お付き合いをしている彼氏のお父さんが誕生日を迎えたときや、父の日のような記念日に、プレゼントを渡していいのかどうか悩む女性もいるのではないでしょうか。
喜んでもらえるものを贈れば距離を縮めるきっかけになりますが、品物選びや渡し方を間違えると気まずくなってしまうこともあります。
この記事では、彼氏のお父さんにプレゼントを贈って問題ないのか、贈るとしたらどんなものをどうやって渡せば失敗しないのかを解説します。
目次
彼氏のお父さんへ誕生日プレゼント、贈ってもいい?
彼氏のお父さんの誕生日にプレゼントを渡してもいいかどうかは、関係性によって変わってきます。
この場合の関係性とは「自分と彼氏の父」の親しさだけではありません。
プレゼントを渡すことによって彼氏の家庭内がギクシャクしてしまわないよう、彼氏の家庭内にも配慮が必要です。
ここでは、お付き合いの深さや関係性ごとに、彼氏のお父さんへプレゼントを渡して問題ないかどうかを解説します。
【OK】結婚前提でお付き合いしている
親公認で結婚を前提にお付き合いをしている状態であれば、プレゼントを贈ってもまったく問題ありません。
将来的にお付き合いが続くため、形に残るものや長く使い続けられるものでも喜んで受け取ってもらえるでしょう。
【OK】結婚前提ではないものの、彼氏の両親と何度か顔を合わせている
まだ結婚の話が具体的に出ているわけではないものの、すでに何度も顔を合わせている、家族ぐるみで外食や外出をしているという場合は、プレゼントを贈っても大丈夫です。
とはいえ結婚が決まっていない以上、今後もお付き合いが続くとは限りません。
プレゼントは形に残るアイテムを避け、消えものから選ぶとよいでしょう。
【NG】付き合って間もなく、会ったこともない
お付き合いの期間が短く、彼氏のお父さんと直接面識がないのであれば、プレゼントを贈ることは控えましょう。
そもそもお父さんが「息子の彼女」という存在を認識していない可能性があるからです。
そのような状況でいきなりプレゼントをすると、困惑させてしまいかねません。
【場合によってはOK】付き合いは長いものの、一度も両親と会ったことがない
彼の親と面識がない状態であれば、基本的に贈り物をするのは控えた方がよいでしょう。
ただし「近々会う予定がある」「彼の親から品物をもらったことがある」といったケースでは、プレゼントをすることで距離が縮まるきっかけになることもあります。
プレゼントの品物は、彼の親に気を遣わせない消えものがおすすめです。
これって失敗?彼氏のお父さんへのNGなプレゼントとは?
彼氏のお父さんにプレゼントをする際に大切なのは、受け取った側の負担にならないこと、気を遣わせないことを前提に選ぶことです。
また、深い意味のある贈り物をするのも避けましょう。
たとえば父の日には「黄色いバラ」を贈るのが定番ですが、結婚前に贈ると「まだそんな間柄ではない」とマイナスに受け止められてしまう可能性があります。
彼氏のお父さんへ贈る誕生日プレゼント選びのポイントについて解説します。
「彼氏のお母さん」の存在をスルーしたアイテム
彼氏のお父さんへプレゼントする際は、ご両親の存在を意識しましょう。
家庭環境は人それぞれですが、彼のご両親が健在で一緒に暮らしているのであれば、お父さんにもお母さんにも喜んでもらえるアイテムを選ぶようにします。
たとえばお母さんが食べられないもの、お父さんしか使わないアイテムなど、お母さんの存在をスルーした品物は厳禁です。
品物選びで失敗しないためには、あらかじめ彼氏からご両親が好きなものを聞いておくのがおすすめ。
好きな食べ物や夫婦共通の趣味などが分かれば、プレゼント選びのヒントになります。
日常的に身に着けるものは避けて、消えものがベスト
彼氏のお父さんへのプレゼントは、ネクタイやキーケースのように身に着けるもの、長く使えるものではなく、使うとなくなる「消えもの」から選ぶのがおすすめです。
身に着けるアイテムは親密さを感じさせるため、お母さんの気分を害してしまう可能性があります。
基本的に、「自分の彼氏が女性からこれをプレゼントされたら嫌だな」と感じる品物は避けるようにしましょう。
高価なものはNG!媚びを売っている印象にも
高価なものや高級品を贈ると、「媚びているのでは」とマイナスの印象を持たれやすいため注意が必要です。
さらに「経済観念がないのでは」と思われてしまうと、結婚の話が出たときに反対される要因になってしまいかねません。
贈る側と贈られる側の両方に負担にならないプレゼントの価格帯は、一般的に3,000円前後です。
まだ近しい関係ではないことにも配慮しつつ、気を遣わせない品物をチョイスしましょう。
彼氏のお父さんへの誕生日プレゼント5選
彼氏のお父さんへの誕生日プレゼントは、あまり奇をてらわず、定番や王道のアイテムから選ぶのがおすすめです。
奇抜なものを贈ると、「どういう意図があるのか」「なぜこれを選んだのか」と困惑させてしまうかもしれません。
そのうえで彼氏と相談し、お父さんの好みやお母さんとの共通の趣味などを徹底的にリサーチしておくことも大切です。
ここでは、贈りやすく気を遣わせないプレゼントの例をご紹介します。
家族みんなが満足する食べ比べセット
まだそれほど親密でない場合にぴったりなのが、家族で味わってもらえる食べ物や飲み物です。
「皆さんで召し上がってください」とひと言添えて贈りましょう。
なかでも複数の味がセットになっている食べ比べセットは、「佃煮」や「肉加工品」「お菓子」「梅干し」など多彩な選択肢があり、皆さんで手軽に楽しんでもらえます。
普段の食卓によく並ぶメニューやお気に入りの外食先をあらかじめ彼氏に聞き、好みに合うものを選ぶのが失敗しないポイントです。
夫婦2人の晩酌を彩るお酒&おつまみギフト
彼氏のお父さんがお酒好きだったり、夫婦で晩酌を楽しんでいたりする場合は、お酒を贈るという選択肢もあります。
彼氏にリサーチしたうえで、好きなお酒の種類や銘柄を聞いて選びましょう。
予算3,000円程度なら、いつものお酒よりワンランク上のものや飲み比べセットも選べます。
「彼氏のお父さんは飲むけれど、お母さんは飲まない」という場合は、素材にこだわった燻製や塩系のお菓子などのおつまみもおすすめ。
お父さんがお酒のアテにできるだけでなく、お母さんも一緒に楽しめます。
またお母さんはおつまみを用意する手間が省けるので、一石三鳥です。
甘党なお父さんのツボを押さえたスイーツセット
甘いものが好きなお父さんなら「焼き菓子」や「和菓子」なども喜ばれます。
特に「スイーツとドリンクのセット」や「スイーツとタオルのセット」のように、異なるアイテムが組み合わさっているギフトなら、気配りを感じてもらえるでしょう。
ただしタオルは、ギフトの定番とはいえ日用品でもあるため、関係性によっては避けたほうがいいこともあります。
関係が浅い場合はスイーツと好みの飲み物のセットにして、「皆さんで召し上がってください」と伝えましょう。
さらに、お父さんが食べられるかどうかも確認しておきましょう。
体調管理のために、甘いものを控えているケースも考えられるからです。
健康を気遣うグッズやグルメ
ヘルシー志向のギフトは、ご両親の年代に好印象です。
栄養たっぷりの「ウナギ」や果汁100%の「フルーツジュース」、「味噌」や「ヨーグルト」といった発酵食品などで気遣いを伝えましょう。
いたわりの気持ちが伝わる「入浴剤」という選択肢もあります。
消えもの以外では、腰への負担をやわらげる「クッション」などもおすすめです。
ただしシニア向けの印象が強い商品は気分を害してしまう可能性もあるため、注意が必要です。
結婚前提レベルなら形に残る実用品も
彼氏とすでに結婚が決まっている場合や、結婚前提でお付き合いしている場合は、長く使える実用品を贈っても問題ありません。
お父さんとお母さんにペアで使ってもらえる「タンブラー」や「グラス」なら、「いずれ義父義母となるおふたりのような夫婦になりたい」という尊敬の気持ちも感じ取ってもらえるでしょう。
このほか、職場でも使える「高機能タンブラー」や「ペットボトルホルダー」など、あると便利なグッズも喜ばれます。
彼氏のお父さんにプレゼントを渡すときも細心の注意を!
彼氏のお父さんへのプレゼントは、適切な品物を選べばそれで終わりというわけではありません。
好印象を持ってもらうには、渡し方や渡すタイミングも重要です。
前提として、彼氏のお母さんの誕生日や母の日をお祝いしていない場合は、お父さんにお祝いを贈るべきではありません。
まずはお母さんへのお祝いを先に済ませ、その後にお父さんに贈るという順番にすると何かとスムーズです。
彼氏のお父さんにプレゼントを渡す場合の注意点について解説します。
プレゼントを選んだ理由をメッセージカードに添える
プレゼントを贈る際はメッセージカードを添えて、どんな気持ちを込めてプレゼントを選んだのかを添えると好印象です。
「いつも気にかけてくださってありがとうございます」「いつまでも元気で過ごしてください」など、素直な気持ちを記しましょう。
「お邪魔したときに駅まで送ってくださってありがとうございます」のように、具体的なエピソードを盛り込んでも構いません。
「彼女から」と彼氏に渡してもらうなら
面識はあるものの、直接顔を合わせる機会が持てない場合は、彼氏から渡してもらうという方法もあります。
ただし、彼氏がうっかり渡し忘れてしまう可能性もあるため、プレゼントを託す前と後に念押ししておきましょう。
すぐに渡せない可能性があることも考えて、食べ物を贈る場合は賞味期限が長めのものを選ぶのがおすすめです。
直接渡すときは、「自分」で両手を添えて渡す
顔を合わせる機会があるときは、自分から渡しましょう。
贈り物を手渡しする際は、紙袋で持参して渡す直前に取り出し、のしの文字が相手から見える向きにして両手で差し出すのがマナーです。
ポイントはお父さんだけでなく、お母さんにも目線を合わせること。
さらに「〇〇さんと選びました」と言い添えると、彼氏を立てることもできます。
このとき、彼氏のことを呼び捨てや「〇〇くん」といったニックネームでは呼ばないよう注意してください。
また「つまらないものですが」と謙遜するのは避けましょう。失礼だと感じる人もいるためです。
彼氏のお父さんへのプレゼントに「のし」も忘れずに
彼氏のお父さんにプレゼントを渡すときは、のし紙をかけることをおすすめします。
リボンよりもあらたまった印象になり、厳しいお父さんにも好印象をもってもらえます。
誕生日プレゼントにかけるのし紙は、
- 水引の色が紅白で蝶結びのもの
- 表書きは「御祝」または「誕生日御祝」
とし、のし紙の下には贈り主である自分の名前をフルネームで記載します。
のし紙のかけ方
のし紙の掛け方には2パターンの方法があります。
- 自分で直接渡す
包装紙の上から掛ける「外のし」がおすすめです。受け取る相手はひと目で贈答品とわかるからです。 - 彼氏に渡してもらう
品物の上にのしを掛けてから包装する「内のし」がおすすめ。相手の手元に渡るまでの間、のし紙が破れたり傷ついたりするのを防ぐためです。
内のしでも外のしでも、のし紙をかけるならリボンは必要ありません。
プレゼントを渡すまでが重要!最後まで気を引き締めよう
彼氏のお父さんへの誕生日プレゼントとはいえ、ご両親が健在の場合はお母さんのことも意識しつつ選ぶことが大切です。
まだ家族ではないという関係性をふまえ、差し出がましいと感じさせる品物は避けましょう。
渡すときは、マナーに則った作法を心がけるようにします。
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細部にまで気を遣って、プレゼントをきっかけに彼氏の家族との距離を縮めましょう。