この記事では社会人として恥ずかしくないメンズ財布の選び方を解説します。
財布は社会人になった人に新しく用意していただきたいアイテムのひとつです。
ビジネスシーンでは同僚や上司、取引先の方の前で財布を取り出すことがあります。
そんな時に学生時代から使っている財布を取り出すと、恥ずかしい思いをするかもしれません。
すぐ買い換えた方が良いNG財布の特徴や、社会人として恥ずかしくない財布の具体例などを併せて紹介します。
新社会人や財布の買い替えを検討している人はぜひ参考にしてください。
目次
社会人として恥ずかしくない財布の3要素
どういった財布を持っていれば社会人として恥ずかしくないのでしょうか?
財布を取り出す際、上司や同僚に「センスが良いな」とさりげなく思わせたいですよね。
具体的には以下の3つの要素を満たしていると、社会人向けの財布だと考えられます。
- 高級感がある革製
- ベーシックなカラー
- シンプルなデザイン
それぞれの要素についてくわしく解説します。
高級感がある革製
「社会人らしい財布」といえばやはり革財布。
ナイロン製の財布もありますが、カジュアルな印象を与えてしまうことから、どちらかというと高校生、大学生の定番です。
若い人と差別化できて社会人として恥ずかしくない財布となると、革一択といえるでしょう。
社会人として使う財布は、取り引き先や上司の前で出してもみすぼらしい印象にならないことが重要です。
高級感がある革製の財布であれば、少なくともビジネスシーンで恥ずかしい思いをすることはないでしょう。
さらに、革財布は長く使うことで革の経年変化も楽しめるのが魅力です。
革製の財布に値段が高いイメージを持つ人が多いかもしれませんが、思い切って高価なものを購入した方がコスパが良いという声もあります。
ベーシックなカラー
カラーについてはベーシックなものから選ぶようにしましょう。
ビジネスで着用するスーツスタイルとの相性を良くするためです。
黒、茶、ネイビー、グリーンといったカラーはスーツスタイルとの馴染みが良く、定番となっています。
財布は日常的に使うものなので、攻めた色にはしないほうが無難です。
特に男性の場合、赤、ピンク、黄色といったカラーの財布を選ぶとスーツスタイルのなかで浮いてしまうケースがあります。
シンプルなデザイン
デザインはシンプルなものをおすすめします。
ビジネスシーンでの印象を考えると、無地の財布が使いやすいでしょう。
クロコダイル柄、パイソン柄、ブランドのロゴが目立つものなど主張が激しい財布を使っている社会人の方もいますが、購入する際には検討が必要です。
特に若い人の場合、上司や取り引き先の方に「身の丈にあっていない」と思われるケースもあります。
社会人ならこんな財布は控えるべき?
「社会人でも自分の好きな財布を使いたい!」と考える人は多いかもしれません。
しかし、周りの方に与える印象をふまえると、避けたほうがいい財布があります。
以下のような財布を使いたい場合は、少なくとも仕事で持ち歩くのは控え、プライベートでの使用にとどめたほうが無難かもしれません。
バリバリ音がなるテープ式の財布
社会人が控えたほうがいい財布の代表例が、バリバリと音がなるテープ式の財布です。
財布を開けるたびにバリバリという音が鳴り、悪目立ちしてしまいます。
同僚と食事に出かけた際の会計時はもちろん、社内で財布を取り出すシーンは意外にあります。
バリバリ音がなってしまうと、「社会人としてちょっと…」と思われて、かなり恥ずかしい思いをしてしまいます。
一般的には若い人、特に子どもが使う財布というイメージがあるようです。
また、男性が使う場合は女性受けが悪いため、女性への印象を気にする場合は使用を控えたほうがいいでしょう。
ウォレットチェーン付きの財布
ウォレットチェーン付きの財布も控えたほうがいいでしょう。
カジュアルなイメージがあることから、マナーとしてビジネスシーンでは使わないほうが無難です。
スーツスタイルとの相性も良くありません。
中高生や大学生に人気のブランド財布
「社会人になったから、ブランド財布がほしい!」と考えている人に注意していただきたいのが、そのブランドのイメージです。
多くのブランドアイテムは年代のイメージと紐づいていています。
中高生や大学生のイメージが定着しているブランド財布も少なくありません。
「デザインが好み」「価格帯が手頃」といった理由でそうしたブランドの財布を選ぶと、周りの方に「社会人の財布としてはちょっと……」という印象を与えてしまうかもしれません。
また、自分よりも上の年代の方がよく使うブランド財布も避けたほうが無難でしょう。
ブランドイメージと自分の年齢の差から、少し背伸びしている印象になってしまうケースがあります。
見た目がボロボロの財布
使い古してボロボロになった財布は、単純に見栄えが良くありません。
自分では大丈夫と思っていても、普段から見慣れているとボロボロ具合に気付かないことがあります。
客観的に判断するために、実店舗やインターネットで新品と見比べてみてください。
思っている以上にボロボロなことが多いようです。
学生時代から使ってきた財布は、社会人デビューを機に買い替えることをおすすめします。
同じく状態や見栄えの問題から、中古の財布も購入を控えましょう。
社会人に人気の財布は長財布?二つ折り財布?
社会人として新しく財布を購入しようとしている場合、長財布と二つ折り財布で悩む人が多いかもしれません。
よく比較されるこれら2種の財布。
社会人にはどちらがふさわしいのでしょうか?
実際には特にどちらがより適切ということはなく、財布の使用スタイルで選んで問題ありません。
上記でご紹介した社会人の財布として恥ずかしくない要素を満たしていれば、長財布でも二つ折り財布でもビジネスシーンで印象を悪くすることはないでしょう。
長財布の特徴
長財布は収納力が魅力です。お札や健康保険証、クレジットカードなどの整理が面倒だと感じる人は長財布を選びましょう。
社会人の場合、領収書を折らずに収納できる点もメリットといえます。
二つ折り財布の特徴
二つ折り財布はコンパクトなことが特徴です。
鞄を持ち歩かないスタイルの人であれば、特に便利に使えます。
休憩時の買い物などでは、ポケットに財布だけを入れて出かけられます。
普段からあまり物を持ちたくない人は二つ折り財布を選びましょう。
また、すでにメインの財布を持っている場合には、サブ財布として二つ折りを使うのもおすすめです。
小物系の選択肢も
その他、紙幣を留めておけるカード収納付きのマネークリップや、小銭入れという選択肢もあります。
ただし、使い勝手やビジネスシーンでの印象を考えると、これらの財布だけを使用するのはおすすめできません。
メインの財布として長財布、二つ折り財布のどちらかを選び、サブ財布として購入するのがベターといえます。
社会人として恥ずかしくない財布の相場
新しく財布を購入しようと思っている人にとっては、社会人向けの財布の価格帯も気になる部分かもしれません。
一般的には20,000円~50,000円程度が社会人として恥ずかしくない財布の相場だと考えられています。
革財布でフォーマルなデザインの社会人向けとなると、20,000円程度が下限です。
高く感じるかもしれませんが、革製品は長持ちし使ううちに味が出てくるため、値段以上の価値があります。
一方で、高ければいいというものでもありません。
ハイブランドの高価なものをいきなり買うと、先輩や上司、取引先に対して背伸びしているような印象を与えてしまう可能性があります。
社会人として成長してから買い替えられるため、過度に無理をして高い財布を買う必要はありません。
高くても50,000円程度の財布にとどめましょう。
新社会人にもピッタリ!コスパ抜群「豊岡財布」4選
「高級感のある革財布」といえば、海外のハイブランドをイメージする人が多いかもしれません。
しかし、「ハイブランドの財布は高くて手が出ない……」という人も多いでしょう。
そんな人におすすめしたいのが日本の工房で作られた国産ブランドの革財布です。
日本にも、職人が革製品をひとつひとつ丁寧に仕上げている工房がいくつか存在しています。
そのクオリティは海外のハイブランド製品にも決して劣っていません。
海外の財布にはない「日本の紙幣のサイズに合わせて作られている」というメリットもあります。
コストパフォーマンスに優れている点も魅力です。
ハイブランドとは異なり代理店の手数料や広告料などに大きなコストをかけていないため、製品の価格が抑えられています。
財布にかけられる予算が少ない新社会人にとっても良心的です。
日本の国産ブランドでおすすめな「豊岡財布」
日本の国産ブランド財布のなかでも特におすすめしたいのが「豊岡財布」です。
兵庫県豊岡市は古くから鞄の生産を行っている日本有数の鞄の産地。
革の鞄づくりにおいても、長きにわたって技術の研鑽を続けています。
そんな豊岡の職人が鞄づくりで培った技術を注ぎ込んだのが「豊岡財布」です。
全国の財布の産地から指導者を募り、その技術を継承することで海外のハイブランドにも引けを取らない高品質な財布が生み出されています。
品質に対して価格は手頃なため、新社会人でも手が出しやすいでしょう。
スムーズな修理対応など購入後の保証が充実している点も魅力です。
社会人でも使いやすいカラー・デザインをピックアップしてご紹介します。
恥ずかしくない財布を探している新社会人は参考にしてください。
社会人でも使いやすい豊岡財布4選!
ビジネスシーンで使いやすい豊岡財布を4つご紹介します。
機能性とデザインの両立にこだわった財布
スムーズに動くメインファスナーを搭載し、引っ掛かりのわずらわしさを解消した忙しい新社会人におすすめのモデルです。
シンプルな見た目の長財布であり、デザイン面での魅力も兼ね備えています。
落ち着いたカラーで上品な雰囲気は、ビジネスシーンやフォーマルなシーンで使いやすい逸品。
上司や同僚の前で取り出しても恥ずかしくない財布を探している人におすすめです。
ビジネスでも使える高級感あふれる二つ折り財布
物をあまり持ち歩きたくない男性には二つ折り財布がおすすめ。
こちらはビジネスでもスマートに使える二つ折り財布です。
オランダ産の最高級牛革を使用しているため、見た目の高級感は抜群。
人前で出しても恥ずかしくない財布に仕上がっています。
4枚分のカードが収納できるほか、2つのサイドポケットを搭載しているため、機能性も抜群。
シンプルながら機能が充実したオールインワン財布をお探しの人にぴったりです。
遊び心が光るコンパクト財布
こちらは真面目すぎる財布は堅苦しいと感じる人におすすめな豊岡財布。
中央のイントレデザインが印象的で、上品ながらも大人の遊び心を感じさせます。
コンパクトな財布ですがカードポケットは12か所と収納力は十分。
ラウンドジップで大きく開くため、必要なカードや現金がすぐに見つかります。
キャッシュレス決済を併用し、「現金は少な目でOK」という方なら、なおさら使いやすいでしょう。
スーツの胸ポケットにすっきり収まり、スマートに取り扱えるのも魅力です。
サブ財布として優秀なカード&コインケース
キャッシュレス化が進んだことで支持されているのが、サブ財布として使えるカードケースです。
ランチタイムやちょっとした買い物など、大きな財布を持たず身軽に出かけたいときに重宝します。
こちらは必要なカードと最低限のコインが収まるスリムなカード&コインケース。
素材は傷が目立たないシボ入りの牛革で、ファスナーはなめらかな手触りを追求した高級ラインを使用しています。
落ちついた色味とレザーの風合いが美しく、大人が持つサブ財布にふさわしい品といえるでしょう。
社会人として恥ずかしくない財布の使い方
社会人になり新しい財布を購入したら、使い方にも気をつけましょう。
せっかく良い財布を持っていても、使い方によっては周りの方への印象を悪くしてしまうかもしれません。
以下では社会人として意識すべき財布の恥ずかしくない使い方を紹介します。
長財布は鞄に入れて持ち歩く
長財布は鞄に入れて持ち歩くのが基本です。細身のスラックスのポケットに入れると、スラックスのシルエットが崩れてしまうほか、財布も傷みやすくなります。
特にお尻のポケットに入れるとポケットから長財布が大きくはみ出すため見た目が良くありません。持ち歩く際はなるべく鞄に入れるようにしましょう。
鞄がない時は目立たせないようにスーツの内ポケットに忍ばせてください。
中身を入れすぎない
財布の中にものを入れすぎると膨れて大きくなってしまいます。膨れ上がった財布は見た目が良くありません。
紙幣、領収書、小銭などをためすぎずに定期的に整理をしましょう。
紙幣をあまり持ち歩く必要がなくなるキャッシュレス決済との併用もおすすめです。
まとめ
基本的には革製、ベーシックなカラー、シンプルなデザインを基準に選べば、社会人として恥ずかしくない財布が見つかるはずです。
ビジネスシーンでふさわしくない印象を与えてしまうカジュアルな財布は、プライベートでの利用にとどめましょう。
ハイブランドの財布が予算オーバーの場合は日本の工房が作った国産ブランドの財布から選んでみてください。
特に豊岡財布はコスパに優れており、新社会人が購入する財布としてもおすすめです。
財布は使い方でも印象が変わります。新しい財布を購入した人は、ぜひ使い方にもこだわってみてください。