友人・知人、仕事でお世話になっている人への手土産として、お菓子以外を渡したいと考えている人は多いでしょう。
せっかく渡すのであれば、「センスのいい手土産をもらった!」と喜んでもらいたいものです。
この記事では、センスのいい手土産選びのヒントや、おすすめの品物を紹介します。
目次
「センスがいい」と思われたい場合はあえてお菓子以外の手土産を!
お菓子は贈り物の定番として選びやすい一方で、受け取った人には「手抜き・ありがち」と思われてしまう可能性もあります。
「センスがいい」と思ってもらうためのポイントは、ひと手間加えることやマンネリを回避する意識です。
もちろん、お菓子を渡すのが悪いわけではありませんが、あえてお菓子以外の手土産を選んでみることで新鮮な印象を与えられることも。
相手に「気を遣ってくれている」「ちゃんと考えて選んでくれた手土産」と感じてもらえるでしょう。
「センスがいい」と思わせるための手土産の選び方
マンネリを避けようと、奇をてらうことばかりを意識して手土産を選ぶのはおすすめできません。
相手への配慮の積み重ねが、「センスのいい手土産」という評価につながります。
手土産を選ぶ際は、以下のようなポイントを意識してみましょう。
相手の好みに合わせて選ぶ
まずは手土産を渡す相手によって品物を変えることが重要です。
「お酒が好き」「グルメ」「お菓子は好きではないがフルーツは好き」など、日頃のお付き合いの中で相手の好みについてリサーチしておきましょう。
相手がさりげない会話で好物について話していなかったか、思い出してみてください。それを贈れば相手はきっと「好きな物を覚えていてくれたんだ」とうれしく思うでしょう。
個人の好みがわからない場合は、家族で楽しめそうなものを贈ると好印象につながります。
季節感に合わせて選ぶ
四季を感じさせるものや季節に合った使いやすいものを選ぶと、相手に「細やかに気遣ってくれている」という印象を与えるでしょう。
たとえば四季のフルーツ、夏場に汗を拭くタオルなどが代表例です。
反対に、季節感から外れたものを贈ると相手に非常識な印象を与えてしまうケースがあります。
個包装されたものを選ぶ
手土産を複数人で分けることが想定されるなら、個包装されたものが好ましいでしょう。こうした配慮が「センスがいい」「気が利いている」と思われることにつながります。
箱詰めのお菓子であれば個包装されたものが一般的ですが、お菓子以外を選ぶ場合も、分けやすいものを意識して選ぶことが大切です。たとえばティーバッグのセット、おしゃれなクラフトビールのセットなどを贈れば、複数人で分けるにも困りません。
日持ちするものを選ぶ
相手の家族の人数によっては、日持ちしないものは処理に困ることもあります。
お菓子以外の食品などを選ぶ場合は、なるべく日持ちするものを選びましょう。あるいは高級タオルのような日用品など、日持ちが関係ないギフトを持参する選択肢もあります。
状況別の手土産の相場
一口に「手土産」といっても、渡す相手や状況によって相場が異なります。状況によっては、安すぎる手土産を渡すと失礼な印象を与えてしまうかもしれません。一方で、高すぎるものを渡すと、相手に気を遣わせてしまいます。
手土産の価格に明確なマナーやルールはありませんが、基本的には以下のような相場の範囲を参考に選んでみてください。
- 知人・友人に渡す手土産:2,000円~5,000円
- 上司に渡す手土産:5,000円~8,000円
- 取引先に渡す手土産:5,000円~8,000円
- 謝罪のために渡す手土産:5,000円~10,000円
カジュアルな関係の相手に渡す手土産は、手頃な価格のもので問題ありません。
一方で、ビジネスの関係で渡す場合や謝罪に伺う場合は、失礼な印象を与えないことが重要。重量感があってパッケージにも高級感があるものを手土産に選びましょう。
【センス◎】お菓子以外のおすすめ手土産
お菓子以外の手土産におすすめの品物をご紹介します。いずれも、センスの良さにこだわってピックアップしたギフトです。
手土産を探している人は、ぜひ検討してみてください。
ワイン
お酒好きの相手には、好みに合わせたお酒を贈ってみましょう。先方がワイン通の人なら、おしゃれなワインを手土産にするのがおすすめです。
赤ワイン・白ワイン、甘口・辛口など、細かな趣向に合わせると配慮の気持ちが伝わります。細かな好みがわからない場合は、飲みやすさで人気の高いロゼワインやスパークリングワインもおすすめです。
「センスがいい」と思ってもらいたい場合は、あえて一般的な輸入ワインを外した、珍しいセレクトがおすすめ。
たとえば、日本産のブドウのみを使用し、日本で醸造された「日本ワイン」が、近年の舌の肥えたワイン通にも注目されています。
ビール
夏は、とりわけビールがおいしい季節。夏に手土産を渡す場合は、季節感に合わせたプレゼントとしてビールをセレクトしてみてはいかがでしょうか。
お酒好きに限らず多くの人に飲まれていることから、贈りやすいギフトです。
手土産用なら一般的な市販のビールと少し違う、センスの良さを感じさせるクラフトビールがおすすめ。ビール職人が丹精込めて作っているため、大量生産のビールとは異なる深い味わいで特別感があります。
日本酒
日本酒も、お酒好きの人への手土産としておすすめしたい品物のひとつです。
和食との相性が良いため、洋酒よりも日本酒を好む人は少なくありません。日本には有名な酒蔵が多く、各地の日本酒を飲み比べている人もいます。
米・麹・水というシンプルな構成の日本酒は、醸造法によって大きく味が変わります。とくに飲み比べセットを手土産にすれば、銘柄による味の違いを楽しんでもらえるでしょう。
調味料
お菓子以外のチョイスとしてはドレッシングなどの調味料を渡すのもおすすめです。
食卓の色どりを鮮やかにしてくれるドレッシングは、ギフトの中でも人気アイテムの一つ。
容器がオシャレなものを選べば、センスの良さを感じてもらえることでしょう。
精肉・加工肉
お肉は、嫌いな人が少ないことから相手を選ばないオールマイティーな手土産です。
手土産に持参するなら、ブランド和牛がいちばん。
先方家族の人数が多い場合は、焼肉やすき焼きのセットなどはいかがでしょうか。
お酒が好きな人に渡す場合は、おつまみにもなるハム・ソーセージ・ローストビーフなどの加工肉がおすすめです。
コーヒー・紅茶
インスタントのコーヒー・紅茶・ハーブティーなども、お菓子以外でセンスを感じさせる手土産としておすすめです。
仕事の合間の息抜きとして手軽に飲めるため、上司や同僚などビジネス上のお付き合いがある人に渡す手土産にぴったり。テレワークが多い人にも好まれやすい手土産です。
コーヒーや紅茶は、自分で買う場合は安く済ませがちな品物のため、手土産で渡す場合は少し高級感があるものを選ぶのがポイントです。贈り主のセンスの良さをさりげなくアピールできるでしょう。
タオル
タオルは、日用品のため日持ちを気にする必要がなく、たくさんあっても邪魔になりません。好みがあまり関係ないため、人を選ばず渡せる手土産です。汗をかく夏には特に配慮の気持ちが伝わるでしょう。
手土産で渡す場合は、自分では買わないような「少し高級なもの」「かさばらないハンドタオル」を選んで、感謝の気持ちを伝えてください。
センスのいい手土産を探しているならカタログギフトがおすすめ
手土産として、カタログギフトを渡すという選択肢もあります。
受け取った人が、掲載されている多数の品物から好きなものを選べるため、贈り主が相手の好みをあまり意識しなくていい点が魅力。「ハズレのない手土産」といえるでしょう。
カタログギフトに掲載されている品物はバリエーションも幅広く、お菓子以外の品物も充実しています。
カタログギフトの種類によって特色があるため、相手の趣味嗜好に合わせたコンセプトの1冊を選んで渡しましょう。
GiftA(ギフタ)では、センスが光るカタログギフトや、お手頃価格ながら高級感のあるカタログギフトを取り扱っています。
手土産になるカタログギフトをお探しなら、以下のようなシリーズがおすすめです。
『47CLUB』
『47CLUB』は、全国47都道府県から「本当においしいご当地グルメ」を取り上げて掲載しているシリーズです。地方新聞社の推薦コメントがそれぞれのグルメ商品に付いているため、読み物としても楽しめます。
手土産にぴったりな「食の楽しみ」が詰まった1冊です。
『イルムス』
『イルムス』は、北欧ブランドのスタイリッシュなデザインの品物を集めたカタログギフトです。生活雑貨から小物まで、幅広いアイテムを揃えていて、とくに20代~30代の若い世代から人気を集めています。
センスが光るおしゃれな手土産をお探しの人におすすめです。
『やさしいみらい』
『やさしいみらい』は、「サステナブル」「SDGs」をコンセプトにしたカタログギフトです。ナチュラル、オーガニックなど、”地球にやさしい”商品を多数掲載しています。
販売収益の一部が寄付されるため、購入すること自体が地球環境改善につながります。
ビジネスシーン用の手土産として贈ると、贈り主の意識の高さやセンスの良さを感じてもらえそうです。
手土産を渡す際のマナー
せっかくセンスのいい手土産を用意したのであれば、渡す際のマナーにも気を付けたいもの。ここでおさらいをしておきましょう。
個人宅へお邪魔する場合、訪問先に着いたら、玄関先で相手の人に出迎えられ、挨拶されることが多いでしょう。一般的に、挨拶のタイミングで手土産を渡すことはありません。
挨拶を済ませ、部屋に通していただいた後にあらためて手土産を渡しましょう。ただし、要冷蔵の手土産などはその旨を伝えたうえで、早めに渡してください。
仕事上の接待など飲食店で会食する際の手土産は、お相手が帰る際に渡すのがマナーです。先に渡すと、お相手が置き場所に困るなど負担になってしまいます。
飲食店をはしごする場合も自分が持ち運び、最後にお相手に渡しましょう。
まとめ
お菓子以外のセンスのいい手土産を渡したい場合は、相手の好みや季節感に配慮することが大切です。また、相手に気を遣わせないように予算の範囲で手土産を選んでください。
相手に気持ちよく受け取ってもらえるように、手土産の渡し方のマナーも意識しましょう。
相手に好きなものを選んでもらいたい場合は、ぜひカタログギフトを手土産で渡すことも検討してみてくださいね。
センスの良さが光る手土産を選んで、贈り上手を目指しましょう。