還暦は干支が一巡する節目の年齢で、第2の人生のスタートでもあります。
そんな還暦祝いにふさわしい、とっておきのプレゼントを贈りませんか?
60歳の人に何を差し上げたらいいのかわからない……という人も、記事を参考にして、ぜひ素敵な贈り物を用意してください。
定番アイテムを中心に喜ばれるプレゼントをご紹介します。
目次
還暦祝いに喜ばれる贈り物選びのポイント
長寿のお祝い事の中で最もよく知られている還暦祝い。主役を心からお祝いしてあげたいですよね。
相手に喜んでもらうためには、還暦祝いにふさわしい、相手が喜ぶプレゼントを贈りましょう。
贈り物選びは悩んでしまいがちですが、ここでは選ぶポイントについてご紹介します。
相手の好みにマッチしたもの
まずは、還暦の主役の好きな物や趣味をきちんと把握しておきましょう。
おしゃれな女性ならファッションアイテム、ゴルフが趣味の男性ならゴルフグッズと、相手の嗜好や趣味を理解しておくだけでも、選択肢の幅がぐっと狭まります。
両親だったら、ある程度は知っていることもあるはずなので、そこから類推してプレゼントを選べばOKです。
上司や恩師なら、直接聞いてみるか人づてに聞きだせばよいでしょう。
還暦祝いならではの特別感があるもの
還暦祝いのプレゼントの相場は、贈る相手との関係性などで異なります。
相手との関係 | 金額の相場 |
両親 | 30,000円~50,000円 |
義父母 | 30,000円~50,000円 |
祖父母 | 10,000円~30,000円 |
会社の上司 | 5,000円~10,000円 |
これらの予算内でプレゼントを選べば問題ありませんが、たとえば名入れグッズなど特別感のあるものは、贈り物の人気ランキングにも常に入っている定番で非常に喜ばれます。
お酒やマグカップ、湯呑みなどを贈ろうと考えている人は、名前入りのものを検討してみてください。
もらって嬉しい還暦祝いのプレゼント
生命保険会社のPGF生命が2019年に実施した還暦に関するインターネットリサーチ(2,000名回答)によると、「嬉しいと感じるプレゼント」の上位は下記の通りでした。
- 1位…旅行券
- 2位…おしゃれな洋服・小物
- 3位…花束
- 4位…お酒・嗜好品
- 5位…お菓子・食品 (PGF生命調べ)
さらに、2023年に実施したアンケートでは、ランキング順位に少し変動がありました。
- 1位…現金
- 2位…旅行券
- 3位…お菓子・嗜好品(お酒など)
- 4位…おしゃれな洋服・小物(バッグ・腕時計など)
- 5位…花束 (PGF生命調べ)
2019年1位だった旅行券はひとつ順位を下げて2位ですが、依然、人気の高さが伺えます。
そして2023年の1位はなんと現金。お菓子・嗜好品(お酒など)は5位&4位から3位に浮上しました。
現金は、あげる立場としては品物選びが不要といった点で楽に思えます。しかし、お祝いの食事会などの席を設けない場合、祝儀袋(現金)だけを贈ると”手抜き感”のような残念な印象を心配される方が多いのかもしれません。
結果、他のお菓子やお酒と組み合わせて贈るという形に落ち着く方が多い、ということがこの結果から読み取れます。
そのほかのさまざまなアンケートでも、これらの贈り物は喜ばれる定番です。
ここでは還暦祝いで人気の高い贈り物を3つご紹介します。ぜひプレゼント選びの参考にしてください。
参考:PGF生命「2019年の還暦人(かんれきびと)に関する調査」
参考:PGF生命「2023年の還暦人(かんれきびと)に関する調査」
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おしゃれな小物や趣味の道具
最近は、60歳といっても若々しく見える人が多く、実際に定年後も仕事を続けたいという人や趣味を満喫したいという人がたくさんいます。
そうしたアクティブで前向きな還暦の人へ、身に付けていて明るい気持ちになれるおしゃれなもの、積極的にお出かけしたくなるものなどを贈りましょう。
よい刺激になって、ますます元気に第2の人生を楽しんでくれるでしょう。
ファッション雑貨やインテリアなどの小物は、普段の生活にとり入れやすく、もらって嬉しい還暦祝いの定番商品としても人気です。
女性向けのプレゼントとしては、アクセサリーやバッグなどの小物雑貨・コスメ道具などがあり、幅広い選択肢からチョイスできるというメリットがあります。
男性の場合も、時計や財布、洋服、ベルトなど、ファッション小物はバラエティーに富んでいて、きっと喜んでもらえるアイテムが見つかるはず。
インテリア関連の小物もファッションアイテムと同じく普段の暮らしの中にとけこんでいるものなので、記念品にふさわしくておすすめです。
旅行や食事のプレゼント
形に残るものを贈るのはもちろん喜ばれるのですが、親族一同が集まって楽しい時間を共有できるようなプレゼントも、思い出に残る素敵な還暦祝いになります。
たとえば、旅行や食事のプレゼントです。
大人になると家族みんなで集まる機会が減っていくもの。
両親の還暦祝いは、親孝行をしてあげられるチャンスであり、家族や親族みんなが集まるいい機会でもあります。
兄弟姉妹を誘ってみんなで旅行や食事に行くことができれば、両親は品物を贈られる以上に嬉しく思ってくれるでしょう。
また、両親だけで行ってもらう旅行や食事をプレゼントするのも、非日常のひとときを楽しんでもらえるのでおすすめです。
仕事や子育てに日々追われていると、夫婦の時間をゆっくりと過ごす習慣が少なくなっていきます。
だからこそ、還暦を迎えて第2の人生をスタートするときが、もう一度夫婦の大切な時間を楽しむきっかけになるのではないでしょうか。
何を贈れば良いか迷ってしまう方には、カタログギフトがおすすめです。
女性が喜ぶお花、バラは一番人気
お花のプレゼントは華やかであるだけでなく、感謝の気持ちがストレートに伝わり、とくに相手が女性ならとても喜ばれるでしょう。
ひとことでお花といっても、その種類はさまざまで、非常にバラエティー豊かです。
花の種類
生花 | 自然のままの生のお花。長持ちはしにくいが、枯れるまで楽しめる |
染めた花 | 生花の茎から着色剤を吸わせたり、スプレーで花や葉自体を染めている。レインボーやゴールドなど、自然界にはない色が作れるのが魅力 |
造花 (アーティフィシャルフラワー) |
布やペーパーなどで作られているお花。季節に左右されず、長い間綺麗な状態を保つことができる。 |
プリザーブドフラワー | 生花を加工・着色している。ヨーロッパではおしゃれなギフトアイテムとして人気があり、日本でも認知度が高まっています |
ドライフラワー | 生花をそのまま乾かした状態の花。プリザーブドフラワーとは全くの別物です。壁にかけて飾るなど、枯れた雰囲気を楽しみます |
この中で、ドライフラワーは「老い」や「衰え」を感じさせます。
「還暦のお祝い」のプレゼントとしてはふさわしくないので、避けましょう。
贈る時のスタイルにも、花束・アレンジメント・ボックス・鉢植えなど、さまざまなものがあります。
なかでも、還暦祝いの主人公にふさわしい存在感があるものといえば、赤いバラの花束です。
還暦のテーマカラーでもあり、見た目もゴージャスで、贈り物としての存在感も抜群。お祝いのプレゼントにはぴったりといえます。
とはいえ、花瓶が必要だったり、毎日の水替えなど、花を飾ることに慣れていない場合は、「大きな花束を家の中に飾るのは大変」と感じる人がいるかもしれません。
相手に配慮しつつ、見栄えの良いお花を贈りたいときは、プリザーブドフラワーのプレゼントがおすすめ。
水やりをする必要がなく、長持ちするので、還暦祝いの贈り物にぴったりです。生花のような手間がいらず、インテリアとしても眺めていられる点がプリザーブドフラワーの魅力となっています。
お花を贈るときは、感謝の気持ちを相手に伝えるため、ぜひメッセージカードも添えてくださいね。
ほかにも!還暦祝いのおすすめプレゼント
還暦祝いで喜ばれる定番プレゼントをご紹介してきましたが、他にはどのようなものがあるのでしょう。
おすすめのプレゼントをいくつかご紹介します。
赤色の小物が狙い目
還暦祝いでは「赤いちゃんちゃんこ」を贈るというしきたりは有名です。
昔から赤い衣服を身に着けると魔除けの効果があるといわれており、赤ちゃんに赤いよだれかけなどを着けさせてきました。
そこから「生まれ直して第2の人生」を意味する還暦にも赤い色がとり入れられるようになったと伝えられます。
近年は「縁起物として赤いちゃんちゃんこを贈られても、実際に着る機会がない」という声もあり、それに代わる実用的なプレゼントを贈るのが主流となっています。
また、赤の魔除けの力にあやかって、プレゼントも赤いものにすることが多いようです。
赤いファッション小物やアクセサリー
ファション雑貨ならマフラーや帽子、バッグなどのワンポイントになるものがよいでしょう。
真っ赤な服を着ることに抵抗がある人でも、小物なら男女を問わず普段のファッションにもとり入れやすくなります。
シンプルなデザインの洋服に赤い小物を合わせれば、毎日のコーディネートに変化が出てオシャレ度も格段にアップするはずです。
また、女性にはアクセサリーもおすすめです。
珊瑚やガーネット、ルビーなど、赤い宝石を使ったイヤリングや指輪、ネックレスなどは、還暦の記念品にふさわしい高級感のある贈り物になります。
誕生石がこれらの石の人(ガーネット=1月、珊瑚=3月、ルビー=7月)なら、いっそう喜ばれることでしょう。
財布やパスケース、キーホルダー・ペンなどの文房具
還暦祝いらしく赤い財布やパスケースなどもおすすめですが、あまり色にこだわる必要はありません。
毎日使えそうなデザインで色も本人の好みに合わせて選ぶと、「タンスの奥にしまったまま」という残念な贈り物になる可能性も少なくなるでしょう。
キーホルダーや文房具など、バッグに入れて毎日使う雑貨もおすすめ。ただし、万年筆などの文房具は、マナーにこだわる人によっては「まだまだ働けという意味か?」という意味にとられる場合もありますので、ご注意を。
せっかくの記念の品、選ぶ際のポイントは、名の通ったブランドのものや素材が良く作りが丁寧なものであること。
使っていてすぐに破れたり壊れたりしては、本人も気まずい気持ちになってしまいます。そんなことがないよう、還暦祝いのプレゼントは品質を重視しましょう。
ガーデニングやスポーツなど趣味のアイテム
最近は還暦を迎えてからも働く人が増えています。しかし、現役の時に比べれば時間の余裕ができるため、シニア世代になってから新たな趣味を始めたり、体力作りをする人も増えています。
そうした人に、趣味に合わせてガーデニンググッズやスポーツ用品をプレゼントするのもおすすめです。
たとえばゴルフが趣味の人だったら、ゴルフクラブなどのアイテムがプレゼント候補に挙げられます。予算が厳しい場合は、ゴルフクラブよりもリーズナブルな、名入れしたゴルフボールでも問題ありません。
このように趣味のスポーツ用品をプレゼントすれば、これからの生活の中でたくさん使ってもらえ、健康増進にも役立つため、一石二鳥といえるのではないでしょうか。
お酒が好きな人には赤ワインを
還暦祝いの主役がお酒の好きな人なら赤ワインなどが喜ばれます。
なんといっても還暦のテーマカラーである「赤」なので、プレゼントにぴったりです。
もちろん、お酒は好きだけどワインは飲めないという人もいるでしょうから、赤色にこだわらず、日本酒や焼酎、ビールでも問題ありません。
もしラベルの名入れサービスがあれば、記念ボトルになるのでぜひ利用してみてください。
まとめ
現在の還暦祝いでは、相手を年寄り扱いするようなものではなく、相手の好みに合わせたプレゼントを贈るのがトレンドです。
また、赤い色をギフトにとり入れることで、贈られた人のファッションや生活習慣にちょっとした刺激を与えられるかもしれません。
今回ご紹介したプレゼントの例を、素敵な還暦祝い選びにぜひお役立てください。
還暦祝いに何を贈れば喜んでもらえるの?とお悩みの方には、カタログギフトがおすすめです。
受け取った方が好きな物を選べることから、人気が高まっています。
GiftA(ギフタ)おすすめ!還暦祝いで人気のカタログギフト
ここからは、GiftA(ギフタ)の還暦祝いで人気のカタログギフトを紹介します。
『北海道七つ星ギフト』
- 北海道の地元で愛される選りすぐりの逸品
- 読み物としても楽しめる、生産者の想いやこだわりの紹介記事も
- 雄大な海が育んだ海鮮・海産物や、大地の恵みである野菜類、畜産物をお届け
『美味百撰』
- 食の匠が全国から厳選した ”本物の味” 100選
- 産地・生産者・生産過程が明らかなので「安心安全」のグルメ
- 農産物や畜産物だけでなく定番スイーツや生鮮、総菜、酒類までを網羅
『ANA’s フレッシュ セレクション』
- “つくりたて とれたて” にこだわったグルメを厳選
- スイーツから高級和牛まで、鮮度と味にこだわった商品
- ANAグループのネットワークにより、日本中から選りすぐりの美味しいものをお届け
『麗(うらら)』
- 還暦祝いにふさわしい、高級感ある和装表紙
- 一流ブランド・メーカーから最高品質の商品をラインナップ
- 「もう物は十分」というご年配の方にも喜んでもらえる、温泉や食事券などの体験ギフトも充実
『47CLUB(よんななクラブ)』
- 全国47都道府県の地方新聞社イチオシのご当地グルメを掲載
- 読み物としても楽しめる、編集部の推薦コメントやグルメ解説付き
- 地方ならではのおいしさで、旅行気分を食卓で味わえるカタログギフト