トートバッグとは持ち手が2つある袋状の鞄のこと。「tote」は「運ぶ、背負う」という英語で、昔は氷を運ぶためのバッグだったとか。豊岡鞄では、帆布やナイロン、レザーといった幅広い商品を展開しています。
かつてアメリカでは、キャンプなどで水や氷の塊を大きなキャンバス製の袋に入れて運んでいたそうです。これがトートバッグの起源といわれます。水や氷を運べるほどだから、よほど丈夫で大きな鞄だったんでしょうね。1940年代にはアメリカのアウトドアブランドが厚手のキャンバスを使ったトートバッグを商品化し、学生や女性を中心に人気が広まりました。
開口部が大きく、マチも広いことから、たくさんモノが入るトートバッグ。現在はナイロン製のものやビジネスシーンにも似合うレザー製まで、商品ラインナップはバラエティーに富んでいます。緩衝材入りのパソコンポケット付きもあり、水や氷を運んでいたトートバッグの進化は驚きです。