失敗しない還暦パーティーの演出は？飾りつけや出し物のポイント5つ

お世話になった人や家族の還暦祝いに感動的なパーティーを開きたい！

そんな人へ、感動的な還暦イベントを演出するためのヒントをお教えします。

還暦は、長い人生の節目のひとつ。素敵な演出で上手にお祝いするためには、まず「還暦とは？」をきちんと理解しておくことが大切です。

還暦の由来とともに、実際の飾りつけや出し物のポイントについてご紹介していきます。

還暦祝いのポイントを紹介

還暦には、いくつかの決まりごとがあります。

誰もが知る有名なことから意外と知られていないことまで、さまざまなルールがあるので、まずは基本的な事柄をおさえておきましょう。

還暦とは干支（えと）が一巡すること

還暦は、文字通り、生まれた「暦」に「還」るということに由来します。

これは、生まれた年の干支と60年後の干支が同じものとなり、第二の人生に生まれ変わるということを意味します。

干支というと「子・丑・寅……戌・亥」の十二支を思い浮かべることが多いかもしれません。

しかし、これらに「甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸」という十干（じっかん）を加えたものが本来の干支なのです。

十二支と十干は毎年それぞれ変わるため、全部で60パターンあります。つまり、60年後に干支が一巡するわけです。

還暦祝いのタイミング

もともと日本では生まれた年を「1歳」と考える数え年の習慣が浸透していました。数え年では毎年元日に歳をとるため、還暦は「数え年61歳」の年の元日に迎えることになります。

しかし、最近は満年齢で数えることが一般的で、数え年に馴染みがない人も多いため、満60歳の誕生日にお祝いすることが多くなりました。

感動的な還暦パーティーの演出方法

還暦や還暦祝いの基本についてご紹介しました。ここからはパーティーを感動的なものにするための演出方法を紹介します。

レストランや料亭で食事会を開く場合は、施設側が赤いちゃんちゃんこを用意してくれたり、記念写真を撮影してくれるなどのメリットがあります。

反面、会場へのアクセスや費用の問題はデメリットといえるでしょう。

そこで、自宅での還暦パーティーの開催です。自宅ならある程度は開催費用を抑えることができ、くつろいだ雰囲気も演出できます。

楽しいパーティーにするためのポイントは、会場となる部屋の飾りつけです。

還暦パーティーの飾りつけにこだわる

パーティーの飾りつけにこだわるだけで、還暦祝いの雰囲気はいっそうよくなるはずです。もちろん美しい飾りつけはとても重要ですが、必ずしも完璧に仕上げる必要はありません。

たとえば、小さなお孫さんが折り紙などで一生懸命に飾りつけを手伝ったら、それを知ったお祝いの主役はとても嬉しい気持ちになるでしょう。

また、主役は60年という長い人生を歩んできたので、その分さまざまな思い出があるはずです。

そんな家族の歴史がわかる写真を画用紙に貼り付けて部屋に飾るだけで、還暦パーティーらしさを演出できるでしょう。

終了後の後片付けのことも考えて、取り外ししやすい飾りつけにするのもポイントです。

パーティーグッズを活用する

豪華な飾りつけにしたいのはやまやまですが、家族みんなが忙しくてなかなか時間がとれないということもあります。

そんなときは100均のパーティーグッズを活用してみるのもよいでしょう。

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喜ばれるパーティーの出し物

パーティーを盛り上げるためには出し物も重要です。プレゼント贈呈やサプライズなど、記憶に残る演出を心がけましょう。

プレゼント選びのポイント

還暦祝いのプレゼントとして定番人気は日本酒などのお酒。

その場で開けてみんなで味わうもよし、何か特別な日のためにとっておくもよし。

お酒が好きな人なら絶対に喜んでくれる贈り物です。

また定番といえば、赤いちゃんちゃんこも昔から還暦祝いの必須アイテムです。

赤という色には魔除けの意味があると考えられ、赤いちゃんちゃんこは伝統的な贈り物とされてきました。

ただし、ここで注意点をひとつ。

赤いちゃんちゃんこは「老い」を感じさせるイメージが強いことから、贈り先の性別にかかわらず、最近では敬遠する人もいます。

最近の還暦世代には現役で仕事をしている人もいるので、本人が望んでいないなら、赤いちゃんちゃんこ以外の贈り物を用意しましょう。

ネクタイやスカーフなど普段使えるアイテムで赤いものを選び、プレゼントしてはいかがでしょうか。

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子どもや孫からの手紙

主役を喜ばせたいからといって、必ずしも高級なプレゼントを選ぶ必要はありません。重要なのは、心がこもったものであること。そこで、孫からの手紙があれば感動的なシーンを演出できます。

かしこまった手紙は少し恥ずかしいという場合は、兄弟みんなの寄せ書きでも十分に喜んでもらえるはずです。

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映像制作も感動を呼ぶ

便利な時代になり、いまでは特別な機器を使わなくてもスマートフォンのアプリケーションで誰でも映像を制作できるようになりました。

これまで撮りだめた写真を活用して思い出のスライドショーを作成したり、スケジュールの都合で会場に来られない人から動画コメントをもらったりと、主役が感動するような映像制作にもぜひチャレンジしてください。

出張料理職人サービスで本格的な味を

会場が大きめの部屋で予算に余裕がある場合は、プロの料理人に来てもらうという演出もお祝いならではの特別感があって喜ばれます。

寿司職人さんなどの料理人を派遣するサービスもあるので、インターネットで探してみましょう。

パーティー料理をすべて自分たちだけで用意するのは大変です。しかし出張サービスなら、後片付けの面倒もなく、参加者全員が本格的な料理をゆっくりと楽しめます。

レストランでの食事よりもリーズナブルに利用できるサービスもあるので、ぜひ還暦祝いのプランとして検討してみてください。

まとめ

還暦パーティーを感動的に演出する方法をご紹介しました。予算をかけなくても、家族みんなで心をこめれば素敵なパーティーをつくり上げることができます。

スケジュールの都合でパーティーに参加できないという場合は、素敵な贈り物を用意することで感謝の気持ちを伝えることができるでしょう。

何を贈ればいいのかわからない、という人には、カタログギフトがおすすめです。

相手は自分の好きなものを選ぶことができ、カタログギフトの中には温泉旅行やレストランのコース料理など還暦祝いにぴったりの商品が掲載されているものもたくさんあります。

お祝いの贈り物で悩んでいる方は、一度検討してみてはいかがでしょうか。