ママ友とお付き合いする中で、「お礼に何か渡した方がいいのかな?」と思う場面がありますよね。
たとえば
- ママ友の車に乗せてもらった
- ママ友からお下がりをもらった
- ママ友に自分の子どもを預かってもらった
お礼の言葉だけで済ませず、何か形としてお礼を渡したいと考える人もいるのではないでしょうか。
また、引っ越しなどでママ友とお別れをするときには、これまでのお付き合いへの感謝を伝えておきたいですよね。
この記事では、ママ友へのお礼について、選び方のポイントや具体的なおすすめプチギフトなどを紹介します。
ママ友にお礼を渡したいと考えている人は、ぜひ参考にしてください。
目次
ママ友へのプレゼント選びに困っていませんか?
子育て中に気心の知れたママ友がいると心強いものです。
ママ友が困っているときは手を差し伸べ、反対に自分が困っているときはママ友に助けてもらうこともあるでしょう。
前述のケース以外にも
- ママ友に子どもの習い事の送迎をしてもらった
- ママ友から旅行先や帰省先のお土産をもらった
など、お礼を考える場面はたくさんあります。
お土産やプレゼントをもらったときは、お返しをするとかえって相手に気を遣わせてしまうことになるかもしれません。
「自分も旅行に行ったら」、「遠出をしたら」など、機会があればお返しをするという対応でもよいでしょう。
次のようなケースでは、「ありがとう」という感謝の気持ちを形で表すことで、相手にも好印象を与えることができるはずです。
- 育児用品などのお下がりをもらった
- 緊急時に子どもを預かってもらった
- ママ友の運転でお出かけをした
- 自分が体調不良のときに差し入れをしてくれた
- 子どもの習い事の送迎をしてもらった
仲のよいママ友なら「気にしないで」、「お礼はいらないよ」と言われることもあるかもしれません。
しかし、少なからずママ友に負担をかけてしまった場合には、きちんとお礼をすることで今後の関係をよりよいものにできるでしょう。
そうは言っても、「何を選べばいいの?」「いくらぐらいのものがいいのかな?」などと悩んでしまいますよね。
ここからは、ママ友に喜んでもらえるものを選ぶポイントをお伝えしていきます。
ママ友へのお礼で喜んでもらうポイント
具体的な品物を紹介する前に、まずはママ友へのプレゼント選びの基本についておさえておきましょう。
ママ友に喜んでもらうためには、以下のようなポイントを意識してお礼の品を選んでみてください。
「ちょっとだけ高級なもの」を選ぶ
身近なもののなかから、ママ友が自分では買わないようなものを選ぶと喜んでもらえるはずです。
たとえば、
- スーパーでは手に入らないお菓子や飲み物
- ドラッグストアには置いていないボディケア用品や入浴剤
- 気軽に普段使いできる小物
など、特別感のあるものを選ぶのがポイントです。
あまりにも高価なものを渡してしまうと、かえって相手に気を遣わせてしまうため注意が必要です。
「見た目がかわいいもの」を選ぶ
ママ友の心をくすぐるような、「見た目がかわいいもの」もおすすめです。
忙しい日々を送るママ友の顔がほころぶような、おしゃれなパッケージのものを選んでみてはどうでしょうか?
スイーツやドリンク、美容グッズやバスアイテムなど、見た目にもこだわった商品はたくさんあります。
ぜひ、センスのいいものを選ぶよう意識してみてください。
流行っているから、かわいいからといって、キャラクターものを安易に選ばないことも重要です。
人によって好みが分かれそうなものを選ぶのは、避けるのが無難でしょう。
「子どもが喜ぶもの」を選ぶ
「子どもが喜ぶこと」は、ママたちにとって共通の幸せではないでしょうか。
ママ友として、ママとその子どものことも知っている立場だからこそ、子どもが喜ぶものをお礼に検討してみてください。
親子でリンクコーデを楽しめるようなアイテムを選んでみるのもいいですね。
小さいお子さんにとって「ママとおそろい」は特別でうれしいもの。
親子おそろいの靴下やヘアゴムなどを選べば、ママ友にもそのお子さんにも喜んでもらえそうです。
ただし、靴下を目上の人やあまり親しくない人に贈ることは失礼にあたるため注意が必要です。
相手との関係性を見極めて選ぶようにしましょう。
「残らないもの」を選ぶ
相手のママ友や子どもの好みがどうしてもわからない場合は、ひとまず「あとに残らないもの」を贈るのがおすすめです。
残念ながら相手の好みとは少し外れていた場合も、使ってなくなる消耗品のプレゼントであれば、家で邪魔にならないでしょう。
贈り物を選ぶこちらも、あまり悩まなくてすみます。
一般的にあとに残らない「消えもの」とされるものには、以下のようなものが挙げられます。
- スイーツやドリンクなどの食品
- 洗剤や石鹸などの日用品
- タオルなどの消耗品
使ってしまえばあとに残らない消えものは、贈る側も受け取る側も負担の少ないギフトといえます。
なにを贈ろうか迷った時には、「消えものギフト」を選ぶことをおすすめします。
「ママ友自身をねぎらうもの」を選ぶ
同じ境遇だからこそ、ママ友が育児で直面している大変さはよくわかるもの。
育児に奮闘するママ友にリラックスしてもらえるようなプレゼントであれば、きっと喜んでもらえるでしょう。
- 日々の疲れを癒すような入浴剤やボディソープなどのバスグッズ
- 水仕事をしている手をいたわるハンドクリームなどのボディケア用品
- 子どもが保育園や幼稚園に行っている間にホッと一息つくのに役立つコーヒーや紅茶
束の間のリラックスタイムを楽しめるようなものを贈れば、「相手を想って選んだ」気持ちを、より伝えられますね。
ママ友に渡すお礼のプチギフトの相場
ママ友へお礼の品を渡す場合、「いくらぐらいのものがいいの?」と悩んでしまいますよね。
ちょっとしたお礼を渡す場合、1,000円~3,000程度の「プチギフト」を渡すことが多いようです。
ここでは、GiftAコラム編集部の経験をもとに、あくまでも一般的な相場をケースごとにご紹介します。
お下がりをもらった | 1,000円~5,000円 |
子どもを預かってもらった | 1,000円~3,000円 |
車に乗せてもらった | 1,000円~2,000円 |
具合が悪い時に差し入れをしてもらった | 1,000円~2,000円 |
習い事の送迎をしてもらった | 1,000円前後 |
一概に相場を決めることはできませんが、臨機応変に対応している人が多いようです。
たとえば、普段着のお下がりの場合は、1,000円~2,000円。
セレモニースーツやベビーカー、バウンサーなど高額な物をお下がりとしてもらった場合は、3,000円~5,000円といった具合に、お下がりの内容によって、お礼の金額が変動します。
子どもを預かってもらった場合も、1時間なのか、半日なのか、預けた時間に応じてお礼の品を選びます。
車に乗せてもらった時には、目的地までの距離を考慮するとよいでしょう。
また、習い事の送迎などちょっとしたお願いをした時などには、おすそ分けをしたり、出先でお土産を買って渡したりすることもあるようです。
相手との関係性にもよりますが、「お礼はいらないよ」と言われた場合でも、感謝の気持ちを形で表すのがベター。
相手に気を遣わせない程度のお礼をすることで、今後も良好な関係を保っていけるでしょう。
ママ友のへのお礼におすすめのプチギフト8選
ここからは、ママ友へのお礼におすすめの品物をご紹介します。
ママ友へのプチギフトを選ぶ際の参考にしてください。
革小物
子どもとお出かけするとき、ママの荷物は最小限に抑えたいもの。
最近は重くなりがちなお財布を持ち歩かず、キャッシュレス決済を利用しているママも増えています。
でも念のため少額の現金を持っていた方が安心というママも多いはず。
そんなときに便利なのがコインケースです。
本革のコインケースなら、安っぽさがなく、見た目もスタイリッシュ。
実用性の高い、高見えアイテムはプチギフトに最適です。
同じシリーズのメガネケースもおすすめ。本革だから軽量で耐久性にも優れています。
普段メガネやサングラスを愛用しているママ友に贈れば、毎日の生活に役立ててもらえるでしょう。
▼コインケースの使用感を動画でチェック!
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ボディケア用品
子育て中は汚れものを手洗いしたり、頻繁に手を洗ったり、水仕事も多いもの。
そんなママ友の手肌をケアできるハンドクリームなどの「ボディケア用品」もおすすめです。
手を洗ったあとや、お風呂あがりにサッと使えて、お肌を保湿できるアイテムは、重宝します。
香りつきのものを選んで、使うたびにリラックスしてもらうのもよいですね。
相手の好みの香りを知っているのなら、好きな香りのものを選ぶとよろこんでもらえるはずです。
好みの香りがわからない場合は、香りが強すぎるものは避けて、ほのかに香る程度のものを選ぶとよいでしょう。
やさしい成分でできた、親子で使えるボディクリームもおすすめです。
忙しくて自分のケアはおろそかになりがちなママは多いはず。
親子で使えるクリームであれば、お子さんと楽しみながらクリームを塗れるかもしれませんね。
アロマ用品
「自分の時間を持てるのは子どもが寝たあとだけ」というママは多いはず。
そんなママ友に、よりリラックスした一人時間を過ごしてもらうための「アロマ用品」をプレゼントしてみるのもよいでしょう。
疲れた体を保湿しながらほぐすのに活躍する「アロマオイル」や、やさしい灯りと香りがリラックス効果をもたらす「アロマキャンドル」なら手軽に試してもらえます。
相手のイメージに合った香りをチョイスして、
「この間はありがとう。これでリラックスしてね。」
と感謝と労いの言葉を添えれば、相手を想う気持ちが伝わるでしょう。
入浴剤
1日の疲れを癒やしてもらうために、入浴剤をプレゼントしてみてはどうでしょうか?
子どものお風呂はパパに任せてお風呂は一人で入る、というママ友なら、香りにこだわった入浴剤がおすすめ。
忙しい日常から解放されるような、リラックス効果の高いものを選んで、心身の疲れを癒してもらいましょう。
お風呂は子どもと入るというママ友には、お肌に優しい成分の入浴剤を選ぶとよいでしょう。
カラフルなバスボムなど、お風呂の時間が楽しくなるようなものを贈って、いつもとは違ったバスタイムを楽しんでもらうのもよいですね。
複数の種類がセットになったものであれば、日によって違うお風呂を楽しめます。
いつものバスタイムに贅沢さをプラスできるものを選ぶと、特別感のあるプレゼントになりますよ。
洗剤
毎日の家事に欠かせない「洗剤」も贈りものとして人気のアイテムです。
子育て中は、食器用洗剤や衣類用洗剤をたくさん消費しますよね。
毎日使うものだからこそ、少し上質なものを贈ればきっと喜んでもらえるはずです。
手肌にやさしい植物由来の食器用洗剤や、天然成分で作られた環境にやさしい衣類用洗剤など、特別感のあるものをチョイスしましょう。
パッケージのおしゃれな洗剤を選べば、使うたびに気分も上がりますね。
ジュース・お茶・コーヒー
飲み物もお礼には最適なプレゼントです。
常温で日持ちするものが多く、もらう側の負担が少ないため気軽に贈れます。
果物ジュースなら、お子さんにも飲んでもらうことができ、家族みんなで味わってもらえます。
ママ友のブレイクタイムに役立つコーヒーや紅茶もよいですね。
ドリップタイプのコーヒーや、ティーバッグタイプの紅茶なら、淹れる手間も少なく、忙しいママ友にぴったりです。
注意しておきたいのが「カフェイン」。
妊娠中や授乳中のママ友には、カフェインが入っていないものを選ぶようにしましょう。
お菓子
王道の「お菓子」もママ友の家族みんなで食べてもらえるギフトです。
相手の好きなタイミングで食べてもらえるよう、賞味期限が長めで、個包装のものを選ぶのがポイント。
クッキー、フィナンシェやマドレーヌなどの焼き菓子は、子どもも喜ぶスイーツです。
おやつやティータイムのお供にもぴったりで、家族団らんの時間に一役買ってくれるでしょう。
華やかな見た目のゼリーもおすすめ。
果物が好きな相手にはフルーツがゴロっと入ったもの、お子さんが小さいなら食べやすいジュレタイプなど、相手に合わせて選ぶことができます。
有名店や老舗のお菓子なら、高級感のあるギフトになりますよ。
お菓子を選ぶ際には、相手のお子さんにアレルギーがないか、注意してください。
調味料
「調味料」を贈るのも一つの手です。
日々のごはんづくりに役立つものを贈れば、気の利いたプレゼントになるはずです。
ドレッシングや、ディップソースなら、いつものお料理にかけるだけで手軽に味の変化を楽しめます。
忙しい朝に活躍するのがジャムです。
パンに塗るのはもちろん、ヨーグルトに入れたりパンケーキに添えたり、幅広く活躍します。
料理好きなママ友なら、素材にこだわった出汁セットもよろこばれるはず。
複数の種類が入ったセットを贈れば、料理に合わせて使い分けを楽しんでもらえます。
家族の健康に気を遣うママ友には、無添加のものなど、原材料に配慮したものを選ぶと安心です。
ママ友へのお礼にはカタログギフトもアリ!
ママ友への良いお礼のプレゼントが思い浮かばないなら、カタログギフトを贈るという方法もありますよ。
カタログギフトは掲載商品のなかから相手が欲しいものを選べるため、ママ友の好みが分からないときも悩むことなく贈れるのが大きなメリットです。
特に、お菓子が充実したカタログギフトなら、価格面でも、相手の受け取りやすさの面でもおすすめです。
ギフト専門店GiftA(ギフタ)の取り扱いのなかから、ちょっとしたプチギフトとして選びやすい価格帯のカタログギフトを紹介します。
『Peck(ペック)』
「甘いシアワセちょっとずつ」がキーワードの、お菓子のカタログギフトです。掲載商品を少しずつ選んで、お好みのスイーツセットを作れます。
オシャレでカワイイ見た目も魅力のひとつです。
『すいーともぐもぐ』
銘店のケーキから老舗の和菓子まで幅広く掲載している、お菓子特化型のカタログギフトです。
絵本仕立てになっているため、子どもと一緒に楽しんでもらえるでしょう。
【豆知識】ママ友へのお礼LINEのポイント
本当にちょっとしたことであれば、
「プチギフトを渡すのも気を使わせてしまうかも……」
と迷ってしまいますよね。
そんな時は簡単なメッセージをLINEで送ってみるのがおすすめです。
ママ友にLINEを送る際は、以下のようなポイントを意識してみてください。
感謝ポイントを具体的に述べる
こちらが感謝していたとしても、相手にとっては本当に些細なことで、相手が覚えていないケースがあります。
そのため、「いつ」の「何」に対してのお礼なのか、具体的に伝えてください。
相手の具体的な行動に目を向け、自分の素直な思いを言葉にすることで、ママ友への感謝の気持ちが伝わりやすくなりますよ。
ママ友のことをさりげなく褒める
してくれたことに対する感謝だけではなく、ママ友の人となりを褒めてみましょう。
「子どもたちも『やさしいママ』って言っていたよ」
「いつも気が利いていてステキ」
など、さりげなく褒める一言を添えるのがポイントです。
「次は私が!」という気持ちを伝える
「機会があれば、今度は自分が助ける、力になる」という気持ちを伝えましょう。
実際にその機会が訪れるかどうかにかかわらず、サポートに回る気持ちを伝えておくだけで相手はうれしくなるものです。
ママ友の関係は助け合いが大切なのです。
コピペOK!そのまま使える例文
ママ友へのお礼に役立つ例文をご紹介します。
コピペしてもOK。ぜひ活用してください。
<子どもを預かってもらったとき>
こんにちは!昨日は子どもを預かってくれて、本当にありがとう。
〇〇(子どもの名前)も、とても楽しい時間を過ごしたようで、帰ってきてからずっとその話をしてくれていたよ。
おかげさまで、安心して用事を済ませることができました。
また何かあったらぜひお手伝いしたいと思っているから、いつでも遠慮なく声をかけてね。
改めて、本当にありがとうございました。
<お下がりをもらったとき>
こんにちは!この間は子供用品のお下がりをいただいて、本当にありがとう!
〇〇(子どもの名前)も大喜びで、早速使わせてもらってます。
特に〇〇(具体的なアイテム)がすごく気に入ってるよ。
本当に助かりました。
こんなにたくさん譲ってくれて、感謝してもしきれないよ。
大切に使わせてもらいます!
また何かあったらいつでも言ってね。本当にありがとう!
<体調の悪い時に差し入れをしてもらったとき>
こんにちは!この間は体調が悪い時に差し入れを持ってきてくれて、本当にありがとう!
〇〇さんの優しさに感激しました。
おかげで少し元気が出たし、〇〇(具体的な差し入れの内容)もとても美味しくて、すごく助かりました。
少しずつ体調も良くなってきてるよ。〇〇さんのおかげです。
元気になったら、ぜひお礼をさせてね。
改めて、ありがとう!これからもよろしくね。
<車に乗せてもらったとき>
こんにちは!この間は車に乗せてくれて、本当にありがとう!
おかげでとっても助かりました。
〇〇(具体的な用事や行き先)が無事に済んで、感謝の気持ちでいっぱいです。
〇〇さんのおかげでとてもスムーズに移動できました。
またお願いするかもしれないけど、その時はよろしくお願いしますね!
本当にありがとう!また近いうちに会おうね。
まとめ
ママ友にちょっとしたことでお世話になった場合は、しっかりとお礼をすることが関係性を良くする秘訣です。
小さなことであれば簡単な言葉やLINEでフォローしても問題ありませんが、本当に助けられた時や節目のタイミングにはお礼の品物を渡してみましょう。
手軽に用意できて、相手にとっても受け取りやすいプチギフトを検討してみてくださいね。