そろそろ60歳を迎える父親へ定年退職祝いを贈りたいものの、「父親が無趣味なので、何を贈ればいいかわからない」と頭を悩ませる人も多いでしょう。
確かに、お酒や煙草をたしなむこともなく、熱中している趣味も見当たらないとなると、何を贈るべきか悩んでしまいますよね。
しかし定年退職祝いは、一生に一度しかない特別なもの。
せっかくなら喜ばれるプレゼントを贈りたいですよね。
この記事では、無趣味な父親に定年退職祝いを贈りたい人向けに、父親のタイプ別に人気&おすすめアイテムを紹介します。
合わせて、無趣味な父親に贈らない方がいいアイテムについても解説します。
無趣味なお父さんの還暦祝いや父の日、誕生日プレゼントにもぜひ参考にしてみてください。
目次
無趣味な父親はどんなタイプ?分析でわかる選ぶべきプレゼント
「無趣味」と一括りにしても、どうして無趣味なのか、その理由は人によってさまざまです。
理由によって、選ぶべきプレゼントは変わってきます。
まず父親について分析することで、そこにプレゼント選びのヒントが見つかるかもしれません。
あなたの父親がどのタイプに当てはまるか、チェックしてみてください。
- インドア派で家にいるのが好き
- 人に語れるほどの知識がなく趣味と公言できないと思っている完璧主義
- 性格が飽きっぽい
- 仕事一筋で忙しくて趣味に割ける時間がなかった
- 物欲がなく、物事にもあまり興味がない
- 新しいことにチャレンジしたいもののきっかけがなかった
…などなど
これ以外にも、理由があるかもしれません。
プレゼント選びを始める前に、まずは自分の父親の性格を事細かに分析してみましょう。
【タイプ別】無趣味な父親に人気&おすすめの定年退職祝い
父親のタイプ別に人気&おすすめの定年退職祝いを紹介します。
あなたの父親をイメージしながら、プレゼント選びの参考にしてみてくださいね。
【完璧主義の父親向け】財布やカバンなどの実用的なアイテム
「趣味を極めるためにはスキルや知識が必要だから、なかなか手が出づらい」といった“完璧主義者”な父親には、ワンランク上の実用品を選びましょう。
例えば財布やカバン、キーケースなど、本革で長く愛用できる上質なものがおすすめです。
会社員時代に実用的な長財布を使用していた父親には、ちょっとしたお出かけに重宝する二つ折りや三つ折りタイプはいかがでしょう。
実用的でありながらカジュアルな服装にもぴったり。持ち運びしやすく、小銭が出しやすいタイプなら定年後の生活に愛用してもらえそうです。
カバンも普段使いできるようなタイプ、例えばナイロン素材のボディバッグタイプを選ぶと、必要最低限の荷物が入るうえ、ちょっとした外出にも使えるので便利です。
軽さや使いやすさを重視して選べば、定年後の生活にも重宝してもらえるでしょう。
さらに父親の洋服の好みに合ったデザインのものなら、統一感がアップしておしゃれに見えます。
【飽きっぽい父親向け】健康を促進するアイテムとサプライズ
「何を始めても長続きしない」という父親には、手軽にできる趣味をこちらから提案し、その趣味に関連したアイテムを贈ってみましょう。
お父さんにはずっと健康で長生きしてほしいと思うもの。それを叶えるようなアイテムがおすすめです。
例えば「散歩」を趣味としておすすめするなら、散歩に関連したグッズを。
長時間歩いても疲れにくいウオーキングシューズや速乾性のあるウェアなどを贈るのもよいでしょう。
ただし飽きっぽい父親だけに長続きしない可能性も考えて、挫折しても普段遣いに回せるデザインで飽きても罪悪感のないものがベストです。
趣味以外でも使い回しできるタイプや気軽に使えるアイテムを贈りましょう。
素直な父親はサプライスが嬉しい
飽きっぽいお父さんには、サプライズプレゼントも効果的です。
すぐに飽きてしまうお父さんは、自分の欲求に正直で素直な性格とも言えます。
だからこそ、あなたからのサプライズプレゼントを心から楽しんで喜んでくれるでしょう。
たとえばお父さんの名前が入ったギフトはサプライズにぴったりです。
【仕事一筋の父親向け】旅行券・旅行カタログギフト
仕事が忙しく、趣味を見つける暇がなかった父親には「定年退職後にゆっくりと旅行を楽しんでほしい」という思いを込めて、旅行をプレゼントしましょう。
旅行券だと、贈られた本人が旅先を選べるというメリットがあります。
一方で、金額が相手に知られてしまい、受け取った父親に気を遣わせてしまうというデメリットもあり、贈るのに躊躇してしまう人もいるかもしれません。
そんなときは旅行カタログギフトがおすすめです。
旅行カタログギフトなら金額が相手に分からないうえ、厳選された宿・ホテルから選べるといった「旅先を選びやすい」というメリットがあります。
「自分で旅先を選ぶことも億劫」という、面倒くさがりやの父親にも喜んでもらえるでしょう。
また義父に「お義母さんとご一緒に…」と夫婦水入らずで好きなところに旅行できるよう、手配する際にもぴったりのギフトです。
【物欲がない父親向け】食事会・お取り寄せグルメ
物欲がない父親でも、おいしい食事なら喜ぶはず!
普段は行かないような料亭やホテルレストランで豪華な食事会を開くのも、一つのお祝い方法です。
父親が遠方にいて一緒に食事する機会がない、父親が「自宅でゆっくり美味しいものを食べたい」というときは、お取り寄せグルメを選びましょう。
神戸牛や米沢牛など、普段は食べることがない高級肉のお取り寄せグルメは特別感があって、よりお祝いムードを盛り上げてくれます。
また、年齢とともに脂っこいものが食べられなくなった父親や、健康を気にする父親には、無添加食品やとれたての新鮮野菜を使ったグルメなどを贈ってみましょう。
料理をあまりしない父親には「湯煎だけ」「電子レンジで温めるだけ」「お湯をかけるだけ」といった、即席で食べられるものをプレゼントしても良いですね。
レトルト食品の中には、ホテルメイドのギフトもあるので、高級感のあるタイプを選ぶのがおすすめです。
受け取る人の好みに合わせて贈りやすい「グルメカタログギフト」
義父など、相手の好みがよく分からないケースで贈りやすいのは「グルメカタログギフト」です。
全国各地から厳選されたグルメ、有名シェフ監修のグルメギフトが掲載され、父親が自分の好きなものを選べます。
また父親の都合のいいタイミングで受け取れるメリットも。
普段なかなか食べる機会がないグルメとの出会いもプレゼントできます。
【趣味を作るきっかけがなかった父親向け】体験型ギフト
趣味が欲しかったものの、作るきっかけがなかった父親には「もの」ではなく「体験」を贈る体験型ギフトを贈ってみましょう。
体験型ギフトでは、英会話といった身近なものから乗馬、クルージングやカヌーなど日常生活でなかなか経験できないものまで、幅広い体験の中から相手が好きなものを選べます。
チャレンジしたかったけれど、なかなか機会がなかったという体験ができるかもしれません。
体験することで視野が広がり、これをきっかけに趣味を見つけられることも。
もちろん、アウトドアだけではなく陶芸といった、記念品を作れる体験もあります。
これなら、体験を通じて「もの」を残せるので、定年退職後も思い出として残り続けるでしょう。
【お家大好きインドア派な父親向け】リラックスグッズ
「お家時間を充実させつつ、体のことにも気を付けてほしい」という気持ちが伝わるプレゼントとして、リラックスグッズはいかがでしょうか。
定年後は自宅で過ごす時間が長くなるため、リラックスグッズをプレゼントすれば、ゆっくりとリラックスタイムを満喫してもらえるでしょう。
例えば、マッサージクッションやマッサージシートなどのマッサージ器は、お家でのリラックスタイムを充実させてくれます。
オーダーメイドの枕も普段自分ではなかなか購入しないため、プレミアム感のあるプレゼントになります。
他にも、座り心地のいい座椅子やリクライニングチェアなども、毎日使いできる便利なアイテムとして喜んでもらえますよ。
自宅のインテリアに合ったデザインのアイテムを贈って、おしゃれでリッチなお家時間をプレゼントしましょう。
無趣味な父親に贈ってはいけない定年退職祝いとは?
よかれと思って贈ったものであっても、実は父親からすると嬉しいものではないことも…。
ここでは、無趣味な父親に贈らない方がいいアイテムを紹介します。
避けるべきアイテムやその理由を知ってプレゼント選びに生かしましょう。
仕事関連のアイテム
仕事以外打ち込むものがないという無趣味な父親には、名刺入れやビジネスカバン、ネクタイなど仕事関連のアイテムを退職祝いとして贈るのは避けましょう。
再就職してまだまだ働く父親も少なくありません。
そんな父親に仕事関連のアイテムを贈ると「もっと仕事を頑張れ!」という意味合いに受け取られてしまうことも…。
もちろん、仕事以外に趣味のある父親であれば、カバンやネクタイなどを仕事以外の機会で活用することもできます。
実用性のあるものを贈りたいなら、ショルダーバッグ、リュックなどの2WAY型ビジネスバッグを選べばプライベートでも使えます。
取り掛かりのハードルが高いアイテム
カメラやガーデニング用品、DIYグッズ、1000ピースのジグソーパズルなど、取り掛かるのにハードルが高いアイテムは選ばないようにしましょう。
「趣味になればいい」と良かれと思って贈っても、取り掛かりのハードルが高いアイテムだと、父親が「難しそうなので手を付けられない」「結局できなかった…」と失敗する可能性があります。
退職祝いで趣味を提案したい場合は、日常生活でちょっとでも興味がありそうなもので、なおかつ取り掛かるのにハードルが低いものを選びましょう。
例えば普段自転車に乗るものの、特段こだわりがないという父親にはちょっと遠出したくなるようなクロスバイクがぴったりです。
日常的に使っているアイテムで、ワンランク上のものを選ぶと失敗が少ないでしょう。
現金・商品券
無趣味な父親へのプレゼント選びは、なかなか骨が折れる作業ですよね。
中には、途中でプレゼント選びを諦めて現金をや商品券を贈る人もいます。
もちろん現金や商品券などは実用的で、相手が好きなときに・好きなものに使えるというメリットがあります。
しかし子どもから商品券が贈られると、「プレゼントを選ぶのが面倒だったのか…」と悲しくなってしまう父親もいます。
定年退職祝いは、一生に一度の特別な贈りものです。
父親が好きだと言っていた食べものや、日常生活で役立ちそうな便利アイテムなど、「子どもから大切にされている」と思わせるようなプレゼントを心を込めて贈りましょう。
父親の定年退職祝いに、「のし(熨斗)」を忘れずに!
父親に定年退職祝いを贈るときは、「のし(熨斗)」を忘れずにかけましょう。
定年退職は人生の節目です。
のし紙を贈りものにかけることは、贈る相手へ敬意を表すことになります。
丁寧にものを贈っている証なので「家族へのプレゼントだから、包装には凝らなくていい」と思わず、父親に敬意を示すためにものし紙をかけましょう。
表書きは
- 御退職御祝
- 御祝
などが一般的ですが、父親の場合
- 御礼
- 感謝
- ありがとう
といったフランクな言葉でも構いません。
贈り主が夫婦連名なら、夫の名前をフルネームで記載し、その左に妻の名前だけを書きます。
家族が3名以上なら全員の名前を記載して、4名以上なら「家族一同」「子ども一同」といったように記載しましょう。
のし紙の水引は、一般的に何度あってもいい出来事に使用される「蝶結び」が一般的です。
不安な場合は、購入店でしっかり確認しておくと、安心して贈れるでしょう。
まとめ
無趣味な父親への定年退職祝い選びは、なかなか難しいものです。
欲しいものを聞いても「何でもいい」と言われて、途方に暮れてしまうこともあるでしょう。
プレゼント選びに迷ったら、カタログギフトがおすすめです。
受け取った側が自分の好きなアイテムを選べるので、失敗が少ないといえます。
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