お菓子をはじめとする「食べ物ギフト」は、結婚祝いのお返し(結婚内祝い)でよく選ばれる定番の品。
場所を取らず、贈られた人の負担になりにくいのもメリットです。
しかし、食べ物ギフトはラインアップが豊富な一方、選択肢が多いため迷ってしまうことも……。
結婚祝いのお返しに贈って喜ばれる「気の利いた食べ物のプレゼント」とはどんなものでしょうか。
この記事では、アンケート調査の結果からおすすめ食べ物ギフトを厳選して紹介。贈る際の注意点・選び方も解説します。
人気のグルメ系カタログギフトも併せて紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
目次
結婚祝いのお返しに贈る「食べ物」、選び方と注意点
ギフト専門店「GiftA(ギフタ)」では、「結婚内祝い(結婚祝いのお返し)にもらってうれしかったもの・困ったもの」に関するアンケート調査を実施。300人の回答は以下の結果となりました。
第1位はカタログギフト(29.3%)、わずかな差で食品が第2位(25.0%)。
形に残らない食べ物ギフトは、満足度の高いお返しといえますね。
ただし結婚祝いのお返しに食べ物を選ぶ際には、予算に見合った品を選ぶだけではなく、相手に合わせた選び方が大切です。
相手に気持ちよく受け取っていただけるよう、もらった側の本音と注意ポイントをみていきましょう。
1.賞味期限に注意し日持ちする食べ物を選ぶ
まず注意したいのは、食べ物の賞味期限。結婚祝いのお返しには、基本的には日持ちのするものを選びましょう。
賞味期限が最低2週間以上、できれば一カ月以上の品がベストです。
せっかくの美味しいギフトも、賞味期限内に食べ切るのが難しいと、かえって先方の負担になってしまうこともあるからです。
また、食べ物ギフトはある程度まとまった量があることも少なくありません。
「相手の方は独身か」「既婚者なら家族は何人か」などの家族構成も考慮し、期限内に余裕をもって消費できる品を適切な量で選びましょう。
例えばこんな声も…。
必要なときに必要なだけ食べられる、個包装のものを選ぶ気遣いも大切ですね。
2.普段自分で買わない「ワンランク上の高級品」を選ぶ
普段、自分では買わないような高級な食べ物を選ぶのもポイントです。
ワンランク上の食べ物ギフトなら、結婚祝いのお返しにふさわしい、特別感のある贈り物となります。
高級なお菓子
デパ地下に入っている人気スイーツ店、誰もが知っている老舗ブランドの定番品なら、まず失敗はないでしょう。
特定の場所でしか手に入らなかった人気銘菓も、通販で手に入れやすくなりました。お取り寄せ可能な店が増えています。
【結婚祝いのお返しに人気のお菓子ブランドをチェック!】
レトルト食品・調味料セット
カレーなどのレトルト食品、スープ缶、高級な調味料セットも喜ばれます。
- 「〇〇ホテル・シェフ御用達」など有名ホテルの名前が付いたもの
- ブランドのあるもの
- お店で提供している人気メニューをレトルトとして売り出しているもの
などがおすすめです。
レトルト食品や調味料セットを贈る際の注意点は、
-
「量より質」にこだわる
安価のものをたくさん贈るのはNGです。 -
オーソドックスな味わいの品を選ぶ
高級品となると、変わった食材を使用しているものも少なくありません。
普段の生活に、ちょっとしたぜいたくを取り入れてもらえる食べ物が喜ばれます。
【結婚祝いのお返しに人気のスープ・調味料ブランドをチェック!】
- ホテルニューオータニ
- 料理家 栗原はるみ監修・ゆとりのキッチン
- BUONO TAVOLA
- 信濃屋清風堂
高級食材の食べ比べセット
予算が許すならブランドの牛肉・お米など、高級食材の食べ比べセットもおすすめです。
食卓がいつもよりぜいたくに華やぐ上質な食品は、幅広い世代に喜ばれる返礼品となります。
結婚祝いのお返しは、いただいたお祝いの半額程度が相場。もし予算が厳しい場合は、量よりも質に重きを置いて選ぶのが喜ばれるコツです。
3.相手の好み・ライフスタイルを考えた食べ物を選ぶ
結婚祝いのお返しを選ぶ際には、相手の好みやライフスタイルに合わせることも大切です。
嗜好やライフスタイルは人それぞれ違うため、喜ばれる食べ物も異なります。
贈る相手ごとに配慮しておきたいポイントをご紹介しましょう。
祖父母・叔父叔母など高齢の方へ贈る場合
高齢の方へのお返しには、あまり奇をてらわない、食べやすいものがおすすめ。
かむ力や消化器官が弱っている可能性を考慮して、固すぎるものや脂質が多すぎるものは避けたほうが無難です。
という意見も。高齢の方は「少量でも質のよい食べ物」を好む傾向があるので、品選びは少々難航するかもしれませんね。
そんなときは「縁起物」に絞ってはいかがでしょう。ゲンを担ぐもので、好き嫌いがなさそうなオーソドックスな食べ物を選びます。
例えば梅干しには「シワが寄るまで夫婦ともに元気に過ごせる」「朝に梅をとればその日は災いなく過ごせる」といった意味があります。
鯛やあわび、いくらなどの高級海鮮もおすすめです。海産物を選ぶ際は、消費しやすいよう日持ちのする加工品を選びましょう。
おすすめ!
会社の社長や上司、恩師など目上の方へ贈る場合
会社の社長や上司、学生時代の恩師など、目上の方へのお返しは質にポイントを置いて選んでみましょう。
- 有名シェフ監修の調味料セット
- 老舗ブランドのお菓子
などが代表的です。
また、お酒が好きな方には、
もおすすめです。
目上の方へのお返しは、特別感や珍しさがあり、舌の肥えた方にも喜んでいただける品を選ぶのがポイント。
加えて「新居をかまえた土地」「自分や配偶者の地元」など夫婦ゆかりの逸品を贈るのはいかがでしょう。
「おかげさまで新たな生活をスタートしました」という思いも伝わり、なおのこと喜んでいただけるでしょう。
小さい子供のいるご家庭へ贈る場合
小さなお子さんのいる家庭には、家族みんなで食べられるようなものがおすすめ。
珍味系やからいものなど子供が食べにくいものは避け、家族皆が楽しめる食べ物を贈りましょう。
よく選ばれるのはお菓子や果汁100%ジュース。特に人気キャラクターとコラボした焼き菓子セットが人気です。
子供のいる家庭に贈る結婚内祝いは、やはり圧倒的に食べ物が喜ばれるようです。
ただし多くのお菓子は、卵・乳が使用されているため、小さな子供はアレルギーが心配。
「アレルギーの有無がわからない「相手のことをよく知らない」といったご家庭に贈る場合は、フルーツ専門店の果肉入りジュースやゼリー詰め合わせなどを選んだほうが無難です。
さらに注意点として、お母さんが妊娠中・授乳中の可能性があるときは、コーヒーなどカフェイン入りの食品は避けるといった配慮も忘れずに。
独身の友人へ贈る場合
独身の友人に結婚祝いのお返しを贈る場合は、手軽さや使いやすさに重点を置くのがおすすめです。
- 調理不要のハムやソーセージなど加工肉
- 有名ホテルのスープ缶、高級レトルト食品
- 魚介類の高級缶詰
- ドリップコーヒー&お菓子のセット
なら、忙しい人でも気軽に楽しめます。
独身の友人にお返しを贈るときは、日持ちのするものを選ぶのもポイントですね。
消費を焦ることなく、自分のタイミングで食べられる食品なら、単身世帯でも負担になる心配がありません。
【人気のドリンクブランドをチェック】
食物アレルギーのチェックも忘れずに
結婚祝いのお返しとして食べ物を贈る際には、相手の食物アレルギーをチェックしておく必要があります。
代表的なところでは乳製品・卵・小麦粉を使った食品や海老・蟹などの魚介類、チョコレートやピーナッツ、そば、果物など。
贈る側としては、かにや伊勢えびなど「高級食材なら喜ばれるだろう」と思い込みがちですが、相手が甲殻類アレルギーの可能性も考えられます。
贈る相手に家族がいる場合、食物アレルギーを持つ人がいるかもしれません。
アレルギーを持っている人は「新郎新婦がせっかく選んでくれた品なのに、食べられなくて申し訳ない」と困る人が多いようです。
アレルギーの有無がわからない間柄の人には、グルメ系カタログギフトという選択肢もあります。
グルメ系カタログギフトは、結婚内祝いの品選びに迷ったときの強い味方といえそうです。
生鮮食品から加工食品、スイーツ、旬の果物…。好きなものを選んでもらえるグルメ系カタログギフトなら、安心して贈れますね。
結婚内祝いが高額になるなら生鮮食品もあり
3~5万円以上の高額な結婚祝いをいただいたら、お返しの予算は必然的に高額になります。
お菓子をはじめとする食べ物ギフトは、1万程度のものがほとんど。これではお返し金額の相場に見合わないため、品選びに難航してしまいますね。
高額の結婚祝いをもらったら、
といった値を張る返礼品がおすすめです。
高額の結婚祝いは、両親や近しい身内からいただくことが多いため、好みや食べたいものを直接聞いてみるのもよいでしょう。
聞きづらい間柄であれば、生鮮食品は避けたほうが無難です。良かれと思って贈った高額なお返しも、相手が苦手なものでは元も子もありません。
また二人暮らしの家庭には、贈る量にも配慮しましょう。日持ちしない生鮮食品を食べきれないほど届けてしまうと、かえって迷惑になりかねません。
失敗なし!高額のお返しにグルメ系カタログギフト
家族構成や好き嫌いがはっきりしない相手には、品物にこだわるよりグルメ系カタログギフトを贈るのも一つの方法です。
- カタログギフトの価格設定は3,000円~10万円幅広いため、予算に合わせて贈れる
- 相手に好きなものを、好きなタイミングで選んでもらえる
- 高額なカタログギフトには、2商品を選択できるコースがある
グルメ系カタログギフトなら失敗なし!高額の結婚内祝いにこそおすすめといえるでしょう。
結婚祝いのお返しに人気の「食べ物ギフト」8選!
結婚祝いのお返しで押さえておくべきポイントや注意点を確認したところで、人気の高い食べ物ギフトを紹介します。
それぞれの食品がどんな人におすすめなのかも交えつつ解説するので、参考にしてみてくださいね。
1.お菓子のセット
まずは、ギフトの定番であるお菓子のセット。
「もらってうれしかった結婚祝いのお返しは食べ物!」とアンケートに答えた人のうち、約50%の人が「お菓子」を挙げました。
お菓子を贈る際におさえておきたいのは、お店選びです。定番だからこそ、有名ブランドや老舗の名店など味・品質ともに信頼の置けるところから選びましょう。
お菓子はおしゃれなパッケージで結婚関連の贈答品ならではの華やかさを演出できるものも多くあります。
また、お菓子には結婚祝いのお返しにぴったりの「縁起もの」も多くあります。マナーを重んじる方へ贈るなら、以下のような品を選んでみるのはいかがでしょうか。
- 金平糖・・・時間をかけて美しい形になることから、夫婦円満を表すとされる
- バウムクーヘン・・・年輪を重ねていくように夫婦が添い遂げることをイメージさせる
- 鶴や亀など縁起の良い形をした最中やクッキー
その他、「自分や配偶者の出身地の知られざる逸品」「夫婦の居住地の人気スイーツ」など、新郎新婦の二人にちなんだ品も結婚祝いのお返しではおすすめです。
賛否両論がある名入りお返しも、消え物の「カステラ」や「バームクーヘン」なら歓迎される傾向。特に親世代の親族に人気があります。
2.ゼリー・ジャムの詰め合わせ
時期によっては、バターたっぷりの焼き菓子は重く感じてしまうこともあります。そんなときは、ゼリーやジャム、ジュースなどから選んでみましょう。
フルーツを使ったゼリーやジュース、ジャムは、カラフルで華やかな印象を与えます。
美しくパッケージされたものも多く、結婚内祝いにはぴったり。お子さんや高齢の方も食べやすいので、年齢を問わずおすすめです。
ただし、これらの食品は日持ちがしないものも多いので、相手によっては向かないこともあります。
贈る際には、限られた賞味期限で消費できそうか考慮しましょう。
3.ドレッシングやオイル
健康志向の強い人や美容に興味がある人には、質のいい素材を使ったドレッシングやオイルがおすすめ。
上質なドレッシングの多くは化学調味料や増粘剤が無添加で、原材料にもこだわりがあります。
オリーブオイルやごま油、アマ二油といった調理油は美容・健康に良いことでも知られています。
ただし、普段料理をしない人や独身の人に贈ると、使い切れず持て余してしまうことも。相手のライフスタイルに合ったものかどうかをふまえて選びましょう。
4.お米ギフト
毎日消費するお米も、喜ばれる結婚内祝いです。
お米は好き嫌いが分かれづらく、量が多くて食べきれないといったことがありません。「お米は必要なものなので嬉しい!」「子供がいるためお米の消費が激しい我が家…とても良いお返しだと思います!」との声も多数です。
- 配偶者の仕事関係者
- 高齢の遠い親戚
- アレルギーが懸念される幼児がいる家庭
など、好みがよく分からない相手には、万人に喜ばれるお米が重宝します。
また「米」の漢字を構成している「八」には、末広がりに幸運が訪れるという意味があるため、贈り物にふさわしい縁起物といわれています。
コシヒカリやひとめぼれなど、全国的に知られているブランド米なら特別感のある食べ物ギフトになりますね。
- ブランド米が少量ずつ分けられている食べ比べギフト
- カラフルな風呂敷に包まれたおしゃれなお米ギフト
などが人気を集めています。
5.だしパック&だし醤油ギフト
結婚祝いのお返しには、手軽に本格的なだしが取れる「だしパック」「だし醤油」のギフトセットも人気です。料理をする人には特に喜んでもらえるでしょう。
また、だしによく用いられる鰹節は、「勝(かつ)魚」などに通じることから縁起物とされていることもポイント。
「喜(よろこ)ぶ」と響きが似ている昆布も同様です。
年配の方など縁起を重視する相手に、だしパックやだし醤油は贈りやすいギフトと言えます。
鰹節や昆布には「昔ながらの贈答品」という地味なイメージを持つ方も多いかもしれません。
しかし、近年では結婚祝いのお返しにもぴったりのおしゃれなパッケージのだしギフトセットが増えています。
6.ベーコンやハムのセット
高級ベーコンやハム、ソーセージなど加工肉のギフトも、結婚祝いのお返しでは定番の品です。
生肉や海産品よりも日持ちが良く、お酒のおつまみとしても、アレンジ料理の材料としても活躍します。
予算が高いとかえって品物に悩むこともある食べ物ギフトですが、加工肉はその点でも選びやすい食品です。
食べ物の中では少し高めの価格帯が多く、ブランド肉を使用した高級品もあります。たとえば、
- 有名なブランド豚を使ったハム
- 松阪牛を使ったハンバーグのセット
などであれば、パッと目を引き、食通の方にも喜ばれる返礼品となるでしょう。
7.スープや味噌汁の高級レトルト食品
温めるだけ、お湯を注ぐだけのレトルトスープやみそ汁のセットもおすすめ。年齢や家族構成を選ばず贈れます。
近年では、和風・洋風・中華風の多彩なラインナップが登場。
・自分ではなかなか作れないオマール海老などの高級食材を使ったスープ
・名門ホテル監修のすまし汁、みそ汁セット
・縁起の良い形のもなかに包まれたみそ汁
など、ギフトならではの特別感が演出できます。
料理をしない方や甘い物が苦手な方に贈りやすいのもポイント。
パッケージがおしゃれなものも多いので、結婚祝いのお返しにぴったりな華やかな見た目となりますよ。
8.日本酒や焼酎、クラフトビール
相手がお酒好きな人なら、好みに合わせてお酒を贈るのも良いでしょう。
有名な酒蔵の日本酒や焼酎、近年流行しているクラフトビールなどもおすすめです。
ワインなど銘柄に迷いやすいお酒なら、専門店のソムリエに予算や相手の好みを伝えて相談してみましょう。
また、結婚祝いのお返しでは、自分や配偶者の出身地ゆかりのお酒を贈るのもおすすめ。ご縁に感謝する気持ちが伝わりますよ。
9.コーヒーや紅茶のセット
コーヒーや紅茶のセットも日持ちが良い定番の贈り物です。
結婚祝いのお返しには、有名コーヒー店や、紅茶の本場・イギリスの老舗メーカーなどから選んでみましょう。
忙しそうなお相手には、手軽に淹れられるドリップコーヒーやティーバッグがおすすめ。
豆から挽いたコーヒーや、本格的な茶器で淹れた紅茶をたしなむ人には、高級なコーヒー豆や紅茶の茶葉を贈るのもおすすめです。
妊娠中・授乳中の人がいる家庭には、デカフェなどカフェインレスドリンクが含まれたセットに替える配慮を忘れずに。
結婚祝いのお返しに「食べ物のカタログギフト」も人気
結婚祝いのお返しに食べ物を贈りたい人たちに人気が高まっています。
冒頭でご紹介した「結婚祝いのお返しにもらってうれしかった品」アンケート結果でも、カタログギフトは第1位でしたね。
カタログギフトと言えば、幅広い商品ラインアップの「総合型カタログ」を思い浮かべる人が多いでしょう。
しかし、近年はインテリアやグルメなど、特定のギフト商品を集めた「特化型カタログギフト」が登場し、人気を集めています。
ここでは、食べ物に特化した「グルメカタログギフト」のメリットやおすすめを紹介します。
食べ物に特化したグルメカタログのメリット
グルメ商品に特化したカタログギフトには、食べ物を直接贈ることに比べてさまざまなメリットがあります。
1.ほしいものを贈れる
まずは、相手が本当にほしいものを頼んでもらえる点です。
「先方の好みに合わなかったらどうしよう」「相手にアレルギーがあることを知らずに贈ってしまったらどうしよう」といった心配が不要です。
値段もそこそこのカタログだったので、かにや国産牛など種類がたくさんあって幸せな気分になりました。自分たちで好きな物を選べるうえ、食べ物だと必ず消費できます。プチ贅沢になりとてもよかったです。(30代/女性)
特に高額の結婚内祝いは、贈る側も「はずしたくない!」という気持ちが大きくなりますよね。グルメカタログギフトなら相手に満足していただけること間違いなし!
2.予算に合わせて贈れる
カタログギフトは価格帯コースが数千円~数万円と幅広く設定されており、お返しの予算に合わせて選びやすいのも大きなポイントです。
たとえ低予算のカタログギフトであっても、
と、少量でもお好きなものを選んでいただけるため「要らない」と思われません。
3.ほしいときに贈れる
相手がほしいタイミングで注文できるというメリットもあります。
特定の食べ物を贈る場合は、賞味期限によっては相手が食べるタイミングを選べないことも。しかしカタログギフトならその心配がありません。
「来月、皆で集まって食事をするから、その時期に届くよう注文しよう!」といった調整も可能です。
バラエティ豊かなラインナップ
実際のグルメ特化型カタログギフトを詳しく見てみましょう。
お肉に限定したカタログや、日本全国名産品を集めたカタログなど、バラエティ豊かなラインアップが揃っています。
贈る相手の嗜好を知っているなら、それに合ったジャンルのグルメカタログを贈れば「あなたの好みに合わせて選びました」という気持ちが伝わりますよ。
「カタログギフトは失礼?」と心配なら品物をプラス
昨今では結婚祝いのお返しにカタログギフトを贈っても、マナー違反ではないという考え方が浸透してきました。
とはいえ目上の方には、慎重になってしまいますね。
「失礼だと思われないかな」とご心配の方は、グルメ系カタログギフトと品物をセットにして贈ってみてはいかがでしょう。
- おつまみ+お酒のカタログギフト
- お菓子の詰め合わせ+カタログギフト
- ブリザードフラワー+カタログギフト
など。その場合、のしをかけるのはカタログギフトのみでよいでしょう。
「グルメ系カタログギフト」当店おすすめランキングBEST6
ここからは、ギフト専門店「GiftA(ギフタ)」の人気グルメ系カタログギフトを紹介します。
GiftA(ギフタ)ではのし紙・包装・メッセージカードが基本無料。
送料無料サービス対象のカタログも多数あり、一冊からメール便でお届けします(※一部商品・地域を除く)。ぜひ参考にしてください。
1位 旅のプロが選ぶグルメ「ANA’s フレッシュセレクション」
ANAグループが発行するグルメ特化型カタログ「ANA’sフレッシュセレクション」。
大手航空会社のANAが独自のネットワークを生かして集めた、日本各地の美味が揃っています。
機内食としても人気の高いビーフカレーをはじめ、肉料理や海鮮、スイーツなど、鮮度と味を選りすぐったラインナップが特徴。
食通の方・空の旅気分を味わいたい方に贈りたいカタログギフトです。
2位 若い方・ファミリーに贈るなら「おいしいお肉の贈り物」
お肉好きの方へのお返しにおすすめなのが「おいしいお肉の贈り物」。
日本各地のブランド牛・ブランド豚から、地鶏やマトンまで豊富なラインナップが楽しめる、お肉に特化したグルメカタログです。
豊富なのは掲載されているお肉の種類だけではありません。
量や部位、すき焼き向けや焼き肉向けなど、用途も幅広く考えられており、家族構成や好みに応じて選べます。
さらに、ハムやウインナーなどおつまみにぴったりな上質な加工肉も揃っています。
お肉にまつわるコラムも載っているので、パラパラめくるだけでも楽しんでいただけるカタログギフトになっています。
3位 47都道府県の新聞社が教えるご当地自慢「47CLUB」
47CLUB(よんななくらぶ)とは、全国各地の新聞社が厳選したご当地グルメを集めた人気通販サイトです。
そんな47CLUBから、さらに選りすぐった品を集めて編集したカタログギフトが「47CLUB」シリーズ。
掲載商品は、それぞれ各新聞社の推薦文つきで紹介されています。
「おすすめの理由」を見比べながら選ぶ楽しみが味わえるでしょう。
ラインナップされているのは、全国47都道府県の“本当においしいご当地グルメ”が掲載されています。
「47CLUB」はお米やお肉、海産品からスイーツ、地酒までの幅広い品揃えラインナップが特徴です。
各新聞社からの推薦文を読みながら、楽しんで選べます。
4位 安心・安全を基準に食を厳選「美味百撰」
全国各地から厳選した、グルメ100種類から選べるカタログギフト「美味百撰」。
いずれも産地・生産者・生産工程が明らかで、安心・安全にこだわった「本物の味」を楽しめます。
評判のグルメを徹底的に厳選することで、食通の人もうならせる最高品質なラインアップを実現しています。
農産物や畜産物以外にも、スイーツや生鮮、総菜、酒類までを幅広く網羅。幅広い年代の方へのお返しに、自信をもって贈ることができるでしょう。
5位 九州7県の食材や郷土料理「九州七つ星ギフト」
福岡・長崎・鹿児島・宮崎・大分・佐賀・熊本の7つの県のグルメを集めたカタログギフト。
海の幸から山の幸までラインアップ豊富に取りそろえられており、九州の「うまかもん」が100ページにぎっしり詰まっています。
定番の名産品だけでなく、あまり知られていないご当地グルメが産地ストーリー記事付きで掲載されているのも特徴です。
九州ブランドの魅力が詰まった1冊は、九州地方出身の方への結婚内祝いにおすすめです。
6位 北の美食を頂ける「北海道七つ星ギフト」
北の大地で育った海鮮や畜産物、農産物など、人気の北海道物産展の醍醐味を自宅で味わえるカタログギフト。
「北海道七つ星ギフト」は、地元の人が「贈りたい」と思う選りすぐりのグルメを豊富に取りそろえています。
北海道グルメの新たな発見をして頂ける内容で、年代問わず、結婚内祝いに満足いただける品として人気を集めています。
生産者の想いやこだわりを紹介した記事もあり、読み物としても楽しめます。
結婚祝いのお返しの品にかけるのし紙のマナー
結婚祝いのお返しでは、品物だけでなくマナーに則った包装も大切です。
まず、のし紙はかならずかけましょう。
表書きには「内祝」「寿」のどちらかを、のし下には新姓・夫婦連名・両家連名のいずれかを記します。
水引は紅白の結び切りが一般的です。
また、郵送する場合は挨拶状やメッセージカードをつけ、感謝の気持ちを伝えましょう。
少額のお返しならSNSやメールで贈れるデジタルギフトも
少額の食べ物ギフトなら、SNSやメールで贈れるドリンクチケットやフードチケットを選ぶもひとつの方法です。
職場や友人グループから連名で結婚祝いをいただくときは、個人の負担額がごく少額であるケースも少なくありません。
その場合、一人ひとりに立派な品物を贈ると、かえって相手を恐縮させてしまうこともあります。
そんなときにおすすめの食べ物ギフトが、少額でも送料なしで贈れる「デジタルギフト」。
相手にちょっとしたスイーツやカフェ時間を手軽にプレゼントすることができる仕組みです。
ただし、年配の方や礼儀を重んじる方には、その手軽さが失礼に思われることも。相手によっては避けたほうが無難なこともあるので注意しましょう。
結婚祝いのお返しは相手に合わせて選ぼう
結婚祝いのお返しとして定番の食べ物ですが、その選択肢は幅広く、かえって迷うことも多いかもしれません。
大切なのは、相手の年齢や好みを考慮し、ライフスタイルを想像しながら選ぶこと。
加えて、夫婦ゆかりのものを選ぶ、華やかな見た目のものを選ぶなど、結婚祝いのお返しらしい視点を持つと、より印象に残るチョイスができるでしょう。
今回紹介したポイントや選ぶ際の注意点を踏まえて、ぜひ喜ばれる一品を選んでみてくださいね。