父の日ギフトの定番、「お酒」。お父さんがいつも飲んでいるものではなく、特別感あるものを贈りたい方も多いでしょう。
でも、お酒の種類は多種多様。プレゼント用のお酒は何を選べばよいか、どんな品がお父さんに喜ばれるかわからない方も多いのではないでしょうか。
ここでは父の日に贈るお酒選びのポイントを解説します。お父さんに満足してもらえる納得の逸品を選ぶ参考にしてください。
父の日にお酒を贈ろう!喜ばれる選び方
お酒が好きなお父さんに「これはうまい!」「とても贅沢な気分だ」そう思ってもらえるものを贈りたいですよね。
笑顔になってもらえるもの・満足してもらえるギフトを選ぶには、次のポイントを意識して選んでみましょう。
1.お父さんの好きなお酒の種類を確認しよう
父の日に贈るなら“お父さんの好きな種類のお酒”を選ぶことが大切です。お酒にはさまざまな種類があり、好みが分かれます。
さらに焼酎は芋・麦・米など、ウイスキーはスコッチ・モルトなど、ワインには赤・白など、日本酒には辛口・甘口など、同じジャンルのお酒がさらに細かく分けられます。
通な方ならお気に入りの銘柄・メーカー・酒蔵がある程度決まっている場合もあるでしょう。
お父さんは普段どんなお酒を飲んでいるでしょうか? 普段は飲まないけれども、自分へのご褒美や特別な日にだけ飲むお酒があるかもしれませんね。
お父さんの好きなお酒をリサーチしてからギフトを選びましょう。
2.父の日限定のギフトセット
父の日が近づくと各メーカーや酒造から「父の日限定」の名がついたギフトが販売されます。
父の日限定ギフトには
- 普段飲んでいるビールの高級ラインを詰め合わせたもの
- 夏季限定の生酒など希少な日本酒をギフト仕様にしたもの
- 国産のブドウのみを使ってつくられた木箱入りの純国産ワイン
- 感謝のメッセージが入ったラベルやパッケージ
など、通常は販売されないセットや珍しい商品が多く揃います。
ワンランク上のお酒・希少価値の高いお酒を華やかなギフト仕様にしているため、お父さんに贅沢な気分を味わってもらえるでしょう。
3.飲み比べセット
父の日に贈るお酒のギフトの定番になっているのが「飲み比べセット」です。
飲み比べセットは数種類のお酒を詰め合わせたものでさまざまな味わいを体験できます。
たとえば
- 国産クラフトビール飲み比べセット
- 世界各国のビール飲み比べセット
- 焼酎鑑評会で受賞した焼酎飲み比べセット
- 全国各地の酒蔵から厳選した大吟醸酒飲み比べセット
などがあります。
飲み比べセットを贈られたお父さんからは「ご当地のお酒を飲めるから旅行気分を味わえる」「自分では手に取らないお酒が口に合って新しい発見があった」という声が聞かれることもあります。
飲み比べセットに入っているうちのどれかは喜んでもらえるケースが多いため、「お父さんがお酒好きなのは知っているけれども細かい好みは把握していない」という方にとってもプレゼントしやすいと人気があるギフトです。
「お父さんはどれが一番好みだった?」と感想を聞いておくと、次の父の日の贈り物の参考になるでしょう。
4.おつまみ・酒器とのセット
お父さんにお酒を贈るなら「お酒とおつまみ」や「お酒と酒器」のセットを贈るのもおすすめです。贈り物にボリュームが出るため豪華な印象になります。
おつまみセット
おつまみをセットにするならプレゼントするお酒に合うおつまみを選びましょう。
どんなおつまみが合うかわからない場合は、お酒の種類や銘柄に合うおつまみがセットになったギフトがおすすめです。
お酒とおつまみのセットなら、贈ったその日に贅沢な晩酌を楽しんでもらえます。
<おつまみセットの例>
- クラフトビール×ご当地グルメ
- フランス産ワイン×手づくりの本格サラミ
- 日本酒×珍味やチーズなどの燻製
酒器セット
酒器をセットにする場合もプレゼントするお酒の種類に合わせるか、お酒と酒器のセットを贈りましょう。
酒器を選ぶ際はお父さんの好きなお酒やお酒の飲み方に合わせると良いでしょう。
<酒器セットの例>
- ビール×保冷性の高いステンレス素材でできたビール用タンブラー
- 日本酒×まろやかな風味を楽しめる錫(すず)素材のぐい吞み(日本酒を常温または冷やして飲む方向け)
- ウイスキー×ウイスキー本来の味や香りを味わえるストレートグラス(氷や水などを入れずにストレートで飲む方向け)
5.名入れで特別感を演出
お酒を販売しているネットショップのなかにはオリジナルのラベルをつくれるところがあります。
お父さんの名前を入れた「名入れ」のお酒で特別感を演出してみてはいかがでしょうか。孫が描いた似顔絵や思い出の写真をラベルにプリントするのもおすすめです。名入れのほかに
- お父さんいつもありがとう
- お父さん大好き
- いつまでも健康でいてください
などの「メッセージ」を入れられる場合もあります。照れくさくて言葉では伝えられない感謝の気持ちを伝えられるでしょう。
オリジナリティあるラベルのお酒なら飲み終えた後にボトルを飾って楽しんでもらえるため、父の日の思い出にもなるのではないでしょうか。
なお、ラベルの製作は発送するまでに時間がかかる可能性がありますので、余裕をもって注文することをおすすめします。
6.ラッピング・ボトルの見た目で選ぶ
贈り物の中身は一緒でも、ラッピングやボトルの見た目が華やかだと豪華な印象になります。お父さんに贈るお酒は見た目にもこだわってみてはいかがでしょうか。高級感漂う木箱入りなら、受け取るときから贅沢な気分を味わってもらえるでしょう。
箱がないお酒の場合はブーケのような華やかさがでるカラーペーパーで包んだり、ラベルの高級感を際立たせられるよう透明セロファンのみで包んだりするのがおすすめです。
近年は風呂敷を使ったラッピングに注目が集まっています。風呂敷には伝統的な和柄や高級な絹製のものなど柄や素材にさまざまなバリエーションがあり、お酒のボトルをそのまま包む方法や箱を包む方法など包み方もさまざま。風呂敷ラッピングで粋な贈り物をしてみてはいかがでしょう。
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お酒選びで知っておきたい基本情報
先述したとおり、お酒にはビール・焼酎・ウイスキーなどさまざまな種類がありますが、これらはさらに細かく分けられます。
「焼酎は芋にかぎる!」「ウイスキーならバーボンの方が好み」など、人によって好み・こだわりが見られるもの。同じジャンルのお酒はどのような違いで分けられるのでしょうか? また、種類によってどのような特徴があるのでしょうか?
お酒の種類の違いと特徴についてみてみましょう。
1. 「ビール」と「発泡酒」の違い
「ビール」と「発泡酒」の原料はどちらも同じで、麦芽・ホップ・水からつくられます。
2つの違いは麦芽の使用比率の基準です。
<麦芽の使用比率>
- ビール…麦芽使用量50%以上
- 発泡酒…麦芽使用量 50%未満
発泡酒よりもビールの方が麦芽が多く含まれていることになります。
また副原料にも違いがあります。副原料とは味わい・泡・香り・発酵度合いなどを調整するために使われるものです。
<副原料の違い>
- ビール…副原料の種類が限定されている・副原料の重量は麦芽使用量の5%以内
- 発泡酒…副原料の種類が限定されていない・副原料の重量は定められていない
麦芽用量50%以上でも、副原料が規定の5%以上使われている場合は「発泡酒」に分類されます。
麦芽の使用比率の基準・副原料の違いにより、風味・香りなどに違いがでます。
<風味や香りの違い>
- ビール…麦芽の量が多いため、麦芽本来の香りや独特の苦みを味わえるものが多い。
- 発泡酒…使用されている副原料によってさまざまな風味を楽しめる。麦芽の量が少ないものは苦みが少なくあっさりと飲みやすい。
ちなみに「第3のビール」は原料に麦芽を使っていないもの、または発泡酒に蒸留酒を加えたもののことをいいます。
2. 焼酎の代表種「芋」「麦」「米」
焼酎は使用される原料によって種類が分けられます。ここでは代表的な3つの原料でつくった焼酎の特徴をご紹介します。
【芋】
芋焼酎の主原料はサツマイモです。
サツマイモ自体の糖度が高いため他の焼酎よりも甘みと香りが強いという特徴があります。さらに芋の種類によって次のように焼酎の味わいが変わります。
- 黄金千貫・安納芋…芋本来の甘みを感じられる
- 金時芋…キレの良いのど越しが生まれる
- ジョイホワイト…まろやかでフルーティーな香りを感じられる
など
芋焼酎は独特の香りがありクセが強いため、好き嫌いがわかれやすい焼酎だといわれています。
【麦】
麦焼酎の主原料は大麦です。麦だけで発酵させるつくり方はウイスキーと同じですが、樽で熟成させるウイスキーとは全く違う味わいになります。
麦の香ばしさとキレのある味わいはクセが少なく、飲みやすい焼酎だといわれています。ストレートや水割りのほか、ジュース・お茶で割る飲み方もおすすめです。
【米】
米焼酎の主原料は米です。原料を米とする点では日本酒と同じですが、米焼酎と日本酒には次のような違いがあります。
- 日本酒…原料は酒造好適米・米を発酵してつくられる醸造酒
- 米焼酎…原料には食用米が使われることが多い・醸造されたお酒を蒸留(熱で気化させたアルコールを冷やし、液体に戻す工程)している
米焼酎は香り高く口当たりがまろやかで、米本来の旨味と甘みを感じられる味わいです。
3. ウイスキー「スコッチ」と「バーボン」の違い
ウイスキーにもさまざまな種類があり、それぞれ産地・原料・つくり方・熟成年数が異なります。ここではウイスキーのなかでも広く知られている「スコッチ」と「バーボン」の違いを解説します。
【スコッチ】
スコッチとは主にスコットランドでつくられるウイスキーのことを指します。スコッチは主原料の違いによって大きく2つに分けられます。
- 大麦麦芽を主原料とする「モルトウイスキー」
- とうもろこしなどの穀物を主原料とする「グレーンウイスキー」
スコットランドのなかでもウイスキーの生産が盛んな地域があります。
「アイラ」「スペイサイド」「ハイランド」「ローランド」「キャンベルタウン」「アイランズ」は6大産地と呼ばれ、それぞれが個性豊かなウイスキーをつくっています。スコッチのなかでも産地によって異なる味わいや香りがあるのです。
原料や産地の違いで細かく分けられるスコッチですが、味わいには共通点があります。
1つはスモーキーフレーバーと呼ばれる独特な香りです。これは泥炭で原料を燻す「ピート」という工程によって生まれます。
もう1つは熟成に使用済みの古樽を使うため、上品さ・複雑さを含んだ甘さとまろやかさをもつ味わいになる点です。
【バーボン】
バーボンはアメリカでつくられるウイスキーのうち、主原料51%以上にとうもろこしを使っているものを指します。
バーボンの熟成には内側をバーナーで焦がした新品の樽を使うのが一般的です。このような樽を使うことによって、カラメルのような香ばしさ・甘み・力強さをしっかりと感じられる野性味のある味わいになります。
バーボンはスコッチよりもクセが少ないため、ウイスキー初心者でも飲みやすいといわれています。
「お酒が選べない!時間がない!」そんな人はカタログギフトを
贈り物は“お父さんに満足してもらえるもの”にしたいですよね。
それなら「カタログギフト」を贈ってみてはいかがでしょうか?
カタログギフトならプレゼントを受け取るお父さんにも、贈るあなたにも嬉しいメリットがあります。
カタログの中から好きなお酒を選んでもらえる
お酒にはさまざまな種類があり、人それぞれ好みは違います。
「お父さんにお酒をプレゼントしたいけれど、どんなお酒が好きなのかわからない…。」
と悩んでいる方もいるでしょう。
そんなときは父の日向けのカタログギフトを贈って、お父さんに自分の好きなプレゼントを選んでもらうのはいかがでしょうか。カタログによっては
- ビール・日本酒・ウイスキーなどのジャンル
- 赤ワイン・白ワイン・ロゼなど細かな種類
- 飲み比べ・おつまみなどのセット商品
- 酒器セット
など、お酒やお酒に関連する商品が豊富に掲載されているものもあります。
このようなカタログならお父さんに楽しみながら選んでもらえるでしょう。
「贈り物をじっくり選ぶ余裕がない…。」など、忙しいけれども喜ばれる贈り物をしたいときにもカタログギフトはおすすめです。
充実のラッピング&メッセージカード
カタログギフトを販売しているネットショップのなかには、ラッピングをしてくれるところやメッセージカードを添付できるところがあります。
「GiftA(ギフタ)」では
- カタログギフトは化粧箱入り
- 包装紙は豊富なデザインの中から選択可能
- メッセージカードは最大100文字まで対応・デザインも豊富
これらを無料でつけられます(※一部商品を除く)。
「カタログギフトを贈りたいけれども、プレゼントを選ぶ手間を省いたと思われないかな…。」とお考えの方もいるでしょう。
贈り物にふさわしいラッピングで包み心のこもったメッセージカードを添えれば、お父さんに感謝の気持ちが伝わるギフトにできるのではないでしょうか。
即日出荷でスピーディー
「父の日まであと数日しかない…。」
「どこのお店も混雑していて配送までに時間がかかってしまうようだ…。」
このようなお悩みをお持ちの方、贈り物を急いで準備したい方にもカタログギフトはおすすめです。
「GiftA(ギフタ)」なら、カタログギフトを13時までにご注文の場合は即日出荷が可能です。
(※一部商品を除く。また、写真入りメッセージカードなどオプションをつけた場合は納期が異なります)
なお配送方法は
- ポストに直接投函する「ポストイン」
- 到着日や時間を指定できる「宅配便」
この2つから選択可能。お父さんに直接手渡したい方、遠方のお父さんへ直送したい方など用途に合わせて選べます(※一部商品を除く)。
お酒ギフトはお父さんが喜ぶツボを押さえよう
父の日に贈るギフトは“感謝の気持ち”を表すもの。大切なのはお父さんを想う気持ちです。
お酒にはたくさんの種類があります。そのなかで「お父さんの好きなもの」や「お父さんが喜びそうなもの」を考えながらギフトを選ぶと、あなたの想いが伝わるでしょう。
贅沢な気分を味わえるワンランク上のお酒、気軽にさまざまな味わいを楽しめるセット商品、毎日の晩酌を格上げしてくれるお酒関連グッズなどから、お父さんにピッタリのものを選んでみてはいかがでしょうか。
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