ビール好きに喜ばれる、おしゃれなギフトが「クラフトビール」。
個性のある奥深い味わいはもちろん、デザイン性の高いラベルが多いことも魅力の一つです。
今回は上質な国産クラフトビールの中から、思わずパケ買いしたくなるアイテムをセレクトしました。
お祝いプレゼントの詰め合わせセットにも使えそうな、かわいいデザインや高級感あるデザインのおすすめ人気品をご紹介します。
目次
おしゃれなクラフトビールをギフトに! 失敗しない選び方
オンラインショップや専門店の増加により、全国各地のクラフトビールが気軽に楽しめるようになりました。
醸造所のこだわりが表れるパッケージラベルにはおしゃれなデザインが多く、眺めるだけでも気分が上がるものがたくさんあります!
もちろん、クラフトビールの魅力はおしゃれなパッケージだけではありません。まずは、クラフトビールの基本について解説します。
職人のこだわりが詰まった特別なビールを贈ろう
クラフトビールは、小規模の醸造所で原料や製法にこだわってつくられたビールのこと。大手メーカーがつくる大量生産型のビールとは異なり、醸造所ごとに味わい・製法に特色があります。
1回の仕込み量が20キロリットル以下と少量であること・地域の特産品を原料に取り入れたり、伝統的な製法を用いたりしていることなどが、クラフトビールの定義。
手芸品・工芸品を意味する「クラフト」を冠するだけあって、職人のこだわりをとことん詰め込んだビールは、贈り物として恥じない品質があります。
身近な人はもちろん、お世話になっている目上の人へも贈りやすいアイテムです。
おしゃれな缶デザイン! ギフト向きクラフトビール
個性豊かなパッケージを眺めて、味わいやフルーティーな香りを想像するのもクラフトビールの楽しみです。
一般的なスーパーやコンビニではなかなか見かけないデザインは、ビール好きのあの人をきっとワクワクさせてくれるはず。
缶入りタイプのアイテムは、瓶タイプよりも箱が重くなりすぎず、手軽に飲めるのがメリットです。ギフトセットを受け取った人が思わず写真を撮りたくなるような、おしゃれなパッケージの缶入りクラフトビールを紹介します。
常陸野ネストビール「セッションIPA」
茨城県那珂市にある木内酒造の人気銘柄『セッションIPA』。サイケデリックなカラーとふくろうのイラストが印象的です。
アメリカ産のアマリロホップを使ったIPAで、オレンジを思わせる華やかなアロマが特徴。飲み心地は軽くともどこか上品さを感じさせ、飲む世代を問いません。
「常陸野ネストビール」は、1996年に発売され、世界約30カ国以上で認められているクラフトビールです。日本を代表するブランドという安心感と、高品質が保証されているので贈り物にもぴったりです。
ヤッホーブルーイング「水曜日のネコ」
長野県・軽井沢町に本社を置く「ヤッホーブルーイング」のヒット商品『水曜日のネコ』。
アーティスティックな猫のイラストは、一度見たら忘れられないことでしょう。洗練されたデザインからも想像できる通り、苦みが少なくすっきりとした飲み口が特徴のホワイトエールです。
青りんごのような爽やかな香りとハーブ感、ほのかに感じるオレンジピールはカクテルのようにも感じられます。香りを際立たせるために、グラスに注いで飲むのがおすすめです。
重厚なビールは苦手な方や、猫好きの方へのプレゼントにおすすめです。
ベアレン醸造所「トラッドゴールドピルスナー」
岩手県盛岡市北山にあるブルワリー「ベアレン醸造所」。ビール大国・ドイツから設備を買い付け、ヴィンテージな本格ビールづくりを再現しています。
『トラッドゴールドピルスナー』は、チェコ発祥の伝統的なピルスナースタイルを採用したクラフトビール。輝かしい黄金色と爽やかなホップの苦みを楽しめる一品です。
ベアレン醸造所を象徴する熊のイラストが、より親しみやすいデザインになっているのもポイントです。ゴールドのパッケージは贅沢な高級感も感じさせるので、相手の性別や年代を問わず贈りやすいのではないでしょうか。
ベアレン醸造所「レモンラードラー」
『レモンラードラー』は、ベアレン醸造所が生み出したフルーツビールです。
シチリア産のレモン果汁を使用したレモネードと、ビールを割ったカクテルなのでアルコール度数は2.5%と低め。最近ビールを飲み始めたという方にもおすすめです。
「ラードラー」は、ドイツ語で「自転車乗り」を意味するビアカクテル。その昔、自転車乗り相手に商売をしていたビアスタンド・オーナーが、ビールが品切れになりかけた際にレモネードをブレンドしたことが誕生のきっかけです。
会社の危機を乗り切ったエピソードなどに重ねて、贈るのも面白いかもしれませんね。
ギフトにしたいおしゃれな瓶入りクラフトビール
クラフトビールには、重厚感あふれる瓶入りタイプの商品も多くあります。ギフトにふさわしい佇まいであり、箱を開けたときのインパクトも抜群です。
ただし、瓶入りは缶入りタイプよりも重たいのがデメリット。瓶入りのビールを贈るなら、相手に負担がないよう配送サービスを利用するか、本数に気を配ることをおすすめします。
それでは、心惹かれるおしゃれなクラフトビールを見ていきましょう。
箕面ビール「おさるIPA」
IPA(インディアン・ペールエール)は苦味が強く、コクのあるビールが好きな人に人気のビアスタイルです。
大阪府箕面市に本社のある「箕面(みのお)ブリュワリー」の人気商品『おさるIPA』。5種類のアメリカンホップを使用し、香り豊かに仕上げたキレのあるIPAです。
かつては「猿に出会える街」として知られた箕面らしいデザインが、かわいらしくインパクト抜群!ちょこんと座ったおさるデザインが見る人を和ませてくれます。
IPAらしい苦みはもちろん、シトラスやトロピカルフルーツのような爽やかさと甘みで、爽快感が得られるビールです。
ベアードブルーイング「レッドローズアンバーエール」
静岡県沼津市につくられた家族経営のブルワリー「ベアードビール」が手掛けるクラフトビールです。
アンバーエールは、アメリカ産のホップを使用することで、ダイレクトな苦みと香りを楽しめるビアスタイル。
力強くドライな味わいはバラのトゲを思わせ、幾重にも感じるフレーバーと奥深い赤茶色は『レッドローズアンバーエール』の名そのものでしょう。
ラベルデザインには、ハードワークと忍耐力、誠実さ、寛大さなど、カンパニーの基盤が込められています。
ダンディーで身の回りのモノにこだわりのある男性や、華やかさ&キャリアを誇る女性にも似合う雰囲気を持ち合わせていますね。
ベアードブルーイング「ライジングサンペールエール」
「日出る国」として知られる日本。『ライジングサン ペールエール』は、日本人にとって国を象徴する誇りともいえる富士山と太陽をデザインに採用しています。
日本が誇る職人魂や伝統文化に関心を持っている方への贈り物にもおすすめです。
ホップの風味と爽快感、そして複雑かつ奥深いコクのバランスよく、毎日飲みたくなるような味わい。
肉じゃがや水炊き、親子丼などの和食から濃い味のハンバーガーまで、しっかりした食事のお供にしても料理を邪魔しません。
ベアードブルーイング「島国スタウト」
ベアードブルーイングが手掛ける黒ビール。アイルランド発祥の黒ビール・ドライスタウトで、黒くなるまでローストされた大麦やモルトを使用しているのが特徴です。
重厚感のある色合いに見合った、リッチで香ばしいフレーバーはまさに大人な味わい。一方で、アルコール度数は5%と控えめなので、毎日でも気軽に楽しめます。
アイルランドも日本と同じ島国。ラベルには日本とアイルランドが橋でつながる様子が描かれ、島国の絆を表しています。
すき焼き・カツオのたたきなどの和食、チョコレートケーキなどの甘いスイーツと好相性なビールです。
コエドブルワリー「COEDO 伽羅 -Kyara-」
埼玉県川越市で誕生した「コエドブルワリー」の定番アイテム。ワールドビアカップ2014・アンバーラガー部門にて銀賞受賞の実力派ビールです!
6種類のモルトを使用し、甘み・深み・香ばしさをバランスよくMIX。キャラメル色の美しい色合いと、爽快なのど越しが楽しめる日本人になじみ深いラガービールです。
香木として有名な「伽羅」を彷彿とさせる落ち着いた色合いのパッケージは、好みの分かれにくい万人ウケするデザイン。目上の人にも贈りやすい重厚感のあるビールです。
ネーミングがおしゃれ! ギフトに人気のクラフトビール
贈り手の想いが伝わることで、ギフトの価値は何倍にもふくらむもの。商品のネーミングや、込められたコンセプトから贈り物を選ぶのも粋な方法です。
地域に根差すことができるクラフトビールだからこそ、人それぞれの気持ちに応えてくれるアイテムがきっと見つかるはず!
ネーミングが特徴的なクラフトビールをピックアップしました。
京都醸造「一期一会」
2015年、京都市内で外国人3人組が設立した「京都醸造」。国際放送「NHKワールド JAPAN」やビール漫画「琥珀の夢で酔いましょう」でも取り上げられた話題のブルワリーです。
「一期一会」というネーミングには、出会いやチャンスを大切にする企業精神が宿っているのだとか。ギフトを贈る相手との縁を大切にしたい人におすすめです。
ビアスタイルはベルギー南部に伝わるセゾンで、爽やかな柑橘系アロマとキリッとしたのど越しが特徴。元フレンチシェフのスタッフによって、和・洋どんな食事にも合う味わいとなっています。
ヤッホーブルーイング「東京ブラック」
ヒット商品「よなよなエール」で知られる、ヤッホーブルーイングの黒ビールです。焙煎したモルト(麦芽)が持つ、コーヒーやココアのような深いロースト香と、真っ黒な色合いが持ち味です。
輸入される黒ビールは、長い船旅で鮮度が落ちているものがほとんど。そんな不満を解消すべく、本場イギリスの味わいを目指して開発されました。
本格的な黒ビールなので、海外出身の同僚や知人・友人にも自信を持って贈れるでしょう。
「東京ブラック」という直球のネーミングも、日本のお土産として最適です。
網走ビール「ゴールデンエール」
「網走ビール」は、北海道の北東沿岸部、オホーツク海の流氷が有名な網走市でつくられています。
『ゴールデンエール』は、クラフトビールの本場イギリスやアメリカで定番の技法、加熱して糖化を行う「ステップインフュージョン方式」を採用。
麦芽本来の旨味とキレのいい口当たり、柑橘系の爽やかな苦みが特徴で、ラガービールのような飲みやすさがあります。
人気漫画「ゴールデンカムイ」の舞台ともなった網走のビールは、話題作りにも役立つでしょう。
OH!LA!HOビール「雷電カンヌキIPA」
長野県東御市(とうみし)にあるクラフトビールメーカー「OH!LA!HO BEER」。「オラホ」とは地元の方言で「わたしたち」を指し、ビール作りは地域振興の一環で始まったそうです。
『雷電カンヌキIPA』は、地元出身の大相撲力士・雷電為右衛門をテーマにしたビール。
黄色とピンクのカラフルな色使いに、浮世絵風イラストをのせたインパクト抜群の缶デザインが特徴。IPAらしい苦みだけでなく、突き抜けるような爽やかさを持ち合わせています。
東御市は日照時間が長く、降水量が少ない「晴れのまち」。気候や土壌もホップ栽培に最適なので、おいしいビールがつくれる環境が整っています。
メーカーの背景情報を知ることで、手に取ってみたい・大切な人に贈りたいと思える品物が見えてくるもの。「ブルワリーを応援したい」という気持ちからギフトを選ぶのもおすすめです。
おしゃれなクラフトビールで気持ちが伝わるギフトを
デザインや味わいがバラエティーに富んでいるクラフトビールは、お酒をたしなむ人に喜ばれるおしゃれなギフトです。
パッケージやネーミングに込められた意味を知り、心に響いたものを選んで日頃の感謝などの思いを届けましょう。
ビールのギフトは重量があるため、配送で贈るのがおすすめです。配送時のサービスが充実したギフト専門「GiftA(ギフタ)」の商品もぜひチェックしてみてください。