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身内の棟上げ祝い、相場とおすすめの贈り物は? 上棟式のお呼ばれマナー

更新日:2024年3月6日

無事に家屋の棟上げができたことを祝う「上棟式」。

兄弟や親戚などの身内から上棟式に招かれた場合、どんなお祝いをすればよいか迷う人が多いようです。

この記事では、身近な人の上棟式に招かれたときの疑問について解説します。棟上げ祝いの相場や好適品、上棟式のお呼ばれマナーも参考にしてください。

身内の棟上げ祝いはいくら包む?

蝶結びのご祝儀袋を渡す女性 棟上げ 祝い 身内

身内の「棟上げ祝い(むねあげいわい)」には、どの程度のお祝いを包めばよいのでしょうか。お祝いの相場や、お祝いの品について紹介します。

お祝い金を包むなら「5,000円~1万円」が相場

兄弟や親戚などの身内に「棟上げ祝い」を包むのであれば、5,000円~1万円が一般的な相場といわれています。

ただし、相場については地域性による差があることがほとんどです。また、親族間で贈答ルールを取り決めている場合もあるので、事前に実家の両親などに確認しておくのが安心です。

「上棟式(じょうとうしき)」に身内が招待されると、施主からお弁当を振舞われたり、帰りに手土産をもらうことが多いでしょう。

招待客から贈る上棟祝い金は、「施主から振る舞われる金額に、心づけを足したもの」と考えると分かりやすいでしょう。

棟上げは正式な慶事なので、お祝い金はご祝儀袋(のし袋)に包んで贈りましょう。

上棟祝いにふさわしいご祝儀袋は、水引が、何度あっても喜ばしい慶事を表す「紅白・蝶結び」のものです。

ご祝儀袋の表書き(贈り物の名目)は「祝上棟」「上棟式御祝」や「御祝」などが一般的です。

また、相場よりも少額のお祝いを包む場合は、白い封筒に「こころばかり」や「松の葉」と書くとよいでしょう。

「祝酒」を用意するケースも

棟上げ 祝い 身内

上棟式におけるお祝いの渡し方は、地域性や慣習などが強く影響します。

地域によっては、お祝い金の代わりに「祝酒」を渡し、後に「新築祝い」としてお金を贈るケースもあります。

一方、上棟式の際に「お祝い金」と「祝酒」の両方を渡すケースもあります。そのため、事前に家族や親族に上棟式のお祝いマナーについて確認しておくと安心です。

そもそも「棟上げ」とは?

上棟式とは?

「上棟式」は、家の「棟上げ(むねあげ)」をお祝いする行事ですが、そもそも「棟上げ」とはどのような意味なのでしょうか? 「上棟式」を行う理由を確認しておきましょう。

家屋の骨組みを作り上げること

木造住宅を建てる際、柱や梁など、家の骨組みを作り上げる「棟上げ」という作業が行われます。

作業の最後には、屋根に「棟木(むなぎ)」と呼ばれる水平材を収め、これをもって家屋の骨組みが完成となります。このことから、作業全体が「棟上げ」と呼ばれています。(※)

棟上げは、家の基礎となる部分を作り上げる重要な作業で、1日で一気に組み上げるのが一般的です。そのため、他の現場で働いている大工さんも集められるなど、多くの大工さんの手によって行われます。

(※)「棟上げ」は「建前」や「上棟」と呼ばれることもあります

同日に行われる「上棟式」

棟上げ 祝い 身内

「上棟式」は、無事に棟上げが済んだことをお祝いし、これからの工事の安全を願う儀式です。

また、棟上げを行ってくれた大工さんたちに、施主から感謝を伝える場でもあります。

上棟式は棟上げの作業が終わってから開催されるため、夕方から行われるのが一般的です。

≪上棟式の流れ≫

1:用意した祭壇に供え物を準備する
2:神主、もしくは棟梁が土地を清める儀式を行う
3:棟梁や現場監督が、工事の安全祈願の挨拶を行う
4:施主が上棟式を迎えられた感謝の挨拶を行う

上棟式のあと、参列者に食事や酒がふるまわれるのが一般的な慣わしです。
地域によっては、屋根の上からお餅やお金をまく「餅まき」を行う慣習もあります。

「地鎮祭」との違い

家を新築する際に行う儀式には、「地鎮祭(じちんさい)」というものもあります。

「地鎮祭」は、着工時に行われるもので、その土地の氏神様に対し、家を建てることへの許しを請う儀式です。

神主を招いて行われるのが一般的で、これから始まる工事が安全に行われることや、家の繁栄を願って行われます。厄払いや縁起を担ぐ意味も大きいようです。

上棟式における祝酒

棟上げ 祝い 身内

上棟式に招待されると、お祝いとして日本酒を贈ることが古くからの慣習になっています。なぜ他の品物ではなく日本酒を贈るのでしょうか。

日本酒を2本用意する理由

棟上げ 祝い 身内 日本酒

昔から神様にお供えする「御神酒(おみき)」には清酒が用いられてきました。

儀式が終わったあとにお供えした御神酒をいただくことで、御神酒に宿った神様のご利益をいただけると考えられています。そのため、お祝いには日本酒を贈るのが一般的です。

棟上げのお祝いに日本酒を贈る場合は、一升瓶を2本用意するのが礼儀とされてきました。

諸説ありますが、2本贈る理由は一升瓶を家の柱に見立てて「一本柱では家が建たない」ためともいわれています。

ほかにも、一升瓶2本を紐で括った形を、お祝いで用いられる角樽(つのだる)に見立てているという説もあります。

日本酒以外も! 人気の「棟上げ祝いおすすめ品」を紹介

川沿いのテーブルに置かれたビール 棟上げ 祝い 身内

基本的に、上棟祝いの品は「施主がその場ですぐ参加者に振る舞いやすいもの」という視点で選ぶといいでしょう。

棟上げ祝いの招待客は、日本酒を贈るのが慣わしとされてきました。しかし、近年ではビール・ワイン・ジュース・お菓子などを持参するケースも増えてきました。

招待された人がみんな日本酒を持参すると日本酒ばかりが集まって施主が困ることや、お酒を飲めない人への配慮が優先されるようになってきたようです。

工事関係者や参列者にその場ですぐ配れるという点で、缶ビールの詰合せなどがお祝いに歓迎されるでしょう。

上棟式の当日にクルマで来る人が多い場合や、施主の家庭に子どもがいるなら、高級感のあるジュースを贈るのも気が利くチョイスになります。

以下に、上棟式のお祝いにおすすめの品をご紹介します。

棟上げ祝いの品を贈るのし(熨斗)マナー

新築祝い カタログギフト のし

棟上げのお祝いにお酒や食べ物を贈る場合、のし紙を付けるのがマナーです。

日本酒を贈る場合は、基本的に2本一緒に包装し、上からのし紙をかけます。熨斗紙は先述したように、必ず紅白蝶結びの水引のものにしてください。

ビールやジュースを贈る場合も、箱の上に熨斗紙をかけましょう。

熨斗紙の表書きは、ご祝儀袋と同じく「祝上棟」「上棟式御祝」や「御祝」と記載します。

贈り主である自分の名前は、表書きよりもやや小さめの文字で、表書きの下に名入れします。

名入れは苗字だけでもフルネームでも、どちらでも構いませんが、身内だと「贈り主と施主の苗字が同じ」ということもあるでしょう。その場合はフルネームにしておいたほうが分かりやすく親切です。

棟上げのお祝いに関する気になる疑問

榊に紙垂を付けた玉串 棟上げ 祝い 身内

プライベートにおいて、上棟式に参列する機会はあまり多くないものです。棟上げをお祝いする立場から見て気になる疑問を解説します。

「上棟式」に参列する際の服装マナー

上棟式は正式なお祝いの儀式です。そのため、参列する際はフォーマルもしくはセミフォーマルなどのきちんとした服装で臨むことをおすすめします。

男性の場合は、ジャケットにネクタイを締めた服装が定番です。女性の場合は、肌の露出を抑えた、落ち着いたワンピースやアンサンブル、パンツスタイルがおすすめです。

当日は写真撮影を行う可能性もあります。服装だけでなく髭やメイクなど、身だしなみにも気を配るのを忘れないようにしましょう。

「上棟式」を欠席する場合

上棟式に招待されても、欠席しなければいけないこともあるでしょう。その場合は、出席できない旨を正直に伝えましょう。

欠席する場合でも、招待された場合はお祝いを贈った方がよいという考えもあるため、年上の親族に考えや地域の慣習について確認しておくと安心です。

兄弟など近い身内の場合、今後も長くお付き合いが続いていくことを踏まえ、欠席する場合でもお祝いの気持ちは伝えるなど丁寧な対応を心がけましょう。

「棟上げ祝い」と「新築祝い」は両方渡すの?

ソファに並んで考えている男女 棟上げ 祝い 身内

身内の上棟式に招待された場合、「棟上げ祝い」を贈りますが、新居が完成したら「新築祝い」も渡すべきなのでしょうか?

二つのお祝いに関して、明確なルールはありません。贈り方に迷ったら、家族や親戚に相談するようにしましょう。

「新築祝い」には、新築に掛かる大きな金銭負担を周囲が少しでも助けようという意味があり、「棟上げ祝い」とは贈る意味合いが異なります。そのため、両方贈った方がよいという考え方も存在します。

もし、どちらも贈るのであれば、「棟上げ祝いにはお酒、新築祝いにはお祝い金」など、贈り方を工夫するのがおすすめです。

上棟式にふさわしい棟上げ祝いの品で身内の門出をお祝いしよう

棟上げ 祝い 身内

棟上げの完了と工事の安全を願う「上棟式」は、施主にとって門出の日ともいえます。

招待されて参列する側も新居の完成を楽しみにしながら、上棟式ではふさわしい贈り物でお祝いしましょう。

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