出産祝いに靴が喜ばれる理由。赤ちゃんサイズの選び方と人気ブランド

赤ちゃん用の靴は、出産祝いに喜ばれるプレゼントの一つ。

他の人とはちょっと違うおしゃれなお祝いを贈りたいなら、可愛いベビーシューズはねらい目のアイテムです。

しかし「赤ちゃん用の靴ってサイズの選び方がよく分からない……」と心配する声が多いのも事実。

また「出産祝いに靴を贈るなら、これは鉄則！」という注意ポイントもあります。

今回は、ベビー用の靴の選び方のコツ、サイズの目安から人気ブランドまで紹介。

赤ちゃんにぴったりの靴選びに、ぜひ参考にしてください。

出産祝いに赤ちゃんの靴がおすすめの理由

出産祝いのプレゼント選びで「他の人とお祝いがかぶりたくない」「役に立つものをあげたいけど何がいい？」と悩んでいるなら、かわしいベビーシューズがおすすめです。

「ファーストシューズは赤ちゃんの身内がプレゼントするって聞くし、そもそも出産祝いに友達から靴をあげてもいいのかな？」と思っていませんか？

実は、選び方・贈り方のポイントさえ間違わなければ、赤ちゃん用の靴はママとパパにとって「とてもうれしい贈り物」になるのです。以下にその理由をご説明しましょう。

赤ちゃんの靴は高価で何足も購入しづらいため

赤ちゃんの靴は、サイズが小さいからといって価格が安いわけではありません。「え？こんなに高いの？」と思うくらいです。

ブランドによっては大人の靴よりも高額な靴もあります。

しかも、赤ちゃんは大人とは比べものにならないスピードで成長するため、足のサイズはどんどん変化していき、３ヶ月も経てばもうサイズアウト…。

赤ちゃんの両親としては「すぐに履けなくなるし、靴は安物ですませよう……」と考えがちです。

そんなとき、赤ちゃんの足に考慮した品質のよい一足は重宝します。

ベビー用の靴は実用的だけでなく、見た目のかわいらしさも抜群！華やかに映える出産祝いは、パパ・ママに喜んでもらえるでしょう。

出産祝いが他の人とかぶっても困らないから

出産祝いに贈るプレゼントは、ストロー付きのコップやスタイなどのベビー用品セット、天然素材やオーガニックもののベビー服などが定番。

赤ちゃん用の知育玩具などもかぶるリスクがありますし、生後すぐに使うサイズのおくるみなどママさんや身内が準備しているかもしれません。

つまり、これらのベビー用品を出産祝いに贈るとどうしても他の人とかぶりやすくなってしまいます。

しかし靴なら？　たとえ他の人とプレゼントがかぶっても困ることはありません。ブランドが同じでも、歩くようになれば毎日履く消耗品なので、似たようなものがあってもいくらでも使い道があります。

出産祝いにもらって嬉しいサイズは何センチ？

ベビー・キッズメーカーや有名ブランドなど、赤ちゃんの靴にはたくさんの種類があります。ママ・パパにも喜んでもらえる靴を選ぶ基本は、サイズ選びを間違えないことです。

13センチ～14センチがおすすめ

出産祝いに赤ちゃんの靴を贈り物とする場合、サイズはいくつにすればいいのか？　ここが一番悩むポイントではないでしょうか。

そんな時は１歳の誕生日を過ぎる頃の標準サイズである13センチ～14センチがおすすめです。

赤ちゃんがハイハイからつかまり立ち、さらに歩き始める時期はだいたい1歳くらい。

1歳くらいの子は11㎝〜13㎝サイズが多いので、出産祝いに贈るなら成長を見越して少し大きめのサイズ選んでおけば間違いありません。

そのため13㎝から14㎝くらいのサイズがおすすめなのです。

15センチの「セカンドシューズ」を贈ることも

15センチというと、2歳を超えてから履く靴のサイズです。

「2年後なんてまだまだ先なのに、出産祝いとして贈っていいの？」と思われがちですが、パパ・ママ側からいえば子育て中の2年間はあっという間！

成長とともにどんどんお金がかかるようになるため、2足目のセカンドシューズは有難い出産祝いとなるでしょう。

2人目の出産祝いは、15センチの靴が喜ばれる傾向

2人目以降の出産祝いに靴を贈る際にも、15センチのセカンドシューズはおすすめです。

2歳までの赤ちゃんはベビーカーや抱っこでの移動が多く、靴の劣化はほぼありません。そのためお兄ちゃん・お姉ちゃんが履いていた14センチまでの靴を、下の子へのおさがりを回すという親は多いのです。

上の子がすでにいる場合、生まれた赤ちゃんの靴を買い足すタイミングは15センチから。

靴は消耗が激しいため、お兄ちゃんやお姉ちゃんのおさがりはほぼ使えません。おさがりが回しにくくなった2歳以降にはく靴は、喜ばれる出産祝いとなるでしょう。

15センチ以上の靴を選ぶときは、女の子用デザイン・男の子用デザインを意識して選びましょう。

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出産祝いに喜ばれる赤ちゃん靴の定番ブランド

赤ちゃん用の靴を販売している知名度の高いブランドをご紹介します。どのブランドも赤ちゃんのことをよく考えた、脱ぎ履きしやすい理想的なデザインです。

誰もが知っているブランドや、大人にも人気の靴ブランドからも、出産祝いにふさわしい素敵な靴が登場しています。

ミキハウス

ミキハウスといえば幼児・子ども服のブランドとして有名ですし、ママグッズも多く、非常に知名度の高いブランドです。

歴史あるブランドで作られる赤ちゃんの靴は、赤ちゃんの足の成長を妨げにくいつくりで、歩きやすくて肌にも影響を与えません。

赤ちゃんの歩き方を研究して作られた靴は足の甲を優しく包み、まだ安定しない歩きをしっかり支えてくれます。カラーも子供らしい元気色がたくさんそろっているのでおすすめです。

ニューバランス

ニューバランスといえば、医療用の靴づくりについても精通し、足の機能や構造を知り尽くした専門家が作ったランニングシューズで一躍有名となったブランドです。

大人用のスニーカーも評価が高いのですが、足の造りを理解しているプロが作る赤ちゃん用、子ども用の靴も注目されています。

赤ちゃんは歩くときにつま先が路面に引っ掛かりやすいので、ニューバランスのベビーシューズはつま先が反り気味に作られ、扇型の締め付けの少ないタイプです。

よちよち歩きをしっかり支える安心の靴なら出産祝いに喜ばれるでしょう。

ナイキ

子供から大人まで幅広い年齢層に人気のナイキは、先進的な靴を作り出すアグレッシブなブランドとして人気があります。

世界的に知らない人がいないのでは？　というくらいに知名度の高いこのブランドからもベビーシューズが販売され人気となっています。

ナイキのベビーシューズで特に注目されるのがダイナモフリーという商品です。

素足のように歩ける快適なダイナモフリーは機能もさることながら、カラーリングが鮮やかでキュートなので出産祝いとしておすすめできます。

アシックス

アシックスはナイキと同じくスポーツ系で日本のブランドです。赤ちゃん独特の「足裏全体を使った歩き方」に適したベビーシューズが注目されています。

アシックスの赤ちゃん用の靴はソール形状が工夫され、裸足で歩くときのように足裏で地面をつかむ感覚で歩けるので、赤ちゃんの動きや足の成長を妨げません。

アシックスのベビーシューズの中でもスクスクファーストやスクスクベビーは足首を優しくホールドする2本のベルトがつき、よちよち歩きの赤ちゃんも安心して歩くことができます。

しっかりとした造りのベビーシューズなので、お祝いの品にピッタリです。

出産祝いの赤ちゃん靴、選ぶ際に注目すべき点

出産祝いの贈り物に靴を選ぶなら、どんな点に注意して探せばいいでしょう。赤ちゃんが履きやすく、ママも「これならOK」と安心できる靴を選びたいですよね。

デザインも気になりますが、やはり機能性や快適性など、赤ちゃんが利用する際に困らない物を選ぶ必要があります。

足首をしっかり包み込むタイプ

赤ちゃんは手も足も骨が柔らかく、成長していく中でどんどん強くなっていきます。

5歳くらいまでは外部からの影響を受けやすく、足の骨の変形なども起こりやすいため、赤ちゃんの成長に靴は重要なものです。

歩き始めの赤ちゃんはふらふらとして安定感がなく、時々転んだり手をついたりします。足首をしっかり包み込み、ある程度固定してくれるようなデザインが好ましいでしょう。

足首を包み込むデザインならケガの予防にもなります。

つま先が上がっているタイプ

よちよちとかわいく歩いている赤ちゃんを見ると、大人のように足を持ち上げて歩いているのではなく、足を前に出すのがやっとという感じです。

そのため、靴のつま先部分が地面に引っ掛かり転んでしまうことあります。

赤ちゃんの足をよく理解して作ってある靴は、つま先がぎゅっと上がっているデザインです。

つま先部分が上がっていれば、すり足のように歩く、歩き始めの赤ちゃんも地面にひっかかることなく歩けます。転倒のリスクも少なくなるでしょう。

出産祝いの靴「要らない」と思われるのは？

出産祝いに「こんな靴はいらない」と思われるのはどんな靴？ポイントを5つにしぼって紹介します。

①親の思い入れが強い「ファーストシューズ」

出産祝いに赤ちゃんの靴を見に行くと、小さくてかわいい靴が沢山並び目移りしてしまうでしょう。

その中でも特に布製で、ホワイトやイエローなどの優しいカラーで作られたファーストシューズは目を引きます。

レースがついていたり、素材も色々で記念の品にもなりそうなので、ついこれにしよう！と選びたくなる方も多いでしょう。

しかしこうした造りの靴は一般的にファーストシューズと呼ばれる靴です。

赤ちゃんが誕生し、初めて足を入れる靴となります。通常、身内が贈るものといわれているため、特にママから要望がない限り避けるべきです。

出産祝いには、外履きに使用できる実用的な靴を選びましょう。

②革靴やサンダル

赤ちゃんは、足首も足の骨もしっかりしていません。歩き始めのシューズは足首をしっかり包み込むデザインが求められます。

素材は赤ちゃんの柔らかい皮膚を傷つけない優しいものがいいでしょう。赤ちゃん用の革靴などもありますが、歩きにくさもあり赤ちゃんには不向きです。

高級で品のいい靴だとしても出産祝いとして贈るのなら、赤ちゃんが履いて楽に歩けることを最優先に選びましょう。

サンダルもかわいいものが多いのですが、よちよち歩きの赤ちゃんは足の骨も筋肉もしっかりしていません。

かかとも大人とは違うので、脱げたり引っかかって転倒する危険性があります。
それに歩き始めの子は足を持ち上げて歩くことが難しいので、指を路面にこすってけがをするリスクもあるのです。

③ノンブランド

最近はノンブランドの靴もカラフルでかわいらしく、造りがしっかりしたものが増えています。

自分の子供に買う靴ならノンブランドでもいいですが、今回は出産祝いの靴ですから、やはり知名度があるブランド物の方がより喜ばれるでしょう。

ノンブランドの靴にも高いものがありますが、赤ちゃんの靴を作り続けてきた高級ブランドや知名度の高いメーカーの靴は、足を守りなおかつおしゃれで出産祝いの品としてふさわしいといえます。

④音の出る靴

赤ちゃんがピコピコと音が鳴る靴を履いて、よちよち歩く姿はかわいいものですね。

「病院や静かなところではアウトだけど、普段に履かせるのであればよい」と思う親がいる一方、

「うるさいし迷惑。非常識な親と思われるので選択肢としてありえない」というママがいることも事実。

最近ではおしゃれなデザインの音が鳴る靴もありますが、出産祝いにこの手の靴を贈るのは避けたほうがよいでしょう。

⑤奇抜なデザイン、カラーの靴

贈る側がかわいいなと思う靴でも、奇抜なデザインだったり、かなり特殊なカラーだと、もらった方としてはいつ履かせるの？と迷ってしまいます。

出産祝いだし、人とは違うものをあげたいと思っても、やはり赤ちゃんらしいカラーで機能性と保護性を重視した靴をチョイスすべきです。

【出産祝い用】のし・メッセージカードも忘れずに

一般的なシューズショップなどギフト専門店以外のお店で購入した場合、のし・ラッピング・、メッセージカードを自分で用意しなければなりません。

出産祝いには、蝶結び（花結び）の水引の付いたのし袋・のし紙を選ぶのがマナーです。

• 中央上の「表書き」には、贈り物の名目である「御出産御祝」と書く
• 水引の下に、贈り主の名前を書く
• 濃い黒色の筆・筆ペンで書く

以上が、のしを書く際のマナーです。

▼のしの書き方やメッセージカードについて詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください▼

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出産祝いに喜ばれる靴を贈ろう！

出産祝いはママや赤ちゃんのことを考え、おめでとうの気持ちを込めて贈るものです。

出産祝いに赤ちゃんの靴を贈る理由には「早くから良い靴に慣れてほしい」という願いも込められています。

赤ちゃんの靴を贈る際には赤ちゃんが安全に使えることが第一。デリケートな赤ちゃんの足に合う素材にこだわった安心安全なベビーシューズなら、赤ちゃんのパパ・ママもきっと喜んでくれるでしょう。

ファーストシューズは記念の靴となりますが、出産祝いで贈る靴は、歩き始めの１歳頃の赤ちゃんが毎日楽に履ける靴が理想的です。

靴を履くことに慣れていない赤ちゃんにとって、靴は面倒な物かもしれませんが、足がしっかり保護される良い靴を歩き始めから使えば、靴に慣れるためにもいい贈り物となるでしょう。

サイズ選びに注意し、ママの好みなども配慮しながら素敵な靴を出産祝いにプレゼントしてくださいね。

きっと歩き出す日がいよいよ楽しみになることでしょう。