カタログギフトは、個人的な好みをよく知らない方への贈り物に重宝します。
上司・先輩・仕事関係者などへ贈る「退職祝い」は、その代表例。
とはいえ、
「退職祝いにカタログギフトを贈っても失礼に思われないか」
と、不安に感じる人もいるようです。
退職祝いは人生の節目ともいえ、
「お世話になった方の労をねぎらい感謝を伝える」
「新しい門出を祝福する」
など、さまざまな意味がこめられたお祝いです。
特に目上の方へ贈る場合は失礼のないことが重視されるため、品選びをする側としては気を遣いますよね。
この記事では、ギフト専門店GiftA(ギフタ)が「退職祝いにふさわしいカタログギフトの選び方」や、社会人として知っておきたい基本的な贈答マナーを解説します。
お世話になった方に喜んでいただける退職祝いが贈れるよう、ぜひ参考にしてください。
目次
退職祝いにカタログギフトを贈るのは失礼?
「カタログギフトを退職祝いとして贈るのは失礼なのでは」と気になる人もいるようです。
結論としては
「きちんとお相手のことを考え、ふさわしい一冊を選んで丁寧に贈れば、失礼には当たらない」
といえます。
お世話になった方へ退職祝いを贈るなら、違和感を抱かれないように気を付けたいもの。
マナーに反する贈り方をしないためにも、実状を知っておきましょう。
カタログギフトは実用的で根強い人気
カタログギフトについて、「お祝いの引き出物や香典返しによく使われるもの」というイメージを持つ人もいるようです。
実際には、カタログギフトは退職祝いとして高い人気があります。
好まれる理由の一つに、「実用性」が上げられます。
贈り物は、お相手の好みに合わせて選ぶのが基本ですが、退職祝いは以下のような理由で品選びが難しいことが多いでしょう。
- お相手と年齢や立場が違うため、好みの傾向やライフスタイルが分からない
- 職場で顔を合わせるだけなのでプライベートをよく知らない
- 複数人の連名で贈ることになったものの、意見がまとまらない
特に、上司へ贈る退職祝いは「失礼のない品物を選ばなくては」と気を遣うもの。
その点、カタログギフトは本人に好きなものを選んでもらえるため、好みを外してしまう心配がないといえます。
さらに、冊子型やカードタイプのカタログギフトは、持ち運びがしやすいというメリットも見逃せません。
ビジネスバッグに入れやすく邪魔にならないサイズなので、送別会などの席でご本人に手渡しても、持ち帰りの負担を掛けることはないでしょう。
【失礼のない退職祝い】おすすめカタログギフト紹介
カタログギフトは、幅広いジャンルのアイテムを掲載した「総合カタログ」のほかにも、さまざまな種類が登場しています。
退職祝いのギフトには、「お疲れ様でした」「新生活がんばってください」など、お相手を思う気持ちを込めることが大切。
贈り物を通して別れを惜しむ気持ちや激励が伝われば、お世話になった方に喜んでいただけるでしょう。
ギフト専門店の当店がおすすめする、退職祝い向きのカタログギフトをご紹介します。
グルメ特化型のカタログギフト
おいしい食べ物・飲み物を集めた「グルメ特化型」のカタログギフトは、年齢や性別を問わず大人気です。
ブランド和牛・海鮮グルメ・お菓子・惣菜・お酒などの絶品グルメを、ご自宅でゆっくりと楽しんでもらいましょう。
グルメ特化型のカタログギフトの中にも、さらに「スイーツ専門」や「お肉専門」「和食専門」など、細分化されたシリーズがあります。
それぞれ個性ある品揃えなので、お相手の好みを知っているならそれを手がかりにチョイスするといいでしょう。
たとえば、定年退職を迎えた60代の方には、日本各地のご当地グルメシリーズや、和食メインのグルメカタログギフトがおすすめ。
これから独立する働き盛り世代や、子育て世代の方に贈る退職祝いなら、高級和牛専門など食べ応え重視のシリーズが喜ばれるでしょう。
セレクトショップ系・ブランド系のカタログギフト
転職する20代~30代への退職祝いには、「セレクトショップ系・ブランド系」のおしゃれなカタログギフトがおすすめです。
身の回りのもののデザインにこだわる人にも喜ばれそうな、センスのいいアイテムが選りすぐられています。
新しい環境で働くことは、心身ともに疲れるもの。
セレクトショップ系のカタログは、シンプルながらデザイン性の高い日用品やリラックスグッズを掲載しているものが多くあります。
慣れない環境でのちょっとした気分転換や、リフレッシュに役立ててもらえるかもしれません。
転職と同時に引越しをする人には、生活雑貨やインテリアグッズ中心のカタログギフトがおすすめ。
新生活に必要で、なおかつおしゃれ感もあるカタログギフトで、新しいスタートを応援しましょう。
有名雑誌とコラボしたカタログギフト
50代~60代の、目の肥えた人にも失礼なく贈れるのが、有名雑誌とコラボしたカタログギフトです。
有名雑誌の名が付いたカタログギフトは、知名度の高さに裏打ちされたブランド力が魅力。雑誌のコンセプトに沿ったグルメやおしゃれな雑貨を集めており、安心感や信頼感を重視する年配の方への退職祝いにぴったりです。
「この雑誌のカタログギフトがあるとは知らなかった」と、新鮮な感動も味わってもらえるでしょう。
体験ギフトが充実したカタログギフト
「定年退職を迎えたが、まだまだアクティブで好奇心旺盛」という方への退職祝いには、「非日常の体験」をプレゼントできるカタログギフトを贈ってみませんか?
カタログギフトには、温泉旅館の入浴券や、レストランで使えるお食事券、ホテルの宿泊券などが充実。
このほかにも、クルージングやエステといった非日常を満喫できるギフトや、乗馬や陶芸などの習いごと体験チケットをラインアップしているタイプもあります。
第二の人生の自由な時間を楽しんでもらいましょう。
退職祝いの基本マナーを確認。失礼のない対応を
退職祝いは、贈るものが品物であってもカタログギフトであっても、マナーに気を配ることが大切です。
たとえ、仲の良い同期や同僚など親しい間柄だとしても、社会人の礼節として贈り物には「のし紙」を掛けましょう。
退職祝いの予算は高すぎても低すぎても失礼にあたります。
以下で、退職祝いの相場とマナーについて解説します。
退職祝いの相場
まずは、一般的な退職祝いの予算を紹介します。
退職される方が一般社員の場合、退職祝いは「総額で3,000円~10,000円」を目安に考えましょう。
お相手の立場や、お互いの関係性、「個人的に贈るか、部署の連名で贈るか」によっても相場は異なります。
おおよその目安として、以下の金額を参考にしてください。
<個人的に贈る場合>
- 同僚・部下:3,000円~5,000円
- お世話になった先輩:10,000円
- 役職付きの先輩:5,000円~20,000円
<連名で贈る場合>
- 同僚・部下:総額5,000円~10,000円(相場の範囲で低めの金額が好ましい)
- お世話になった上司・先輩:総額5,000円~30,000円(相場の範囲で高めの金額が好ましい)
贈る側の人数や、社内規定、職場の慣例などによって、適切な予算の考え方は変わります。
プレゼントを購入する前に、総務部員や勤続年数が長い人など、社内事情に詳しい人に確認しておくと安心です。
退職祝いののし紙マナー
退職祝いの贈り物には必ず「のし紙」を掛けて礼を尽くしましょう。
これは、贈るものが品物であってもカタログギフトであっても、共通の贈答マナーです。
のし紙の表書き(贈り物の名目)は、「御礼」とするのが基本です。
ただ、退職のタイミングや理由によって、別の表書きを使うこともできます。
定年退職の場合は「祝定年退職」や「御退職祝」「御退職御祝」などの表書きでもいいでしょう。
転職・独立起業する人には、「御贐(おはなむけ)」や「御餞別(おせんべつ)」という表書きも使えます。
注意点として、目上の人へ個人的に贈る場合、「御餞別」の表書きは避けましょう。
お相手に「上から目線だ」と感じさせてしまい、失礼に当たります。
「御餞別」は、部署一同など連名の贈り物に使うのが基本です。
<豆知識>退職祝いには不適切な品
退職祝いとして品物を贈る際は、失礼に当たるものを選ばないようにしましょう。
タブーとされる品物の一例はこちらです。
- ハンカチ:古くは「手巾(てぎれ)」と書き、「手切れ」を連想させる
- ボールペンや万年筆:「仕事に励みなさい」という意味がある
- 商品券やギフト券:先方に「お金に困っていると思われているのでは」と感じさせかねない(特に目上の人には失礼)
このほか、定年退職を迎える人には、ネクタイや名刺入れといったビジネスグッズを贈るのも避けましょう。
カタログギフトには、贈る側が上記のようなタブーを気にしなくてもよいというメリットもあります。
素敵なカタログギフトで失礼のない退職祝いを
退職祝いにカタログギフトを贈ること自体は、失礼に当たりません。
ただし、品物を贈るときと同じく、贈答マナーを守ることが大切です。
退職は、人生の節目にもなるライフイベント。
そんなお祝いにふさわしく、きちんと体裁を整えて感謝とエールを届けましょう。
一口にカタログギフトといってもさまざまな種類があります。
退職する方の年齢や退職後の生活を考慮し、好感度の高い1冊を選ぶことが喜ばれるコツです。
インターネットのギフト専門店「GiftA(ギフタ)」では、退職祝いにぴったりのカタログギフトを多数取り扱っています。
カタログの掲載内容は、Webサイト内商品紹介ページに設置してあるデジタルカタログで全ページご確認いただけます。
中身を確認してから購入したい方は、ぜひそちらもチェックしてください。
退職祝いに適した「のし紙」も、専門店ならではのオリジナルデザインで豊富にご用意しています(※基本無料・一部対象外商品あり)。
失礼のない退職祝いにのし紙は欠かせないため、ご注文時に必ずご指定ください。
贈答マナーで不明点があるときや、カタログギフト選びで迷ったときは、ギフト専任スタッフがご相談を承ります。
お気軽にお問い合わせフォームからご連絡ください。
退職祝いに失礼のないカタログギフトを贈って、お相手に感謝と応援の気持ちを伝えましょう。