友人・知人・仕事関係の人などへの手土産を選ぶのに、
「差し入れがいつもお菓子ばかりでマンネリ気味だから、変化をつけたい」
「お相手は甘いものを食べない人だから、お菓子以外を渡したい」
というケースもあるでしょう。
この記事は、そんな「お菓子以外でセンスのいい手土産品を探している」という方に向けて、おすすめの手土産品と、選び方・贈り方の基本マナーを紹介します。
「手土産のセンスがいい」と思ってもらうためのポイントは、ひと手間加えることやマンネリ感を回避する意識。
喜ばれるプレゼント選びができるよう、チェックしてくださいね。
目次
【お菓子以外でセンスのいい手土産】相場はいくら?
「手土産」とひと口にいっても、状況はさまざま。
シチュエーション別の相場を以下にまとめましたので、価格帯の目安としてご覧ください。
状況別の相場
- 知人・友人に渡す手土産:2,000円~5,000円
- 上司など目上の方の自宅に招かれたときの手土産:3,000円~5,000円
- 取引先と会食し、帰り際に渡す手土産:5,000円~8,000円
- 引っ越しの挨拶で近所の人に配る手土産:500円~1,500円
上記はあくまでも目安であり、状況によってふさわしい金額の判断は異なります。
カジュアルな学生仲間の手土産なら、プチギフト程度の価格のもので問題がないこともあるでしょう。
一方、上司宅のホームパーティーに招待され食事を振る舞われる場合は、手土産が安すぎると失礼な印象を与えてしまうかもしれません。
また、高すぎるものを渡すと、相手に気を遣わせてしまうこともあり得ます。
一般的な相場は参考にしつつ、お相手の年齢層や今までの関係性など、状況を踏まえて柔軟に判断しましょう。
お菓子以外でセンスのいい手土産【ワイン】
お祝い事のホームパーティーに招待されたら、センスの良さが感じられるおしゃれなワインを手土産にするのがおすすめ。
おめでたい紅白の色になぞらえた「赤白ワインセット」をチョイスすれば、慶事に華を添えられます。
「参加者の好みがわからないので選びにくい」という場合は、飲みやすさで人気の高いロゼワインや、パーティーに使いやすいシャンパンを手土産にすれば場が盛り上がるでしょう。
ちょっと目先を変えたいときは、あえて一般的な輸入ワインを外した、珍しいセレクトがおすすめです。
たとえば、日本産のブドウのみを使用した「日本ワイン」や、美しい色合いがフォトジェニックな「オレンジワイン」など、近年はワイン通からも注目されています。
お菓子以外でセンスのいい手土産【クラフトビール】
「ホームパーティーの手土産にビールを考えているが、スーパーで大量に売られているものは生活感が出て味気なく感じる」
という人もいるようです。
そんなときは、おしゃれでセンスの良さを感じさせる「クラフトビール」をセレクトしてみてはいかがでしょうか。
一般的な市販のビールと違って、場が華やぐような明るいパッケージが多いクラフトビール。
ビール職人が丹精込めて作っているため、大量生産のビールとは異なる深い味わいで特別感があります。
「クラフトビールを初めて飲んで、香りとコクの深さに驚いた」
「各地の地ビールめぐりにはまっている」
という人は珍しくありません。
ビールの楽しみが広がるきっかけづくりになるかもしれませんよ。
お菓子以外でセンスのいい手土産【日本酒】
日本酒も、お酒好きの人への手土産としておすすめしたい品物のひとつです。
和食との相性が良いため、洋酒よりも日本酒を好む人は少なくありません。日本には有名な酒蔵が多く、各地の日本酒を飲み比べている人もいます。
米・麹・水というシンプルな構成の日本酒は、醸造法によって大きく味が変わります。とくに飲み比べセットを手土産にすれば、銘柄による味の違いを楽しんでもらえるでしょう。
お菓子以外でセンスのいい手土産【調味料】
お菓子以外のチョイスとしては、ドレッシングなどの調味料を渡すのもおすすめです。
ホームパーティー用の手土産にはディップソースが活躍してくれます。
野菜をスティック状に切ってディップソースを添えるだけで、一品できあがり!
食卓の色どりを鮮やかにしてくれるドレッシングは、ギフトの中でも人気アイテムの一つ。
容器がオシャレなものを選べば、センスの良さを感じてもらえることでしょう。
お菓子以外でセンスのいい手土産【お肉ギフト】
お肉は、嫌いな人が少ないことから相手を選ばないオールマイティーな手土産です。
手土産に持参するなら、ブランド和牛がいちばん。
先方家族の人数が多い場合は、焼肉やすき焼きのセットなどはいかがでしょうか。
お酒が好きな人に渡す場合は、おつまみにもなるハム・ソーセージ・ローストビーフなどの加工肉がおすすめです。
お菓子以外でセンスのいい手土産【コーヒー・紅茶】
インスタントのコーヒー・紅茶・ハーブティーなども、お菓子以外でセンスを感じさせる手土産としておすすめです。
仕事の合間の息抜きとして手軽に飲めるため、上司や同僚などビジネス上のお付き合いがある人に渡す手土産にぴったり。テレワークが多い人にも好まれやすい手土産です。
コーヒーや紅茶は、自分で買う場合は安く済ませがちな品物のため、手土産で渡す場合は少し高級感があるものを選ぶのがポイントです。贈り主のセンスの良さをさりげなくアピールできるでしょう。
お菓子以外でセンスのいい手土産【タオル】
タオルは「いくらもらっても嬉しい」という人が多く、人を選ばず渡せる手土産といえます。
引っ越しの挨拶回りで近所の方に渡す手土産としてタオルは根強い人気。また、会社の顧客に渡す手土産としても使いやすいでしょう。
「センスのいい手土産」と印象付けたいときは、高級感にこだわるのがポイントです。
粗品のような印象を与えることのないよう、パッケージと素材の上質感は厳選してください。
具体的には、オーガニックコットン素材や、品質の良さで知られる今治タオルブランドなどがおすすめです。
予算をおさえたいときは、ハンドタオルのような小さめサイズがお手頃でしょう。
お菓子以外でセンスのいい手土産【カタログギフト】
「かさばらず手軽に持ち帰っていただけるものを手土産にしたい」
というときは、カタログギフトを渡すという選択肢もあります。
カタログギフトはほとんどが冊子タイプかカードタイプ。ビジネスの接待の手土産などに重宝するでしょう。
受け取った人が好きなものを選べるため、贈り主が相手の好みをあまり意識しなくていいところも魅力。「ハズレのない手土産」といえるでしょう。
カタログギフトの種類によって特色があるため、相手の趣味嗜好に合わせたコンセプトの1冊を選んで渡しましょう。
GiftA(ギフタ)では、センスが光るカタログギフトや、お手頃価格ながら高級感のあるカタログギフトを取り扱っています。
手土産になるカタログギフトをお探しなら、以下のようなシリーズがおすすめです。
『47CLUB』
『47CLUB』は、全国47都道府県から「本当においしいご当地グルメ」を取り上げて掲載しているシリーズです。地方新聞社の推薦コメントがそれぞれのグルメ商品に付いているため、読み物としても楽しめます。
手土産にぴったりな「食の楽しみ」が詰まった1冊です。
『イルムス』
『イルムス』は、北欧ブランドのスタイリッシュなデザインの品物を集めたカタログギフトです。生活雑貨から小物まで、幅広いアイテムを揃えていて、とくに20代~30代の若い世代から人気を集めています。
センスが光るおしゃれな手土産をお探しの人におすすめです。
『やさしいみらい』
『やさしいみらい』は、「サステナブル」「SDGs」をコンセプトにしたカタログギフトです。
ナチュラル、オーガニックなど、”地球にやさしい”商品を多数掲載しています。
販売収益の一部が寄付されるため、購入すること自体が地球環境改善につながります。
ビジネスシーン用の手土産として贈ると、贈り主の意識の高さやセンスの良さを感じてもらえそうです。
「センスがいい」と思わせるための手土産の選び方
手土産そのものが素敵であることも大切ですが、相手への配慮が感じられることが、「センスのいい人」という好印象につながります。
手土産を選ぶ際は、以下のようなポイントを意識してみましょう。
相手の好みのヒントを探してみよう
手土産を渡すお相手との日頃のお付き合いの中で、好みに関するヒントがあるかもしれません。
さりげない会話の中でお相手が好物について話していなかったか、思い出してみてください。
それを贈れば相手はきっと「好きな物を覚えていてくれたんだ」とうれしく思うでしょう。
季節感に合わせたチョイス
四季を感じさせるものや季節に合った使いやすいものを選ぶと、相手に「細やかに気遣ってくれている」という印象を与えるでしょう。
たとえば四季のフルーツ、夏場に汗を拭くタオルなどが代表例です。
反対に、季節感から外れたものを贈ると相手に違和感を与えてしまうケースがあります。
個包装されたものを選ぶ
手土産を複数人で分けることが想定されるなら、個包装されたものが好ましいでしょう。
こうした配慮も「センスがいい」「気が利いている」と思われることにつながります。
パーティーや会社など、複数人のグループへ手土産を渡すときは、分けやすさを意識して選ぶことが大切です。
たとえばティーバッグのセット、おしゃれなクラフトビールのセットなどを贈れば、複数人で分けるにも困りません。
日持ちするものを選ぶ
相手の家族の人数によっては、日持ちしないものは処理に困ることもあります。
お菓子以外の食品などを選ぶ場合は、なるべく日持ちするものを選びましょう。
あるいは高級タオルのような日用品など、日持ちが関係ないギフトを持参する選択肢もあります。
贈答マナーもギフトセンス。手土産の丁寧な渡し方
せっかくセンスのいい手土産を用意したなら、渡し方のマナーにも気を付けたいもの。ここでおさらいをしておきましょう。
個人宅へお邪魔する場合、訪問先に着いたら、玄関先で相手の人に出迎えられ、挨拶されることが多いでしょう。
一般的に、手土産は玄関先で渡すのではなく、挨拶を済ませ、部屋に通していただいた後にあらためて手土産を渡すものとされています。
ただし、要冷蔵の手土産などはその旨を伝えたうえで、早めに渡してください。
仕事上の接待など、飲食店で会食する際にお相手に持ち帰っていただく手土産は、お相手の帰り際に渡すのがマナー。
先に渡すと、お相手が置き場所に困るなど負担になってしまいます。
飲食店をはしごする場合も自分が持ち運び、最後の別れ際にお相手に渡す気配りが大切です。
まとめ
お菓子以外のセンスのいい手土産を渡したい場合は、相手の好みや季節感に配慮することが大切です。
また、相手に気を遣わせないように予算の範囲で手土産を選んでください。
相手に気持ちよく受け取ってもらえるように、手土産の渡し方のマナーも意識しましょう。
相手に好きなものを選んでもらいたい場合は、ぜひカタログギフトを手土産で渡すことも検討してみてくださいね。
センスの良さが光る手土産を選んで、贈り上手を目指しましょう。