誕生日を迎える友人に「チョコレートを贈りたい」と考えているものの、種類が豊富でどれを選んだらよいか分からないという人は多いものです。チョコレート選びの注意点から、チョコレート好きな友人もうならせる「おすすめのチョコレート」を紹介します。
目次
まずは押さえておこう!チョコレートを贈る際の注意点
プレゼントするチョコレートを選ぶ前に、押さえておきたい注意点があります。普段仲良くしている友人やお世話になっている知人には、その人の好みにあった喜ばれるプレゼントを贈りたいですよね。
もし自分の価値観だけで選んでしまうと、相手を喜ばせるどころか嫌な気持ちにさせてしまう恐れも…。意外と見落としがちなポイントなので、しっかりと把握しておきましょう。
お酒の好き嫌い
チョコレートには、ブランデー・シャンパン・日本酒など、お酒が入っているものが多くあります。
お酒入りのチョコレートは、贈る相手がお酒好きであれば喜ばれやすいアイテム。しかし、お酒が嫌いな人にとっては、うれしくないプレゼントになってしまう可能性があります。そのため、お酒が嫌い・苦手な人には、お酒を使用していないチョコレートを選ぶのが基本です。
ただし、「お酒は好きだけれど、チョコレートとお酒は別々で楽しみたい」「お酒は飲めないけれど、香りが好きだからお酒入りのチョコレートは好き」という人もいます。
確実に喜ばれるチョコレートを贈りたいのなら「お酒入りのチョコレートは好き?」と、ストレートに聞いてみるのがおすすめです。
アレルギーの有無を確認
チョコレートに限らず、食べ物を贈る際は、相手に食物アレルギーがないか必ず確認しておきましょう。アレルギー物質が含まれているものを贈られても食べられないですし、嫌な思いをさせてしまう恐れがあるからです。
例えば、ナッツ類はチョコレートと相性がよく、アーモンド・クルミ・ヘーゼルナッツ・カシューナッツなどが入っている商品は数多くあります。しかし、近年はナッツ類のアレルギーが増加傾向にあり、以前よりも身近なものとなっています。
商品によってはナッツ類以外の食べ物が入っているものもあるので、チョコレートを選ぶ前に、アレルギーの確認は必ずしておきましょう。
参照:平成30年度食物アレルギーに関連する食品表示に関する調査研究事業報告書(消費者庁)
季節・温度に気を配って
温度変化に敏感なチョコレートは、クッキーやキャンディーなど常温での保存が利きやすいお菓子よりもデリケートです。チョコレートは15℃前後であれば、数時間持ち歩いても溶けないまま保てる場合がほとんどです。
相手に渡すまでの間、15℃以上の場所に長時間置いておかなければいけない場合は、保冷剤や保冷バッグなどを活用しましょう。
チョコレートは一度溶けると、風味が落ちて口当たりが悪くなってしまいます。おいしいチョコレートを最高の状態で渡せるよう、季節と温度にも配慮してプレゼントしましょう。
失敗したくない!誕生日に贈りたいおすすめチョコレート
せっかくプレゼントするなら、相手に喜ばれるものを贈りたいですよね。これから紹介するチョコレートは見た目や味、さらにはインパクトの強さなど、喜ばれるポイントがたくさん含まれています。
「友人には絶対に喜んでほしい!」「他の人と差がつくチョコレートを贈りたい」と思っている人はチェックしておきましょう。。
有名ショコラティエが手がけるブランドチョコレート
ショコラティエとは、チョコレートに特化した職人のこと。菓子全般を手がけるパティシエとは異なり、一つの分野に精通しているので、チョコレートに対するこだわりが強い傾向があります。
特に、世界的に有名なショコラティエが手がけるチョコレートは、見た目や味の全てにおいてレベルが高く、誰に贈っても喜ばれやすいアイテムです。
また、他の店では購入できないような、個性的なチョコレートが多いところも、おすすめ理由の一つです。インパクトがあるので、会話のネタにもなります。プレゼントをきっかけに、もっと仲を深めたい相手に贈るのもよいでしょう。
ブランドチョコレートであれば、お値段は3,000円~5,000円程で購入できます。誕生日プレゼントに丁度よい、手頃な価格帯もポイントです。
ホテルのチョコレート
ホテルで購入できるのは、ホテルのシェフやパティシエが手がけた高級感のあるチョコレートです。格式や伝統を重んじながら作られているので、上品な見た目と味を楽しめるところが魅力です。
特に、バレンタインの時期になると、チョコレートのバリエーションは一気に増えます。
ホテルのチョコレートは年間を通しておすすめですが、2月生まれの友人への誕生日プレゼントには、第一候補として検討してみるのもよいでしょう。
パッケージデザインがかわいいチョコレート
インスタ映えするかわいいパッケージデザインのチョコレートは、女友達への誕生日プレゼントに特におすすめです。
チョコレートの味だけでなく見た目でも楽しめるので、まさに一石二鳥。プレゼントした相手に、食べる前から楽しい気持ちになってもらえます。
また、パッケージがボックスや缶なら、食べ終わった後は小物入れとしても活用できます。
小さめのサイズならヘアアクセサリーやピアスなどの小物を、大きめのサイズなら文房具やお菓子入れなど、用途はさまざまです。ボックスや缶の作り自体はシンプルなものが多いので、いろいろな方法で使ってもらえるでしょう。
まるで宝石!ジュエリーボックス入りチョコレート
ジュエリーボックス入りのチョコレートは、宝石箱のような豪華さが魅力です。1段のもの以外に、2段・3段と複数段になっているものもあり、多彩な味わいが楽しめます。
家族がいる人に贈るのであれば、複数段のジュエリーボックスがおすすめです。甘いミルクチョコやお酒の入ったチョコレートなど、さまざまな種類のチョコレートが楽しめるので、子どもから大人まで楽しめます。
一方、一人暮らしの友人に贈るのであれば、食べきれない可能性があるので1段のジュエリーボックスがおすすめです。
お値段はサイズによって異なりますが、3,000円~10,000円程で購入できるものが多くなっています。オシャレに敏感な人やSNSを利用している人に贈ると、喜ばれやすいでしょう。
かぶりにくい!誕生日に贈りたいチョコレートを使った上品お菓子
チョコレート好きで友人なら、これまでもたくさんのチョコレートをもらってきたことでしょう。また、過去にもチョコレートをプレゼントしているのなら、趣向を変えてみるのがおすすめです。
自分にとっても新しい発見があるかもしれないので、一風変わったチョコレートもチェックしておきましょう。
ドライフルーツのチョコレートがけ
色とりどりのドライフルーツにチョコレートをかけたお菓子は、鮮やかな見た目と上品さを兼ね備えたお菓子です。さっぱりとしたフルーツにチョコレートの甘みがプラスされ、2種類の味が楽しめるのも魅力でしょう。
また、ドライフルーツはダイエット中の友だちにもおすすめです。噛む回数が多くなるので、少ない量でも満腹感が得られやすいだけでなく、食物繊維も多く含まれています。
栄養価が高く美容効果も期待できるため、「ダイエット中だけれどチョコレートが食べたい!」という友人には特に喜ばれるでしょう。
チョコレートラスク
軽くてサクサクとした食感のラスクに、チョコレートを組み合わせたお菓子です。「ラスクだけでは軽過ぎて物足りない」という人もチョコレートがプラスされることで、満足感を得やすくなっています。
また、ラスクは少しアレンジするだけで、異なる食べ方で楽しむこともできます。方法はとても簡単で、チョコレートが溶けるくらいまでオーブンで軽く温めるだけ!チョコレートが溶けてラスクに染みこむと、サクサクとした食感から、しっとりとした食感に変わり、二度楽しめます。
ラスクチョコレートは、ホワイトチョコレートや抹茶チョコレートなど、チョコレートの種類も豊富なので、いろいろな味を楽しみたい人にもおすすめです。
ミルフィーユ
サクサクとした軽い食感のパイの間に、なめらかなクリームをサンドし、チョコレートで包んだお菓子です。上品な見た目と味わいが楽しめるので、年上の友人への誕生日プレゼントにもおすすめです。
ミルフィーユにつかわれるチョコレートはさまざまなフレーバーがあり、ベーシックなミルク味はもちろん、ストロベリー・キャラメル・メロンなどバリエーションに富んでいます。
普段は何も入っていないチョコレートしか食べない人にとって、チョコレートでコーティングされたサクサク食感は、まさに新感覚かもしれません。
意外性がおすすめ!誕生日に贈りたい変わり種のチョコレート
「おいしいチョコレートを贈るだけでは物足りない!」という人におすすめなのが、意表をついた変わり種のチョコレートです。想像とは異なる斬新な見た目のチョコレートなら、喜びと共に驚きも感じられ、楽しいひとときを過ごしてもらえるでしょう。
特に、サプライズ好きな友人に喜ばれやすいので、ドッキリを仕掛けながら渡してみるのもおすすめです。
「口紅チョコ」「アイシャドウチョコ」
「えっ?これチョコなの!?」と驚かせたい人には、「口紅チョコ」や「アイシャドウチョコ」などのコスメチョコがおすすめです。
口紅チョコは、本物と勘違いするほど精巧に作られており、始めは口紅をプレゼントされたと思うでしょう。しかし、香りはチョコレートそのもの。もちろんチョコレートとして食べられるので、目でも舌でも楽しめます。
アイシャドウチョコは、チョコレートをパレットに見立てた遊び心満載のチョコレートです。ピンク系やブラウン系のチョコレートがセットされ、さまざまなフレーバーが楽しめます。
お値段はそれぞれ、口紅チョコが1,000円前後、アイシャドウチョコは2,000円~3,000円です。どちらもコスメチョコなので、セットで贈るのもおすすめです。
「ハイヒールチョコ」「バッグチョコ」
コスメチョコと同じく、本物そっくりに作られた「ハイヒールチョコ」や「バッグチョコ」も、強いインパクトが与えられるチョコレートです。
ハイヒールチョコは、「本当に履けそう!」と思わせるほど精巧に作られており、繊細で美しい見た目は、ハイヒール好きな女子もうならせるでしょう。
また、レザーバッグをモデルとしたバッグチョコは、皮の質感まで忠実に作られています。さらに、バッグチョコの中には、さまざまなチョコレートが詰まっていることも。バッグとしての機能まで再現された巧なデザインは、食べるのがもったいなくなってしまうほどでしょう。
どちらもチョコレート好きの人はもちろん、多くの女性に喜ばれること間違いありません。
ただし、一つ一つ手作業で作られるハイヒールチョコやバッグチョコは、完成するのに時間がかかるため、数量が限定されやすい傾向があるので注意しましょう。
「干し芋」「大福」など和菓子チョコレート
どんな味なのか想像しにくいチョコを贈りたいときは、チョコレートと「和」を組み合わせた和菓子チョコレートがおすすめです。
例えば、「チョコレート×干し芋」の組み合わせは、ビターなチョコレートがコーティングされ、干し芋の優しい甘味を引き立てています。チョコ好きだけでなく、芋好きな人に贈っても喜ばれるでしょう。
和菓子の定番である「大福」は、チョコレートと相性がよいので、和と洋をバランスよく堪能できます。大福の中にはあんこの代わりに生チョコレートが入っており、モチモチとした食感とゆっくり溶け出すチョコを同時に楽しめます。
さらに、ほろ苦いココアパウダーがあしらわれているものであれば、甘くなり過ぎないためビターチョコレートを好む友人にもおすすめです。
誕生日にふさわしい豪華さを演出するなら「飲み物」とのセット
チョコレートには、相性のよいものを組み合わせて味を引き立たせる「Mariage(マリアージュ)」という食べ方があります。チョコに合う飲み物をプラスすることで、お互いの味が引き立ち、存分に楽しむことができるのです。
普段忙しい友人に、ちょっと贅沢なひと時を過ごしてもらいたいときは、チョコと一緒に飲み物もセットで贈りましょう。
「コーヒー」×「チョコレート」
コーヒーはチョコレートとの相性がよく、ちょっと一息つきたいときやホッとしたいときなどにおすすめの組み合わせです。
そもそも、コーヒーとチョコレートには多くの共通点があります。コーヒーは「コーヒー豆」、チョコレートは「カカオ豆」といったように、どちらも果実の種からできています。また、栽培方法や製造方法、成分などにも共通する部分があるので、相性はばっちり!
チョコレートにもコーヒーにも種類がたくさんあります。どの組み合わせがよいのか迷ったときは、以下の組み合わせがおすすめです。
- ビターチョコレート×苦みの強いコーヒー(深煎り・エスプレッソ)
- 柑橘系・ナッツ系のチョコレート×酸味の強いコーヒー(浅煎り・キリマンジャロ)
- ミルクチョコレート×バランスのとれたコーヒー(中煎り・ブルーマウンテン)
これらの組み合わせならチョコレートとコーヒー、どちらか一方の風味が強過ぎたり弱過ぎたりせず、丁度よいバランスで楽しめます。
「紅茶」×「チョコレート」
チョコレートはコーヒーやお酒を合わせることが多いですが「紅茶」もまた、相性のよい飲み物の一つです。ただし、全ての紅茶がチョコレートに合うわけではありません。紅茶とチョコレートのマリアージュを楽しむポイントは「風味が弱過ぎない紅茶を選ぶ」ことです。
チョコレートは味が濃く香りも強いため、一緒に合わせる飲み物も味や香りともに強く感じるものでなければ、チョコレートの風味に負けてしまいます。
そのため、チョコレートに紅茶を合わせる場合は、アールグレイ・ウバ・アッサムなど、しっかりとした風味のある紅茶を選びましょう。
「コーヒーやお酒と合わせるのに飽きた」という友人に、チョコレートと紅茶のセットを贈ってみてはいかがですか?
「ウイスキー」×「チョコレート」
洋菓子の代表格ともいえるチョコレートは、高い人気を誇る洋酒「ウイスキー」とも相性が抜群。ウイスキーのおつまみとして作られたチョコレートもあるほどです。おすすめの組み合わせを紹介します。
- 甘めのミルクチョコレート×フルーティーな甘さのウイスキー(アイリッシュ・ジャパニーズ)
- ビターチョコレート×スモーキーでスパイシーなウイスキー(スコッチ・バーボン)
また、自分もウイスキー好きなら、プレゼントとして贈るだけでなく、一緒に飲む機会を作ってみてはいかがですか?
ウイスキーとチョコレートのマリアージュを堪能しながら、友人とさらに仲を深めるよいきっかけになるでしょう。また、ウイスキーは大人の男性へのプレゼントにも最適です。友人だけでなく、上司や普段お世話になっている人にチョコレートとセットで贈るのもおすすめです。
「日本酒」×「チョコレート」
日本酒も、製造過程や発酵工程などにおいて、チョコレートと共通する点が多くあります。
日本酒とチョコレートはそれぞれ、甘味・酸味・コク・香りなどが複雑なバランスで成り立っており、それぞれを掛け合わせることで一体感が生まれます。実際に、日本酒入りのチョコレートリキュールもあるほどで、相性のよさはお墨付きでしょう。
組み合わせは、ビターチョコには辛口の日本酒や甘さ控えめな低アルコールの日本酒、ミルクチョコには、昔ながらの製法で作られた濃醇な甘みが特徴の生酛(きもと)造りの日本酒がおすすめです。
また飲み比べセットは、さまざまな日本酒を堪能できるので、喜ばれやすいでしょう。
日本酒とチョコレートのセットは誕生日プレゼントとしてだけでなく、上司への退職祝いや父の日のプレゼントにもおすすめです。
好みやアレルギーが不安なら「カタログギフト」
ここまで、タイプの異なるチョコレートをいくつか紹介してきました。しかし、相手の好みやアレルギーを把握できているか心配な人もいるでしょう。
自分で選ぶのが不安なら「カタログギフト」を贈って相手に好きなものを選んでもらうのがおすすめです。
ギフト専門店のGiftA(ギフタ)には、喜ばれるアイテムが多数掲載されたカタログギフトが充実しています。チョコレートを取り扱っているカタログを贈れば、チョコ好きな友人に喜んでもらえるでしょう。
またGiftA(ギフタ)なら、デジタルカタログで中身を見ながら選べます。どんなチョコレートが掲載されているのか事前に把握できるので、友人の大体の好みに合わせて選べるところもポイントです。
さらに、カタログギフトには「メッセージカード」を添えて贈ることができます。カタログギフトと共に、お祝いのメッセージも伝えることができます。
大人も楽しめるチョコレートを誕生日プレゼントにして喜んでもらおう
チョコレートは大人も楽しめるお菓子であり、友人や知人への誕生日プレゼントに最適です。
高級感のあるものやインパクトがあるもの、飲み物と一緒に楽しめるものなど、バリエーションが豊富なので、プレゼントはもちろん自分のご褒美に購入するのもおすすめです。
ただし、プレゼント用として購入する際にはアレルギーの有無や味の好みなど、贈る相手のことをある程度把握しておく必要があります。
もし、贈る相手が「チョコレート好き」というアバウトな情報しか得られない場合は、カタログギフトを贈るのも方法の一つです。
想像だけで選ぶよりも、相手に直接選んでもらった方が確実に好きなチョコレートを贈ることができ、喜んでもらえることでしょう。