この記事では、ホームパーティーの手土産の選び方や、おすすめの手土産を紹介します。
ホームパーティーに誘われたら、ぜひ手土産を持参しましょう。ただし、手土産選びには意識しなければならないポイントがあります。
恥ずかしい思いをせずパーティー当日を楽しく過ごすために、素敵な手土産を選びましょう。
目次
ホームパーティーだからこそ手土産には気を遣おう！
「ホームパーティーの手土産は、簡単なもので十分」と考えていませんか？
確かに、カジュアルなホームパーティーであれば、手土産はそれほど重要でない、という意見が一般的かもしれません。
しかし、自宅に招かれるような関係だからこそ、手土産は気を遣って選ぶことが大切です。
特にホストには料理をごちそうになるため、手土産を渡して感謝を伝えましょう。
もしホームパーティーで手土産のチョイスを誤ると、集まったゲストたちに与える印象を悪くしたり、ホストに迷惑をかけたりするかもしれません。
気軽なパーティーでも手土産は慎重に選ぶことをおすすめします。
手土産の相場と喜ばれやすいもの
ホームパーティーに持参する手土産の相場は、2,000円〜5,000円程度です。相場よりも高額なものを用意すると、かえってホストや参加者に気を使わせてしまいます。相場の範囲内で選ぶようにしましょう。
また、参加者の好みがわからず、どんな手土産が喜ばれるのか悩むこともあるでしょう。そんなときは、好き嫌いが分かれにくい定番の手土産を持参すると安心です。
ホームパーティーでは、スイーツやお酒・おつまみが定番の手土産としてあげられます。
料理の邪魔をしないスイーツはホームパーティーで人気の食べ物で、食後のデザートとして楽しめます。日持ちするものであれば、ゲストだけではなく、パーティーを終えた後にホストがゆっくりと楽しめる点も魅力です。
お酒も、ゲストとホストの両方にその場で楽しんでもらえる手土産です。参加者やパーティーの内容に合わせて、合うものを持参しましょう。
渡す際のマナー
手土産を渡すのは、玄関での挨拶を済ませ、部屋に通されたタイミングです。
玄関先ですぐ渡すのはホストに室内へ持ち運ぶ手間をかけてしまうため、控えるようにしましょう。
持参するのに使用した紙袋などから中身を出し、相手に品物の正面を向けながら、両手を添えて丁寧に渡すのが本来のマナーです。
ただし、生鮮食品や生もののスイーツなど、要冷蔵・要冷凍の手土産を持参した場合はその旨を伝えて「袋のままで失礼します」と一言添えながら玄関先で渡すなど、臨機応変に対応することが大切です。
NGかも！？避けたい手土産
ホームパーティーには渡すのを控えた方がよい手土産があります。
代表例が、花束とソフトドリンクです。
ホームパーティーを華やかにする目的で花束を持ち込みたくなる人もいるでしょう。しかし、水切りや葉の処理など余計な手間をホストに強いることになるため、基本的にはNGです。
どうしても花を持って行きたいなら、受け取ってそのまま置いて飾れるようなかご花などのフラワーアレンジメントを用意しましょう。
ソフトドリンクは選びやすい手土産ですが、通常、ホストが用意していることがほとんどです。消費しきれず余ってしまうことも多いため、持参しない方が無難です。
また、ホームパーティーで出される料理より目立つものや、かぶる食べ物もNGです。可能であれば、ホストにどんな料理が出るのか事前に聞いておきましょう。
基本的に主菜を手土産にするのはNGとされています。持ち寄りパーティーでない限りは避けた方がよいでしょう。
また、訪問先の近所などで、手土産を用意することも避けましょう。ホストにとって新鮮味に欠けるため、先方の近所で手土産を調達することはマナー違反とされています。
ホームパーティーで手土産を選ぶポイント
ホームパーティーに持参する手土産には、いくつか押さえておきたいポイントがあります。はずさない手土産をチョイスできるように、チェックしておきましょう。
ホスト向けなのか・ゲスト向けなのか事前に考えておく
まず、選ぶ手土産がホスト向けなのか・ゲスト向けなのかを明確にしましょう。
ゲスト向けならば、ホームパーティーの場ですぐ楽しめる気軽な食べ物がおすすめです。量が足りないと失礼になるため、ゲストの人数をあらかじめチェックしておきましょう。
ホスト向けの手土産は、ホームパーティーが終わった後にホストに楽しんでいただくことを意識して選びます。相手の趣味・家族構成を考えながら最適なものを判断しましょう。
ホスト向け・ゲスト向けの手土産をそれぞれ用意しても問題ありません。
日持ちするもの・個包装のものを選ぶ
ゲスト向けの手土産は、個包装されているとゲスト全員で分けやすいでしょう。
生ものではなく日持ちするものを選ぶことで、もしホームパーティーで消費しきれなかったときでもそれぞれ持ち帰ってから食べることができます。
ホームパーティーの手土産選びでは、こうした細やかな配慮があると好印象です。
話題になりそうなものを選ぶ
ホームパーティーで話題になりそうな手土産を選ぶのもおすすめです。
ホストや自身の出身地の名産品を持参すれば、そこから話が広がります。最近流行のお菓子や食べ物も、パーティー内で話題になりやすいでしょう。
テレビや雑誌で取り上げられたものや、ある土地や場所で有名なものも、手土産を食べながら話がはずむきっかけになります。
食べておいしいだけではなく、パーティーを盛り上げることに一役買う手土産なら、ホストにも喜ばれること間違いありません。
参加者に合わせた手土産の選び方
ホームパーティーの手土産は、参加する人との関係性や年齢層に合わせて選ぶと喜んでもらいやすくなります。
参加者に応じた手土産選びのポイントについて解説します。
親しい友人間のホームパーティー
気心の知れた親しい友人同士のパーティーなら、お酒と一緒に楽しめる「おつまみ」の手土産がおすすめです。
仲間同士、お酒を飲みながらワイワイと話も盛り上がることでしょう。男性が中心となるパーティーであれば、サラミやビーフジャーキーといったお肉ものや、お酒がすすむ辛いものも喜ばれます。
女性が中心のパーティーなら、チーズやオリーブといったひと口で楽しめるものや、デザートにぴったりなカヌレ・マカロンなどのプチスイーツ
が好まれます。
おしゃれに楽しむ女子会
女性だけでパーティーの雰囲気ごと楽しむ「女子会」がテーマのホームパーティーなら、見るだけでも楽しめる「映え」を意識した手土産を選びましょう。
女子会は、テーブルセッティングや盛り付けにこだわり、おしゃれ感を演出して開催するケースが多いでしょう。写真を撮影してSNSに投稿する人も多いため、「見た目がカラフル」「パッケージがかわいい」など、写真映えする要素のあるスイーツやおつまみは大変喜ばれます。
インスタ映えする手土産なら、ホームパーティーの思い出として記録に残すことができるのもポイントです。
家族ぐるみ・子ども連れのパーティー
家族ぐるみの付き合いの仲間同士や、子どもも参加するホームパーティーであれば、手土産を子ども目線で選ぶとよいでしょう。
小さな子どもが多いパーティーであれば、口当たりが良くて食べやすく、こぼれにくいものを選びましょう。キャラクターのデザインが付いているものなどは、子どものテンションが上がっておすすめです。
必要に応じて、大人向けのものと別に用意するのもよいでしょう。中身が同じであっても、子ども向けにリボンやシールを貼ってラッピングを工夫すると「自分だけのもの」として喜んでもらえます。
また、自然素材の食べ物であれば、子どもでも安心して食べられます。子どもが食物アレルギーを持っていることもあるため、あらかじめアレルギーの有無についても確認しておきましょう。
先輩・上司宅にお呼ばれしたパーティー
目上の人が同席するパーティーでは、特に手土産選びに配慮が必要です。
適当に選んで持参したように見えては、社会人として失礼にあたります。仲間同士の差し入れ感覚でラフに選ぶのではなく、心を込めて選んだことや、きちんと感が伝わることを重視するとよいでしょう。
パッケージに高級感があり品を感じられるものがおすすめ。最新流行のスイーツよりも、間違いない老舗の定番品の方が品物のよさも伝わります。
GiftA（ギフタ）が提案するホームパーティーの手土産おすすめ
GiftA（ギフタ）が取り扱っている商品の中から、ホームパーティーの手土産としておすすめのものをジャンルごとに紹介していきます。
個包装で日持ちする「焼き菓子」
一つ一つが個包装されていて日持ちのする「焼き菓子」は、ホームパーティーでホストにもゲストにも喜ばれる手土産です。
ホームパーティーの手土産として気が利いているのは、ホストが配りやすく、ゲストも食べやすいこと。個包装されていれば、すぐに手間なく配ることができます。
大人数のパーティーであれば、フィナンシェやクッキーの詰め合わせなど、いろいろなフレーバーが少しずつたくさん入っているものがおすすめ。メインディッシュを食べ終わった後の歓談時にさっと食べることができます。味の違いが会話のきっかけになることも。
などの食べ応えのあるお菓子は、食事よりもお茶がメインのパーティーにぴったりです。
幅広い年代の参加者がいるパーティーであれば、饅頭やどら焼きなどの和菓子を持参するのもおすすめです。
子どもが喜ぶ「キャラクター菓子」
自身が子連れであったり参加者に子連れの人がいたりするのであれば、手土産に「キャラクター菓子」を持参することで、子どもにとってパーティーがもっと楽しい時間になります。
男女問わず、誰でも知っている人気キャラクターや動物デザインなどを選ぶのがポイント。キャラクターが描かれたパッケージのものや、キャラクターの形のクッキーなどは子どもウケ抜群です。
もちろん、かわいいパッケージのキャラクター菓子は子どもだけではなく大人にも喜んでもらえます。
さりげなく貢献！品数アップになる「おつまみ」
お酒を飲むパーティーであれば、お皿に出すだけで品数アップにもなる「おつまみ」はホストにも喜ばれる手土産です。
ワイワイお酒を飲みながら食べられるポテトチップスやナッツ、柿の種などはもちろん、お酒を飲まない人でも楽しめるせんべいやおかきもおすすめ。
少しおしゃれなおつまみを選ぶなら、食パンを焼いたクルトンも、サクサク軽い口当たりでお酒にもお茶にもぴったりです。
ビールや日本酒だけではなく、ワインなどの洋酒が好きな人が多いパーティーなら、ナッツやドライフルーツ、チーズなどの洋酒にも合うおつまみを選ぶと心遣いを感じてもらえるでしょう。
パーティーを盛り上げる「お酒」
仲間同士のホームパーティーに欠かせないと言っても過言ではないのが「お酒」です。みんなで飲むからこそ、自分のお気に入りの一本を手土産に持参するのも喜ばれます。
スーパーなどで購入できる日常的に手に入りやすいものよりも、取り寄せが必要であったり、入手しにくかったりと、珍しい銘柄のものの方がパーティーの場にもふさわしく喜ばれます。
例えば、醸造所が味にこだわりを持って作り上げたクラフトビールは、パッケージもおしゃれなものが多くあります。写真映えするかわいいデザインから、話題をさらうインパクト抜群なデザインまで、味わいだけでなく、見た目からもパーティーを盛り上げてくれます。
ワインであれば、主催者の地元産のワインや、ゆかり年に醸造されたものを用意すれば、会話が弾むこと間違いなし。
日本酒であれば、お酒好きなら一度は飲んでみたい幻の銘柄を持って行くのもおすすめです。
デザートに華を添える「アイス・ジェラート・ゼリー」
おいしいごちそうや、お酒を楽しんだ後に締めとして楽しめる「アイス・ジェラート・ゼリー」も、ホームパーティーで喜ばれる手土産です。
高級ブランドのアイスクリームや、フルーツがたっぷり乗っていて見た目にも華やかなアイスクリームは特別感もあり楽しく食べられます。すっきりできるジェラート、ゼリーもおすすめです。
ただし、パーティー開始からすぐに食べるのでなければ、アイスやジェラート・ゼリーなどは冷凍庫・冷蔵庫で保管する必要があります。大人数のパーティーなどで数多く持ち込む場合は、事前にホストに持ち込みについて相談しておくと安心です。
ホストを労う「コーヒー・紅茶」
パーティーを主催してくれたホストへの「ありがとう」と「お疲れ様」の気持ちを込めた「コーヒー・紅茶」を手土産にするのもおすすめ。
有名コーヒー店の味を自宅で味わえるコーヒーキットや、本格的な味わいを簡単に楽しめる日本茶のティーバッグなど、ゆっくりと疲れを癒すティータイムにふさわしいものを選びましょう。
もちろん、パーティーの最後のコーヒータイムに、ゲスト・ホスト共に楽しめるように、一杯分ずつ個包装されたドリップタイプや、スティックタイプのコーヒーもおすすめ。手間を掛けずに味わえる便利さは、相手への労わりの気持ちとしても伝わるでしょう。
手土産でホームパーティーを盛り上げて
ホームパーティーに招かれたら、呼んでくださったことへの感謝の気持ちを表すために、手土産を持参するのがマナーです。
手土産の選び方一つで、ホームパーティーの話題の一つになったり、場を盛り上げたりすることができます。
どんな内容のパーティーなのか、誰が集まるのかなどを考慮して、
ホストにもゲストにも喜ばれる手土産を持参しましょう。
