喪主として葬儀を執り行った際、特に対応に迷うのが「葬儀後にもらった香典へのお返し」でしょう。
事情があって告別式に参列できなかった方が、後日に葬家の仏壇にお参りされ、香典を供えてくださることはよくあります。
日にちが経ってから、香典が郵送で送られてくることもあるでしょう。
喪主側はその度に対応が必要となりますが、「すぐに香典返しを贈ったほうがいいのか?」など気になりますよね。
今回の記事では葬儀後にいただいた香典へのお返しマナー、品物の贈り方をご紹介します。
目次
葬儀後にもらった香典にお返しを贈る時期
「通夜や葬儀に参加したかったけれども、都合が悪く参加できなかった」という方から、後日香典をいただくことがあります。
- 自宅の仏壇にお参りに来られたとき
- 職場で会ったとき
に渡されることが多いようです。
では、葬儀後に香典をもらったタイミング別にみていきましょう。
1.葬儀後~忌明け(四十九日)前に香典をもらった場合
香典返しは、忌明けと呼ばれる「命日から数えて四十九日目」が過ぎてから贈るのが基本です。
無事、故人を仏様のもとへ送り出せたという報告を兼ねて、香典をくださった方に品物をお贈りするのです。
香典をもらったタイミングが「葬儀後~忌明け(四十九日)まで」なら、香典返しは忌明け(四十九日)後、一か月以に贈るとよいでしょう。
2.忌明け後(四十九日過ぎ)にもらった場合
四十九日(忌明け)法要を過ぎてから香典をもらった場合は、なるべく早めに香典返しを行うことが基本。
遅くとも10日以内にはお返しの品を贈ることをおすすめします。
本来なら香典をいただいた相手の家に、直接持参してお礼を述べながら手渡しするのが正式なマナーです。
しかし現代では直接訪問するのが難しいケースが多いため、郵送でお届けしても失礼には当たりません。
梱包方法など郵送時の注意点は、このあとご紹介します。
3.香典返しを「即日返し」にした場合
地域によっては、葬儀当日参列者からいただいた香典にその場で香典返しを渡す「即日返し」の慣習があります。昨今では全国的にも広まってきました。
即日返しを行った場合、葬儀が済んだ後も自宅まで香典を持参する方がいらっしゃることを想定しておきましょう。
1.葬儀後~忌明け(四十九日)前に香典をもらった場合は「忌明け(四十九日)後、一か月以内」
2.忌明け後(四十九日過ぎ)にもらった場合は「遅くとも10日以内」
と覚えておきましょう。
追加の香典返しを手早く準備するなら、ネット通販のギフト専門店がおすすめです。
お返し品をパソコンやスマホで選ぶことができ、さらにお相手の自宅まで直送してもらえるので、素早い香典返しができます。
いざ香典返しが必要になったとき慌てないように、お返し品のあたりを付けておくのもよいでしょう。
葬儀後の香典返しでも、相場やふさわしい品は同じ
香典返しの相場はいただいた香典額を元に、地域の慣習や相手との関係に合わせて「半返し」もしくは「3分の1返し」にするのが一般的です。
高額の香典をいただいたときは、1/3あるいは1/4程度の品をお返しすることもあります。
香典返しの相場は、葬儀後にもらった香典へのお返しであっても変わりません。
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香典返しにおすすめの品物
葬儀後、忌明け(四十九日)過ぎに香典をもらったら場合、急ぎで品選びをしなければなりません。
10日以内に先方に届くよう手配するとなると、自宅にいながらパソコンやスマホで注文できるネット通販は重宝します。
香典返しにふさわしい品は、以下の通りです(※青文字をクリックすると、おすすめの品物がご覧いただけます)
※青文字をクリックすると、おすすめの品物がご覧いただけます
急ぎで香典返しを贈る人にカタログギフトが選ばれている
香典返しに、先方が好きなものを選べる弔事用カタログギフトを贈る人が増えています。品選びの時間がないときは、なおのこと重宝するでしょう。
- 価格帯が細かく分かれているため、いただいた香典額に釣り合う品をすぐ見つけられる
- 贈った金額が先方に分からない
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といった声が多数。今一番、満足度の高い返礼品といえるでしょう。
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忌明けが近い、または忌明け後に、なるべく急いで贈りたい場合は、先方にカタログギフトを直送してもらえるネット注文が便利です。
ギフト専門店「GIFTA(ギフタ)」では、13時までの注文で当日出荷、13時以降でも翌営業日とスピーディーにお届け。
カタログギフトはお得なメール便でお届け。メール便で送れないサイズのものは宅配便で配送します。
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「どんな品物が先方に届くのか事前に知っておきたい」という方は、画面上の電子カタログで中身をご確認ください。無料の実物サンプルを取り寄せることも可能です。
後からもらった香典のお返しマナー【のし】
香典を後からもらった場合、すぐ品物を贈り届けるため郵送を選ぶことが多いでしょう。
直接手渡しするのではなく、郵送や宅配便で香典返しを発送するのは失礼に感じる方もいるかもしれません。
しかし、冠婚葬祭のあり方も時代とともに変遷しており、今では香典返しを郵送や宅配便で贈るのは当たり前になりました。
ただし、その送り方には一定のルールやマナーがあるので気をつけておきましょう。
香典返しの掛け紙(のし)
遅れてもらった香典のお返しにも、「掛け紙」(のし紙)を付けるのがマナーです。香典を頂いた時期に関わらず、香典返しは正式な贈答品であるからです。
掛け紙(のし)は、黒白、または黄白の水引が印刷された掛け紙を使います。
関西では黄色の水引を使うことが多いといわれています。
表書きは上段中央に「志」「粗供養」と記入するのが一般的。関西では「満中陰志」と書く地域があります。
下段中央には、喪主の苗字を書きましょう。
香典をもらったタイミングが「四十九日前」「四十九日後」であっても、のし(掛け紙)の表書きは同じです。
表書きは宗教や地域によって異なるので、あらかじめ確認しておくと安心です。
郵送するなら掛け紙は「内のし」が基本
ゆうパックや宅配便の送り状を、のし(掛け紙)に直接貼るのはマナー違反。
写真のように品物を包装したあと、のしをかけることを「外のし」といい、郵送する際にはふさわしくありません。
品物に直接のしをかけ、その上から包装紙でつつむ「内のし」にしましょう。
「外のし」にして、別の新しい紙袋(ゆうパックや宅配便の袋など)に納めるのもよいでしょう。
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香典返しを郵送するなら必ずお礼状を【挨拶状例文あり】
先に述べたように、本来香典返しは直接訪問してお礼とご報告をするものでした。
近年では、香典返しの形式は配送に変わりつつあり、その挨拶に変わるものとしてお礼状(挨拶状)を添える必要があります。
弔意や香典に対する感謝の言葉、そして法要を無事終えたことを報告するためにお礼状が必要なのです。
葬儀後お礼状の文例
葬儀後に頂いた香典へのお礼状は
- 葬儀後にもかかわらず、香典を包んでくださったことへのお礼
- 法要を無事終えたことの報告
- 香典返しの品をお送りするので受け取ってほしい旨
- ご挨拶を書面で済ませることのお詫び
これらの内容を盛り込むのが基本です。
よくある挨拶状の文例は、会葬に対してのお礼が書かれていることがほとんどです。
「ご多忙の中にも関わらずに御会葬を頂きまして」など、葬儀に参列したことへのお礼文が入っていると、相手に恐縮させてしまう可能性があるため注意が必要です。
【葬儀後の香典に対するお礼の文例】
謹啓
先般父〇〇永眠に際し、ご丁重なる御厚志を賜りまして誠に有難く厚く御礼申し上げます
父が生前賜りましたご厚情に深く感謝謝いたします
供養のしるしに心ばかりの品をお届け申し上げました
何卒ご受納いただきますようお願い申し上げます
本来であれば拝謁のうえにて御礼申し上げるべきとは存じますが失礼ながら書中をもって御挨拶申し上げます
皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます
敬白
令和 〇〇年 〇月 〇日
喪主 〇〇〇〇〇
このような文面であれば、香典を頂いたことに対してのお礼のみ書かれているため、家族葬・葬儀に参列していない方への香典返しにも使用できます。
浄土真宗においても使用できる文面ですのでぜひ参考にしてください。
神式・キリスト教式は、太文字の箇所「供養のしるし」を「偲草のしるし」と書きかえればよいでしょう。
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お礼状・掛け紙(のし)・包装はGIFTA(ギフタ)におまかせ
ギフト専門店「GIFTA(ギフタ)」では、香典返しに添えるお礼状をはじめ、掛け紙(のし)・包装も無料でお付けして、お相手のご自宅まで直送しています。
「挨拶の文章を考えるのが苦手」「お礼状の紙も筆ペンも準備する時間がない」という方にも好評です。
あらかじめ用意されている定型文例は20種類。この文例をもとに、自由に編集もできるので
- 一から文章を作成しなくてよいので手間が省ける
- 法名(浄土真宗における戒名)を入れたい
- 香典だけでなく、供花に対してもお礼を伝えたい
- 喪主と、喪主の兄弟、連名でお贈りしたい
といったオリジナルの挨拶状づくりもおまかせください。
ご遺族に手間・負担をかけることなく、お相手に感謝の気持ちを伝えられるようGIFTA(ギフタ)がお手伝いいたします。
葬儀後にもらった香典への対応【まとめ】
葬儀を終えた後に受け取った香典へのお返しについて、注意点をご紹介しました。
香典返しは、親族や友人・知人からいただいた香典への返礼品であるとともに、法要を無事終えた報告も兼ねているため、忌明け(四十九日)後に贈ることが一般的です。
葬儀後に遅れていただいた香典は、忌明け前か後かで対応が違ってきます。
- 忌明け前…葬儀に参列した方と同様、忌明け後1か月以内に品物を贈る
- 忌上げ後…香典が届いてから10日以内に品物を贈る
といった対応で問題ありません。
「香典返しが追加で急に必要になった」という場合は、ギフト専門店「GIFTA(ギフタ)」におまかせください。
掛け紙(のし)、お礼状・挨拶状、包装無料で先方までお届けします。
今回ご紹介した情報を弔事マナーの参考としてお役立てください。
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