結婚祝いをいただいた場合にお返しとして贈る「結婚内祝い」。
「相手がもらって嬉しいものを贈りたい」と思う方は多いでしょう。
この記事では、結婚内祝いで喜ばれるアイテムと人気の理由を紹介します。
「さすが」「センスいい」と思われるギフト選びのポイントや内祝いマナーも併せてお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
もらって嬉しい結婚内祝い1:カタログギフト
ギフトの定番である「カタログギフト」はもらって嬉しい内祝いのひとつです。カタログギフトであれば、相手が欲しいものを欲しいタイミングで選んで受取ってもらえます。
相手の方の家族が欲しいものを選ぶこともできるため、家族でカタログを眺める時間も楽しんでもらえるでしょう。
相手に合ったカタログギフトを選ぶコツ
相手の生活スタイルや好みに合わせることが、喜んでもらえるギフト選びのコツです。そして、相手がアイテム選びを楽しめるよう、喜んでもらえそうなものがそのカタログに掲載されているか、あらかじめ確認しておきましょう。
近年は幅広いジャンルの商品を品揃えしている総合型カタログギフトに加え、コンセプトがはっきりした個性的なカタログギフトもたくさんあります。
など、贈る相手に合わせて選びましょう。
ネットのカタログギフトショップなら、ホームページ上にデジタルカタログを掲載しているところもあります。
実際の掲載商品とページを確認できるため、贈る相手に喜んでもらえそうか事前に分かりますよ。
内祝い向けカタログギフトおすすめ4選
たくさんの種類のなかから、特に結婚内祝い向けのカタログギフトごを紹介します。それぞれのこだわりをチェックしてみましょう。
イルムス
「イルムス」は北欧ブランドを集めたハイセンスなカタログギフト。暮らしに北欧テイストをプラスできるインテリアや家電、雑貨やグルメなどおしゃれなアイテムがそろっています。
歴史ある北欧ブランドの食器や、近年人気のデザインスタジオのインテリア雑貨、スモークサーモンなど北欧ならではの味覚など、幅広くラインナップ。
「スタイリッシュながら温もりを感じさせる、ノルディックなライフスタイル」を楽しんでいただける一冊です。
やさしいみらい
「やさしいみらい」は、その名のとおり、温かみのあるおしゃれな雰囲気の紙面。「地球と人にやさしい」というコンセプトのもと、オーガニックなコスメや食品、自然素材の雑貨が多数ラインナップされています。ナチュラル志向の方に贈りたいカタログギフトです。
おいしいお肉の贈り物
ブランド牛、ハムや地鶏などお肉ギフトを多数取りそろえた「おいしいお肉の贈り物」は、お肉に特化したカタログギフト!
高級和牛はもちろん、肉料理をお家でさらに楽しめるキッチングッズや、ステーキレストランなどのお食事チケットもラインナップされています。
お肉に関するコラムも掲載されており、まさに「お肉づくし」のカタログギフトです。
ANA’s FRESH SELECTION
「ANA’s FRESH SELECTION」は、ANAグループが発行するグルメ特化型のカタログギフトです。
日本中から選りすぐったグルメは美食目録の名にふさわしく、見ているだけでも楽しめます。
通常、カタログギフトは「システム料」(贈り先様へギフトが届けられるときに発生する化粧箱代など)がかかりますが、このカタログはシステム料不要。少しでもお得なカタログギフトを探している方におすすめです。
割引カタログギフト
GiftA(ギフタ)一押しのお得な割引カタログ。ネットショップならではの卸値で、一流ホテルやデパートで販売されているのと同じカタログギフトが購入できます。
もちろん、割引価格で購入したことは贈り先様には分かりません。
「内祝いを複数の方に贈るので、まとめ買いしたい」というときに、賢いチョイスとして一番おすすめしたいカタログです。
<ギフトにカタログギフトをもらった人の声>
・カタログギフトは自分が欲しいものが具体的に選べるので本当は欲しくないものをもらうよりも現実的でいいと思いました。
(ギフト専門店「GiftA(ギフタ)」によるアンケート調査結果より)
もらって嬉しい結婚内祝い2:お菓子や食品の詰め合わせギフト
お菓子や食品の詰め合わせは、「贈りやすい」と「もらって嬉しい」を兼ね備えたギフトです。日常で消費しやすい消えものは、後に残らないため気軽に贈れます。
特別感のある詰め合わせギフトは、気になっていても自分ではなかなか買う機会がありません。だからこそ、「もらって嬉しい」につながります。また、たくさん入っているものはファミリーで楽しめるのも、詰め合わせギフトのメリットです。
好みが分かれにくいギフトだからこそ、贈る側のセンスの見せどころ。選び方のポイントを押さえておきましょう。
限定品・特別感のあるものを選ぶ
季節限定や地域限定の詰め合わせギフトなら、プレミアム感が増し、さらに喜ばれるでしょう。
結婚内祝いなら、新郎新婦ゆかりの土地にちなんだギフトもおすすめです。その土地に詳しいからこそ選べる「知られざる名品」をピックアップしてみてください。
相手の好み、ライフスタイルに配慮する
食品を内祝いに選ぶ際は、相手のライフスタイルに配慮することが大切です。
- 調理する必要があるのか
- 消費期限内に使い切れるのか
など、相手の生活を想像してみましょう。
家族がいる相手なら、家族の好みも意識したいポイントです。相手がひとり暮らしなら、賞味期限の長い個包装されたものがおすすめです。
複数の味があるものや原材料表示されているものを選ぶなど、好き嫌いや食物アレルギーに対する配慮も必要です。妊娠中、授乳中の方に贈るなら、コーヒーや紅茶を避けるか、カフェインレスのものを選びましょう。
見た目も可愛い・おしゃれなものを選ぶ
おしゃれで可愛いパッケージやカラフルなスイーツ詰め合わせなど、見た目で楽しめるギフトも喜ばれるでしょう。
有名ブランドやホテルスイーツのシックで上品なパッケージは、年齢性別問わず好まれるでしょう。果物の入ったゼリーやカラフルなマカロンなどは、箱を開けた瞬間の華やかさが魅力です。
<ギフトにお菓子や食品をもらった人の声>
・食品はマカロンやケーキなど華やかで気分も上がるしなかなか食べることはないのでいただけると嬉しいです。
・醤油やみりん、塩などの調味料は料理をするので、貰えると食費が助かります。
(ギフト専門店「GiftA(ギフタ)」によるアンケート調査結果)
もらって嬉しい結婚内祝い3:お肉や海産物などの高級食材
特別なときに食べたくなる高級食材は、まさにもらって嬉しいギフトだといえるでしょう。なかなか自分では買わないものだからこそ、特別感があって喜ばれます。
一口で高級食材といっても、高級ブランド和牛や、ウニ・フグ・いくらなどの海産物、有名産地の果物など、さまざまな種類があります。
また、あわびなどの高級食材は縁起物でもあるため、年配の方にも喜ばれる品と言えるでしょう。
ただし、お肉や海産物などの高級食材を贈る際には、いくつか気を付けたい点もあります。気持ちよくギフトを受け取ってもらえるように、注意点を確認しておきましょう。
賞味期限に注意する
食材を贈るときには賞味期限や量に注意しましょう。
同じ高級食材でも、干しあわびなどの乾物は賞味期限が長めです。しかし、お肉や果物の賞味期限はそう長くありません。
食べるのに調理が必要な食材は、賞味期限が短いと食べるタイミングを逃してしまいます。せっかくの高級食材ですので、おいしく食べてもらえるように冷凍できるものや賞味期限内に食べられる量を贈りましょう。
また高級食材は、相手の家族構成を考えて贈ることも大切です。
家族の人数を考慮して、賞味期限内に食べ切れられるちょうどよい量を贈りましょう。多すぎるのも少なすぎるのもNGです。
<ギフトにお肉や海産物をもらった人の声>
・一番うれしかったのは、松坂牛のすき焼き肉のセットです。肉はA5ランクの最高級品でした。初めて食べましたが、大満足できました。
(GiftA(ギフタ)によるアンケート調査結果)
もらって嬉しい結婚内祝い4:タオルや洗剤などの日用品・消耗品
誰もが使うタオルや洗剤などの日用品・消耗品は、数があっても困るものではありません。
食べものと同じく、使えばなくなる「消えものギフト」にあたりますので、好みに合わないといったケースも少ないでしょう。
ギフトの定番だからこそ、贈る相手の「もらって嬉しい」品を丁寧に探してみましょう。どんな品がどんな相手におすすめなのか、選び方のポイントを紹介します。
質にこだわってブランド品を選ぶ
タオルや洗剤を贈るなら、質の高いブランド品を選んでみましょう。
今治タオルや泉州タオルなど、産地にこだわった質の高いタオルなら、目の肥えた方にも安心して贈ることができます。桐箱に入った高級感のあるギフトセットを選び、ギフトとして格を上げるのもおすすめです。
タオルや洗剤といった日用品は、毎日使う消耗品でもあります。
また、定期的に買い替えるため、ワンランク上のアイテムに切り替えるには思い切りが必要です。そういった自分では買わない「ちょっと良いもの」こそ、ギフトで贈ると喜ばれるでしょう。
おしゃれ感やライフスタイルにこだわって選ぶ
タオルはギフトの定番だからこそ、花束のように見せたタオルフラワーや、オーガニック素材にこだわったタオルなど、さまざまな種類があります。
贈る相手に合わせたこだわりを見つけて贈ると「自分のことを考えて贈ってくれた」と相手にも感じてもらえるでしょう。
たとえば、
- ナチュラル志向の方にはオーガニック素材のタオル
- 一人暮らしの方にはバスタオルとフェイスタオルのセット
- おしゃれな方にはデザイン性の高いファッションブランドのタオル
など、その方のライフスタイルに合いそうなものを選びましょう。
見た目がおしゃれな洗剤なら、洗濯や掃除といった毎日の家事も楽しくなりそうです。
おうち時間を大切にしている相手には、こだわりの洗剤セットを贈ってみてはいかがでしょうか。
バスグッズやネイル・ヘアケア用品は、自分を癒す特別時間もプレゼントできます。
<ギフトに日用品や消耗品をもらった人の声>
・生活用品はタオル。もしあまり必要のないものでも、誰かにあげたり、場所を取らないものが多いのでありがたいなと思う。
・ブランド物のボディケアグッズの詰め合わせをもらった。ちょっと値段の高いバスソルトやボディミルクが入っていてなかなか自分でお金を出してまでは買わないので嬉しかった。使ったらなくなるちょっといい消耗品はいいと思う。
(2021年 GiftA(ギフタ)によるアンケート調査結果)
もらって嬉しい結婚内祝い5:ブランド物の小物やテーブルウェア
好きなブランドがあっても、テーブルウェアや小物までをそろえるのは簡単ではありません。だからこそ、ギフトでもらえると嬉しいもの。上質なブランドの小物、雑貨、テーブルウェアなどのちょっとしたアイテムは、もらって嬉しいギフトの筆頭だといえるでしょう。
ここでは、ブランド物の小物やテーブルウェアを選ぶときのポイントを紹介します。
相手の好きなブランドをリサーチ
ブランド品を贈るなら、相手の好きなブランドをリサーチしておきましょう。
ブランドのなかにもいくつかシリーズがあり、それぞれ異なった印象のデザインを展開しています。相手の普段のテイストに合うデザインを選ぶのが、喜ばれるポイントです。
たとえば、既婚の友人には相手が好きなインテリアブランドのお皿のセットやペアグラスなど、家族で使えるものがおすすめです。食卓を彩るテーブルウェアを見るたび、あなたを思い出してくれるでしょう。
また、相手の好みがはっきり分からない場合は、無理にデザイン性の高い物を選ばないようにしましょう。その場合は、シンプルなグラスや白いお皿・カトラリーなど、使い勝手の良いものを選ぶのもひとつの方法です。
ギフトにブランド物の小物やテーブルウェアをもらった人の声>
・北欧ブランドのペアグラスをもらった。デザインが良くブツブツが付いていて滑り止めにもなり、安心して使える。毎日お茶を飲む際に使えて愛用しています。
・好きなブランドのマグカップとお皿。可愛いデザインでとても嬉しかったです。マグカップやお皿はよく使うので活躍しています。
(2021年 GiftA(ギフタ)によるアンケート調査結果)
結婚内祝いの基本マナーとは?
喜ばれる結婚内祝いは、基本のマナーがあってこそです。どれだけ素敵なアイテムを贈っても、相手に「あれ?」と思わせてしまうと、ギフトに対する喜びが薄れてしまうかもしれません。
「もらって嬉しい」気持ちを邪魔しないためにも、結婚内祝いに関する基本的なマナーをしっかり押さえておきましょう。
結婚祝いをいただいてから1ヶ月以内に内祝いを贈る
結婚式の後にお祝いをいただいた場合は、いただいた日から1ヶ月以内を目安に内祝いを贈りましょう。結婚式を挙げる前にお祝いをいただいたのなら、挙式後1ヶ月以内が目安です。
ギフト手配に時間がかかることも考えられますので、お祝いをいただいたら早めに準備を進めましょう。
予算はいただいた金額の「半額~3分の1程度」
結婚内祝いの予算は、いただいたお祝いの半額~3分の1程度が基本です。
お祝いを品物でいただいた場合は大体の金額をリサーチして、その金額をもとに内祝いの予算を考えます。
友人や同僚への内祝いは半額程度の予算で贈る「半返し」が基本となります。
一方で、会社の上司など目上の方からお祝いをいただいた場合は、3分の1程度を目安にしましょう。目上の方からのお祝いは支援の意味合いもあるため、きっちり半返ししてしまうとかえって失礼になるケースがあるからです。
のしや包装紙の選び方
結婚内祝いにはのしをつけて贈りましょう。のしをつけることで、改まった感謝の気持ちが伝わります。主なマナーは以下を参考にしてください。
- ・水引は紅白または金銀の結び切りとする
- ・表書きは「内祝」や「寿」とするのが一般的
- ・のし下には夫婦の名字のみか夫婦連名、もしくは両家連名を記載するのが一般的
結婚内祝いに使う包装紙も華やかなものがおすすめです。
キレイに包装されたプレゼントを受け取ったときのワクワク感は、何歳になっても特別です。お相手にも喜んでいただけるでしょう。
挨拶状・メッセージカードのマナー
結婚内祝いを郵送する場合は挨拶状を付けるのがマナーです。
挨拶状の内容は、時候の挨拶から始め、いただいた結婚祝いに対するお礼、近況報告などを書きます。
ネットで検索すれば挨拶状の文例はたくさん出てきます。ただ、仲の良い友人やお世話になった方にはあなた自身の想いをつづったオリジナルのメッセージが喜ばれるでしょう。
時候の挨拶は文例を参考にしても、結婚祝いに対するお礼は自分の言葉で伝えたいですよね。
GiftA(ギフタ)なら、豊富な文例からイメージに合うものを選んだり、文例をもとに自由編集することも可能なため、手軽にオリジナルのメッセージが作成できます(※一部商品を除く)。
結婚内祝いで喜ばれる心遣いとは?
最後に、結婚内祝いで喜ばれる心遣いについてお伝えします。
ギフトを受け取る相手のことを考えた心遣いがあれば、結婚内祝いをより一層喜んでもらえるでしょう。
お礼はすぐに伝える
結婚祝いをいただいた場合、結婚内祝いを贈る前に、まずは先方に連絡を入れてお礼の言葉を伝えましょう。
なかなか会えない遠方の親戚やお世話になった方などは、内祝いの品物よりも近況報告を喜ぶケースがあります。
しばらく会っていない方なら、この機会に電話してみるのもよいですね。
いの品を使っている画像や動画をメッセージで送ったり、気持ちが伝わりやすく形に残る手紙を書いたりと、お礼を伝える方法はいくつかあります。相手が喜ぶ方法を想像して、感謝の気持ちを伝えましょう。
郵送するなら事前連絡を
結婚内祝いを郵送するなら、相手が受け取りやすいように事前に連絡することをおすすめします。
再配達の手間をかけないためにも、事前に予定を確認し、在宅している時間帯に届くように贈りましょう。
旅行や出張で長期間にわたり家を空ける予定がある場合は、その期間を避けて贈る日を調整してください。
特に食べ物を郵送で贈る場合は、相手が受け取りやすいよう、事前に連絡を入れることも大切です。
事前に連絡しておくと、必要に応じて冷蔵庫のスペースを空けたり調味料をそろえたりなど、相手の方も受け取る用意や食べる準備を進められます。
ちょっとした心遣いがあると、相手にも「自分のことを考えてくれているな」と思っていただけるでしょう。
結婚内祝いは「もらって嬉しい」ものを贈ろう
もらって嬉しいギフトを選ぶためには、人気があるからというだけでなく、贈る相手に合わせたアイテム選びが重要です
相手のライフスタイルや好みを想像し、喜んでもらえると思えた品を贈りましょう。
また、ギフトを贈る際のマナーや心遣いも重要です。相手が気持ちよく内祝いを受け取れるよう、細かなところまでしっかり配慮しましょう。
そうした心遣いの一つひとつが相手の「もらって嬉しい」につながります。
「喜んでくれるかな」と、内祝いを手配する時間も楽しんでくださいね。