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白ビールのおすすめ8選!押さえておきたい基本知識と人気の銘柄!

更新日:2023年3月31日

爽やかな飲み心地が人気の白ビール(ホワイトビール)。

ひとくちに白ビールといっても、発祥した地域や原材料、製造方法はさまざまです。

白ビールが好きな人はもちろん、何気なく飲んでいるという人にも役立つ情報をお届けします。

おすすめの商品もチェックしていきましょう。

そもそも「白ビール(ホワイトビール)」って?

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「白ビール」の特徴は、白っぽい色味だけではありません。

白ビールを含む「エールビール」の特徴や、苦味が少ない理由について解説します。

白ビールは「エールビール」のグループに分類される

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日本で一般的に販売されているビールのほとんどは「ラガービール」ですが、白ビールは「エールビール」に分類されます。

ラガーとエールでは、使用しているビール酵母が違います。

ラガービールには「ラガー酵母(下面発酵酵母)」を使用する一方、エールビールには「エール酵母(上面発酵酵母)」を使用します。

エール酵母で発酵させたビールは、フルーティーな香りと深い味わいが生まれるのが特徴です。

ラガービールのスッキリとしたクセの少ない切れ味と、エールビールの味わい深さ。両者を気分で飲み分けるのがおすすめです。

白ビールは小麦を使っており苦味が少ない

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一般的なビールは麦芽(大麦)・ホップ・水からつくられます。
一方で、白ビールは原材料に小麦(小麦麦芽)を多く使用しています。

小麦を使ったビール醸造の歴史は古いものの、原料として扱いにくい面があるため、大麦を混ぜることがほとんどです。

小麦の強みは、アミノ酸からなるたんぱく質「グルテン」が豊富であること。グルテンがあることで、ビールの泡持ちが良くなります。

さらに爽やかな酸味が生まれ、口当たりもなめらかになるのが小麦使用のビールの特性です。

白ビールの代表的種類について解説!

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「エール」と「ラガー」のカテゴリーから、さらに細かく「ビアスタイル」が派生しているのがビールの奥深さです。

ビアスタイルは液体の色合い・アロマ・発祥地・歴史などによって分類されます。

白ビールの代表的な種類を解説しましょう。

ベルギー生まれ「ベルジャンホワイト」(ホワイトエール)

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キリっと苦味系〈IPA〉VS柔らか系〈ベルジャンホワイト〉お楽しみ6本ギフトセット

ベルジャンホワイトが生まれたのは14世紀頃と言われています。

西ヨーロッパの国・ベルギーのヒューガルデン村がベルジャンホワイトの発祥地と伝わっています。

1960年代になって、この伝統あるビアスタイルに着目したのが醸造家のピエール・セリス氏。彼がベルギーからアメリカに渡り、「ヒューガルデン・ホワイト」の名前で発売したことで、アメリカ国内で注目を浴びるようになったのです。

ベルジャンホワイトは原料にコリアンダーやオレンジピールを使用するため、スパイシーで爽やかな風味に仕上がります。

ヨーロッパ各国や日本でもつくられるようになり、世界中で人気のビールとなりました。泡立ちもよく、グラスに注ぐと白色や薄い黄色をしています。

ドイツ生まれの「ヴァイツェン」

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ヴァイツェンの由来は、ドイツ語で「白」を意味する「weiss(ヴァイス)」。ドイツの伝統的なビールとして有名です。

小麦麦芽を5割以上使用し、ホップを少量にすることで苦味が少なく仕上がります。

ヴァイツェン酵母が生み出す、バナナやクローブを思わせる甘い香り(エステル香)が、ベルジャンホワイトとの大きな違いです。

香りをじっくり楽しみたいなら、専用のヴァイツェン型グラスに注ぐのがおすすめ。

ヴァイツェンは基本的に白く濁ったものが主流ですが、ろ過されて透き通ったものは「クリスタルヴァイツェン」と呼ばれます。

白ビールのおすすめ銘柄

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複数のビアスタイルが存在する白ビール。中でも、醸造所ごとのこだわりと職人技が詰まったクラフトビールを紹介します。

こだわりのポイントが異なる白ビールを飲み比べてみるのも楽しいですよ。

【ベルジャンホワイト】伊勢角屋麦酒「ヒメホワイト」

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人気の銘柄「ヒメホワイト」「ヘイジーIPA」「ペールエール」を2本ずつ飲み比べられる6本セット

「伊勢角屋麦酒」は、ビール界のオスカー賞とも称される「International Brewing Award」で、日本初の金賞3連覇を遂げた実績を持つクラフトビールメーカーです。

伊勢角屋麦酒の「ヒメホワイト」はベルギースタイルの白ビールで、伊勢市内で採取した天然酵母を使用。さらに、一般的に使われるオレンジピールではなく、柚子の皮を採用しています。

柚子由来の風味が天然酵母の香りを引き立て、「和」を感じるホワイトエールとして女性を中心に人気です。

【ベルジャンホワイト】網走ビール「ホワイトエール」

北海道のクラフトビールメーカー「網走ビール」。

純白色が美しいホワイトエールには、網走産秋播小麦「きたほなみ」を使用しています。

小麦を使った白ビールならではのまろやかな飲み口と、柑橘系のフレッシュでほのかな香り。上品な仕上がりで、ビールの苦味が苦手な人にも飲みやすいでしょう。

ベルギービールの製法を取り入れ、さらに無ろ過製法を採用したことで、ビール酵母に含まれるビタミンBが豊富であるところにも注目。

美容・健康を心がけている女性におすすめの一本です。

【ベルジャンホワイト】ヤッホーブルーイング「水曜日のネコ」

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「水曜日のネコ」と人気の3種類が楽しめる、合計6本セット

「水曜日のネコ」は、長野県軽井沢発のクラフトビール製造所「ヤッホーブルーイング」の大ヒット商品です。

伝統的なベルジャンホワイト・スタイルのビールで、やわらかな口当たりと苦みの少なさを実現。フルーティーな香りは「青りんごみたい」というクチコミもあります。

「一週間の真ん中である水曜日にリラックスしたい」、まさにそんな気分に応えてくれる一杯。

おしゃれなネコのパッケージも気分が高まるポイントですね。

【ベルジャンホワイト】常陸野ネスト「ホワイトエール」

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日本酒造りの経験と感性から生まれたクラフトビールを楽しめる6本セット

「常陸野ネストビール」は、茨城県の老舗酒蔵「木内酒造」が製造しているクラフトビールのブランドです。

厳選された原料と最新設備にこだわったビールづくりは、国内外で高い評価を受け、数多くの賞を受賞しています。

人気商品の「ホワイトエール」は、オレンジピールやコリアンダーシード、ナツメグなどのスパイスによって、エキゾチックな香りに仕上がっています。

立派な泡立ちとクリーミーな味わいも魅力です。

【オリジナル】ベアードブルーイング「ウィートキング ウィット」

2000年に静岡県沼津市に誕生した醸造所・ベアードブルーイングの白ビールが「ウィートキング ウィット」です。

「ウィット」はオランダ語で「ホワイト(白)」の意味。小麦を主役にハウスベルギー酵母を使用したエールビールで、軽やかな飲み心地を楽しめます。

一般的なベルギー式白ビールとの大きな違いは、スパイスやフルーツをいっさい加えていないところ。それでも小麦や酵母からフルーツのようなフレッシュなフレーバーを生み出すことに成功しています。

青空の下で飲みたくなる爽やかなビールです。

【ヴァイツェン】ベアレン醸造所「ヴァイツェン」(※冬季限定販売)

岩手県盛岡市のブルワリー・ベアレン醸造所は、ドイツから仕入れた設備でビールづくりを行っています。

ドイツ南部で親しまれているタイプのヴァイツェンを再現したのがこの商品。

食料としての小麦が不足した時代、小麦を使った華やかなビールは富裕層だけが楽しめるものであり、「貴族のビール」とも呼ばれました。

ベアレン醸造所のヴァイツェンは、濃厚で贅沢な気分になれるビールです。

【ヴァイツェン】松江ビアへるん「ヴァイツェン」

島根県松江で誕生したクラフトビールブランド「松江ビアへるん」。その商品ラインナップの中でも「ヴァイツェン」は最も飲みやすいとされる一本です。

うっすら白く濁った色合いとクリーミーな味わいで、何杯でも飲めそうな軽い口当たり。鼻孔をくすぐるスモーキーな香りも特徴です。

ライトに楽しむ白ビールもアリですが、香り重視の正統派白ビールもお試しあれ。

【ヴァイツェン】銀河高原ビール「小麦のビール」

スーパーマーケットやコンビニなどでも入手しやすい銀河高原ビールの「小麦のビール」。

南ドイツ本場スタイルの白ビールで、あえて酵母をろ過せず仕上げる「ヘーフェヴァイツェン」スタイルを採用しています。

ろ過しないことで白濁が目立ち、ホップの苦味も抑えられるのが特徴。泡立ちも豊かです。

冷蔵庫から出して少し置くのがおいしく飲むコツ。

傾けたグラスに半分ほど注いだあと、缶に残ったビールを軽く振り、酵母を混ぜて飲むことでまろやかな味わいが楽しめます。

お気に入りの白ビールを見つけてみよう

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夏はもちろん、リフレッシュしたいときにぴったりの爽やかな白ビール。

クラフトビールの世界は奥深く、醸造所によって白ビールの個性はさまざまです。

初心者なら、まずはベルギー生まれの「ベルジャンホワイト」やドイツ生まれの「ヴァイツェン」など、白ビールの代表的な種類からチャレンジしてはいかがでしょうか。

白ビールはサラダや白身魚など、軽い味付けの料理ともよく合います。

基本の知識や人気の銘柄をチェックして、ビールライフをさらに充実させましょう!

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