやさしい味わいが特徴。一口目は柑橘系の爽やかな香りを感じ、飲み進めるうちに青リンゴのような果実味と酸味が加わります。
結婚記念日に「これからも二人で時を重ねていく」願いを込めて味わうのにぴったりのワインです。
サドヤ【ワイン・ジュースセット】オルロージュ 白 & 美味ぶどう液
夫婦のいずれか一人がお酒を飲まない場合、一緒に楽しんでもらえる白ワインと、濃厚なぶどうジュースのセットです。。
美味ぶどう液は酸化防止剤不使用のぶどうジュースで、好みに合わせて飲み方を変えることができます。濃いめが好きな人は、氷を入れたグラスで楽しみ、爽やかに飲みたい人は炭酸で割るのがおすすめです。
ロゼワイン
シャンパン・スパークリングワイン
結婚記念日に贈りたいお酒【日本酒・焼酎】
白鷹「大吟醸古酒白鷹 長期熟成十五年」
両親や先輩など、目上の人の結婚記念日祝いとしておすすめなのが、白鷹「大吟醸古酒白鷹 長期熟成十五年」です。
最上級の山田錦で仕込んだお酒を15年間熟成させて仕上げた一本。日本酒に詳しい人にも喜んでもらえるでしょう。
バニラを思わせる吟醸香と、酸味と甘味が調和した味わいが特徴的。
貴重な古酒なので、お世話になった人への敬意とお祝いの気持ちを伝えるのに最適なお酒といえるでしょう。
結婚記念日のワインに感謝を込めて
結婚記念日には、スパークリングワインのようにお祝いの意味を持つお酒を贈るのが定番です。
その他にも、
- お酒の年代や銘柄にストーリーを持たせる
- デザインにこだわったラベルのお酒を選んで贈る
などもギフトらしい特別感をアップさせるポイントです。
しかし、何よりも大切なのは、贈る相手への「感謝」と「これからもよろしく」という気持ちを伝えること。
相手の好みに合うのであれば、スパークリングワインやシャンパンにこだわる必要はなく、ビールや日本酒でお祝いしてもOKです。
まずは贈る相手や自分たちにとって本当にうれしいお酒を選んでください。その上で感謝の気持ちが伝わるひと工夫を加え、すてきな結婚記念日を演出してくださいね。