• 2,640円以上で 送料無料

    13時までのご注文で 即日出荷

お見舞い品のお返し、亡くなった場合の対応方法【のし・金額・マナー】

更新日:2024年7月2日

\この記事をシェアする/

親族が入院したり病気療養に入ると、友人・知人からお見舞いの品を頂くことがあります。

退院すればお返しの快気祝いを贈るのがマナーですが、残念ながら本人が回復することなく亡くなってしまうケースもあります。

本人が永眠した場合、「生前に頂いたお見舞いへのお礼はどうすべきか」と対応に迷う遺族の方は多いようです。

さらに、お見舞いをくださった方から、お通夜や葬儀で別途香典をいただくこともあり、「お見舞いへのお返しと香典返し、二つまとめて贈っても失礼にならないだろうか?」と気になるところです。

今回の記事では、生前にお見舞いを頂いていたものの本人が亡くなってしまった場合を想定し、弔事のお返しマナーを解説します。

亡くなったらお見舞いへのお返しは?

お見舞い お返し 亡くなった場合

無事退院できたときには、頂いたお見舞いの品へのお返しを「快気祝い」の名目で贈るのが贈答マナーです。

お返しの品には紅白水引ののし紙を付け、表書きは「快気祝」「快気内祝」として贈ります。

一方、残念ながら本人が帰らぬ人となった場合はどうでしょうか。

実はこちらも同じく、お見舞い品へのお返しは必要です。

本人が故人となった場合は、お返しの品に「弔事用ののし紙(掛け紙)」を付け、「御見舞御礼」の表書きにするのが一般的。水引の下には、苗字の名入れをします。

また、のし紙を付けた上から包装紙で包む「内のし」と呼ばれる体裁で贈るとよいでしょう。

弔事用ののし紙は水引の色が黒白のものが主流ですが、地域によっては黄白などの場合もあります。

なお、基本的に水引の本数は5本のものを選びましょう。

弔事用の結び方は「一度切り」という意味を表す「結び切り」が使われます。

御見舞御礼の金額相場は?

お見舞い お返し 亡くなった場合お見舞いの品へのお返しにも、目安となる金額相場があります。

頂いたお見舞いの半分~1/3相当のお返しを

お見舞いへのお返し相場は、快気祝いや香典返しと同様の「半分~3分の1」とされています。

例えば1万円のお見舞いを頂いたら、お返しの品は3000円〜5000円ぐらいの予算で準備するということです。

昔から「半返し」という言葉があるように、全国的にいただいた品物のお返しは半額程度で贈るしきたりが主流ですが、西日本など地域によっては3分の1返しの慣習が根付いている場合もあります。

もし具体的なお返し金額で迷う場合は周囲の年長者の意見を聞くか、多めに見て半額にしておくのが安心でしょう。

お見舞いのお返しを贈る時期は?

お見舞い お返し 亡くなった場合

お返しの品は四十九日後に贈ることが多い

香典返しは四十九日法要を終えた忌明けに贈るのが伝統的な習わしです。

一方、お見舞いのお返し品を贈る時期についてはマナーと呼べるほど厳密な決まりはありません。

一般的な傾向としては、お見舞いへのお返しも香典返しと同様に、一連の供養を終えた四十九日後、香典返しと同じタイミングで贈る方が多いようです。

「早く贈るのは良くない」というものでもないので、気になる場合は四十九日の忌明けを待たずにお見舞いへのお返しを贈っても失礼には当たりません。

ただし、ご自分の住む地域でや周囲の方々は早めに贈っているなら、それに合わせたほうが無難でしょう。

お見舞いの品に加えて、香典もいただいた場合

お見舞い お返し 亡くなった場合入院中にお見舞いの品をいただき、そのお返しをする間もなく葬儀でも香典もいただいたとなると、遺族としては「あれこれ頂いたままにしているのは心苦しい」「お見舞いへのお返しだけでもなるべく早めにしたほうがいいのではないか」と気になりますよね。

香典もいただいた場合は、「御見舞御礼」と「香典返し」、両方のお返しを行いますが、贈り方は二通りあります。

「二つの品をいっぺんに贈るのだろうか?」「両方の金額をまとめて一つの贈り物を贈ったほうがいいのだろうか?」という疑問にお答えします。

①御見舞御礼・香典返しを別々で贈る場合

結論から言えば、お見舞いへのお返しと香典返しは別々に贈るほうが、より丁寧な印象を先方に与えるでしょう。

しかし「必ず別にして贈るべきと」言い切れるほど確立されたマナーはないため、ご自身の状況に合わせて方法を考えても問題はありません。

本来は先方の自宅を訪問してお返しの品を手渡しするのが正式ですが、現代ではそれも難しくなっているため、二つの品を先方に同時配送してもいいでしょう。

二つの品を贈る場合は、必ずそれぞれに「御見舞御礼」「志(香典返しの一般的な表書き)」などののし紙を付けてください。

弔事のお返しは正式な贈答品なので、のし紙を付けないのは失礼に当たります。

また、お返しの品には挨拶状(お礼状)を添えるのがマナーです。

お返しを配送サービスで届ける場合はなおさら、物だけを送り付けるのはマナー違反と心得ましょう。

挨拶状やメッセージカードは、先方に「御見舞御礼」と「香典返し」を贈ったことが伝わるように、それぞれの品に添えると丁寧です。

②御見舞御礼と香典返しの合計金額で贈る場合

お見舞い お返し 亡くなった場合

「御見舞御礼と香典返しの金額を合わせて一つの品物を贈りたい」という場合もあるでしょう。

この場合は頂いたお見舞いの品と香典、それぞれの金額の半額~1/3を想定し、その合計金額でお返しの品を選びます。

お見舞いで5000円の品、葬儀の香典で1万円を頂いた方に対し、半返しにするなら7500円相当、1/3返しにするなら5000円相当のお返しを選ぶ、ということです。

お返しを一つにまとめるなら、のし紙の表書きは「志」「満中陰志」など、香典返しに使われるものにするのがふさわしいでしょう。

香典返しは本来「おかげさまで無事に一連の供養を終えて忌明けを迎えられました」という報告を兼ねて贈る感謝の品とされています。

香典返しに添える挨拶状にもその報告を書き記しますから、御見舞御礼を含めた香典返しを贈るなら、お礼状に「生前にお見舞いをいただきありがとうございました」という一言を添えましょう。

「お見舞いのお返し」と「香典返し」のおすすめ品

紫を基調とした供花

 

弔事のお返しの品は「不祝儀を後に残さない」という意味合いで消耗品を贈るのが定番です。

そのため、毎日の生活で消費できる食べ物や洗剤などの日用品を選ぶ人は多いようです。

しかし、御見舞御礼と香典返しの二品を同時に贈るとなると、品選びにも「似たような物が重なるのは避ける」などの配慮が欲しいところです。

たとえば「液体洗剤と粉せっけん」「日本茶と紅茶」など、よく似た系統の二品を同時に贈ってしまうと「適当に選んだのかな」と思われる可能性があります。

また、不祝儀の挨拶では「しばしば」「たびたび」などの「重ね言葉」も縁起が悪いとして避けるほどですから、贈り物もあまりにも似たものが重なるのは好ましくありません。

お返し定番1)お茶・お菓子など飲食物

お見舞い お返し 亡くなった場合

お茶は人による好みの差があまりないため、弔事のお返しの定番の品となっています。

また、お茶は賞味期限が長いのですぐに飲み切る必要もなく、もらった人が自分のペースに合わせてゆっくり飲めます。

お菓子を贈るときも同様で、クッキーやおせんべいなど日持ちの長いものを選ぶのが基本です。お返しに食べ物を贈る際には、

  • お子様がいるご家庭
  • 高齢のご夫婦
  • 若いご夫婦
  • 一人暮らしの方

など、先方の家族構成や好みに配慮する必要があります。

甘い物を食べない方なら、お菓子を贈ってもがっかりさせてしまうかもしれません。食品アレルギーがあることが分かっているなら必ず避けることも必要です。

お返し定番2)石鹸・洗剤などの日用品

石鹸や洗剤などは誰でも使えてあまり好みに左右されない消耗品なので、弔事のお返しに適しています。

日用品を贈り物にするならオーガニック素材のものやアロマ系で香りの良いものなど、品質にこだわるとギフトらしい特別感が出せるのでおすすめです。

お返し定番3)弔事用カタログギフト

お見舞い お返し 亡くなった場合

御見舞御礼と香典返しの2品を贈る場合、弔事用カタログギフトと品物を組み合わせるのがおすすめです。

カタログギフトにはグルメ商品・生活雑貨・家電・温泉旅行体験など幅広いジャンルのギフト商品が掲載されており、受け取った相手が好きなものを選べます。

先方に満足していただける上、喪主側がお返しの品選びに迷うこともないので、葬儀後の忙しい時期に重宝するというメリットも見逃せません。

また、弔事用カタログギフトは贈った金額が相手にわからないように配慮されているところも人気の理由です。

「どんなギフト商品が載っているのか確認しておきたい」という方は、香典返しを扱う通販ギフトショップに用意されている電子カタログで中身を確認するか、無料の実物サンプルを取り寄せることをおすすめします。

まとめ

お花と数珠
故人の生前、お見舞いを頂き励ましてくださった方々の真心に、失礼のない形で応えたいものです。

特に、入院先にわざわざ駆けつけてお見舞いをくださった方なら、故人に代わって厚く感謝の気持ちを伝えたいことでしょう。

しかし、遺族は四十九日法要の準備やさまざまな手続きで忙しい日が続くため、「気が付いたらお見舞いへのお返しを忘れていた」ということもあるかもしれません。

御見舞御礼は香典返しと同様に四十九日の忌明け後に贈っても失礼には当たりません。

金額相場も香典返しなどと同様で、半返し~3分の1返しが目安です。

お返しを先にしようと慌てる必要はないので、先方に満足していただける贈り物を選び、感謝を伝える挨拶状も考えながら準備を進めましょう。

御見舞御礼と香典返しを一つにまとめて贈るなら、のし紙の表書きは香典返しを基準にして考え、「志」「満中陰志」などにしましょう。

二品それぞれの品をお返しに贈る場合、同じようなものが重なると縁起が悪いと気にする方もいるので、なるべく違う系統のものを選ぶことをおすすめします。

その際、片方をカタログギフトにすれば、ありきたりな定番品ではなく先方の好きなものを選んでいただけるので、きっと先方の満足度が上がるでしょう。

今回は、お見舞いをいただいた本人が亡くなってしまった場合のお返しについて解説しましたので、贈り物選びに迷う方はご紹介した情報をぜひ参考にお役立てください。

【2品目のお返し品におすすめ】カタログギフトはここで探そう

贈り先様にご満足いただけるカタログギフトをどのように探したらよいでしょうか。
ギフト専門店「GiftA(ギフタ)」が、品選びのヒントをご紹介します。

最大48%OFF『 割引カタログギフト【コスパ重視】シリーズ』

コスパ重視 割引カタログギフト

香典返しの品物選びに迷っている方におすすめしたいのが、こちらの【コスパ重視】シリーズ。

有名ブランドアイテムや日用品、体験型ギフト、旅行、厳選グルメなど、あらゆる世代の方に好きなものを選んでいただける、GiftA(ギフタ)人気№1の定番カタログです。

ネットで初めてギフトをご購入される人は、「返礼品に割引カタログギフトって大丈夫?」と不安になるかもしれませんが、品質についてはどうぞご安心ください。

当店で取り扱うカタログは大手有名メーカーの最新版で、他社で定価販売しているものと表紙や中身はまったく同じ。流通経路を工夫して安く仕入れることで、お得な卸価が実現しました。

  • 割引価格で購入したことは、贈り先様にわからない
  • まとめ買いにお得なボリューム割引あり
  • 価格帯は2000円台~3万円台の全15種類。1/3返しか半返しに迷っても安心

「予算内でワンランク上の贈り物ができた」と多くのお客様から好評です。

百貨店や式場でも。『【割引カタログギフト プレミアム】』シリーズ

割引カタログギフト最大21%OFF プレミアム 

百貨店や葬儀社でも取り扱われる、高級路線の割引カタログギフト。

上司・恩師といった目上の方、マナーに厳格なご高齢の方、特別な人への返礼品に選ばれています。

  • 知名度があるブランドがそろう、品質重視の品を贈りたい
  • 価格より、評価が高いカタログギフトを探している
  • お相手の好みがわからないので、衣食住、幅広いラインアップのカタログを届けたい

といった方に好評です。

このカタログは通常、大幅な割引がないお品ですが、GiftA(ギフタ)では流通経路を工夫することにより、お得な卸価が実現しました。

買えば買うほど割引が大きくなる「ボリューム割引」もおすすめです。

厳選品だけをセレクトした最高級カタログ【麗(うらら)

香典返し 麗 表紙

上品な和装表紙が香典返しにふさわしい、最高級カタログギフト。

長くご愛用いただけるような逸品、思い出に残る体験、有名店や全国の選りすぐりグルメなど、最高品質のラインナップを誇ります。

  • 温泉
  • ペア食事券
  • クルーズ船乗船券
  • 乗馬、伝統工芸アトリエ見学

など体験ギフトも充実しているので、「もう十分、物は持っている」というご高齢の方にいかがでしょうか。「ずっと元気でいてください」というメッセージもお伝えいただけます。

また、質と癒やしを重視したアイテムが多いため、目上の人や特にお世話になった方にもおすすめです。

旅のプロが選ぶ【ANA’s FRESH SELECTION】

香典返し カタログギフト

航空会社「ANA」厳選。ワンランク上のグルメばかりを集めたカタログ「ANA’sフレッシュセレクション」をご紹介します。

各地の生産者と良好な関係を育んできたANAが、本当に価値ある品だけをラインナップしました。

「さすが航空会社のセレクト」「旅好きの方にも喜ばれた」とのお声を多数いただいております。

他のカタログギフトと比べてページ数は少ないものの、吟味を重ねた厳選品に限られているとだけあって、お好みのものを選びやすいというメリットも。
ご家族で、週末のご馳走を決めていただくもの良いですね。

\この記事をシェアする/
Gifta 香典返し 商品一覧を見る Gifta 香典返し 商品一覧を見る

この記事の執筆者

GiftAコラム編集部

GiftAコラム編集部

当編集部では「贈り物選びの参考にしたいメディア」を目指し、ギフト通販専門店 GiftA(ギフタ)の社内ライターがリサーチ・執筆を行っています。贈答マナーや人気ギフトのトレンドなど、お役立ち情報をわかりやすく発信します。

※GiftA は、年賀状ネット印刷受注件数全国No.1 を誇る『おたより本舗』の運営元、「株式会社アーツ」が手掛けるギフト通販専門サイトです。 印刷事業のノウハウを生かし、オリジナルデザインのし紙や挨拶状など、ギフトラッピングサービスを豊富にご用意しております。

ギフトを探す

香典返し 価格から選ぶ


香典返しの金額は、いただいたお香典の半額をお返しする(半返し)が一般的とされています。幅広い価格帯からお選びいただけるようご用意いたしました。香典返しは半返しのご予算から選びやすく、どのような方にもお喜び頂けるカタログギフトが一般的です。

デジタルカタログでの内容確認、無料サンプルカタログのご請求もこちらからどうぞ

カタログギフト一覧を見る 大手メーカー公式サイトと同じ、人気モデルの最新版です
ページの一番上へ