ホワイトデーは、バレンタインデーにチョコをもらった相手に感謝を伝える絶好の機会です。
特に、まだ付き合っていないけれどお互い意識している関係なら、お返しの選び方や渡し方次第で今後の関係が大きく変わるかもしれません。
この記事では、本命の相手に気持ちが伝わるホワイトデーのギフト選びや渡し方のコツをご紹介します。
目次
【付き合ってない本命へ】ホワイトデーのお返し選びのポイント
ホワイトデーは、本命の相手にあなたの気持ちを伝える大切なチャンスです。
しかし、関係がまだ確定していないからこそ、ギフト選びを慎重に行う必要があります。
義理チョコのお返しとの差はつけつつも、本気すぎて相手にプレッシャーを与えるのは避けたいところ。重すぎず、かといって軽すぎない絶妙なバランスのギフトを選びましょう。
相手の趣味嗜好を意識する
本命に贈るホワイトデーのお返しを選ぶ際は、相手の趣味や好みに合わせることが大切です。
どんなに「可愛い」「おしゃれ」なギフトでも、相手が興味のないものや必要としていないものでは、喜んでもらえない可能性があります。
「気持ちは嬉しいけど使わないかも…」と思われないように、事前に本命の相手のことをリサーチしましょう。
普段の会話の中で以下のような内容を自然に聞き出しておくと、選びやすくなります。
- 好きなお菓子
- よく使うアイテム
- お気に入りのブランド
リサーチした情報を活かし、相手に「自分のことをちゃんと考えて選んでくれたんだな」と思われるお返しを贈りましょう。
特別感・高級感があるものを選ぶ
本命に贈るホワイトデーのお返しは、「あなたのために選んだ特別なもの」という気持ちが伝わるかを意識しましょう。
例えば、同じスイーツでも、有名店や限定パッケージのものを選ぶことで「本命へのお返し」らしい特別感が伝わります。
雑貨を選ぶなら、ハイブランドのハンドクリームやリップバームなど、日常的に使えるワンランク上のアイテムがおすすめです。
また、ホワイトデーのお返しの相場は、バレンタインにもらったギフトの2倍程度が目安とされています。「高級感」を意識するのは大事ですが、高すぎるアクセサリーやブランド品などは控え、程よい価格帯のギフトを選びましょう。
ギフトに込められた意味に注目する
ホワイトデーのお返しを選ぶときは、ギフトに込められた意味にも気を配ることが大切です。
マカロン | 特別な存在 |
キャンディー | あなたが好き |
マシュマロ | あなたの気持ちには応えられない |
ハンカチ | 別れ |
指輪・ネックレス | 特別な愛情 |
お菓子やアクセサリーにそれぞれ異なる意味があるため、選び方次第で相手に与える印象が変わります。
純粋に「相手の好きなものだから」という理由で選ぶのに問題はありませんが、「深読みするタイプの女性」もいることを考慮するのがベターです。
何気なく選んだギフトが思わぬ誤解を生まないように、できるだけポジティブな意味を持つものをお返しすると安心です。
本命の相手へホワイトデーのお返しをする際の注意点
付き合う前の微妙な関係だからこそ、ちょっとしたことがきっかけで気持ちが冷めてしまうこともあるようです。
せっかくの機会を無駄にしないために、絶対に注意したいお返し選びのポイントをお伝えします。
相手の「NG」を事前にリサーチする
ホワイトデーのお返し選びは相手に喜んでもらうことが大前提ですが、それ以上に「絶対に避けるべきもの」を事前にリサーチしておくことが重要です。
どんなに素敵なギフトでも、相手にとってNGなものだと逆に気を遣わせてしまうことになりかねません。
例えば、「お酒が飲めない人にリキュール入りのチョコレートを贈る」「アレルギーがある人にナッツ入りのお菓子を渡してしまう」など、無意識のうちに相手が困るものを選んでしまう可能性があります。
また、自分が良い香りだと思っても、人によっては「苦手」「頭が痛くなる」と感じていることも。
「せっかくもらったけど自分には合わない」と相手をがっかりさせないためにも、普段の会話の中で苦手なものを聞いておきましょう。
アレルギーなど不安なことがある場合は、「食べられない物とかある?」と直接聞いてみるのもアリです。無理にサプライズにこだわるよりも、相手が安心して受け取れることを優先しましょう。
本命の相手に負担を掛けるお返しは避ける
本命の相手へのお返しを選ぶ際は、「重い」と思われるギフトは避けましょう。
ホワイトデーのお返しを選ぶ際に1番大切なことは、「本命の相手に喜んでもらいたい」という気持ちです。しかし、喜ばせたい気持ちが裏目に出てしまい、相手に負担を感じさせては意味がありません。
- 高価すぎるブランド品
- 「縛り付ける」イメージがある指輪やネックレス
- ペアグッズ
- 手作りアイテム
例えば、上記のようなアイテムは、付き合っていない段階では避けた方が無難です。
付き合う前の関係では「まだそこまでの関係ではないのに…」「ちょっと重い…」と引かれる可能性があるため、相手からのリクエストがない限りは控えましょう。
高価なギフトや恋人らしいアイテムは、交際成立後にお互いの価値観がわかってきてから贈る方が安心です。
まだ付き合っていないホワイトデーの段階では、お菓子やコスメなどの気軽に受け取れる消耗品が喜ばれる傾向にあります。では、「軽すぎず重すぎない」バランスの良いギフトとはどのようなものでしょうか。
付き合ってない本命に贈るホワイトデーのお返し【お菓子】
付き合っていない本命の相手へのホワイトデーのお返しには、気軽に受け取れて特別感も演出できるお菓子がぴったりです。
ホワイトデーにお返しするお菓子の中には、特別な意味が込められているものがあります。
ポジティブな意味が込められているお菓子を選び、本命の相手に想いを伝える後押しになるような特別なお菓子を選んでみましょう。
チョコレート
ホワイトデーにお返しするチョコレートには、特別な意味がないとされています。お返し用のおしゃれな商品も多く、手軽に準備しやすいギフトの一つです。
しかし、バレンタインの定番ギフトといえばチョコレート。そのため、ホワイトデーにチョコレートを贈るのは、もらったものをそのまま返すイメージで印象がよくないと思う人もいるようです。
「バレンタインにチョコレート以外のお菓子をもらった」「相手はチョコレートが大好き」という場合は、お返しにチョコを贈っても問題ありません。
本命に贈るホワイトデーのお返しには、ちょっとお高めなブランドのものや特別感のある限定パッケージのチョコレートを選びましょう。
キャラメル
キャラメルには、「一緒にいると温かい気持ちになる」「安心できる存在」といった意味があります。
そのため、まだ付き合っていない本命の相手に好意的な気持ちを伝えられるギフトです。
キャラメル専門店の高級キャラメルや濃厚な生キャラメルなど、ちょっと特別感のあるものを選ぶことで義理チョコとの差別化もできます。
キャラメルはおしゃれなパッケージの商品が多いので、可愛らしいデザインや高級感のあるものを選んでセンスの良さもアピールしましょう。
マドレーヌ
貝殻の形をしているマドレーヌには、「円満な関係」や「幸せを呼び込む」という縁起の良い意味があります。
本命の相手に、「これからも良い関係を築きたい」「もっと親しくなりたい」という気持ちを伝えるのにぴったりのお菓子です。
ホワイトデーのお返しにマドレーヌを贈る場合は、チョコレートコーティングされたものや、フルーツやナッツが練り込まれたものなど、見た目にも華やかな商品がおすすめです。
老舗洋菓子店や人気パティスリーのマドレーヌを選ぶと、よりおしゃれで特別感のある印象を与えられるでしょう。
バウムクーヘン
結婚式の引き出物にも人気のバウムクーヘンは、年輪のように幾重にも重なる層が「永く続く幸せ」を象徴します。
大切な人へ「これからも仲良くしていきたい」「もっと深い関係を築きたい」といった想いを伝えるのに最適なお菓子です。
バウムクーヘンを贈る場合は、一人で食べきれないほど大きなホールサイズのものは避けましょう。
相手が気軽に受け取りやすいように、小さめの個包装タイプやカットされたバウムクーヘンを選ぶのがおすすめです。
「ちゃんと考えて選んでくれた」と思ってもらえるように、相手の好きな味やおしゃれな見た目の商品を選びましょう。
フィナンシェ
フィナンシェは、「金塊」を意味する形から縁起の良いお菓子とされています。
ホワイトデーに関する恋愛的な意味は込められていないため、付き合っていない本命の相手にとって気軽に受け取れる、程よいバランスのギフトです。
濃厚なバターの風味としっとりした食感が特徴で、焼き菓子が好きな相手に無難に喜んでもらいやすいでしょう。
本命の相手へのお返しでフィナンシェを選ぶ場合は、素材にこだわったブランドのものやパッケージが上品でおしゃれな商品がおすすめです。
付き合ってない本命に贈るホワイトデーのお返し【雑貨】
本命の相手が「普段からお菓子を食べない」「ダイエット中で甘いものを控えている」という場合は、おしゃれな雑貨ギフトをお返ししましょう。
「まだ付き合ってない」という関係性を考えると、ホワイトデーのお返しは形に残るものよりも気軽に使える消耗品がベターです。
ここからは、女性に喜ばれるポイントを押さえた雑貨ギフトをご紹介します。
コスメ・スキンケア用品
ホワイトデーのお返しにコスメ・スキンケア用品を贈る場合は、事前に相手の好みや必要なものをリサーチしましょう。
「このブランドのリップが欲しい」「このアイテムが気になっている」といった相手の情報に合わせてお返しを選ぶことで、「ちゃんと自分のことを考えてくれた」と好印象を持ってもらえます。
しかし、相手の好きなものや欲しいものが分からない際には、自分の感覚で決めるのは避けたほうが無難です。特に、普段から使わないアイテムや相手に似合うかどうか分からないコスメを贈ると、「色が合わない」「好みじゃない」と困らせてしまいます。
相手の好みがはっきりと分からない場合は、保湿クリームやフェイスパックなど、いくつあっても困らないスキンケア用品を選ぶのがおすすめです。
また、香りの強いものは好みが分かれるため、できるだけ優しい香りのものや無香料のものを選びましょう。
リラックスグッズ
家でのリラックスタイムを充実させるアイテムは、付き合う前の本命相手に「気遣い」と「特別感」を伝えるのにぴったりなお返しです。
3月はまだ寒さが残る時期なので、体も心もあたためてくれるアイテムを選ぶと「相手を想う気持ち」がより伝わるでしょう。
おすすめのリラックスグッズは、自宅で手軽に使いやすい入浴剤やアロマキャンドルです。ただし、香りの好みは人それぞれなので、選ぶ際は相手の好みに合わせましょう。
相手の好きな香りが分からない場合は、ラベンダーやシトラス系など、リラックス効果がありながらも万人受けしやすいものを選ぶと安心です。
フラワーギフト
華やかで特別感があるホワイトデーのお返しの一つに、フラワーギフトがあります。花には「感謝」や「好意」を表す意味があり、付き合う前の関係でも重すぎず、気軽に受け取ってもらいやすいギフトです。
ただし、大きな花束や重い鉢植えは、持ち帰りや手入れが大変なので控えましょう。
おすすめなのは、プリザーブドフラワーやハーバリウムなど、お世話の手間がかからず長く楽しめるアイテムです。
フラワーギフトをホワイトデーのお返しに選ぶ際は、本命の相手が好きそうな色やデザインを意識すると、より喜んでもらえるでしょう。
本命からの印象をアップするホワイトデーのお返しの渡し方
ホワイトデーのお返しを決めたら、次に考えたいのが「渡し方」です。
どんなに素敵なギフトを選んでも、渡し方ひとつで印象が変わることも。特に、付き合っていない本命相手に贈る場合は自分の気持ちを先行させすぎず、相手を気遣った渡し方をすることが大切です。
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さりげなく渡す
大勢の前は避け、2人きりのタイミングを見計らいしょう。
ホワイトデーにデートする場合は、帰り際に渡しましょう。 -
感謝の気持ちを伝える
ただお返しを渡すだけでなく、バレンタインにもらったギフトへの感謝や感想を改めて伝えましょう。
気持ちに余裕があれば、お返しギフトを選んだ理由も伝えてみましょう。 -
相手を急かさない
相手が迷ってそうなそぶりがあれば、「返事を待つ」意思があることを伝えましょう。
無理に結果を求めすぎず「まずはお返しを通じて好意を伝える」気持ちでいることがポイントです。
好意を伝えたいあまり過剰にアピールしすぎると、逆に相手に引かれてしまう可能性があります。
大げさな演出や人前で渡すのは避け、自然なタイミングでさらっと渡しましょう。例えば、帰り際や休憩時間など、二人きりになれるさりげないタイミングを見計らうと、相手も気軽に受け取りやすくなります。
また、メッセージを添える場合は、「ホワイトデーのお返しだから」と遠回しになりすぎず「本命」の気持ちが伝わる内容にするのがポイントです。
「しっかりと特別感を伝えつつ、自分の気持ちを押し付けすぎない」そんな絶妙なバランスを意識して渡すことで、好印象に繋がるでしょう。
ホワイトデーのお返しをきっかけに本命の相手と関係を深めましょう
ホワイトデーは、まだ付き合っていない本命の相手との関係を深める絶好のチャンスです。
バレンタインデーに本命チョコをもらった場合は、「お返しギフトのせいで振られることはないはず!」 とはいえ、相手にとって嬉しいギフトを選ぶことで、より好印象を与えられます。
心を込めてお返しのギフトを選ぶことで、相手にもあなたの気持ちが伝わるはずです。
ホワイトデーのお返しをきっかけに、本命の方との距離を縮めて素敵な関係を築いてくださいね。