パーティーや忘年会で行うゲームの景品選びに悩んでいませんか?
決まった予算の範囲で参加者が喜ぶ景品を選ぶのは、幹事の腕の見せどころ。
どうせやるなら「もらって嬉しい」と思ってもらえる景品を用意して、パーティーを盛り上げたいですよね。
この記事では、喜ばれる景品選びのポイントや、おすすめアイテムを紹介します。
「これは嬉しい!」「気が利いてる!」と感じてもらえるのに重要な「気配りポイント」も解説。
パーティー幹事の方や会社イベントの景品をお探しの方は、ぜひ参考にしてください!
目次
パーティーや忘年会でもらって嬉しい景品選びの準備
会社の忘年会や、結婚式の二次会パーティーなどでゲームを企画するとき、景品を用意するのは幹事の重要な仕事です。
せっかくパーティーが盛り上がっても、もらった景品が期待外れだと、参加者の満足度が下がってしまう可能性もあります。
「楽しかった!」と、参加者全員が満足してくれる景品選びのために、準備の手順を解説します。
参加人数と景品の数を決めて予算を立てる
まず、パーティーに参加する人数を把握し、景品の数を決めましょう。
景品があるゲームを行う場合、考え方には主に以下の2つのパターンがあります。
- 参加者全員が景品を手にできる
- ゲームの上位成績者など、参加者の一部だけが景品を手にできる
パーティーの主旨に合わせて「不公平感が出ないようにする」のか、「ゲームで豪華景品を争うようにする」のか、ルール設定が重要になります。
どちらのパターンにするかで、必要な景品の数は異なります。
参加者の一部だけが景品を手に入れる場合、以下の設定によっても必要な景品の数が異なります。
- ゲームの上位成績者の何位までが景品を手に入れるのか
- あらかじめ決めた順位に景品を贈る場合の、条件と人数(※ゴルフにおけるブービー賞のようなもの)
いずれの方式で行うかで、必要な景品の数や、1個に掛けられる予算が変わってきます。
初めにしっかり計画を立て、ゲームの設定を決めておきましょう。
景品に掛ける予算を決める
用意する景品の数を決めたら、次は購入予算を決めましょう。
景品の価格や価値の決め方も、ゲームのルール設定によって異なります。
参加者全員が景品を手に入れられるゲームなら、
- 目玉商品から末等まで、価格帯が異なる景品を人数分用意する
- 同格の価格帯の中で、種類の異なる景品を人数分用意する
このどちらかのパターンで考えることが多いでしょう。
一方、参加者の一部だけが景品を手に入れるタイプのゲームなら、目玉となる景品の予算を高めに設定したほうが、インパクトを出せるでしょう。
ゲーム参加へのモチベーションを盛り上げるために、誰もが興味をひかれそうな豪華景品を用意するのがおすすめです。
注意点として、一つの景品にだけ予算を使いすぎて全体のバランスを崩すことのないよう配慮が必要です。
景品全体の予算のなかで、「〇円の景品を3個、〇円の景品を10個」というように、必要な景品数に対する予算の配分を事前に決めておきましょう。
会社のイベントとして景品を用意する場合
忘年会や新年会など、会社のイベントとしてゲームの景品を用意する場合は、景品が課税対象にならない(経費で落とせる)かどうかも確認しておくと安心です。
レクリエーション要素のある社内イベントの景品は、高額すぎないものであることが前提です。
また、「現金そのものを景品にする」など、課税対象になってしまうケースがあります。後で慌てることのないよう、事前にざっくりとでも調べておくといいでしょう。
景品が以下の条件に当てはまる場合は、課税対象になるおそれがあります。
- 従業員全員が対象のゲームではない
- 現金や金券の景品
- 高価すぎる景品 など
税法に関する知識なので、幹事だけでは判断できないこともあるでしょう。
独断で景品を決めてしまわず、念のため社内の経理担当者にも相談することをおすすめします。
目玉商品があると盛り上がる
参加者の一部だけが景品を手に入れるゲームの場合は、皆のゲーム参加へのモチベーションを上げるために、目玉となる豪華な景品を用意しましょう。
- 最新家電
- 有名テーマパークのチケット(※ただし、景品にすることを禁じているテーマパークもあり)
- 旅行などの体験チケット
- 贅沢グルメ
上記のような、多くの人が欲しいと思うアイテム選びが成功のカギとなるでしょう。
景品選びで気を付けるべき注意点
景品を決めるときは、受け取った人の立場になって、後々のことまで配慮するのが大切です。
以下に「景品をもらった人が困りやすいポイント」を挙げました。事前にチェックし、気持ちよく受け取ってもらえるように準備しましょう。
持ち運びしやすいものがベター
<持ち運びしにくいアイテムの特徴>
- かさばるもの
- 重いもの
- 割れやすいもの
「参加者が持ち帰りやすいか」を考慮して景品を選ぶことは重要です。
お酒を飲む会であれば、会場まで電車などの公共交通機関を使って来る人がほとんどのはず。
喜ばれるからといって、大きな家電や重さのあるお米などの景品を贈ってしまうと、もらった人は持ち帰りにくく、困らせてしまうでしょう。
ガラス製品や陶器など割れやすいものも、持ち運びに気を使うため、景品にしない方が無難です。
持ち帰りにくいものを景品にしたいときは、会場では目録だけを渡す方法がおすすめです。
後日配送して各自が受け取れるよう、事前に手配するといいでしょう。
知っておきたい! 景品にするのがNGの品
景品を選ぶときは、以下に当てはまるアイテムを避けたほうがいいでしょう。
<景品に不向きなアイテム>
- 肉や魚などの「生もの」
- アイスクリームなどの「冷凍品」
- 香水やアロマオイルなどの「匂いが強いもの」
- 化粧品やアクセサリーなどの「好みが分かれるもの」
パーティー参加者は、閉会後すぐ自宅に帰宅するとは限りません。
持ち帰る途中でダメにしてしまうおそれのある冷蔵品や冷凍品は、景品には不向きです。
特に生ものは、賞味期限が短いものがほとんど。受け取った人は「早く食べないと」と、焦って負担に感じるかもしれません。
匂いの強い香水やアロマオイルなどは、匂いに敏感な人にとっては不快に感じるおそれのあるアイテムです。
選んだ人が良い匂いと感じるものでも、避けた方が無難でしょう。
また、たとえ有名なブランドであっても、化粧品やアクセサリーなど、個人によって好みが分かれるアイテムも景品にはしないほうがいいでしょう。
もらって嬉しい景品15選
多くの参加者に喜ばれる、間違いなく「もらって嬉しいアイテム」を厳選して紹介します。
景品選びの参考にしてください。
お菓子
老若男女問わず好きな人が多い「お菓子」は景品の定番です。
数百円から数千円まで、予算に応じて選ぶことができるのも嬉しいポイント。
景品用には、常温保存ができて賞味期限の長い「焼き菓子」がおすすめです。
<おすすめの焼き菓子>
- クッキー
- マドレーヌ
- バウムクーヘン
- ガトーショコラ
- カステラ
- おかき
- せんべい
- かりんとう
一般的な贈答品としての「ブランド菓子」はもちろん、パーティーを盛り上げる「おもしろお菓子」もおすすめ。
たとえば、飲料缶に入っていたり、タバコ型、薬の形など、一見お菓子と分からないようなユニークな商品もあります。
上位景品と下位景品の差別化用に検討してみるのもよいでしょう。
ボディケアグッズ
「ボディケアグッズ」なら、景品とともに日頃のいたわりの気持ちを伝えることができます。
会社のイベントの場合、パソコンなどをよく使う職種なら目を温めるものを。体を使う職種なら体のコリをほぐせるアイテムがおすすめです。
男女問わずに使えるようシンプルなデザインで、健康効果が期待できるなど、機能性のあるアイテムを選ぶのがポイントです。
<おすすめのボディケアグッズ>
- 入浴剤
- アイマスク
- ボディクリーム
パロディ・おもしろグッズ
パーティーやイベントらしさのある「パロディ・おもしろグッズ」は、イベントの盛り上がりに繋がるユニークな景品です。
「お菓子だと思ったのにメモ帳だった」「札束だと思ったらティッシュだった」など、見た目と中身のギャップが大きいものがおすすめ。
受け取ったその場でくすっと笑いに繋がるので、イベントを盛り上げるのに一役買ってくれそうです。
お米
年齢問わずに食べてもらえる「お米」は、もらって困らない景品の代表格といえるでしょう。
盛り上げたい場合は、目録にして10キロ、多くの人に渡す場合は1合~2合の小分けタイプなど、予算に応じて量を調整できるのも嬉しいポイントです。
結婚式の二次会の景品なら、新郎新婦の出身地のブランド米がおすすめ。
会社のイベントの景品であれば、取引先や仕事にまつわる土地のお米を選ぶと好印象です。
きっと幹事の細やかな気遣いが会場の皆に伝わるでしょう。
フルーツ詰め合わせ
女性の多いイベントなら「フルーツ詰め合わせ」を景品にすると喜ばれるでしょう。
旬のフルーツは美容や健康にも良いので、ヘルシー志向の人にも「欲しい」と思ってもらえるはず。
取り寄せでしか食べられない、ご当地の高級フルーツがおすすめです。
注意点として、フルーツによっては重さがあったり、つぶれやすかったりするため、受け渡しに配慮が必要です。
イベント会場では目録を渡し、のちほど配送できるように準備しておくと安心でしょう。
お酒
お酒が好きな人が多いパーティーであれば、「お酒」ギフトはもらって嬉しい景品になること間違いなし!
お酒は価格の幅や種類が多いのも、景品としてのおすすめポイントです。
参加者の年齢層に合わせて、日本酒・ビール・ワインなど、喜ばれそうな高級ラインのお酒を選びましょう。
日本酒やシャンパンはお祝いの席で振る舞われる縁起物でもあるため、おめでたい結婚パーティーにもぴったりです。
景品にするなら、取り寄せでしか手に入らない、希少性の高い逸品がおすすめ。
特別感があるので、もらった人の満足度をグンと上げることができますよ。
タオル
軽くてかさばらず、性別を問わず使いやすい「タオル」も景品グッズとして重宝します。
受け取った人に「もらって嬉しい」と感じてもらえるよう、デザインや品質にこだわりましょう。
タオル自体が動物や花の形に折り畳まれて包装されたおしゃれなものだと、もらった人のテンションが上がるのでおすすめ。
「今治タオル」のような有名国産ブランドなど、質の良いものにするのも喜ばれるポイントです。
タオルは各種ギフトとしてもらうことの多いアイテム。景品用なら、見た目が華やかなラッピングで差を付ければ、幹事のセンスの良さを感じてもらえるはず。
サイズもロングタイプから、ハンカチサイズの小ぶりなものまであるため、予算に応じて選びやすいでしょう。
コーヒー・紅茶・ジュース
「ドリンク類」は、誰もがもらって困らない景品といえます。
景品には「もらって嬉しい」と思ってもらえるような、自宅用とはひと味ちがう上質なものを準備しましょう。
持ち帰りやすさを重視する場合は、コーヒーならスティックタイプやドリップパック、紅茶ならティーバッグタイプがおすすめです。
ジュースなら、国産フルーツや野菜100%・無農薬・無添加などの高級ジュースが景品向きでしょう。
もらって嬉しい目玉景品7選
ゲーム参加者のモチベーションアップに貢献してくれるのが、豪華な景品です。
「自分がもらいたい!」のはもちろん、「誰が当たるかな?」というワクワク感で、ゲームを盛り上げてくれるでしょう。
「もらって嬉しい」と思ってもらえる、目玉景品向きの豪華アイテムを以下に紹介します。
グルメチケット
特定のグルメと交換ができる「グルメチケット」は、目録代わりとして景品にすることができます。
グルメチケットとは、肉や海産物、スイーツやお酒など、掲載されている高級グルメの中から好きな商品を取り寄せられるチケットです。
このほか、有名レストランが利用できるタイプのグルメチケットもあります。
「おいしいグルメがもらえる」ということが一目で分かりやすいので、目玉景品として会場を盛り上げることができます。
有名テーマパーク・遊園地チケット
「有名なテーマパークや遊園地のチケット」も、目玉景品として盛り上がるアイテムです。
家族・恋人・友人と遊びに行けて思い出作りになるため、年代や性別問わず喜ばれるでしょう。
チケットの枚数を選べるので、景品を選ぶ段階で予算調整しやすいところは、幹事にとっても嬉しいポイントといえます。
チケット自体は小さいものなので、景品の贈呈時に会場を盛り上げる工夫が必要です。
事前に大きめの目録などを用意し、当日は豪華に演出して渡すといいでしょう。
注意点として、テーマパークによっては、他人への譲渡を禁止する規制があります。イベント等の景品に使用してもOKか、事前に確認しましょう。
カタログギフト
豪華さが売りの「高級ラインのカタログギフト」がたくさん登場しているのをご存じでしょうか。
景品にすれば「欲しい」と思ってくれる人がたくさんいるでしょう。
カタログギフトを景品にすれば、もらった人は自分で欲しいものを選べるというメリットもあります。
特に景品として人気が高いのは、高級グルメを集めた「グルメ特化型カタログギフト」です。
グルメカタログとひと口にいっても、内容はさまざま。
- 高級なお肉グルメだけを集めた専門カタログ
- 航空会社や有名雑誌などとコラボしたグルメカタログ
- 北海道などご当地グルメに特化したカタログ
このように、テーマに沿ってギフト商品を取りそろえた個性的なグルメカタログギフトだと、参加者が中身をイメージしやすいでしょう。
また、若い世代が多いパーティなら、コンパクトな「カード型」のカタログギフトも景品にぴったりです。
カード型のカタログギフトは、指定のURLにアクセスし、カードに書かれているIDやパスワードを使用することで、WEBショッピングの感覚で商品が選べます。
冊子型の一般的なカタログギフトより軽くて持ち帰りやすいので、準備する側も当たった人にも重宝されるでしょう。
ゲーム機
豪華景品といえば「ゲーム機」が思い浮かぶ人も多いのではないでしょうか。
価格が高いことがすぐに分かるアイテムのため、豪華な目玉景品にぴったりです。
携帯型・据え置き型と、それぞれ種類があり、価格も異なるので、予算に合わせて選びましょう。
気を付けなければいけないのは、有名なゲーム機はすでに持っている人が多いということ。
ゲームそのものにあまり興味が無い人も多いので、参加者の年齢層や好みなども考慮しながら決めましょう。
電化製品
自分では買わないけどあったら嬉しいのが、高機能でおしゃれなデザインの「家電製品」。
ゲームやパーティーの景品でもらった人の満足度が高いアイテムです。
目玉景品にするなら、少し高額の価格帯から選びましょう。
パーティー参加者に女性が多い場合、以下のような調理家電の景品が喜ばれる傾向にあります。
<おすすめの家電製品>
- ホットプレート
- ブレンダ―
- トースター
- コーヒーメーカー
一方、男性が多いパーティーの景品には、スマートフォンまわりのガジェットおすすめです。
最新の人気アイテムや、季節によって役立つもの、デザイン性が高いアイテムが喜んでもらえるでしょう。
<おすすめのガジェット>
- モバイルバッテリー
- 季節家電(冬なら充電式カイロ、夏ならモバイルファンなど)
景品の準備はここもチェック! 参加者に嬉しい気配りポイント
景品を渡した後のことも考えてプラスαの気遣いができれば、参加者の満足度はグッと上がります。
ワンランク上の「デキる幹事」と思ってもらえそうな、参加者目線の嬉しい気配りポイントを解説します。
手提げ袋を準備しよう
景品の重さやサイズに合わせ、持ち帰り用の手提げ袋を用意しておきましょう。
パーティーや忘年会の場合、参加者が景品を持ち帰るためのエコバッグなどを持参していることはまずありません。
大型の景品をもらった人だと、そのまま剥き出しで持ち帰るのは恥ずかしいと思ってしまうでしょう。
そんな事態を防ぐために、景品アイテム一つ一つに合わせたサイズの手提げ袋を用意しておくのがおすすめです。
家電は保証書も合わせてお渡しを
家電を景品にするなら、ショップで購入した際に付いてくる保証書も、必ず一緒に渡しましょう。
家電量販店によっては、保証書に印を押さず、レシートなどが購入証明になる場合があります。
インターネットで購入した場合は、購入時のメールや納品書が保証書代わりになることも多くあります。
購入時に、保証時の対応について店舗に必ず確認してください。
家電を景品にもらった人がのちのち困らないように、必要な書類はすべて渡すことを忘れないようにしましょう。
ギフト専門店へ依頼すればのし掛け・ラッピングも楽々!
景品を購入するときは、サービスの充実したギフト専門店にまとめて依頼すると便利です。
ラッピングやのし掛け対応などを丁寧に行うギフト専門店なら、きちんと体裁が整った景品を、スムーズに準備可能。
何かと忙しい幹事の負担を減らし、心強い味方となるはずです。
パーティーゲームの景品はかしこまったギフトではないものの、丁寧にのし掛けがされたギフトはあらたまった雰囲気で好印象。受け取る側も気持ちが良いものです。
特に、社内で行うイベントの場合、景品は「会社から従業員への慰労の贈り物」という意味合いも込められています。
また、役職が高い方が景品を受け取る可能性もあるため、景品は誰が受け取っても恥ずかしくない体裁にしておくのがおすすめです。
景品ギフトに掛けるのし紙は、「水引が紅白・蝶結び」のものが適しています。
気軽な雰囲気のパーティー景品なら、水引のかわりに赤い線だけが入った簡易型ののしでも構いません。
のし紙の表書き(贈り物の名目)は、以下がおすすめです。
- 粗品
- 記念品
- 景品
社内イベントの場合は、水引の下部(贈り主の名入れ部分)には会社名を記載します。
当店では、ラッピングからのし掛けまでを無料サービスで行っております(※一部対象外商品あり)。
ポップなオリジナルデザインののし紙もご用意しているので、明るい雰囲気を演出したい景品にぴったりです。(※一部対象外商品あり)
「嬉しい」「欲しい」と思わせる景品で会場を盛り上げよう
限られた予算内で、もらった人に「嬉しい」と感じてもらえる景品を用意するのは、幹事の腕の見せどころ。
参加者に笑顔で満足して帰宅してもらえるよう、気の利いた景品グッズでパーティーを楽しく盛り上げましょう。
景品選びの際は、今回ご紹介した情報をぜひお役立てください。