「年相応の大人なビジネスバッグを新調したい」と悩む30代男性におすすめなのが、長く愛用できるレザートートバッグです。
ビジネスで使用するトートバッグの選び方から、レザーの魅力まで、30代男性が一生使えるバッグを購入するためのポイントを紹介します。
目次
30代男性がビジネスで使えるメンズトートバッグの選び方
トートバッグは、口が大きくたくさん収納できるので「実用性の高いおしゃれなビジネスバッグ」として多大な人気を集めています。
メーカーによってデザインやサイズは異なるので、事前に選び方のポイントを押さえておくことが大切です。
30代男性がビジネスで使用するに相応しい、トートバッグの選び方をチェックしていきましょう。
持ち手の長さ・形状
トートバッグは、持ち手の長さや形状に決まりがないため、さまざまなデザインが販売されています。自分の使い勝手に適したバッグを選ぶためには、次の2点を意識して選びましょう。
まず「持ち手の長さ」はバッグの持ち方を基準にして選びます。
荷物が少なく、手で掴んでバッグを持ち運ぶなら、持ち手は短いものでも構いません。しかし、荷物が多く、肩にかけてバッグを持ち運びたいなら、持ち手の長さは長いものを選ぶ必要があります。
次に、持ち手の「形状」も確認しておきましょう。
持ち手の形状はバッグの強度を左右する大きなポイントです。荷物を入れ過ぎて持ち手が切れてしまうようではバッグとして困り物です。
荷物が重たくなりがちな人は
- 持ち手の縫製回数が多いもの
- 生地が切れないように金具が付いているもの
- 持ち手が太く安定感があるもの
を選ぶようにしましょう。
さらに、ハンドルカバーが付いていれば、手にかかる負担も軽減できます。
マチの有無・サイズ感
「マチの有無」とバッグ本体の「サイズ感」も確認します。
マチの無いバッグは、身体に密着しやすいため、移動の際にかさばりにくいというメリットがあります。
一方、マチ有りのバッグ、特にマチが広く取られたものは、安定感があるので床に置いてもしっかりと自立してくれます。ドリンクやお弁当を持参する場合にも重宝するでしょう。
マチが広く直置きすることが多くなると、底に汚れが付きやすくなります。「底鋲（そこびょう）」が付いたものであれば、生地が床に直接触れないため衛生的です。
「サイズ」は、トートバッグに入れる物のサイズに合わせます。
A4サイズの書類を入れることが多い場合、無理なく出し入れできるサイズが好ましいでしょう。小物を多く入れる場合には、縦長デザインだと取り出しにくくなってしまうので、横長デザインのものを選ぶと使い勝手がよくなります。
いつもの荷物量の2割ほど大きいサイズを選ぶと、荷物が増えたときにも対応できるでしょう。
開口部の作り・ポケットの有無
一般的に、トートバッグは形が「袋状」ですが、ファスナーやポケットの有無、位置はものによってさまざざまです。
開口部のデザイン、ポケットの種類には、次のようなものがあります。
| ≪開口部デザイン≫ |
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| ≪ポケットの種類≫ |
|
開口部のデザインやポケットは、好みや使い勝手に直結する部分です。
バッグの開閉が多い人は、開けやすいボタンがおすすめですが、中を見られたくない人にはしっかりと閉じられるファスナータイプが適しています。
バッグの中をしっかりと整理したい人は、内部ポケットの多いバッグの方が使い勝手がよくなります。
素材・デザイン
メンズトートバッグのデザインは、職場や取引先での印象を左右するアイテムの一つです。
ビジネスで使用するトートバッグなら、スーツ（ジャケット）の印象に合った素材・デザインを選ぶことも大切なポイントになってきます。
ジャケットスタイルが多いなら、高級感のあるレザーのトートバッグや動きになじむナイロン製のトートバッグがおすすめです。
黒や深めの茶色などの色味なら、上品で落ち着いた印象に仕上げてくれます。
また、スーツの印象だけでなく社風を考慮するのもポイントです。
カジュアルな雰囲気の職場なら、コーディネートのアクセントとしてボルドーなど明るい色味のものや、黒と茶色のバイカラーなど、遊び心のあるデザインを選んでもよいでしょう。
仕事のスタイルによっても選ぶべきデザインは変わります。外回りが多い場合は、防水加工が施されたバッグや、ショルダーストラップが付いたメンズトートバッグも検討するのがおすすめです。
30代男性がおしゃれを高めるならレザートートバッグ
ビジネスで使用するトートバッグの中でも「レザートートバッグ」は、高級感のあるおしゃれなバッグとして熱い支持を集めています。
レザーは経年変化が楽しめるものもあるため、センスやおしゃれ度を磨きたい30代男性にこそぴったり！
レザーの魅力や国内で注目を集めている革製品について解説します。
シンプルだからこそ際立つレザーの魅力
牛革・豚革・やぎ革・馬革など、レザーにはさまざまな種類があります。
天然の動物皮を使ったフルレザーのほかに、人工的に革を再現したフェイクレザーなどもありますが、より高級感を演出したいなら「フルレザー」を選びましょう。
フルレザーは、使い込むほどに革がその人になじんでいく様子や、経年による色の変化が楽しめます。
また、曲げたりねじれたりしても形が崩れにくい「剛性」を持ち合わせているので、毎日使うバッグとして十分な強度があります。
レザーには、「シボ」「トラ」「血筋」など、さまざまな模様が見られます。
表面に細かいシワが入った「シボ」は、優しい風合いが魅力です。
虎の模様のようなシマ模様は「トラ」と呼ばれ、レザーの持つ個性を引き立たせます。「血筋」はフルレザーならではの、葉っぱの模様のような血管が特徴です。
天然のフルレザーに見られるこれらの模様は、どれ一つとして同じ模様はなく、世界にたった一つの天然革だからこそのおしゃれなデザインです。
どの模様も主張が控えめな点も、繊細な模様を楽しむ大人の粋な嗜みといえるでしょう。
日本人にとっての使いやすさを追求したメイド・イン・ジャパン
レザートートバッグは、イタリアやフランスなど、さまざまな国で作られていますが、中でも特におすすめしたいのが「日本製」です。
日本製のレザートートバッグは、日本人向けに作られているため、大きさ・なじみやすさ・使い勝手などの全てが日本人に適した仕様で作られています。
さらに、職人が一つ一つ手作業で作り上げているトートバッグは、品質が高く、長持ちすると評判です。
また、海外製とは違って輸入費もかからないので、比較的リーズナブルな価格で購入できる点もメイド・イン・ジャパンの魅力。
「毎日使うものだからこそ、品質の高いものを選びたい」という30代男性も満足できる、おすすめのアイテムです。
注目を集める街「豊岡」
メイド・イン・ジャパンの鞄で、今特に注目を集めているのが「豊岡」です。
兵庫県豊岡市は、東京・名古屋・大阪に並ぶ「4大鞄産地」の一つとしても知られており、革製品を中心に「豊岡鞄」と呼ばれる高品質な鞄を生産しています。
2014年には、ものづくりを導く創発力や、未来を切り開く構想力などを理念とする「グッドデザイン賞」を受賞するなど、その注目度の高さが伺い知れます。
※「豊岡鞄」は、豊岡市で作られた鞄の中でも、特に厳しい基準をクリアした鞄だけに与えられるブランド名称です。
GiftA（ギフタ）がおすすめする30代男性向け【豊岡鞄トートバッグ】
オフィスシーンで使用するメンズトートバッグを探している30代男性に向け、おすすめの「豊岡鞄」トートバッグを紹介します。
デザインや収納性、使い勝手などのおすすめポイントを解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
ベーシックに使いこなしたい人に【ORIGINAL BASIC】レザービジネス手提げトート 木和田正昭商店
老舗でありながら、新しいデザインや取り組みを積極的に取り入れ、時代のニーズに合わせた鞄を作り出している木和田正昭商店。
「プロが見て美しいものをつくりたい」という想いから、自分の子どものように鞄を育てる、鞄に対する深い愛が感じられるメーカーです。
「ORIGINAL BASIC レザービジネス手提げトート」は、天然の牛革を使用したやわらかいフォルムが特徴で、マチが約11cmと広いため、お弁当箱やドリンク、大きめのファイルもすんなり入ります。
ファスナー式のバッグには、マグネット式外ポケットのほか、内ポケットも充実。中身も簡単に整理が可能です。
付属のショルダーベルトを使えば、ショルダーバッグとしても使えます。
また、持ち手やショルダーベルトを取り付ける部分には金具が付いているため、開け閉めや移動の際にかかる負担を軽減できる点もポイントです。
細身の持ち手でスマートさを演出【Antipasto Skin】トートバッグ 由利
「由利」は、1964年に創業して以来、いくつもの自社ブランドを立ち上げてきた、豊岡鞄を代表するメーカーです。
「いいものは長く使える」という考えから、「日本人の感性・技術・知性」にこだわった精巧な作りの鞄を、自社生産で作ってきました。
その中でも「Antipasto Skin」シリーズは、シンプルでありながらも細やかなディテールにこだわった妥協のないスタイルが人気です。
トートバッグの本体にはイタリア・トスカーナ産の牛革が採用されています。
しっとりとした質感と艶で、重厚感を演出。天ファスナーなので、中身をしっかりとカバーしプライバシーも守ります。
シックな色合いですが硬すぎない雰囲気なので、ビジネスシーンだけでなくプライベートでも活躍してくれるでしょう。
荷物は少なめという人に【ORIGINAL BASIC】レザーAdjustable 縦トート 木和田正昭商店
シンプルなデザインとスタンダードな形が特徴の縦型トートバッグです。
縦型のトートバッグは、体のラインに沿うためフィット感が高い点もポイント。ユニセックスで使用できるシンプルなデザインです。
「タンニンレザー」を採用しているので、使用年数が経つにつれて色味の変化が楽しめる点がおしゃれなポイント。
傷が付きにくく、耐久性も高いため、これからの仕事を共に歩んでいくパートナーアイテムとして、うってつけのバッグといえるでしょう。
持ち手部分は4段階に長さの調節が可能。手のひらで掴んで持ち運ぶスタイルから、肩かけスタイルまで、どちらにも対応できます。
技術が生み出した軽量レザー【Sore】パンチングレザー トートバッグ 由利
パンチング加工によって軽量化を実現したレザートートバッグです。水分や油分を最小限に抑え、レザーならではの「重み」を軽減。
「飛躍する・舞う」をテーマにした、由利の「Sore」シリーズにふさわしいバッグです。
本体素材にマット、付属素材にグロスという異なる素材を使用した、メリハリのあるボディデザインが大人の上品さを演出してくれます。
全7ポケットと機能性にも優れ、鮮やかな内布でさりげなく遊び心も楽しめるおしゃれなトートバッグです。
細部まで妥協したくないデザインと機能性【YOUTA】LIZARD 2WAYトート 木和田正昭商店
スーツスタイルのみならず、カジュアルな服とも相性抜群のシャープなメンズトートバッグです。
東京発信のブランド「YOUTA」と豊岡鞄のコラボ商品で、シンプルながらも洗練されたデザインと高い機能性が評価されています。
本体には、リザードの型押しPVCを採用していますが、ハンドルには革を使っているので、カジュアルになり過ぎることがありません。
ペン差しポケットやスマホポケットなど、内部ポケットが充実しているため、使い勝手も抜群！傷が付きにくく、雨にも強いのでおしゃれな通勤用バッグとしてぴったりです。
日帰り・1泊出張にも使いやすい【Twinkle】トートボストンバッグ 由利
カジュアルさの中に渋みを感じるおしゃれなボストントートです。
表面にあえて生み出した重厚感あふれるシワが、ビジネス使用に適した程良い深みを演出してくれます。
生地をロープ状にして染液の流れに乗せて染め上げる「液流染め」という染色方法によって、艶のある発色を実現しています。
マチが約14cmと幅広いので、ファイルやPCのほか、衣類もしっかりと入れられて、出張の際にも重宝するでしょう。
ビジネスマンの使いやすさを追求【beruf baggage】Urban Commuter 2WAY TOTE BAG 2 HA 木和田正昭商店
働くビジネスマンのために「使いやすさ」を追求した、ナイロン製のトートバッグです。
13.3インチのパソコンや、そのほかの機器をまとめて収納できる脱着式パネルが付いています。
外側のポケットがメインの収納部分と直結しているので、充電ケーブルを通すことも可能です。
耐久性にも長けているので、移動が頻繁なビジネスマンにおすすめ。キャリーバッグのバーに通して固定できるタイプなので、出張の際にも役立つでしょう。
ビジネスバッグに明るく個性を取り入れる【STREAMER】トート コニー
グローバルに活躍する豊岡鞄メーカー「コニー」の人気シリーズ「STREAMER」のナイロン製のトートバッグです。
本体にはイタリア製の良質なナイロン「ナイサー」を使用し、ナイロンでありながらも、レザーに引けを取らない重厚感とマットな質感を生み出しています。
細い持ち手がエレガントな雰囲気を醸し出します。シンプルなユニセックスデザインなので、夫婦でさりげなくペア使いを楽しむのもおすすめです。
軽量なナイロントートで疲れを軽減【DAY TRIPPER】トート コニー
一流の革・一流のパーツにこだわり、世界基準を目指すメーカー「コニー」。
中国や韓国に支店を構え、国内だけでなく国外からも注目されています。
「DAY TRIPPER」は、高級ナイロンを採用したメンズトートバッグです。
有名なイタリアの生地メーカー「リモンタ社」で作られた高級ナイロン「DAVIS」が本体に使用されています。ところどころに牛革をあしらい、さりげない高級感をプラス。
約530gと軽量ながらも、横51cm×高さ26cm×マチ幅23cmとゆとりのあるサイズなので、荷物がかさばりがちな出張や旅行でも活躍してくれるでしょう。
ビジネスのサブバッグ・デイリーユースに【CICOGNA】 トート コニー
豊岡鞄の産地・豊岡市は、コウノトリの野生復帰プロジェクトに取り組んでいます。この活動を支援する目的で、コニーが立ち上げたブランドが「CREEZAN（クリーザン）」です。
「CREEZAN」ブランドの中にある「CICOGNA」シリーズのトートバッグは、デイリーユースや私服出社に活躍するカジュアルな雰囲気が魅力。
シリーズ名称の「CICOGNA（チコーニャ）」は、イタリア語でコウノトリの意味。フロントのポケットに描かれたコウノトリは、ほかでは見られないブランドならでは。
マチが大きく収納性は抜群！撥水加工のナイロンに、持ち手は牛革を使用しているので、大人の風格を持ち合わせたメンズトートバッグになっています。
30代の今こそ一生モノの国産トートバッグに出会おう
30代になると、仕事でも責任のある役割を与えられるなど、中堅ビジネスマンとして期待されることもあるでしょう。
高品質な国産トートバッグを選ぶことで、ビジネスマンとしてのセンスや品格をアピールできます。
GiftA（ギフタ）では「豊岡鞄公式ギフトショップ」にて、国産のトートバッグを取り揃えています。
今回ご紹介した商品もインターネット販売しているので、ぜひアクセスして一生モノのバッグを見つけてみてはいかがでしょうか。
（※掲載カラーは執筆時のもので、変更になる可能性があります）
