今回は「再婚の方に贈るお祝い」をテーマにお伝えします。
再婚の方へ贈る結婚祝いの金額やプレゼントにお悩みの方も多いでしょう。
再婚カップルの中には、結婚式を挙げない方やお祝いを辞退される方など、控えめな方が多くいらっしゃいます。
金額やプレゼント選びについても、再婚カップルならではの事情を考慮することが大切です。この記事では下記の内容をお伝えします。
- 再婚の方へ贈るお祝いの金額相場
- お祝いを辞退された場合の対応
- 再婚の方へ贈るプレゼント選びのポイント&喜ばれる7つのアイテム
人生の再スタートを迎える夫婦にふさわしいお祝いができるよう、ぜひ最後までご覧ください。
目次
再婚の方にもお祝いは必要
結婚のお祝いは、2人の新しい門出を祝福するもの。
基本的には、再婚であっても初婚の方へのお祝いと同じにするのがマナーです。
初婚と再婚のカップルでも、再婚同士のカップルでも、初婚の方への結婚祝いと同じ形で祝福しましょう。
再婚する方へのお祝い金額はいくら?
「再婚の方へのお祝いは初婚のときの半分がよい」と考える方もいらっしゃいます。
しかし、この贈り方はあまりおすすめできません。
もし、相手が同じ考えを持っていない場合、「お祝いの気持ちも半分?」と感じてしまう可能性があるためです。
ここでは、再婚する方へのお祝いの相場について、ケース別に解説します。ご紹介する相場を目安に、失礼のないように準備しましょう。
再婚で結婚式を挙げる
再婚で結婚式を挙げるケースでは、初婚の相場を参考に「ご祝儀」を用意するとよいでしょう。
【結婚式に出席する際のご祝儀金額の相場】
友人 | 3万円 |
職場関係者 | 3万円 |
親族 | 5~10万円 |
再婚の方の中には、一般的なホテルウェディングではなく、レストランのカジュアルウェディングや、パーティー形式を選ぶ方も多いようです。
そういったケースでは、金額が決まっている「会費制」で行われることもあります。会費制パーティーは、招待状に書かれている会費を包むだけでよく、ご祝儀は必要ありません。
しかし、ご祝儀や会費とは別に、お祝いの品を贈りたいと考える方もいらっしゃるでしょう。その場合、相手の負担にならない金額の“ささやかなプレゼント”を贈るのがおすすめです。
結婚式の日にプレゼントを渡すのはマナー違反であるため、結婚式の1週間前まで、あるいは式が終わって落ち着いた頃に渡しましょう。
結婚式のご祝儀を辞退されたら
再婚の方の中には、お祝いをもらうこと自体に恐縮する方もいらっしゃいます。
たとえば、結婚式の招待状に「ご祝儀などのお心づかいはなさいませんようお願い申し上げます」など、ご祝儀不要と伝えられることもあります。これは、「気軽に挙式に参加してもらいたい」という、新郎新婦からゲストへの配慮です。
ご祝儀を辞退されたにもかかわらず、当日ご祝儀を持っていくと、相手は心苦しく感じるかもしれません。日を改めてお祝いのプレゼントを渡したり、配送したりするのがベストな対応です。
その際、「お返しなどのお気づかいは不要です」とメッセージを添えるとよいでしょう。
再婚で結婚式を挙げない・入籍のみ
再婚で結婚式を挙げないケースでも、初婚のお祝い相場を参考にします。
結婚式を挙げない再婚の方には、現金のご祝儀でもプレゼントでも、どちらを贈ってもよいとされています。
【入籍のみ・結婚式なしのお祝い金額相場】
友人 | 1万円 |
職場関係者 | 1万円 |
親族 | 5~10万円 |
注意点として、兄弟や親族などの身内に贈るお祝いは、結婚式に出席する・しないにかかわらず、相場の金額を贈るのが一般的なマナーとされています。
再婚のお祝いを辞退されたら
再婚する方の中には、結婚の報告と同時にお祝いを辞退する方がいらっしゃいます。
辞退するのは社交辞令かもしれませんし、「一度もらっているから」「結婚式をしないから個別にお返しを準備するのが大変」と遠慮していることもあり、理由は人それぞれです。
お祝いを受取るのを辞退されたとはいえ、相手から直接結婚の報告を受けたなら、祝福の気持ちを贈るのが基本的なマナー。
そんなときは5,000円以内を目安に、相手の負担にならない金額のプレゼントを贈るとよいでしょう。
「お返しは不要です」など、相手を気づかう一言を添えて渡すとベストです。
再婚のお祝いに喜ばれるプレゼント選び3つのポイント
結婚のお祝いを選ぶ際は、夫婦2人に喜んでもらえるものや、夫婦の好みにあったものを選ぶのが大前提。
ただし、再婚の方へのギフト選びにはより細やかな配慮が必要です。
再婚の場合、暮らし方や家族構成・年齢はさまざま。
夫婦のライフスタイルを考慮して選ぶことが、喜ばれるポイントになるでしょう。
複数あってもよいものを選ぶ
結婚のお祝いには、「家電」や「キッチン用品」など、新生活をはじめるにあたり必要なアイテムを贈るのが一般的。
しかし再婚の方の場合、このようなアイテムが一通り揃っているケースがほとんどでしょう。
家族構成が大きく変わっていないなら、プレゼントで贈っても、すでに持っているものとかぶってしまうかもしれません。
その一方で、新しい生活のスタートを機に「食器やタオルなど毎日使う日用品は、心機一転買い替えたい」と考える方が多くいらっしゃいます。
暮らしの中で頻繁に使うアイテムや、ストックがあると助かる消耗品などをお祝いに選ぶと喜ばれるでしょう。
家族構成にあった贈り物を選ぶ
子どもがいる方にお祝いを贈るなら、家族みんなで使えるもの・楽しめるアイテムを選びましょう。
家族構成が変わると、買い替えが必要になるものや、買い足さなければならないものが出てきます。日々の暮らしで使う、身近なアイテムを選ぶと喜ばれるでしょう。
夫婦の年齢にあったものを選ぶ
40代、50代で再婚される方も珍しくありません。
一般的に、結婚祝いでは初々しさやかわいらしさがあるものを贈りがちですが、夫婦の年齢に合わせて落ち着いた雰囲気の品を選んだほうがいいこともあるでしょう。
年齢層が高くなると好みやライフスタイルが確立されていて、一般的には「お祝いによい」とされているアイテムが趣味にあわない可能性もあります。
そのような失敗を避けるためには、「好みや欲しいものについて本人たちに直接リサーチする」、あるいは「好みの差が出にくいものを贈る」ことをおすすめします。
縁起には細心の注意を!
再婚のお祝いでは、特に「縁起」に注意が必要です。
慶事では、語呂合わせや用途から、贈り物に避けるべきとされるものがあります。
たとえば、4や9の「忌み数」です。死や苦を連想させるため、ご祝儀の「金額」や「枚数」がこれらの数字にならないよう気をつけましょう。
また、詰め合わせギフトなら入っている品物の「個数」にも配慮すべきです。
そのほか、次のような品物もタブーとされています。
- 刃物…「縁を切る」を連想させるため
- 日本茶…香典返しなどお悔やみごとで使われるため
- ハンカチ…手巾(てぎれ)と書くことから、「手切れ」を連想させるため
さらに、上司や先輩など目上の方には靴下・スリッパなど「足で扱うもの」、商品券などの「金券」も避けるべきとされています。
昔は食器などの「割れ物」は、「仲が割れる」を連想させることから避けられていたようです。近年では「割れて増える」「子孫繁栄」など、縁起のよいものという解釈に変わりつつあり、最近では結婚祝いで贈る方が増えつつあります。
しかし、年配の方や地方によっては「割れ物はタブーの品」いう考え方は根強く残っているでしょう。
また、食べ物などの「消えもの」は、実用的な品だと人気がある反面、「幸せが消える」とタブー視されることもあるようです。
割れ物や消えものを贈る際は、念のため「割れ物ですが」「消えものですが」と一言添えて渡しましょう。
マナーに配慮している印象を与えることができ、快く受け取ってもらえるでしょう。
再婚のお祝いに喜ばれるプレゼント
ここでは、結婚祝いにふさわしい品を7選ご紹介します。
再婚したご夫婦、そしてその家族に喜ばれる選び方とあわせてお伝えします。
食器
食器は、結婚祝いの定番として挙げられるアイテムのひとつ。
頻繁に買い替えるものではないため、すでに一通り揃っている方は同じものを使おうと考えているかもしれません。
しかし、「毎日使うものは買い替えたい」「家族が増えてお皿が足りない」と感じる方もいらっしゃるでしょう。
そのような相手のニーズにあったものを選んで贈ると喜ばれます。
毎日使う茶碗と汁椀のセットや、大皿と小皿がセットになったものを贈ってみてはいかがでしょうか。
タオル
タオルは、毎日の暮らしに欠かせないアイテムです。
糸と糸を紡いでつくられることから「夫婦仲よく円満」という意味もあるため、再婚のお祝いにふさわしいといえます。
タオルは好みの差が出にくいため、「相手の好みがわからない」という場合も贈りやすいでしょう。
自宅にストックがある方も多いようですが、新生活を始めるにあたって「心機一転」新調できると嬉しく感じてもらえるはず。
夫婦で使えるバスタオルセットや、家族みんなで使えるフェイスタオルセットなど、家族構成にあわせて選ぶとよいでしょう。
今治タオルなどの「国産タオル」や「ハイブランドのタオル」など、上質なものを選ぶと結婚祝いらしい特別感を感じられる贈り物になりますよ。
キッチンアイテム
新生活を始めるにあたり、これまで使っていたキッチンアイテムを新調したいと考える方も多いでしょう。
特に家族構成が変わって子どもが増えた場合、これまでの調理用品では間に合わなくなることがあるようです。
大きめの「鍋」や「フライパンセット」など、家族の人数にあったサイズの調理用品は喜ばれるものです。
「電気調理器」をはじめ、調理の時短を短縮できるアイテムも重宝するでしょう。
また、これから子どもが生まれる方には、普段の調理にも赤ちゃんの離乳食づくりにも役立つ「マルチブレンダー」がおすすめです。
ペアアイテム
結婚したばかりの新婚さんには、幸せな夫婦の象徴ともいえる「ペアアイテム」を贈るのが定番です。
“仲睦まじい夫婦でありますように”の願いを込めて贈ってみてはいかがでしょうか。
結婚のお祝いとして贈るなら、外出時に使うものでなく、普段の生活でさりげなく使えるアイテムから選ぶのがおすすめです。
毎日使える「夫婦茶碗」「夫婦箸」など自宅で使えるものなら、恥ずかしがり屋さんにも使ってもらえるでしょう。
お酒をたしなまれる夫婦には、「ペアグラス」など晩酌タイムを贅沢な雰囲気にしてくれるアイテムもおすすめですよ。
シャンパン・ワイン
お酒が好きな夫婦には、シャンパンやワインなどお祝いの雰囲気を盛り上げてくれるお酒をプレゼントしてみてはいかがでしょうか。
特にシャンパンは、グラスに注いだときに絶えず泡がわき上がることから、「絶えない幸せ」の意味があるとされる縁起のよいお酒です。
2人の門出を祝福する気持ちが伝わるでしょう。
夫婦に贅沢な時間を過ごしてもらえるようなワンランク上のお酒をプレゼントしてみましょう。
グルメギフト
グルメギフトは、「自宅で贅沢な時間を味わえる」と受け取った人から好評です。
グルメギフトといえば、「松阪牛」や「神戸牛」などの高級肉が定番。
2人暮らしの夫婦に贈るなら、少量ずつさまざまな部位が入っていて、ステーキやすき焼きなどいろいろな調理スタイルで味わえるギフトセットが好まれるでしょう。
子どもがいる家庭なら、家族でお腹いっぱい食べられる内容量多めのギフトを贈るのがおすすめです。
このように、相手の家族構成や年代にあわせたものを選べば、どなたにも喜んでいただけるでしょう。
料理が好きな方には、「上質なオリーブオイル」や「素材にこだわった出汁」「天然醸造で作られた味噌」など、高級な調味料も喜ばれます。
甘いものが好きな方には、お取り寄せスイーツや高級和菓子をチョイスしてみましょう。
カタログギフト
再婚の方へのお祝いは、相手のライフスタイルや家族構成にあったものを選ぶことが大切。
しかし、ニーズを考慮したギフト選びが難いのも事実です。
その点「カタログギフト」なら、再婚の方へのお祝いをどれにするかお悩みの方にぴったりのおすすめギフト♪
カタログギフトは、相手に好きなもの・欲しいものを選んでもらえるのが大きなメリットです。
相手の好みやニーズがわからなくても、本人がカタログの中から本当に欲しいものを選んで受取れるので、贈り物選びの失敗が避けられます。
カタログギフトには、前項までにご紹介した「新生活に役立つアイテム」や「グルメ商品」の他、「体験型ギフト」も掲載されています。
「温泉旅行」「一流レストランでの食事券」「ポートフォリオ撮影」「乗馬クラブや文化教室などのアクティビティ体験」など、多彩な分野の体験ギフトが近年人気を集めています。
夫婦・家族で体験型ギフトを楽しんでもらえれば、結婚記念の思い出づくりにもなりそうですね。
【人気のカタログ紹介】
カタログギフトには、ブランド・コンセプト・ジャンルに特化した特長あるものが豊富に登場しています。
GiftA(ギフタ)で人気のカタログギフトを一部ご紹介しましょう。
- 業界最大級の掲載点数。日用品やグルメのほか、体験型ギフトも豊富「プレミアムカタログギフト」
- 自然素材でつくられた日用品やオーガニックコスメなど、地球と人にやさしいナチュラルアイテムを集めた「やさしいみらい」
- 全日空グループ発行。産地直送のとれたて・つくりたてグルメが満載「ANA’s FRESH SELECTION」
- A5ランクの国産和牛・銘柄豚・地鶏をはじめ肉を美味しく食べることにこだわるカタログギフト「おいしいお肉の贈り物」
夫婦の好み・家族構成・ライフスタイルにあわせて選ぶと、より喜ばれる贈り物になるでしょう。
まとめ
ここまで、再婚の方へのお祝いをテーマにお伝えしました。
再婚の方へも、初婚の方と同じマナー・相場でお祝いを贈るのが基本です。しかし中には何らかの理由があって、ご祝儀やお祝いの品を辞退する方がいらっしゃいます。
そのような方にもお祝いの品を渡すのがマナーですが、相手が心苦しく感じないよう、こちら側の配慮が大切です。
再婚の方は、年代や家族構成もさまざま。
相手のライフスタイルにあった贈り物を選ぶことであなたの心遣いが伝わり、きっと喜ばれることでしょう。
何を贈ったらよいかわからない場合は、結婚祝い向きのカタログをプレゼントして、本人たちに好きなものを選んでもらえば失敗がありません。
2人の新たな門出を祝福するお祝いができるよう、ぜひご紹介した情報をお役立てください。
この記事では、GiftA(ギフタ)が取り扱うカタログギフトをご紹介しました。
「GiftA(ギフタ)」は、「おたより本舗」を提供する「株式会社アーツ」が運営しております。
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これまで、さまざまなシーンでお客様の想いを形にするお手伝いをさせていただき、経験も豊富です。
再婚のお祝いにカタログギフトを贈りたいとお考えの方は、ぜひ一度GiftA(ギフタ)のホームページから見本の電子カタログをチェックしてみてください。
GiftA(ギフタ)おすすめ!結婚祝いで人気のカタログギフト
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