【取引先に贈る出産祝い】金額相場やおすすめのギフトとは？

日頃から仕事でお世話になっている取引先の女性に赤ちゃんが誕生したら、

• 出産祝いを贈るべき？
• 出産祝いを贈る場合の相場金額はいくらなのだろう
• 取引先の女性に贈る出産祝いの選び方は？

と、疑問に思う方は多いでしょう。

今後も付き合いが続く取引先の相手だからこそ、失礼がないように相手の出産をお祝いしたいですよね。

この記事では、取引先の方に出産祝いを贈る方がいい場合や、出産祝いの基本的なマナーなどをお伝えするので参考にしてください。

取引先に出産祝いは贈った方がいい？

取引先のお世話になっている担当者に出産祝いを贈った方がいいのかは、どの程度付き合いがあるのかによっても異なります。

贈り物をした方がいい場合とそうでない場合とを以下でご紹介するので、どちらに当てはまるか確認してみましょう。

取引先に出産祝いを贈った方がいい場合

下記のケースに当てはまる場合は、出産祝いを贈ると良いでしょう。

• 長年付き合いがある場合
• 日頃から密にコミュニケーションを取っている場合
• 自分のライフイベントでお祝いしていただいたことがある場合

このように仕事上で付き合いがある場合だけでなく、プライベートでの付き合いがある場合も出産祝いを贈るのがおすすめです。

特にご自身の出産をお祝いしていただいた場合は、取引先担当者の出産もお祝いした方が円滑な人間関係を築けるでしょう。

取引先に出産祝いを贈らなくてもいい場合

取引先の方に必ず出産祝いを贈らなくてはならないというルールはありません。

数多くある取引先のうちの一つで、業務連絡程度しかしない場合は出産祝いを贈らなくても問題はないでしょう。

取引先に出産祝いを贈るか迷ったら上司に相談する

取引先に出産祝いを贈るか迷ったら、まず上司に相談しましょう。

出産祝いは個人的に贈るケースもありますが、会社の方針によっては接待交際費の名目として経費からお祝いを贈るケースもあります。

そのため、上司に指示を仰いだ方が適切な判断ができるでしょう。

なお、上司と自分の両方が先方の方とやり取りしている場合は特に注意しましょう。

上司が出産祝いを贈ることを考えていないのに、部下の自分が先走って出産祝いの準備を進めてしまったら、上司のメンツをつぶすことになってしまいます。

このような理由からも、取引先の方に出産祝いを贈るか贈らないかということは、まず社内で上司に相談した方が良いのです。

取引先に出産祝いを贈る際のマナー

相場より高価すぎる出産祝いを取引先の担当者に贈ると、気を遣わせてしまう可能性があります。

そのようなことがないように、あくまでも取引先の担当者という関係性を踏まえた上で出産祝いを贈るマナーをお伝えするので参考にしてください。

取引先の方への出産祝い相場はいくら？

取引先に出産祝いを贈る相場は、3,000円～5,000円程度とされています。

しかし、付き合いが長い場合や、相手が役職に就いている場合は例外です。このケースなら10,000円程度の出産祝いを検討してもいいでしょう。

相手との関係性によって出産祝いの相場が異なる点に気をつけましょう。

相手の負担にならないよう考えて金額を判断しよう

あまり親しくない間柄の人に相場より高い出産祝いを贈ると、相手に気を遣わせてしまう可能性があります。

特に取引先の相手に出産祝いを贈る場合、相手は「後でお返しの内祝いを贈らなければ」と考えるはずなので、お返しが負担にならない金額にするのも配慮のひとつです。

出産祝い金額は相場の中でも低めの価格帯にしておいてほうが無難でしょう。

取引先に出産祝いを贈るタイミング

一般的に出産祝いは産後1ヶ月あたりまでに贈るのが良いとされています。

しかし、相手が取引先の担当者となると、「赤ちゃんが誕生したのを聞いた時点ですでに産後１ヶ月を過ぎていた」ということもあるでしょう。

この場合は、出産を知ってからなるべく早いうちに、先方へ出産祝いを贈ってもかまいません。

取引先に出産祝いを贈る方法

出産祝いの正式な渡し方マナーは、相手の家に直接訪問して手渡しするものとされています。

しかし、出産祝いを贈る相手が取引先の方の場合はその限りではありません。

むしろ忙しい時に相手をわざわざ訪問すると、かえって余計な気を遣わせてしまいます。

仕事で顔を合わせるチャンスがあるときに出産祝いを贈るなど、状況に応じた贈り方で問題はないでしょう。

取引先に出産祝いを贈る場合の「のし紙」

出産は何度あっても嬉しいこと。繰り返してもめでたい慶事の贈り物において、ふさわしいのし紙は水引が「紅白の蝶結び」のものです。

のし紙の表書き（贈り物の名目）には、以下の書き方が一般的です。

• 御祝
• 御出産祝
• 御出産御祝

なお、取引先の担当者の出産祝いを贈る方法として、手渡しと郵送の二通りが考えられます。

出産祝いの品を郵送で贈る場合は、品物にのし紙をかけてから包装紙で包む「内のし」にするのが良いとされています。

内のしは受け取る人に控えめな印象を与え、贈り主の謙虚な姿勢を表します。

また、輸送中にのし紙が汚れるのを防げるため、取引先に贈る出産祝いには最適でしょう。

取引先に出産祝いを贈る際に添えるメッセージ

取引先に出産祝いを贈る場合、赤ちゃんの誕生を心からお祝いしているという気持ちが伝わるメッセージを添えましょう。

出産祝いを贈るタイミングが遅くなった場合、お祝いが遅くなってしまったことを一言お詫びすれば丁寧な印象になります。

また、先方担当者とどれだけ仲が良くても、あくまでも会社どうしのお付き合いとして礼儀を踏まえることが大切です。

出産祝いのメッセージは時候の挨拶や頭語・結語を入れた正式な形式で書くのが望ましいでしょう。

取引先に贈る出産祝いのポイント

取引先の方に出産祝いを贈る上でありがちなお悩みや、品選びで不安に思う点について解説します。

取引先という大切な相手に贈る出産祝い、失礼のないようにマナーをマスターしましょう。

商品券など金額のわかるものは避ける

相手の好みが分からず出産祝い選びに迷う場合、商品券（金券）を贈ることを考える方もいるでしょう。

しかし、出産祝いを贈る相手が取引先の場合、金額がはっきりわかってしまう商品券は印象があまり良くありません。

使い勝手の良い商品券ですが、取引先に出産祝いとして贈るのは避けた方が良いでしょう。

消耗品なら実用的

取引先の方に贈る出産祝いとして手ごろなのが、おむつなどの「消耗品のプレゼント」です。

消耗品なら、子育て期間中はいくつあっても困りません。

また、仮に他の人と出産祝いが被ったとしても、お相手を困らせることもないでしょう。

消耗品であれば相手の趣向を知らなくても比較的選びやすいもの。

このような理由から、取引先の出産祝いには消耗品を検討してみるのがおすすめです。

取引先への出産祝いにおすすめのギフト

取引先に出産祝いを贈る場合、

• 赤ちゃん向けのギフトを贈る
• ママやパパ向けのギフトを贈る

という二つの方法が考えられます。

それぞれの場合におすすめのギフトをご紹介するので、品物選びに役立ててください。

赤ちゃん向けのおすすめギフト

赤ちゃん向けの出産祝いを贈る場合は、消耗品やおもちゃなどがおすすめです。

取引先の出産祝いということを考慮した上で最適なギフトは以下の通りになります。

肌着

取引先の方の好みがわからない場合は、肌着を贈ることを検討してみましょう。

好みが分れる洋服と違い、下に着せるものなので相手の好みがわからない場合にも贈りやすいアイテムです。

赤ちゃんはたくさん汗をかくので一日のうちに何度も肌着を着替えさせることもあり、何枚あっても困らないでしょう。

スタイ

赤ちゃんのスタイ（よだれかけ）スタイも、取引先の方に渡す出産祝いとして手ごろな品です。

肌着同様、着替えさせる回数が多く、消耗品の側面もあります。

スタイは出産祝いの贈り物として定番なので、他の方からも贈られている可能性はありますが、洗い替えが必要なのでいくつあっても邪魔にならないでしょう。

おむつやおしりふきなどの実用品

毎日使うおむつやおしりふきも取引先の方の出産祝いに贈るギフトにちょうどいいアイテムです。

おむつやおしりふきは消耗品なので、いくつあっても問題ありません。

出産祝いにおむつを贈る場合は、赤ちゃんがすぐに成長することを考えて少し大きめのサイズを選ぶのがおすすめです。

最近では、おむつをホールケーキに見立ててデコレーションした可愛い「おむつケーキ」の人気が高まっています。

おしゃれなおむつケーキがたくさんあるので、取引先の方にも喜んでもらえるでしょう。

コンパクトなおもちゃ

形に残る出産祝いを贈りたい場合、おもちゃを選ぶのも良いでしょう。

赤ちゃんに上のきょうだいがいれば、二人で遊べるおもちゃを贈ることできょうだいと赤ちゃんとの絆を育むのに役立ちます。

きょうだい一緒に遊んでもらえれば、ママやパパの育児の助けにもなりそうです。

おもちゃを贈る場合の注意点は、木など自然の素材でできたものを選ぶことです。

赤ちゃんが口に入れたり舐めたりする可能性があるため、安全な素材や大きさに注意してください。

ママやパパ向けのおすすめギフト

赤ちゃんのお世話で忙しいママやパパに向けて、生活を潤すようなアイテムを贈ってみるのはいかがでしょうか。

直接お世話になっている取引先の方に「これから子育てがんばってくださいね」というエールを贈ることができるでしょう。

パパやママに贈る出産祝いのおすすめをご紹介するので品選びに役立ててください。

高級感があるタオルのギフト

出産祝いの定番の品でもある高級タオルセットは、取引先の方の出産祝いにもおすすめの品です。

中でも今治タオルなどの国産ブランド高級タオルは、肌触り・吸収性・耐久性などに優れており、ギフトにふさわしい品格もそなえています。

消耗品でもあるため、相手の趣味まではわからない間柄でも贈りやすいでしょう。

有名ブランドのスイーツ

取引先の方の出産祝いには、有名ブランドのお菓子詰め合わせも贈りやすいでしょう。

子どもが誕生してからしばらくすると、赤ちゃんを見に訪れる来客が増えるもの。そんなときにお客さんをもてなすのに活用してもらえるでしょう。

どんなお菓子詰め合わせを選ぶか迷ったら、老若男女問わず好き嫌いが少ない傾向にある焼き菓子がいいでしょう。

特に個包装の焼き菓子は賞味期限が長いこともおすすめの理由です。

隙間時間でつまめる焼き菓子があれば、忙しい育児の合間にほっと一息つける時間を過ごしてもらえるでしょう。

カフェインレスコーヒー

取引先の方がコーヒー好きの場合、カフェインレスコーヒーを贈るのはいかがでしょうか。

特に女性の場合、授乳期はカフェインの摂取を控えなければなりません。

コーヒー好きの方であれば、出産祝いにカフェインレスコーヒーをプレゼントされたらきっと喜んでくれるでしょう。

家族で使えるおすすめのギフト

取引先の方に何人かお子さんがいる場合は、家族で使えるギフトを贈ると喜んでもらえるでしょう。

写真立て

赤ちゃんが生まれると写真を撮る機会が増えます。

最近ではスマートフォンで簡単に写真を撮って保存しておけるので、自分で写真立てを買って飾る人はそう多くないでしょう。

そこで、かわいい赤ちゃんの写真を飾れる写真立てを出産祝いとして贈れば喜んでもらえるのではないでしょうか。

相手の好みがわからないときは、どんなインテリアにも馴染むシンプルなデザインの写真立てがおすすめです。

アロマなどリラックスグッズ

産後まもない時期に、慣れない赤ちゃんのお世話で精一杯になってしまうママやパパは少なくないでしょう。

そこで、アロマなどリラックス効果のある品を贈るのもおすすめです。

忙しさから自分のことを後回しにしがちな時期だからこそ、アロマなどの癒しグッズを贈れば喜んでもらえるでしょう。

カタログギフトは取引先の出産祝いに最適

 

今後も付き合いの続く取引先の相手だからこそ、出産祝いの品選びに失敗したくないという方も多いはず。

そんな場合は、相手に好きな品を選んでもらえる出産祝い用カタログギフトがおすすめです。

カタログギフトのメリットなどを詳しくご説明します。

価格帯を選ぶだけで出産祝いを贈れる

カタログギフトは「贈りやすさ」の点ですぐれています。気に入った内容のカタログギフトシリーズが見つかったら、後は価格帯を選ぶだけでOK。

多くのカタログギフトは一つのシリーズの中で複数のグレードの価格帯が用意されているため、予算に合わせて取引先の出産祝いにちょうど良い金額でお祝いを贈れるでしょう。

相手の好みがわからなくても出産祝いを贈れる

出産祝いを贈る相手が取引先の方の場合、好みがわからないことも珍しくありません。

その点、カタログギフトなら受け取った相手がカタログの中から自分で好きなギフトを選べます。

贈り物をする相手の好みがわからないケースでは、カタログギフトを贈ると失敗がないでしょう。

おすすめの出産祝い向きカタログギフト

具体的に、どんなカタログギフトが取引先への出産祝いに適しているのでしょうか。

出産祝い用カタログギフトの人気シリーズをご紹介しましょう。

「えらんで Bady」シリーズ

• ミキハウス
• ボーネルンド
• ル・クルーゼ
• ジェラートピケ
• ヴェレダ

など有名ブランドのかわいいベビー服・ベビーアイテムを掲載しています。

離乳食用の調理器などママ・パパ向けのおしゃれな雑貨も充実。

さらに「ベビー＆ファミリー写真撮影」など、素適な思い出になる体験ギフトも取り扱っています。

ベビー用グッズは月齢ごとに分けられ、成長に合わせて迷わず選べる構成。

双子・三つ子の赤ちゃんにおすすめの、２品・３品を選べるコースもあります。

絵本のような愛らしいイラストの表紙で、出産祝いだけでなく小さな子供のお誕生日やクリスマスプレゼントにもぴったりです。

【えらんでBaby】シリーズの中身を動画でご紹介▼

「おめでとセレクション」シリーズ

「おめでとセレクション」は、オリジナルの絵本・歌動画・パズルがセットになったプチギフト付きの絵本のような出産祝い専用カタログギフト。

ギフト冊子からは約50点、専用ウェブサイトでは約270点から、ギフトをお選びいただけます。

絵本作家・たちもとみちこさんのかわいらしく温かなイラストが、お子さまとそのご家族の時間を彩ります。

【おめでとセレクション】シリーズの中身を動画でご紹介▼

「のびのび Bady」シリーズ

かわいいアニマルイラストの化粧箱に入ったベビー向けカタログギフト。

有名ブランド商品を多く掲載しています。見やすくレイアウトされたページをめくりながら、欲しいものを選ぶワクワク感を楽しんでいただけるでしょう。

【のびのびBaby】シリーズの中身を動画でご紹介▼

「やさしいみらい」シリーズ

出産祝いで喜ばれるものはベビー用品だけとは限りません。

これからの新生活に期待と不安が入り混じっているママさんは、自分への励ましにホッとするようです。

「出産お疲れさま」の気持ちを込めて、ママさんへ向けてギフトを贈るのもステキな方法ではないでしょうか。

『やさしいみらい』は自然派の女性に喜ばれるアイテムをセレクトしているのが特徴。

• ナチュラル素材にこだわるオーガニックコスメ
• 美容グッズ
• ファッションアイテム
• インテリア
• 国産グルメセット　など

幅広いジャンルの商品を集めた、女性の気持ちに優しく寄り添う商品ラインナップ。

雑誌のようなおしゃれなデザインで、ページをめくるたびにギフトを選ぶ楽しさが広がります。

忙しい育児の合間のリラックスタイムに、食べ物に気を遣う授乳期間中に、ママさんへのご褒美グッズ
満載のカタログギフトを眺めることで、ショッピングに出掛けるようなワクワク気分を楽しんでもらえるでしょう。

まとめ

お世話になっている取引先の担当者に赤ちゃんが誕生したら、出産祝いを贈ると良いでしょう。

あくまでも取引先の相手というビジネス上でのマナーを意識した上で、気持ちよく受け取ってもらえる出産祝いを贈るのがおすすめです。

基本的な出産祝い相場は、3,000円～5,000円で考えるとよいでしょう。

しかし特別お世話になっている相手だったり、役職者だったりする場合は、例外として10,000円程度の予算にしても問題はありません。

相手の好みがわからずお祝い選びに迷うなら、出産祝い用のカタログギフトを贈るのがおすすめです。

カタログギフトなら受け取った人が好きなギフトを選べるので、出産祝いにありがちな「贈り物がかぶってしまう」という心配がありません。

お世話になっている取引先の方の出産を祝福するために、今回お伝えした情報を踏まえながらステキなお祝いを選んでみてはいかがでしょうか。