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hirataのロゴ

hirata(ヒラタ)

hirata
鞄産業が盛り上がる中、革加工をスタート

鞄産業が盛り上がる中、革加工をスタート

創業者の平田好之前社長がhirataを設立したのは1988年(昭和63年)のこと。この翌年、豊岡は日本の鞄生産量の80%のシェアを誇るまでに成長し、盛り上がりをみせている時期でした。ただし、hirataが手がけていたのは鞄ではなく素材の加工です。コンピュータミシンを使った部分縫製のほかに革の鋤(す)きや裁断を行ない、鞄の取っ手なども製造していました。

他の豊岡鞄メーカーとは競合したくない

他の豊岡鞄メーカーとは競合したくない

現在の平田俊作社長が家業に入ったのは2008年頃で、豊岡鞄が地域ブランドの認定を受けた2年後のことでした。革小物の製造をメインにした理由は、これまで革加工の仕事をいただいていた豊岡鞄メーカーと競合したくなかったからだそうです。

有名デザイナーの個性派ウォレットも製造

有名デザイナーの個性派ウォレットも製造

以前、有名デザイナーと豊岡鞄のコラボ商品をメーカー各社で発売するプロジェクトがありました。hirataは財布などの小物を担当。現在は、ほぼ廃盤となっている商品ですが、非常に個性的なデザインの長財布などがつくられ、技術力の高さを見せつけました。

できる限り豊岡鞄を盛り上げていきたい

できる限り豊岡鞄を盛り上げていきたい

「子どもの頃は、すぐ近くで父親の仕事を見ていましたから、なんとなく鞄があるなぁというぐらいの感覚でした。でも、いまは組合が大きく動き、豊岡鞄の名前も大きくなっています。自分たちも、できる限り盛り上げていきたいと思います」(平田俊作社長)

~ 企業探訪 ~
知られざる企業の魅力をお伝えします

取材クルー

取材担当・レポーター

新垣 大

スタッフレポート

厳選した小物類のみの製造であるため、少数精鋭体制をとっているhirataさん。ひとり何役もこなすという平田俊作社長の熱いトークがとても印象的でした。

スタッフメモ
完成度の高さが認められてIDケース600個を受注!
hirataの商品

完成度の高さが認められてIDケース600個を受注!

革加工を担当する一方で、営業や小物の製造もこなす平田社長。もちろん、JUKIの工業用ミシンの前にも座ります。

以前、某有名カーディーラーから記念ノベルティとしてIDケースの発注がありました。そのときの受注数は、なんと600個!周年記念品として社員にお配りするもので、平田社長以下の社員総出で大量のIDケースをつくったそうです。

hirata ブランド一覧

rata

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(ラタ)

姫路のタンナーから仕入れたレザーで、身近なアイテムを緻密に製造。

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