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【家族葬】訃報のお知らせの例文を紹介。タイミングとマナーについても解説

更新日:2024年5月7日

人が亡くなった知らせを「訃報」といいます。

近年増加している家族葬ですが、「訃報はいつ知らせるの?」「伝え方は一般葬とは違うの?」とお困りではありませんか。

この記事では、家族葬における訃報連絡のタイミングと伝え方について、例文を添えて解説します。

家族葬での訃報のお知らせについてお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。

家族葬では訃報を知らせるタイミングを使い分ける

家族葬での訃報を知らせるタイミング

参列者を限定する家族葬では、誰に参列してもらうのかによって、「葬儀前」または「葬儀後」と、タイミングを変える必要があります。

訃報を葬儀前に知らせる人は「葬儀に参列してもらう人」が基本です。

これは予期せぬ弔問客を防ぐためでもあります。

「葬儀への参列をお願いしない人」には、葬儀を終えてから訃報を知らせることが、葬儀をスムーズに執り行うポイントとなります。

なお、三親等以内の親族には、参列を遠慮してもらう場合でも、事前に訃報を伝えるのがマナーです。

それぞれ詳しく解説していきます。

葬儀前

電話をかける男性

「葬儀への参列をお願いする人」には、できるだけ早く訃報を知らせることが望ましいでしょう。

しかし、家族が亡くなった直後の段階では、葬儀の日程等の詳細が決まっていないことがほとんどです。

そのため、まずは亡くなったことを取り急ぎ伝え、別途、葬儀の詳細を連絡します。

<亡くなった直後に伝えること>

  • 誰が、いつ亡くなったのか
  • 故人との関係性
  • 死因(病気のため、不慮の事故で、など簡潔に。無理に伝えなくてもよい)
  • 連絡先

<葬儀の詳細が決まった後に伝えること>

  • 家族葬で執り行うこと
  • 通夜、葬儀の日程と場所
  • 喪主の名前と故人との間柄
  • 香典、供花等の辞退の意向があれば伝える

親族には葬儀の前に訃報を知らせる

三親等以内の親族には、葬儀への参列を依頼しない場合も、事前に訃報を伝えるのがマナーです。

相手が高齢であることや、遠方に住んでいる、疎遠になっているなどの理由で葬儀への参列を遠慮してもらう場合には、

  • 誰が、いつ亡くなったのか
  • 死因(病気のため、不慮の事故で、など簡潔に。無理に伝えなくてもよい)
  • 香典、供花等の辞退の意向があれば伝える

のほか、「近親者のみの家族葬で済ませる予定」であることを確実に伝えましょう。

故人と遺族の勤務先にも事前に連絡する

近親者のみで執り行う家族葬でも、故人の会社と故人の家族の会社への葬儀前の連絡は必須です。

故人が会社員であった場合は、退職等の手続きが必要となりますし、遺族の場合は忌引き休暇の申請が必要となります。

手続きや処理が間に合わない事態を防ぐためにも、会社には迅速に連絡をしましょう。

葬儀後

カレンダー

葬儀への参列の案内をしなかった関係者には、葬儀を終えてから訃報を知らせます。

事後報告は、初七日までに行うのが好ましいとされています。

しかし、気持ちが落ち着かなかったり、さまざまな対応に追われて手が回らなかったりすることもあるはず。

そういった場合には、遅くとも四十九日までに済ませるとよいでしょう。

<事後報告で伝えるべきこと>

  • 誰が、いつ亡くなったのか
  • 故人との関係性
  • 死因(病気のため、不慮の事故で、など簡潔に。無理に伝えなくてもよい)
  • 葬儀は故人の遺志により家族葬で執り行ったこと
  • 事後報告になったことのお詫び
  • 弔問や香典辞退の意向があれば伝える

近年、家族葬が増加しているとはいえ、「近親者のみが参列する」という知識が世間に広く認知されているとはいえません。

「なぜ葬儀によんでくれなかったのか?」といったトラブルを防ぐためにも、「故人の遺志で家族葬にした」ことや、「訃報のお知らせが遅れたことのお詫び」を失礼のないよう、丁寧に伝える必要があるでしょう。

葬儀前|【相手別】訃報のお知らせ例文

訃報のお知らせ 例文 葬儀前

ここからは、訃報のお知らせの例文を、伝える相手別にご紹介します。

訃報をどう知らせるべきか迷った際には、以下の例文を役立ててみてください。

親族への伝え方

親族へ連絡する場合は、迅速かつ確実に伝えられる電話が最適です。

取り急ぎ亡くなったことを知らせ、葬儀の詳細を改めて連絡するとスムーズに要件を伝えられます。

葬儀の詳細は電話だけでなくメールでも送ると、視覚的に内容を確認できて、伝達ミスを防げるでしょう。

参列者や参列しない人が混乱しないよう、香典などを辞退する場合はその旨を忘れずに伝えましょう。

参列をお願いする場合

<電話 例文>

ご無沙汰しております。

〇〇の長男の〇〇です。

病院で闘病しておりました父が、本日早朝に息を引き取りましたので取り急ぎご連絡させていただきました。

葬儀は家族葬で執り行う予定ですが、〇〇さんにはご参列いただきたいと思っております。

日程などの詳細が決まりましたら、改めてご連絡いたします。

何かありましたら、私の携帯電話〇〇〇-〇〇〇〇-〇〇〇〇までご連絡ください。

よろしくお願いいたします。

<電話 例文>

先ほどお伝えした父の葬儀の件ですが、葬儀日程が決まりましたのでご連絡いたします。

お通夜は、〇月〇日〇時から、告別式は〇日〇時から、△△斎場にて執り行い、喪主は私が務めます。

近親者のみの家族葬ですので、香典は辞退させていただきます。

何かありましたら、私の携帯電話〇〇〇-〇〇〇〇-〇〇〇〇までご連絡ください。

よろしくお願いいたします。

<メール 例文>

件名 葬儀日程の件

〇〇様
先ほどご連絡しました父〇〇の葬儀の詳細についてご案内申し上げます

通夜     〇月〇日〇時より
葬儀告別式  〇月〇日〇時より
会場     〇〇斎場
住所             〇〇〇〇〇
電話番号       〇〇〇-〇〇〇〇-〇〇〇〇
喪主     〇〇〇〇(長男)

尚この度の葬儀につきましては故人の遺志により家族葬にて執り行います
誠に恐縮ではございますが 御香典 供花等のご厚志につきましては辞退いたします

〇〇〇〇(喪主名)
住所 〇〇〇〇〇
電話 〇〇〇-〇〇〇〇-〇〇〇〇

参列を遠慮してもらう場合

<電話 例文>

ご無沙汰しております。

〇〇の長男の〇〇です。
昨年より闘病しておりました父が、本日早朝に息を引き取りましたので取り急ぎご連絡させていただきました。

〇〇様には父が大変お世話になり、本当にありがとうございました。

生前のご厚誼に深く感謝申し上げます。

大変恐縮ですが、葬儀は生前の父の希望により、家族のみで行います。

ご香典、供花に関しましても、故人の遺志により辞退させていただきます。

どうぞご理解いただければと存じます。

<メール 例文>

件名 〇〇他界のお知らせ

〇〇様
かねてより病気療養中であった父〇〇が 令和〇年〇月〇日 〇歳にて永眠致しましたことをお知らせ致します

尚葬儀につきましては故人の遺志により家族葬にて執り行います

誠に勝手ではございますが 御参列 御香典 御弔電 供花等のご厚志は辞退いたします

大変恐縮ではございますが ご理解いただけますよう宜しくお願い申し上げます

取り急ぎメールでのご連絡となり 失礼の段ご容赦くださいませ

〇〇〇〇
住所 〇〇〇〇〇
電話 〇〇〇-〇〇〇〇

知人・友人への伝え方

紫を基調とした供花

知人・友人への事前報告は、参列をお願いする人のみに留め、それ以外の人には葬儀を終えた後に連絡するのがよいでしょう。

以下は、参列をお願いする友人に向けた例文です。

<電話 例文>

突然のご連絡失礼いたします。

〇〇の長男の〇〇です。

昨年より病院で闘病しておりました父が、本日早朝に息を引き取りました。

葬儀は家族葬で執り行う予定ですが、〇〇さんにもご参列いただければ父も喜ぶと思います。

日程などの詳細が決まりましたら、改めてご連絡いたします。

何かありましたら、私の携帯電話〇〇〇-〇〇〇〇-〇〇〇〇までご連絡ください。

<電話 例文>

先ほどお伝えした父の葬儀の件ですが、葬儀日程が決まりましたのでご連絡いたします。

お通夜は、〇月〇日〇時から、告別式は〇日〇時から、△△斎場にて執り行い、喪主は私が務めます。

近親者のみの家族葬ですので、香典は辞退させていただきます。

何かありましたら、私の携帯電話〇〇〇-〇〇〇〇-〇〇〇〇までご連絡ください。

よろしくお願いいたします。

<メール 例文>

件名 葬儀日程について

〇〇様
先ほどご連絡しました父〇〇の葬儀の詳細についてご案内申し上げます

葬儀は家族葬で執り行いますが 〇〇様にもご参列いただきたくお願い申し上げます

通夜    〇月〇日〇時より
葬儀告別式 〇月〇日〇時より
会場    〇〇斎場
住所          〇〇〇〇〇
電話番号    〇〇〇-〇〇〇〇-〇〇〇〇
喪主    〇〇〇〇(長男)

誠に勝手ながら 故人の遺志により 御香典 供花等のご厚志は固く辞退いたします

喪主 〇〇〇〇
住所 〇〇〇〇〇
電話 〇〇〇-〇〇〇〇-〇〇〇〇

勤務先への伝え方

固定電話

故人が会社員であった場合は、故人の勤務先にもなるべく早く一報を入れる必要があります。

忌引き休暇の申請が必要となる、遺族の勤務先にも必ず連絡をしましょう。

家族葬では、香典や弔電、供花などを辞退するケースが多くあります。

香典などを辞退する意向の場合は、その旨を明確に伝えましょう。

故人の勤務先

<電話 例文>

いつもお世話になっております。

〇〇部〇〇課の長男〇〇と申します。

かねてより病気療養中のため入院しておりました父〇〇が、今朝息を引き取りましたのでご連絡申し上げます。

葬儀は故人の遺志により近親者のみの家族葬にて執り行う予定です。

恐れ入りますが、ご弔問、ご香典などのご厚志につきましても辞退させていただきます。

△△社の皆様におかれましては、生前のご厚誼に深く感謝申し上げます。

何かありましたら、私の携帯電話〇〇〇-〇〇〇〇-〇〇〇〇までご連絡くださいますようお願いいたします。

<メール 例文>

件名 【訃報】〇〇〇〇他界のお知らせ

△△株式会社
〇〇部 部長 〇〇様

先だってご連絡申し上げた通り〇〇部〇〇〇〇が病気療養中に他界しましたため 下記のとおりご連絡いたします

死亡者氏名 〇〇〇〇(享年〇歳)
死亡日時  〇月〇日〇時〇分

この度の葬儀は故人の遺志により近親者のみの家族葬で執り行います

誠に恐縮ではございますが 御参列 御香典 供花などのご厚志は固く辞退させていただきます

△△社の皆様におかれましては 生前のご厚誼に深く感謝申し上げます

喪主 〇〇〇〇(長男)

連絡先
電話番号 〇〇〇-〇〇〇〇-〇〇〇〇
E-mail △△△@〇〇〇

故人の家族の勤務先

<電話 例文>

おはようございます。

〇〇課の〇〇です。

突然ですが、今朝父が亡くなりました。

葬儀のため、〇月〇日~〇月〇日まで忌引き休暇をいただきたくお願いいたします。

葬儀は故人の遺志により近親者のみの家族葬にて執り行います。

大変恐縮ですが、葬儀へのご参列、ご香典などのご厚志は辞退させていただきます。

急なことでご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

<メール 例文>

件名 訃報・忌引き連絡

〇〇部 部長 〇〇様

病気療養中だった父が今朝他界しましたので下記のとおりご連絡いたします

死亡者氏名 〇〇〇〇
続柄    父
死亡日時  〇月〇日〇時〇分

葬儀のため忌引き休暇を取得したく 葬儀に関してもご連絡いたします

通夜   〇月〇日〇時
告別式  〇月〇日〇時
会場   〇〇斎場
住所   〇〇〇〇
電話番号 〇〇〇〇

葬儀は近親者のみの家族葬で執り行うことになりました

誠に恐縮ですが 故人の遺志により葬儀への御参列 御香典 供花等のご厚志は辞退いたします

何卒よろしくお願い申し上げます

〇〇〇〇

葬儀後|訃報のお知らせ例文

訃報のお知らせ 例文 葬儀後

葬儀を終えてから関係者に訃報を知らせるには、ハガキなど書面で連絡するのが一般的です。

電話番号がわかる場合や、直接伝えたい場合は、電話で伝えても問題ありません。

故人が町内会など自治会に属していた場合は、会長に連絡をして、回覧板で周知してもらうといった手もあります。

町内会のルールや慣例にならって対応するとよいでしょう。

<電話 例文>

突然のお電話失礼いたします。

〇〇の長男の〇〇です。

かねてより病気療養中だった父が〇月〇日に他界しまして、ご連絡いたしました。

父の意向もあり、葬儀は〇月〇日に、近親者のみの家族葬で執り行いました。

生前父がお世話になったにもかかわらず、このような形でのご連絡となり大変申し訳ありません。

故人の遺志により、弔問・香典も辞退させていただきます。

生前のご厚誼に感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

<ハガキ 例文>

父 〇〇〇〇儀

かねてより入院加療中でありましたところ 去る令和〇年〇月〇日に〇〇歳の生涯を閉じました

ここに謹んでご通知申し上げます

葬儀は故人の遺志により 〇月〇日に近親者のみの家族葬で執り行いました

本来ならば早速申し上げる処でございましたが ご通知が遅れましたこと深くお詫び申し上げます

なお 誠に勝手ではございますが 弔問 香典 御供につきましても故人の遺志により固く辞退申し上げます

ここに生前のご厚誼に深謝し 厚く御礼申し上げます

令和〇年〇月〇日
〒〇〇〇-〇〇〇〇
〇〇県〇〇市〇〇区〇〇〇〇 喪主 〇〇〇〇

訃報のお知らせを書く際に気を付けたいマナー

ハガキと筆を握る手

訃報を知らせる挨拶状を書く際には、相手に失礼のないよう、気を付けたいマナーがあります。

以下の注意点に気を付けて、丁寧な報告を心掛けましょう。

<縦書き>

弔事の挨拶状は、縦書きで作成するのが基本です。

<最初の一文字を下げない>

通常、文章を書く際には冒頭の文字を一段下げて書き出しますが、挨拶状では下げません。

<時候の挨拶はいらない>

ビジネスではよく使う時候の挨拶ですが、短く簡潔に内容を伝えるためにも、訃報を知らせる場合には不要です。

<句読点はつけない>

訃報を知らせる挨拶状では、句読点は使用しないのが通例です。句読点の代わりにスペースを活用しましょう。

<忌み言葉、重ね言葉は使わない>

不幸が続くことを連想させる、忌み言葉や重ね言葉を避けるのがマナーです。

訃報を知らせる連絡手段は相手によって使い分ける

パソコンを前にスマホを操作する手

訃報を知らせる手段は、伝えるタイミングと相手によって使い分けることをおすすめします。

事前報告では、早く確実に伝えられる電話がよいでしょうし、事後報告では、伝える相手との関係性によって伝える方法を変えてもよいでしょう。

電話・FAX

最も早く、確実に訃報を伝えられるのが電話です。

相手の反応を感じ取れる電話は、訃報を伝えるのに最適な手段といえます。

お年寄りなど、耳が不自由な方へ連絡する際には、FAXを活用すると間違いがないでしょう。

メール

たくさんの人への連絡に便利なのがメールです。

事前報告の場合、電話で迅速に訃報を伝えた後、葬儀の詳細について、メールを送れば聞き間違いを防げます。

事後報告で、仕事関係の人に訃報を知らせる場合などは、メールを活用することで、さほど手間をかけずに済むでしょう。

しかし、電話やハガキに比べるとカジュアルな印象を与えてしまうため、送る相手を見極めて、失礼のない対応をする必要があります。

また、多数の人に送る場合でも、マナー違反だと感じる方が多い一斉送信は避けるべきでしょう。

ハガキ

相手に届くまでに時間を要するハガキは、葬儀までに日数がある場合を除いて事前報告には向いていません。

葬儀を終えてから訃報をお知らせする、事後報告には有効な手段です。

文書を印刷する手間はかかりますが、相手に丁寧な印象を与えられる方法といえます。

【まとめ】例文を活用して失礼のない訃報のお知らせを

白い供花

家族葬における訃報のお知らせについて説明しました。

参列者が限られる家族葬では、故人のお世話になった方々に失礼のない対応をすることが大切です。

生前の感謝の気持ちがしっかりと相手に伝わるよう、マナーに気を付けて丁寧に対応しましょう。

訃報を知らせる相手に応じて、適切に伝えられるよう、ぜひ例文を参考にしてみてくださいね。

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