新居へ引っ越しした際、最初に行うのが「ご近所への挨拶」。
これから長くお付き合いするご近所さんに、「マナーがなってない人」「お付き合いは遠慮したいかも…」などと悪い印象を与えたくないですよね。
子どもがいる家庭であれば、ご挨拶はなおさら大事! ぜひ手土産を持参して伺いましょう。
この記事では、
- 挨拶する範囲
- 失敗のない手土産選び
- 初対面でのNGパターン
など挨拶マナーを解説。
安心して引っ越しができるよう、ぜひ参考にしてください。
目次 [閉じる]
ご近所への引っ越し挨拶、手土産は無難でOK!
引っ越しの手土産は、万人受けする無難なものを選ぶのが基本。
年齢や家族構成、好みなどが分からないため、消費したらなくなる消え物や、日用品が定番です。
顔合わせをして家族構成やどのような人柄かが伝われば、相手は安心することでしょう。
引っ越し挨拶の一番の目的は、自分たちのことを知ってもらい、良好な関係の一歩を踏み出すこと。老若男女、好き嫌いが分かれにくい無難なものを準備しましょう。
無難な手土産№1「焼き菓子・ドリンク」
焼き菓子や飲み物は、まさに無難な贈り物といっていいでしょう。
戸建てでファミリーが多い地域なら、焼き菓子が喜ばれます。
飲み物も気軽に楽しんでもらえるものとして人気です。
注意してほしいのが、好みが分かれるもの。
例えば、コーヒーや紅茶は一切飲まない方もいるため、もらっても困る可能性もあるでしょう。
初対面の相手ですので、好みが分かれそうなものは避けて、万人受けするものを選ぶと良いです。
コンパクトな日用品もおすすめ
日用品も、引っ越しの挨拶の手土産としてよく選ばれています。
洗剤やタオルなどの消耗品はいくつあっても困るものではないため、おすすめです。
挨拶に行って不在だった場合にもポストインしやすいよう、コンパクトなものを選ぶと良いでしょう。
日用品はだれもが使うものだからこそ、手土産として贈る場合は少しこだわりのあるものを選ぶのがポイント。
例えば同じ食洗器が設置されているマンションなら、「ちょっといい食洗器用洗剤」、
タオルやふきんを選ぶ際は普段自分では買わないちょっと良いものを選ぶと喜んでもらえます。
また、エコ洗剤やお掃除グッズは環境に配慮した物を選んだり。
少し気を利かせるだけで「ちゃんとした家庭だな」とグッと印象が良くなります。
挨拶時の手土産予算は500円~2,000円が相場
手土産を準備する際に最も重要と言っていいのが予算。
一般的には500円~2,000円が相場と言われています。
金額に幅があるのは、相手によって予算がやや異なるためです。
自治会会長・大家さん・管理人さん | 1,500円~2,000円 |
ご近所 | 500円~1,500円 |
ご近所の方とは今後長い付き合いになる事を考えると、手土産は高価でしっかりした物の方が良いのでは?と迷うかもしれません。
しかし、あまり高価なものはかえって相手を困惑させてしまいます。
お返しが必要ではないかと気を遣わせてしまうことにもなりかねません。
逆に、安価すぎるあまり質の低い手土産を渡すのも失礼にあたります。
高価すぎず安価すぎないよう、相場の範囲内で手土産を贈るのがマナーと心得ましょう。
贈る範囲はどこからどこまで?
ご近所のどこからどこまで挨拶をすべきか、というのは迷うところでしょう。
特に子どものいる家庭では、子供の顔を覚えてもらうことで、近隣トラブルを防ぐという効果もあります。
もし範囲に迷ったら行くと決めても良いでしょう。
集合住宅の場合と、戸建ての場合とでは挨拶をする範囲が異なります。
集合住宅の場合
集合住宅の場合、両隣の部屋、上下の部屋に挨拶をするのが一般的です。
上下の部屋は直接顔を合わせる機会は少ないですが、引越しの作業音や生活音、子供の声などが響く可能性があります。
挨拶して面識を持つことがトラブル防止につながります。
管理人がいる場合や大家さんが近所にお住まいの場合は、挨拶をしておくと好印象でしょう。
戸建ての場合
向かいの3軒と両隣、加えて背中合わせに住宅がある場合は裏手の3軒にも挨拶をしましょう。
町内会などの自治会が有る場合は、会長にも挨拶することをおすすめします。
将来万が一困った事があったときに、面識があると相談しやすくなるものです。
地域に詳しく、情報を共有してもらえる可能性もあります。
訪問しておくのが良いでしょう。
ご近所への引っ越し挨拶「こんな手土産はNG」
引っ越し挨拶の手土産には、適さないものもあります。
相手を困らせないよう、特に以下のものは避けて品物を選ぶようにしましょう。
冷蔵・冷凍品
冷蔵庫・冷蔵庫に空きが無いと相手は保管に困ってしまいます。さらに手土産を直接渡せるとは限らないため、常温保管のものを選びましょう。
日持ちのしないもの
相手の都合に合わせて消費できないため、負担に思われることも。最低でも2週間~1ヶ月以上、消費期限に余裕があるものを選びましょう。
商品券
金額が分かるためあからさまと思われたり、手土産選びに手を抜いたとがっかりされる可能性があります。
不在時の対応も難しいため、控えるのが良いでしょう。
ハンカチ
「手切れ」を想像させるハンカチは、引っ越し挨拶に限らず贈り物としては避けられるケースが多くあります。
<手作りのもの>
初対面の方から手作りの物をもらった場合、不安や不快感を覚える方もいるため、NGです。
せっかくなら、ありがたいと思ってもらえる手土産を持参したいですよね。
保管や消費に気を遣うものは避けて選ぶのが良いでしょう。
気が利いている!引っ越し挨拶手土産
引っ越し手土産は無難なものが基本です。
ただ、その中でも「気が利くな」と思ってもらえる一品を選びたいですよね。
ここからは、おすすめ商品と選ぶ際のポイントを紹介していきます。
ワンランク上の「国産タオル・ふきん」
タオルやふきんは、引っ越しの挨拶品のまさに定番。
「引っ越しタオル」という呼び方もあるくらいです。
定番だからこそ、長いお付き合いになるご近所さんには、ワンランク上のちょっといいものを準備するのはいかがでしょうか。
中でも今治タオルや泉州などといった国産のブランドのものならば、上質であることが一見して分かります。
自分では買わないようなちょっといいものなら、相手も喜んでくれるでしょう。
センスのいい「話題の洋菓子」
洋菓子もおすすめの手土産です。
洋菓子とひとくくりに言っても、種類はさまざま。
特に子どもがいる家庭なら、クッキーなどの焼き菓子はとても喜ばれます。
話題性のあるものを選ぶと「センスがいい」と好印象を持ってもらえるでしょう。
最近なら、華やかさのある缶入り焼き菓子が特に人気。
使い終わった缶はかわいい小物入れになるので、印象に残ります。
家族構成や人数が分からない事が多いため、分けやすい個包装のものを選ぶのもポイントです。
上品で繊細「老舗の和菓子」
和菓子はシニア世代にも喜ばれるため、年齢を問わない贈り物として選ばれています。
おせんべいやどらやきなど様々なものがありますが、迷ったら老舗のものを選ぶのがおすすめです。
上品な味わいの和菓子を贈ると「ちゃんとしている家庭」という印象を持ってもらいやすいでしょう。
肌と地球にやさしい「エコ洗剤」
キッチン洗剤も定番の手土産。
どの家庭でも使うものなので、もらって困ることがないのが大きな特徴です。
いつものキッチン洗剤ではなく、エコ洗剤を手土産に選ぶのはいかがでしょうか。
エコ洗剤とは自然由来のものから作られた洗剤。
環境負荷が少ないことから、最近はよく選ばれています。
肌にも地球にも優しいエコ洗剤は、子どものいる家庭にも好印象でしょう。
縁起よし&もらって困らない「お米ギフト」
お米も定番化しつつある手土産ということをご存じでしょうか。
「米」という字は「八、十、八」に分解することができ、「八」という字は末広がりのため、お米は縁起が良いものと言われています。
さらにお米は好き嫌いが分かれにくく、どの家庭でも食べるものなので、相手を選びません。
相手にとって馴染みのあるものだからこそ、手土産にする際は、華やかなパッケージの物を選ぶとよいでしょう。
人気のものは、有名産地のブランド米が複数種類入った詰め合わせ。
味の違いを楽しんでもらう事ができます。
もう一品!に嬉しい「フリーズドライ食品」
フリーズドライ食品も気の利いた手土産として注目されています。
気軽に食べることができるため、共働きのファミリーや、料理に手間をかけるのが負担に感じるシニア世代にも人気です。
消費期限が長く保存しやすいのも特徴で、もらった相手にとって負担のない手土産と言えるでしょう。
お弁当にも大活躍「ご飯のお供」
「せっかくなら手土産を楽しんで欲しい」と思う方には、ご飯のお供になる品物もおすすめ。
ふりかけや海苔などの、開けたらそのまま使えるものがいいでしょう。
定番の和食に合うものを選べば、相手の好みが分からなくても大丈夫です。
最近はパッケージに拘ったものも多く出ており、ちょっとした贈り物にピッタリです。
いざ訪問!ご近所への引っ越し挨拶のマナー
品物が決まり、いざ訪問!となると、緊張してしまうもの。
「何か失礼をしてしまったらどうしよう」と不安になりますよね。
ここからは手土産の渡し方や、いつ何人で挨拶に行くかなど、挨拶マナーを解説し、不在だった場合の対応も紹介します。
ご近所への引っ越し挨拶のマナーをおさらいしておけば、気持ちの余裕をもって挨拶に行けるでしょう。
品物に「のし紙」は必須
「高価なものではないから、のし紙はいらないんじゃないか」
そう思う方も多いはず。
しかし、引っ越し挨拶の手土産には「のし紙」は必須です。
- 水引は紅白の蝶結びを選ぶ
- 中央(上段)は「御挨拶」や「ご挨拶」と表書きする
- 下段には、世帯主の姓を記入する
のし紙に名前を書くことで自分の名前を覚えてもらえるという、引越し挨拶ならではのメリットがあります。
ちょっとした品物が丁寧な印象の挨拶品に変わるので、のし紙はつけるようにしましょう。
訪問は引っ越し前または当日に
訪問するのは引っ越し当日が一般的ですが、当日は何かとバタバタとするもの。
可能であれば、前日か、当日のトラック到着前に行うのがおすすめです。
引っ越し作業で物音がしたり、トラックの駐車があることなどをあらかじめ断っておくと、騒音トラブルに発展しにくいです。
挨拶の時間帯もいつでもいい訳ではなく、土日祝の10頃時から18時の間が一般的です。
早朝や夜遅い時間、食事時を避けて挨拶に行きましょう。
よくあるのが「引越し作業に時間を取られてしまって遅い時間になってしまった」というケース。
その場合は無理に当日に挨拶に行こうとせず、翌日の日中に改めましょう。
不在続きで会えないときは郵便ポストへ
最近は共働きのファミリー世帯や一人暮らしの方も多いため、昼間は留守にしていて会えないというケースも多くあります。
その場合、後日、時間を変えて再度訪問します。
1週間程度会えなかったら、挨拶状を添えて手土産品を郵便ポストに入れるのが良いでしょう。
ただし、郵便ポストが小さく品物が入らない場合は注意が必要です。
ドアノブにかけておく事もできますが、「この家は留守だ」と周りに知られてしまうため、防犯面では十分な対応とは言えません。
受け取る相手の事を考えると、まずは会えるよう日にちや時間帯の工夫をしてみることをお勧めします。
それでもどうしても会えないことはあるので、あらかじめ郵便ポストに入りやすいコンパクトな手土産を選んでおくと、挨拶する側も負担が少なくなります。
家族全員で挨拶が理想
挨拶にはなるべく家族全員で、普段着で行きましょう。
顔を見せて年齢や家族構成を知ってもらえば、相手も安心してくれます。
特に子どもがいる家庭なら、子どもも連れていくようにしたいところです。
面識を持ってもらう事で、今後のトラブルを防ぎやすくなるメリットがあるためです。
近所の近い年齢の子どもを教えてもらえたり、子育てに関する情報を共有してくれることも。
服装は普段着でOKです。
スーツなどのかしこまった服装をする必要はありませんが、スウェットパンツにサンダルなど、ラフすぎる恰好は避けた方が良いでしょう。
最低限、清潔感のある服装で行くことを心がけてください。
挨拶の言葉と「お返しは不要」の伝え方
チャイムを鳴らして相手が玄関に出てきてくれたら、何と話せばいいでしょうか。
挨拶の言葉の例を紹介しますので、不安に思う方は参考にしてみてください。
<挨拶例>
これからお世話になります。
引っ越しでは何かとお騒がせしてしまいご迷惑をおかけしました。
(もしくは引っ越し当日は騒がしくご迷惑をおかけしてしまうかもしれませんが、よろしくお願いいたします。)
こちら、お気持ちばかりでございますが、よろしければお受け取りください。」
<子供がいる家庭>
その時は遠慮なく教えていただければ幸いです。」
<お返しをしたいと言われた場合>
「ほんのお気持ちばかりの品ですので」
「どうかお気遣いなく」
と印象良くお断りすればOK。
引っ越しの手土産はネットでまとめ買いが便利
引っ越しの時期は手続きや荷造りで、何かと忙しいもの。
少しでも準備の負担を減らしたいなら、忙しい合間をぬってネットでまとめて注文するのがおすすめです。
GIFTA(ギフタ)なら包装と「のし紙」の無料サービスがあるため、のし紙にひとつひとつ手書きをする手間も省けます。
さらにオリジナルの文章を作れるメッセージカードも無料。
手土産に添えるイメージで文章を作っても良いですし、不在時に備えて挨拶状を戸数分準備しておくのもおすすめです。
メッセージカードはまとめて封筒に入れてお送りしますので、賢く活用したいですね。
ご近所への引っ越しの挨拶&手土産は新生活の第一歩
ご近所への引っ越し挨拶は、友好的な関係を築く絶好のチャンス。
好印象に思ってもらえるよう、しっかり準備をして臨みたいですね。
適切な手土産の選び方と挨拶の際のマナーを守りつつ、大切な人間関係を築くための第一歩を踏み出しましょう。