【敬老の日花ギフト】定番＆人気の花とは？縁起の良い花言葉も紹介

おじいちゃんやおばあちゃんに、日頃の感謝の気持ちを伝えるには、どんな種類のお花が喜ばれるのでしょうか？
この記事では、「敬老の日」にぴったりな定番の花を、花言葉とともに解説します。

フラワーギフトの種類や贈る時のポイント、今人気のプリザーブドフラワーなども併せてご紹介します。

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1 「敬老の日」の定番の花3選
2 花言葉から選ぶのもあり
3 花の種類と贈り方
4 今、プリザーブドフラワーが人気のワケ
5 「お酒」や「スイーツ」をセットにする
6 お花の力を借りて、想いを形にして届けましょう

「敬老の日」の定番の花3選

「敬老の日」は、目上の方への尊敬と感謝の気持ちを込めて、長寿や健康を願うお祝いです。

おじいちゃんやおばあちゃんに贈りたい、定番のお花3つをご紹介します。

①秋の花、リンドウ

「敬老の日」定番、秋の花といえばリンドウです。

漢字では「竜胆」と書き、花言葉は「高貴」「誠実」です。

青紫色の星型の花が美しく、とても上品な雰囲気です。ピンクや白色のリンドウと組み合わせて花束にしてもおしゃれです。

尊敬する目上の方に贈る花としてふさわしい、人気のお花です。

「白寿」という名のリンドウも

99歳を祝う「白寿（はくじゅ）」と同じ名前を持つリンドウの品種があります。
青と白のストライプ模様が爽やかな雰囲気です。

機会があったらぜひプレゼントしてみたいですね。

②花の女王、バラ

1本でも花束でも、特別感が感じられて、もらうと気分が高まるバラ。
豪華な見た目と豊かな香りで、どなたに贈っても喜ばれるであろう定番のお花です。

花言葉は色によって違い、意味もさまざま。

赤	「愛」「恋」「真実の愛」
ピンク	「感銘」「上品」
白	「尊敬」「純潔の愛」
黄色	「友情」「平和」
紫	「尊敬」「高貴」
オレンジ	「絆」「すこやか」
緑	「穏やか」

赤＆ピンク系、イエロー＆オレンジ系の組み合わせにすると、可愛らしい雰囲気になります。

バラは和室にも似合うので、玄関や床の間など、お好きな場所に飾ってもらえますね。

③花言葉も人気、ガーベラ

赤やピンク、黄色など、さまざまな色や形があり、愛らしい見た目のガーベラ。
価格も他の花に比べて安め。相性の良いカスミソウなどと組み合わせて、本数を増やして贈ると豪華な仕上がりになります。

赤	「神秘」
ピンク	「崇高美」
黄色	「究極美」「親しみやすい」
白	「希望」「律儀」
オレンジ	「我慢強さ」

どの色でもいい花言葉ばかりなので、大切な人へのプレゼントとして最適です。

カスミソウを組み合わせて

カスミソウの花言葉は「感謝」。
一つひとつは小さな花ですが、メインのお花をより一層引き立ててくれます。

最近は、定番の白色だけでなく、水色やピンク色などに染めたカスミソウもあります。

「いつもありがとう」の気持ちを込めて、一緒に組み合わせてみてください。

花言葉から選ぶのもあり

花言葉は、17世紀のオスマン帝国（現在のトルコ）の「セラム（selam）」が発祥だと言われています。言葉や文字を使わずに、花に思いを託して恋人に贈っていたのだとか。

その後、国ごとの歴史や風習にちなんだ独自の花言葉が作られるようになったそうです。
それゆえ、同じ花でも複数の花言葉があり、国によっても意味が違ったりします。

今回は敬老の日のメッセージとしてふさわしい花言葉をご紹介していきます。

「威厳」「純潔」「無垢」：ユリ

ユリには素敵な花言葉があり、見栄えがするので、華やかなシーンによく使われています。

年配の方の中には、白いユリは仏花のイメージがある方もいらっしゃるようです。
オレンジやピンクなどカラフルな品種にしたり、他の花と組み合わせて明るい色調にまとめるといいでしょう。

とても香りが強い花です。香りに敏感な方、食事を楽しみたい場所には向かない場合もあります。

「幸福が飛んでくる」「純粋な愛」：胡蝶蘭（コチョウラン）

大輪が連なった様子が豪華で、縁起の良い花言葉のコチョウラン。
開店・開業・昇進祝いなど、ここぞというお祝いの時におすすめです。

かなり値が張るお花で、3本立で1～3万円、5本立なら3～5万円が相場となっています。

「還暦」「喜寿」「米寿」といった人生の節目ごとのお祝いの時や、両親やきょうだいでお金を出し合ってプレゼントする時にぜひ候補にいれてみてください。

マイクロ胡蝶蘭

デスクなどに置ける、小ぶりなサイズの胡蝶蘭もあります。
サイズに比例して、相場の価格は3000円～1万円程度です。

初心者にも育てやすく、花持ちも良いので、気軽にプレゼントできそうですね。

「高貴」「高潔」「高尚」：キク（菊）

桜と同じく、日本を代表するお花のキク。
毎年秋になると、各地で「菊花展」や品評会などが開かれたりしています。

日本では仏事のイメージが強いですが、キクは海外でもポピュラーな存在。
一つの茎から多数の花をつける西洋菊の品種には、ピンクや赤、黄色などかわいらしい形や色がたくさんあります。「敬老の日」にプレゼントする際は、明るいイメージの西洋菊を選びましょう。

また、ちょっとしたサプライズとして、白い菊に色水を吸わせて着色した、虹色の「レインボーマム」も面白いかもしれません。

「長寿」「長命」：おもと（万年青）

いつも青々としている、家が万年栄えるなど、とても縁起が良い「おもと」。
1年を通して色あせないことから、漢字で「万年青」と書かれます。

花ではありませんが、観葉植物にも花言葉があります。
家にいる時間が長い方には、長くインテリアとして楽しんでもらえるためおすすめです。

ガーデニングや園芸が趣味なら

特別感は少ないかもしれませんが、下記のお花にも素敵な花言葉があります。

「高貴」「幸福を振りまく」：デルフィニウム
「不滅」「不朽」「永遠の命」：センニチコウ（千日紅）
「家族愛」「尊敬」「知恵」：サルビア

心を豊かにする趣味の時間を、さらに楽しんでもらえるといいですね。

花の種類と贈り方

お花をプレゼントとして贈る時、まず花の種類とスタンダードな贈り方を知っておくと便利です。

「思っていた反応と違う」「あんまり喜ばれていない？」とならないために。
花を贈る前に、気をつけたいちょっとしたポイントも確認しておきましょう。

花の種類

生花	自然のままの生のお花。長持ちはしにくいが、枯れるまで楽しめる
染めた花	生花の茎から着色剤を吸わせたり、スプレーで花や葉自体を染めている。レインボーやゴールドなど、自然界にはない色が作れるのが魅力
造花（アーティフィシャルフラワー）	布やペーパーなどで作られているお花。季節に左右されず、長い間綺麗な状態を保つことができる。プリザーブドフラワー　生花を加工・着色している。ヨーロッパではおしゃれなギフトアイテムとして人気があり、日本でも認知度が高まっています
ドライフラワー	生花をそのまま乾かした状態の花。プリザーブドフラワーとは全くの別物です。壁にかけて飾るなど、枯れた雰囲気を楽しみます

この中で、ドライフラワーは「老い」や「衰え」を感じさせます。
「敬老の日」のプレゼントにはあまりふさわしくないので、避けた方がいいですね。

お花のプレゼントのおもな贈り方（スタイル）

花束	もっともオーソドックスな贈り方。直接会って目の前で渡すなら、花束が効果的！ラッピングペーパーやリボンの色で、オリジナリティを出したり、よりおしゃれでセンス良く仕上げることができます受け取った相手は、花束をほどいて花瓶などに活け直す必要があります。普段からお花を飾るのに慣れた方におすすめ
アレンジメント	プロが選んだ器にアレンジした花を、そのまま器ごと飾れます器に吸水性のスポンジを入れているため、花の持ち運びにも適しています花に詳しくない方、手間をかけられない方に便利です
ボックス	近年、人気のスタイル。アレンジメントの器の代わりに、箱（ボックス）を使っており、このまま飾れるところがメリットガラスや陶器製の花器よりも軽量。長時間の持ち運びにも便利
リース	花や葉、実などをたくさん使って作った輪の形のアレンジメント壁に掛けるタイプやテーブルに飾るタイプがありますそのまま飾れます