この記事では、慶弔両用のフォーマルバッグの選び方や、おすすめのフォーマルバッグを紹介します。
自分を格上げしてくれる、上質なフォーマルバッグをお探しならぜひ参考にしてみてください。
フォーマルバッグは、かしこまった場所で使うもの。そのため、その場のマナーに合った「大人として恥ずかしくない」バッグを持つことが大切です。
丁寧に作られた上質なバッグを持てば、かしこまった席でも自信を持って振る舞うことができるでしょう。
しかし、フォーマルバッグは頻繁に使うものではありません。
そこで、高品質なバッグをひとつ持っておいて、慶弔両用にするのが人気となっています。
目次
慶弔両用フォーマルバッグの選び方
慶弔両用フォーマルバッグとは、慶事でも弔事でも使える、格式の高いバッグのことです。
慶事とはお祝いの場、たとえば結婚式や入学式、式典などの場を指します。
一方、弔事とはお悔やみの場、通夜や告別式、お葬式などです。
従来は慶事用と弔事用、2つのフォーマルバッグを用意して使い分けることが主流でした。
しかし、使う頻度が多くないことから、近年では慶弔両用のフォーマルバッグの人気が高まっています。
慶弔両用にする場合には、どちらのマナーにも対応できるようにしましょう。
基本的に、弔事の方がマナーが厳しい傾向にあるため、弔事の際に使用しても問題ないかを意識して選ぶと安心です。
カラーは黒
慶弔両用のフォーマルバッグを選ぶなら、カラーは黒にしましょう。
慶事の場合は、ベージュやシルバーなどの華やかなカラーでも問題ありませんが、弔事のバッグは黒にするのがマナーです。
そのため、慶弔両用として使うバッグは黒を選ぶのがポイントです。
素材は布製・牛革など
慶弔両用のフォーマルバッグは、素材にも注目しましょう。弔事でも使えるフォーマルバッグは、布製、もしくはツヤのない牛革素材などが基本です。
従来は、革製のものは「殺生」を連想させると言われて、敬遠されていました。しかし、昨今ではそこまで気にされなくなっています。
牛革は傷がつきにくく耐久性や機能性に優れているため、牛革製のフォーマルバッグを選ぶ人も増えています。
また、以下のような素材は避けましょう。
- エナメルなどの光沢があり派手な印象を与えるもの
- ナイロンなどのカジュアル感のあるもの
- クロコダイルやパイソン、毛皮など動物を強くイメージさせるもの
ディテールに派手さがないもの
慶弔両用のフォーマルバッグを選ぶなら、華美な印象を与えないよう、ディテールまで気を遣いましょう。
たとえば、
- 目立つ金具がついているもの
- バッグに模様や柄が入っていて派手な印象を与えるもの
などはNGです。シンプルで無難なデザインが向いています。
慶事で華やかな印象をプラスしたい場合には、バッグをアレンジするとよいでしょう。
- コサージュやスカーフなどを付ける
- パールアクセサリーをプラスして華やかにする
といった方法があります。
サイズは小さめがおすすめ
基本的には、貴重品とハンカチ、携帯電話など、最低限の必需品が入る程度の小さめのサイズがおすすめです。
コンパクトなサイズだと、結婚式などの華やかなドレスや、お葬式などのブラックフォーマルにもなじみやすく、上品な印象を与えます。
一見コンパクトに見えても、しっかりマチがある、開き口が大きいなど、使い勝手のいいフォーマルバッグもあります。
細部までチェックして、自分に合った大きさを選びましょう。
大きいバッグは「普段使い」のイメージがあり、かしこまった場で浮いてしまう可能性があるため避けましょう。
慶弔両用フォーマルバッグにぴったりの「豊岡鞄」
慶弔両用フォーマルバッグを使用するシーンはそう多くはありません。しかし、お祝いの場やお別れの場など、さまざまなシーンで長く使うものです。
そのため、上質で品があり、かしこまった場で自分を格上げしてくれるバッグを選びたいと考える方も多いでしょう。
そんな方におすすめのブランドが「豊岡鞄」です。
「鞄のまち」豊岡の地域ブランド
豊岡鞄とは、鞄のまちとして知られる兵庫県・豊岡市で作られるバッグです。
豊岡市は、バッグの企画から製造、検品まですべてを地域内で行っている「鞄産業の集積地」。
豊岡市で作られているバッグは数多くありますが、豊岡産バッグの中でも、特に上質なものだけが「豊岡鞄ブランド」として認定されます。
兵庫県鞄工業組合が定めた基準をクリアし、審査に合格した製品のみが豊岡鞄として販売されます。
職人が上質な素材で作った高品質のバッグとして、人気上昇中の地域ブランドなのです。
充実したアフターケアで一生ものとして使える
豊岡鞄は、その品質はもちろんのこと、保証制度が充実していることも大きな特徴の1つです。
豊岡鞄にはすべて保証書がついており、ネットから保証登録をするだけで、充実の保証やスムーズな修理依頼が可能となります
製品をより長く使えるように、アフターケアにも力を入れているため、一生ものとして安心して使えるバッグです。
フォーマルバッグは、結婚式や入学式、お葬式など人生のさまざまな冠婚葬祭シーンで使うもの。長く使い続けるフォーマルバッグを選ぶブランドとして、豊岡鞄は最適です。
GiftA(ギフタ)がおすすめする「豊岡鞄」の慶弔両用フォーマルバッグ4選
GiftA(ギフタ)では、慶弔両用フォーマルバッグにぴったりな豊岡鞄を取り扱っています。
メイドインジャパンの上質なフォーマルバッグを選びたい方は、ぜひ参考にしてください。
金具を見せないフォーマルなデザイン「TOTTE カブセフォーマルバッグ/モリタ」
こちらは、「モリタ」が製造しているバッグです。
モリタは、持ち手の製造会社から鞄製作に参入した企業。持ち手製造で培った技術を用いて、丈夫で美しいバッグを製作しています。
本体には、型崩れしにくい硬めの牛革を使用。上質な素材を飽きのこないすっきりとしたデザインに仕上げているため、長く使い続けられます。
金具を見せないカブセタイプになっているため、シンプルで派手さのないデザインが求められる弔事にもぴったりです。
ハンドルは3段階調節可、底面には底鋲つきで傷がつきにくいなど、機能性にもこだわって作られています。
ステッチがさりげなく美しい「TOTTE カブセフォーマルバッグ ライン/モリタ」
こちらも、モリタが手がけているバッグです。本体には硬めの高級牛革を使用しており、型崩れの心配がありません。
金具を見せないカブセタイプで、すっきりとした見た目です。
さりげなく施されたステッチは、シンプルなだけでなくさりげない美しさをプラス。
洗練されたデザインはフォーマルなシーンでも自信を持たせてくれるでしょう。
コンパクトに見えますが、財布やハンカチ、携帯電話などの必需品がしっかりと収まります。
バッグの裏側には外側ポケットが装着されており、小さいながら高い収納力も魅力です。ハンドルは3段階調節可、底面には底鋲つきで傷がつきにくくなっています。
シックなデザインがフォーマルシーンに最適「お受験バッグ かぶせ フォーマルバッグ/マスミ鞄囊」
こちらは、マスミ鞄囊が手がけるバッグです。マスミ鞄囊は、100年以上前に作った箱型鞄をルーツとしている、歴史の長いメーカー。テレビ番組や雑誌など多数のメディアで取り上げられており、高い知名度を誇ります。
金具を少なくしたシンプルなデザインは、冠婚葬祭はもちろんのこと、お子さんのお受験などにも使いやすいでしょう。
細かい水シボ型押しを施しており、シンプルながら上品でおしゃれな印象も与えます。
見た目はコンパクトですっきりしていますが、口が大きく開くため、財布やハンカチなどの出し入れも簡単です。
開口部が広く使いやすい「お受験バッグ 天開き フォーマルバッグ/マスミ鞄囊」
こちらもマスミ鞄囊が手がけるバッグです。
マグネット式の開閉口は天開きになっており、開口部が広く、ものの出し入れがしやすいのが特徴。
金具のないシンプルなデザインのため、お祝いの場やお受験だけでなく、お葬式などの厳粛な行事でも安心して使えます。
天開きのため、正面から見るとかぶせ部分が見えず、すっきりスタイリッシュな印象を与えます。
水シボ型押し牛革は上品な光沢感があり、シーンを問わずに使用できるでしょう。
内部にはオープンポケットとファスナーポケットがついており、口紅などのメイク用品やポケットティッシュなどの小物も収納しやすくなっています。
慶弔両用フォーマルバッグはいいものを長く使おう
せっかく慶弔両用フォーマルバッグを新調するのなら、品質が良く長く使えるフォーマルバッグを選びたいもの。
豊岡鞄は、「一生もの」として使えるだけではなく、二代、三代と受け継いでいける質の高さと手厚いアフターケア体制が整っている地域ブランドです。
長く使う慶弔両用フォーマルバッグには、クラフトマンシップあふれる豊岡鞄を選んでみてはいかがでしょうか。