新築祝いとは、文字通り「新築」の戸建てやマンションを購入した人に贈るお祝いのことです。
一方、中古の住宅・建物への引越しは「引越し祝い」を贈ります。
友達が家を建てた・引越しして新生活がスタートしたと聞いたら、新しい門出を祝福してあげたいですよね。
「新築祝いを贈りたいが、相手に気を遣わせたくない」という場合、予算は3,000円程度を目安にする人が多いようです。
この記事では、予算3,000円で友人への新築・引越し祝いを考えている方に向けて、贈答マナーとおすすめ品をご紹介します。
目次
- 1 友人への新築・引越し祝いに予算3,000円だと少ない?
- 2 【予算3000円】友人への新築・引越し祝い向き「スイーツ」
- 3 【予算3000円】友人への新築・引越し祝い向き「ドリンク」
- 4 【予算3000円】友人への新築・引越し祝い向き「お酒」
- 5 【予算3000円】友人への新築・引越し祝い向き「洗剤」
- 6 【予算3000円】友人への新築・引越し祝い向き「テーブルウェア」
- 7 【予算3000円】友人への新築・引越し祝い向き「カタログギフト」
- 8 【予算3000円】友人への新築・引越し祝い向き「インテリア」
- 9 友人へ新築・引越し祝いを贈る前にマナーを確認
- 10 予算3,000円で友人に喜ばれる新築・引越し祝いをセレクト
友人への新築・引越し祝いに予算3,000円だと少ない?
一般的に、友人への新築・引越し祝いの相場は5,000円~10,000円程度といわれています。
ただし、これはあくまで目安。気心知れた友人同士なら、相手のお返しの負担を考え、あえて3,000円程度に抑えるケースも少なくないようです。
新築の家を建てるのは、多くが子育て中のファミリー。友人どうし、お互いこれからなにかと物入りになってくる世代では、無理のない予算におさめるのも合理的な判断といえるでしょう。
お祝いを贈る上で一番大切なのは、相手に気を遣わせず、祝福をきちんと伝えること。
友人に「お返しはいらないよ」と伝えつつお祝いを渡せば、先方も気兼ねなく受け取ってくれそうです。
【予算3000円】友人への新築・引越し祝い向き「スイーツ」
ここからは、予算3,000円で友人へ贈る新築祝い・引越し祝いをお探しの方に向けて、おすすめ品をピックアップしてご紹介します。
予算3,000円なら、食べ物・飲み物・新居で使える日用消耗品など、いわゆる「消えもの」のギフトがおすすめ。
- 相手の好みから外れる心配が少ない
- すでに持っているものと重なる心配がない
などのメリットがあり、気を遣わせない贈り物になるでしょう。
新居でのほっこり時間に「スイーツ」
荷解きや各種の手続きなど、引越し前後は何かと慌ただしくなります。そんなとき、疲れを癒す甘いお菓子があれば嬉しいもの。
「引越し作業お疲れさま」と友人をいたわる気持ちを込めて、ちょっと高級なスイーツを贈ってみてはいかがでしょうか。
3,000円の予算があれば、
- 老舗メーカーの焼き菓子セット
- ホテルスイーツ
- 有名パティシエによるブランド菓子
など上質なものを選ぶことができます。
注意点として、お菓子を贈るときは、賞味期限の短い生菓子は避け、日持ちの長いものを選びましょう。
家の片づけでバタバタしているうちに「賞味期限が過ぎてしまっていた!」というケースもあり得るため、個包装の焼き菓子など日持ちの長いものにする配慮が必要です。
高級感のあるお菓子は、友人が新居を披露する際の来客用に使うこともできます。きっと「意外と役立つ贈り物」になるでしょう。
【予算3000円】友人への新築・引越し祝い向き「ドリンク」
新居へ入居してしばらくは来客が多くなるでしょう。そんなときに重宝するのが、コーヒーや紅茶。
おしゃれなコーヒーや紅茶のセットを友人に贈れば、新居でのおもてなしを楽しくするのに一役買ってくれそうです。
予算3,000円なら、有名コーヒー店や老舗の紅茶専門店のギフトセットも候補に挙がってくるでしょう。
「食後にブラックコーヒーを飲むのが好き」「フレーバーティーが好き」など、友人の好みを知っているなら、それに合わせて選んでみてくださいね。
【予算3000円】友人への新築・引越し祝い向き「お酒」
家にまつわる慶事では、一升瓶の日本酒を2本組にして贈る習わしが見られます。「一升」を「一生」になぞらえ、末永く幸せが続くようにとの願いが込められた風習だといわれています。
また、建築物は柱が最低2本あれば建てられることから、2本の一升瓶を柱に見立てて縁起を担ぐ意味もあるようです。
現代の新築祝いでは、一升瓶の日本酒以外にも、贈り物の選択肢が増えています。
もともとお酒はおめでたい席にぴったりのギフト。お相手の好きなビールやワインなどを新築祝いとして贈ってみてはいかがでしょうか。
家を新築した際は、ホームパーティーを開くなど、友人たちが訪問する機会が多いもの。お酒のギフトは、来客用としてすぐに活躍してくれそうです。
【予算3000円】友人への新築・引越し祝い向き「洗剤」
「消えものギフト」の中でも実用性が高いのが、洗剤やハンドソープなどの日用消耗品。
人の好みに左右されることが少なく、長期保存も可能なので、「友人の食べ物の好みがはっきり分からない」というときの贈り物におすすめです。
予算3,000円なら、上質で贅沢感のあるものが手に入ります。
- おしゃれなデザインボトルのハンドソープ
- 身体や環境に優しいオーガニック素材にこだわった石鹸
- 専門ブランドの洗剤
洗剤類を新築祝いにするなら、実用性だけでなく、見た目のおしゃれ感も大事なポイント。生活感の出やすい日用品ほど、ギフトらしいパッケージにこだわるのがコツです。
友人が手荒れやアレルギーに困っているなら、身体に優しい天然素材でできた洗剤であることはマスト条件。新居での家事の時間を、楽しいものに変えるプレゼントになりそうです。
【予算3000円】友人への新築・引越し祝い向き「テーブルウェア」
引越しを機に、古い食器やテーブルクロスなどを処分する人は多いようです。
そのため、新居のダイニングに映えるテーブルウェアもまた、新築・引越し祝いの定番となっています。
3000円で探すギフトとして、以下のようなテーブルウェアやキッチンツールが挙げられます。
- 小皿・ペアグラスのセット
- プレート
- ランチョンマット、コースター
- 箸置き
- テーブルクロス
- ソルト&ペッパーミル
- 上質素材のトング
食器類は新居のダイニングテーブルになじむことが大切。
友人の好みのテイストやブランドが分かるならぜひチェックしてみましょう。好みが分からないときは、上質素材でできたシンプルなデザインならシーンを選ばず使いやすいはずです。
人を自宅に招いてもてなすのが好きな友人なら、ホームパーティーで活躍するものを念頭ぶという方法もあり。
たとえば、スタイリッシュなデザインのマルチボウルやサービングセットは、テーブルをおしゃれに演出してくれるでしょう。
料理が趣味の友人なら、ステンレスなどの上質素材でできた調理器具を贈るのもおすすめです。
新居のキッチンやダイニングで活躍しそうな、長く使える質の良いものが新築祝い向きといえます。
注意点として、友人がすでに持っているものとかぶらないよう、リクエストを聞いてから選ぶと安心です。
【予算3000円】友人への新築・引越し祝い向き「カタログギフト」
予算3,000円前後の新築祝い・引越し祝いギフトにカタログギフトもおすすめです。
何かと物入りになる住宅購入後。しかし、本当に必要なものは人それぞれ違います。引越し後に「これを買うのを忘れていた」「あれも欲しい」と気づくのはよくあること。
そんなときこそ、好きなギフトを選んで受け取れるカタログギフトが大活躍。タイミングよく気の利いたプレゼントになるでしょう。
最近のカタログギフトは取扱いアイテムの幅が広がり、以下のような個性あるカタログも人気を集めています。
- 「高級グルメ」や「体験型ギフト」など特定のジャンルに特化したもの
- 有名セレクトショップ監修でギフト商品をセレクトしたもの
- コストパフォーマンスに優れた卸値販売のカタログ
それでは、新築祝いに適したカタログギフトを詳しくご紹介しましょう。
割引カタログギフト「コスパ重視」シリーズ
GiftA(ギフタ)が取り扱っている割引カタログギフトの「コスパ重視」シリーズ。
デパートや結婚式場などで販売しているのとまったく同じ最新版カタログギフトを、ネット直販ならではの強みを生かして卸値価格で販売しています。同じ予算で「ワンランク上の品」がチョイスできるのは大きな魅力といえるでしょう。
もちろん、割引で購入したことは先方には分かりません。「限られた予算で、少しでも良い品を贈りたい」という人におすすめです。
上記の他にも、グルメ商品に特化したカタログギフトなど様々なシリーズを取り揃えているので、ぜひチェックしてください。
【予算3000円】友人への新築・引越し祝い向き「インテリア」
新築・引越し祝いには、新居を彩るちょっとしたインテリア雑貨もおすすめ。予算3000円で探すなら、以下のような品が人気です。
- フラワーベース
- 観葉植物
- 置き時計
- 木製リモコンスタンド
- ティッシュケース
- アロマグッズ
- ゴミ箱
インテリア雑貨は「消えもの」と違い、手元に残る贈り物です。
「これは友達が絶対好きなデザインだな」
「こんな雑貨が欲しいと前に言っていた」
など、友人の好みをよく知っている場合におすすめです。
友人へ新築・引越し祝いを贈る前にマナーを確認
人生の大きなイベントとなる新築・引越し祝いは、気心の知れた友人同士であっても丁寧に贈りたいもの。親しい間柄だからこそ、慶事を祝ってきちんと礼を尽くすことが大切です。
贈り物選びの次は、お祝いの仕上げともいえる贈答マナーについて確認していきましょう。
贈るタイミング
新築・引越し祝いを贈るタイミングは、以下が一般的です。
・引越しから1~2カ月以内
・新居のお披露目に招かれたとき
引越し後しばらくは生活が落ち着かず、荷ほどきや各種手続きなどで慌ただしい日々が続きます。
そのため、あまり早いタイミングで贈ると、相手は置き場所や消費に困ってしまう可能性が高いでしょう。特に引越しの2週間以内は避けたほうが無難です。
反対に、引越しからあまり日にちが経ち過ぎるのも良くありません。
贈り物は「新しい家を手に入れた」という新鮮な気持ちがあるうちに贈りたいですね。
のしの選び方
新築・引越し祝いには「のし紙」をかけるのが伝統的なマナーです。のし紙の使い方について、以下のポイントを押さえておきましょう。
・水引は紅白の蝶結び
・新築祝いでは「御祝」「祝御新築」「新築御祝」などの表書き
・引越し祝いでは「御引越御祝」「御新居御祝」「御祝」などの表書き
・のし下(名入れ)部分の記名は贈り主の苗字のみ、もしくはフルネーム
お祝いの品を郵送する場合は、のし紙を掛けてから包装紙で包む「内のし」の体裁にすれば、輸送中にのし紙が汚れてしまうのを防げます。
友人に直接手渡しできるなら、パッと見て分かる「外のし」にしてもいいでしょう。
予算3,000円で友人に喜ばれる新築・引越し祝いをセレクト
友人の門出を祝う、新築祝い・引越し祝い。
3,000円というお手頃な予算でも、喜ばれるギフトはたくさんあります。「消えもの」と呼ばれる食べ物・飲み物・日用消耗品なら、お相手も気兼ねなく受け取りやすいでしょう。
消え物以外のギフトを贈る場合、友人がいま欲しいもの・まだ持っていないものをリサーチできると安心です。
本人に直接リクエストを聞くことはマナー違反ではありません。サプライズ感はなくなってしまいますが、気心知れた間柄なら、贈り物がかぶるのを防ぐために聞いてみてもいいでしょう。
品物選びに迷ったときは、友人が落ち着いたタイミングで欲しいものを選べる「カタログギフト」を贈る手もあります。
素敵なプレゼント選びのために、今回ご紹介した情報をぜひお役立てください。