日ごろの感謝を伝える「父の日」。
「何を贈ったら喜んでもらえるだろう?」とお悩みの方も多いでしょう。それなら「父の日」の贈り物の定番「ビール」を贈ってみてはいかがでしょうか?
毎日晩酌する方はもちろん、お酒をたしなむ程度の方にも喜ばれること間違いなしです。
ただし日ごろの感謝を伝え、お父さんに喜んでもらうには普通のビールではもの足りません。“贅沢感”と“特別感”を演出するものを選んでこそ感謝と喜びを贈れます。
ここでは父の日に贈る「ビールギフト」の選び方とお父さんとの会話が弾む「ビール豆知識」についてご紹介します。
父の日に贈りたいビールの種類&選び方のヒント
お父さんがいつも飲んでいるビールを贈るのも良いですが、いつもとはちょっと違う“特別感”があるものを選んでみてはいかがでしょう。
質や種類にこだわって選ぶとビール好きのお父さんもきっと満足するはずです。ここでは父の日に贈りたいビールの種類と選び方のポイントをご紹介します。
「父の日」限定ビールを贈る
「父の日」が近づいてくるとメーカー各社から『父の日仕様』の限定ビールが販売されます。コンビニやスーパーで普段お目にかかれないビールや通常販売されないギフトセットがバリエーション豊富に揃うのです。中身はもちろん、箱や包装紙もギフト感あふれるため“特別感”を味わってもらえます。
「お父さんいつもありがとう」とラベルデザインされたものを選んだりメッセージカードを添えたりすれば、照れくさくて言葉では伝えられない感謝の気持ちも一緒に伝えられます。
いつもより高級な「プレミアムビール」
「父の日」の贅沢感を演出するなら「プレミアムビール」がおすすめ。高級ラインに分類されるプレミアムビールは一般的なビールよりも原料や醸造方法にこだわってつくられているため、普段飲んでいるものよりもワンランク上の贅沢な香り・風味・コクを味わえるのが特徴です。
お父さんが好きな銘柄のプレミアムラインやお父さん自身では選ばない高級ビールを贈ると喜ばれるでしょう。
ビール通も納得!「クラフトビール」
粋な贈り物をしたいとお考えなら、お父さんの故郷で生まれた「クラフトビール(地ビール)」がおすすめです。故郷への思い入れも相まってより美味しく感じられるとともに、なつかしさ感じる癒しのひと時も一緒に贈ることができます。
「クラフトビール」とは、小規模の醸造所で伝統的な製法によって造られたビールのこと。高品質かつ精巧で、造り手の存在感を感じる個性的なビールが多く揃っています。
あまり知られていませんが、日本にはクラフトビールを作るマイクロブルワリー(小規模ビール醸造所)がおよそ500か所あります。お父さんの故郷の1本を見つけられるかもしれません。
旅行気分も味わえる「海外ビール」
海外旅行がお好きなお父さんには「海外ビール」を贈ってみてはいかがでしょうか?
ビールは銘柄だけでなく醸造国によっても味わいや風味が異なります。
- ホップの苦みが効いた「ドイツビール」
- 爽やかな飲み心地の「ベルギービール」
- 清涼感ある「アメリカンビール」
世界各国の雰囲気を楽しめる「海外ビール」なら、おうちにいながら手軽に旅行気分を味わってもらえるでしょう。
海外ではビールの味や特徴によってグラスを変えるのが一般的なので、銘柄に合わせたグラスやタンブラーをセットにして贈るのもおすすめですよ。
異なる味の「飲み比べセット」
“特別感”と“高級感”どちらも演出するなら、味の異なるビールを詰め合わせた「飲み比べセット」がおすすめです。見た目の華やかさが贈り物にピッタリなうえ、毎日違うビールを楽しめるという高揚感も味わってもらえるでしょう。
「父の日」仕様の飲み比べセットはバリエーションが豊富です。
- 定番ビールセット
- クラフトビールセット
- 世界のビールセット
どれを選ぶか迷ったら、お父さんが普段飲んでいる国産ビールの高級ラインや馴染みある地域のクラフトビールのセットを選ぶと良いでしょう。
おうち居酒屋「おつまみセット」
気の利いた贈り物をしたいなら、ビールとその銘柄に合うおつまみを組み合わせた「おつまみセット」がおすすめです。
その土地のクラフトビールとご当地グルメがセットになったものや、バルで味わえる燻製やチーズがセットになったものなど、さまざまな種類があります。抜群のマリアージュを手軽に楽しめるため、ビールをさらに美味しく味わってもらえるでしょう。
贈ったその日におうちにいながらご当地・バルの味わいを堪能してもらえるため、忙しいお父さんへの贈り物にもぴったりです。
魚・肉・乾物・燻製など、お父さんの好みのおつまみがセットになっているもので、ちょっと贅沢なものを選ぶと喜ばれるでしょう。
ビールに関連したアイテムを贈るのもおすすめ
「毎年ビールばかりでかわり映えしない…。」とお悩みなら、ビールに関連するものを選んでみてはいかがでしょうか?
“いつものビールを美味しくするグッズ”や“晩酌を楽しい時間にしてくれるグッズ”などをご紹介します。
気分も味わいも変わる「ビールグラス」「タンブラー」
いつも缶のままビールを飲んでいるお父さんには「ビールグラス」や「タンブラー」のプレゼントがおすすめです。
「ビールグラス」に注ぐとビールの香りやコクを閉じ込めるクリーミーな“泡”ができます。最後まで美味しく飲めるうえ、味わいやのど越しがより一層際立ってビール本来の美味しさを味わえるのです。
- 日本人になじみのある「ピルスナー」には、輝く黄金色とホップの苦みを際立たせる細長いグラス
- ワインのような華やかな香りと味わいの「エール」には、フルーティな香りを高めるチューリップ型グラス
- 焙煎したモルトの香ばしい香りの「スタウト」には、深い香りと苦みを調和させるくびれ型グラス
このようにビールの種類に合う「形」を選ぶと、香り・味わいを際立たせられます。
いつまでもキンキンに冷えたビールを味わってもらうなら保冷効果の高い「タンブラー」が良いでしょう。
保冷性の高いステンレス素材のタンブラーには真空断熱構造のものが多くあります。外の温度がビールに伝わりにくいため、結露しにくく長時間にわたって冷たさを維持できます。
味のある雰囲気と口当たりの良さを味わえる陶器製・軽くて泡立ちの良いチタン製もおすすめです。
イチオシの絶品を贈る「おつまみグルメ」
“酒の肴がワンパターン”なお父さんには「おつまみグルメ」をプレゼントしてみてはいかがでしょうか? 合わせる料理やおつまみによっていつものビールが格別に美味しくなります。
- 魚介の燻製オイル漬け
- 素材にこだわった高級缶詰セット
- 料亭の和オードブル
このような高級グルメを選ぶのもおすすめです。最高のビールペアリングによる至福の癒し時間をプレゼントできるでしょう。
ビールには基本的に塩辛いものや濃い味が合いますが、「父の日」には健康に気を遣ったものをチョイスするのがベストです。
「いつまでも健康でいてほしい」との想いを込めて選ぶと、お父さんの身体を気づかう気持ちが伝えられるでしょう。
\手軽につまめるしょっぱいお菓子もおすすめ/
選ぶ楽しみも贈れる「カタログギフト」
「いろいろあって迷ってしまう」
「こだわりのあるお父さんにベストなものを贈りたい」
そんな方はお父さん自身に欲しいものを選んでもらえる「カタログギフト」を贈ってみてはいかがでしょうか。
多くのカタログギフトには「ビール」や「おつまみ」など、いろんな種類のものが掲載されているので、お父さんが好きなものを選んでくれるでしょう。
また、「ビールとカタログギフトをセットで贈る」という方法なら、プレゼントにボリュームが出る上、選ぶ楽しみも味わってもらえますよ。
「GIFTA(ギフタ)」ならオリジナルのメッセージカードを作成してカタログギフトに添えることもできるため、面と向かって言えない感謝の気持ちをさりげなくしっかりと伝えられます(※一部商品を除く)。
注ぐ瞬間も楽しく!「家庭用ビールサーバー」
本格的な味をお手軽かつコンパクトに楽しめる「ビールサーバー」は自宅で“お店の生ビール”を再現できるグッズです。お店で飲む生ビールが格別に美味しいのは、泡がきめ細かくクリーミーだからです。
家庭用ビールサーバーがあればお店のような口当たりなめらかな泡を作れます。
「大きなビールサーバーを自宅に置くのはちょっと難しい…。」と思われるかもしれませんが、近年は以下のようなコンパクトタイプが主流となっており、使い勝手も抜群です。
- 缶ビールや瓶ビールをセットして使う「卓上タイプ」
- 缶の飲み口に装着する「ハンディタイプ」
- ヘッド部分をグラスに浸ける「ビアフォーマー」
手軽に使えるビールサーバーがあれば、お父さんの毎日の晩酌だけでなく、ホームパーティなどでも活躍するでしょう。
会話が弾む!ビールの豆知識
お父さんとの楽しい会話に役立ちそうな「ビールの豆知識」をご紹介します。
ビールは飲むだけではく、“一緒に飲んで語り合う”ことで最高のプレゼントになります。「父の日」には親子水入らずで、お父さんと一緒にビールを味わいながら団らんの時間を過ごしてみてはいかがでしょうか?
「エール」と「ラガー」の違い
ビールの種類は大きく分けて「エールビール」と「ラガービール」にわけられます。原料はどちらも麦芽ですが「酵母」が異なるため、風味や香りが対照的なビールへと仕上がるのが特徴です。
「エール」には発酵が旺盛な「上面発酵酵母」が使われているため、アルコール度数が高く、独特のフルーティな風味とコクのある味わいとなります。
「ラガー」には穏やかに低温発酵する「下面発酵酵母」が使われており、エールに比べて生成される香りや成分が少なくなります。そのため、キレがよく雑味のないクリアなのど越しのビールになるのです。
「生ビール」の「生」ってなんのこと?
おうちで生ビールを飲んでいると「お店の生ビールが飲みたい!」と思ったことある方は多いでしょう。でも実は、普段飲んでいる缶ビールも「生ビール」だと知っていましたか?
生ビールの「生」は酵母の働きや雑菌の活動を止める「加熱処理」を行っていないことを意味します。従来は加熱処理を行うのが当たり前でしたが、現在はろ過によってこの処理を行うのが一般的。そのため、ほとんどのビールが「生ビール」に分類されるのです。
ちなみに「生ビール」には鮮度があります。“新鮮”なビールを味わいたいら賞味期限の長いものを選んだり、よく売れている酒屋で購入するのがポイントです。
「黒ビール」は麦芽に秘密あり!
麦から麦芽をつくる「製麦」と呼ばれる工程には、発芽を止めるために加熱・乾燥をさせる「焙燥」という作業があります。
80℃程度の低温で焙燥した「ベースモルト」はビールの基本となる麦芽です。
一方、焙燥後に100℃以上の高温で焙煎したものを「スペシャルモルト」といいます。焙煎することによって糖がカラメル化するため色や香ばしい風味を付けられます。
ビールによって味わい・コク・色が異なるのは「ベースモルト」と「スペシャルモルト」を組み合わせてつくっているためです。
「黒ビール」はスペシャルモルトのなかでもしっかりと焦げるまで焙煎した「チョコレートモルト」や「ブラックモルト」の割合を多くしてつくっているため、濃色で香ばしさと苦みのある深い味わいとなるのです。
感謝を伝える父の日の贈り物にビールを選ぼう!
ここまで感謝と喜びを贈る「ビールギフト」の選び方についてご紹介してきました。毎日の晩酌タイムに発泡酒や第3のビールを選ぶ方が多くなってきましたが、やはり“本物”とは違うものです。
美味しいビールをプレゼントすればお父さんの日々の疲れを癒し、特別な贅沢感を味わってもらえるでしょう。
お父さんを想いながら、贈り物に最適なビールを選んでみてはいかがでしょうか。