「クラッチバッグ」は、カジュアル・フォーマルに活躍してくれるアイテムとして人気です。
しかし「使い方が分からない」と悩んでいる人もいるでしょう。
メンズクラッチバッグの使い方とおすすめ商品を紹介します。また、似たタイプの鞄「サコッシュ」についても解説します。
目次
クラッチバッグの使い方が知りたい!
バッグには、ショルダーバッグやトートバッグ、ハンドバッグなど、さまざまな種類があります。
数あるバッグの中でも「クラッチバッグ」は個性的な魅力を持つアイテムです。
クラッチバッグのことは知っていても、上手な使い方が分からず、購入をためらう人もいることでしょう。
基本の使い方を、どんなシーンで活用できるのかも併せて解説します。
「クラッチバッグ」とは
「クラッチバッグ」とは、持ち手のないバッグのことです。
多くのバッグには持ち手やベルトが付いていますが、クラッチバッグには持ち手がないケースがほとんど。
小さな持ち手を手首にかけて使う「ワンハンドルタイプ」もありますが、「クラッチ(clutch)=つかむ」の名前の通り、バッグ本体を直接片手でつかむスタイルが一般的です。
メンズクラッチバッグは、単体として販売されることもあれば、トートバッグのような大きなバッグのセットアイテムになっていることもあります。そのため「セカンドバッグ」と呼ばれることも。
もともとは女性向けのパーティー用アイテムでしたが、時代の変化とともに男性にも使われるようになりました。
クラッチバッグが使用できるシーンは幅広い
クラッチバッグは、デイリー使いから結婚式・食事会などのフォーマルな場まで、幅広く使える便利なアイテムです。
近場に買い物や食事へ行くなら、スマホ・財布・ハンカチを入れて持ち出すだけなので、気軽に外出できます。
「それならポケットに入れればいいのでは?」と考える人もいますが、ポケットに入れると不格好になったり、洋服にシワが付いてしまったりと、大人のスマートさに欠ける状態になりかねません。
その点、クラッチバッグは必要最低限のアイテムのみを入れる小ぶりのバッグとしての使い方ができます。
フォーマルなシーン、例えば結婚式では、招待状・ご祝儀・財布・スマートフォンなど、ポケットに入り切らない貴重品を入れるのに役立ちます。
さらに、本革のメンズクラッチバッグなら、持ちやすい柔らかさと上品さを兼ね備えているため、フォーマルな場にもなじみます。
ビジネスシーンで持ち歩く場合も、黒・グレー・ネイビーなどの落ち着いたカラーなら違和感なく使用可能。タブレットや書類、筆記用具などが入るほどの収納力があると、より重宝します。
また、デザインによっては「インナーバッグ」としてビジネスバッグに入れる使い方もできるので、バッグの中の整理・中のクラッチバッグだけを持ち出しての外出な2WAYでも役立ちます。
近年注目されている鞄「サコッシュ」との違い
「クラッチバッグ」に似た鞄に「サコッシュ」があります。どちらのバッグも、本体が平たく小型であるため混同されがちですが、この2つは別物です。
「クラッチバッグ」と「サコッシュ」の違い・使い方についても押さえておきましょう。
「サコッシュ」とは
「サコッシュ」とは、フランス語で「カバン・袋」という意味があり、一般的には肩から斜め掛けできる薄型のバッグを指します。
もともとは自転車のロードレースで飲み物や補給食を入れるために作られました。競技の邪魔にならないよう、軽くて出し入れがしやすいデザインに仕上がっているのも特徴です。
両手がフリーになるので、サイクリングやランニングなどのアクティブなシーンで活躍します。フォーマルな場には不向きですが、手軽に持ち歩ける点ではクラッチバッグと共通していますね。
カジュアル使いには「サコッシュ」がおすすめ
サコッシュはナイロンやメッシュなどの高機能素材で作られたものが多く、耐久性や伸縮性に優れています。
そのため、毎日の買い物や散歩などのデイリーユースとしても、登山やフェス、キャンプなどのアウトドアシーンにもぴったりです。
また、体にフィットしてくれるのでウォーキングやトレーニングの際も、伸び伸びと運動できます。
このように、サコッシュはカジュアルスタイルで役立つアイテムです。一方、フォーマルな場でも使用したいと考えている場合には、サコッシュではなくクラッチバッグを選んだ方が汎用性は高いでしょう。
クラッチバッグ・サコッシュは確かな品質を誇る「豊岡鞄」を!
たくさんの鞄メーカーがメンズクラッチバッグやサコッシュを販売しているので、「どれを選べばいいか分からない」と悩む人は多いでしょう。
迷ったときは、確かな品質を誇る「豊岡鞄」のメンズクラッチバッグがおすすめです。
豊岡鞄とは一体どんな鞄なのか、詳しくみていきましょう。
鞄の街・兵庫県豊岡市
兵庫県北部に位置している豊岡市は、東京・名古屋・大阪に並ぶ「4大鞄産地」の一つとしても知られている街です。
この豊岡市で作られた鞄の中でも「厳しい基準をクリアした鞄」だけが名乗ることのできる名称の鞄が「豊岡鞄」。
2014年に創発力や構想力を評価する「グッドデザイン賞」を受賞するほど、近年注目を集めています。
豊岡鞄は、商品に対する保証制度が手厚いのも特長。万が一、使い方が影響してほつれや色落ち、傷などができてしまった場合、製造企業が修理を行ってくれます。
クラッチバッグの特長・デザインを理解した製造企業がしっかりとアフターフォローをしてくれるので、お気に入りを長く使い続けることができます。
参考▶特許庁「商標登録第5002122号 豊岡鞄(とよおかかばん)」
大人の男性に人気!柔らかくて持ちやすい本革製「クラッチバッグ」
豊岡鞄の中から、大人の余裕を感じさせてくれる、柔らかくて持ちやすい本革製のメンズクラッチバッグを4つ紹介します。
フォーマルな場にもぴったりなので、幅広いシーンで長く愛用できますよ。
「【Antipasto Skin】クラッチバッグ」由利
創業以来「日本人の感性・技術・知性」を生かし、ディテールにこだわった鞄を生産してきた豊岡鞄の代表的メーカー「由利(ゆり)」。
イタリアの牛革を使用した「Antipasto Skin」シリーズのクラッチバッグは、シンプルかつスタイリッシュなクラッチバッグです。
イタリアの老舗タンナー「Bretagna(ブレターニャ)社」お手製のコシのある「なめしレザー」で、年を重ねて使い続けるほどに自分色になじんでくるでしょう。
つぎはぎ部分の少ない、なめらかな表面も大きな魅力です。
バッグインバッグにできるほどコンパクトですが、中には複数のポケットやフックがあり、スマートフォンや財布などの貴重品もすっぽりと収納できます。
ハンドル付きなので、持ち心地も抜群。落ち着いた色味なので、フォーマルな場でもビジネスの場でも活躍してくれるでしょう。
「クラッチショルダー」タイムバックス
▲クラッチにもショルダーにもなる多機能バッグ【ELDER】クラッチショルダー/タイムバックス異なる素材の組み合わせと、1枚裁断パーツによるなめらかな生地感が人気の豊岡鞄メーカー「タイムバックス」。長く愛される「シンプル・ナチュラル」なデザインを提供しています。
「エルダー」シリーズのクラッチショルダーは、ユニセックスで使えるニュートラルなデザインが特徴的なクラッチバッグ。本体には柔らかな質感のコットンツイルを使っています。
革部分には、植物タンニンでなめしたイタリア製レザーを使用。細やかな血筋やシワがナチュラルな雰囲気を演出してくれます。堅すぎないデザインなので、カジュアルスタイルとの相性は抜群です。
着脱がしやすいホック式のストラップが付いており、肩掛けやななめ掛けも可能。買い物やお出かけなどのデイリーユースにおすすめです。
「JETTER クラッチ」コニー
1975年創業の「コニー」は、中国や韓国に支店を立ち上げ、国外からも注目を集めている人気の豊岡鞄メーカーです。
遊び心のある洗練されたデザインが特徴の自社ブランド「CREEZAN(クリーザン)」をはじめ、多種多様なデザインの鞄を生産しています。
CREEZANのフラッグシップシリーズである「JETTER」は、純白を基調とした清純なデザインが持ち味。
本体には純白シュリンクカウレザー、ファスナー部分にはメタルパーツを使用しており、高級感あふれる仕上がりに。
コットンツイルの内装には、スマートフォンや財布はもちろん、タブレットや新聞もすっぽりと収まります。
表面には、強撥水加工が施されているので、水滴や雨、汚れが染み込む心配もありません。清潔感のあるカラーなので、フォーマルな場にもぴったりです。
「JETTER ポーチ」コニー
コニーの「JETTER」シリーズから、コンパクトなポーチもチェックしておきましょう。
クラッチバッグと同じく、純白のシュリンクレザーを使用した、クリーンな雰囲気が魅力です。
マチがやや大きめに作られており、ほどよく厚みのあるフォルム。ファスナーでメインルームが2つに仕切られているので、貴重品を分けて収納できます。
ハンドルが付いているため、持ち手の安定性も抜群。ワンハンドルタイプのバッグとして使い勝手のよいバッグです。
アクティブ派な大人男性に人気!多機能がうれしい「サコッシュ」
同じく豊岡鞄の中から、アクティブな活動でも大活躍してくれる、機能性に優れたメンズサコッシュを3つ紹介します。
耐久性が高いものや軽量タイプなど、自身の生活スタイルに合ったサコッシュを見つけてみましょう。
「CIE BALLISTIC AIR SHOULDER」木和田正昭商店
妥協のない繊細な仕上がりが高く評価されている豊岡鞄メーカー「木和田正昭商店」。
「CIE BALLISTIC AIR SHOULDER」は、木和田正昭商店とリアルワークス社のブランド「CIE(シー)」のコラボアイテムです。本体には高耐久性かつ軽量な国産ナイロン生地を使っています。
黒色の本体と、白色のベジタブルタンニンレザーのストラップのコントラストが、スタイリッシュな雰囲気を演出。
着脱式ショルダーベルトが付いているので、ななめ掛けはもちろん縦持ち・横持ちも可能です。
内装には、タブレットポケットやキーフックがあり、鞄の中を整理整頓しながら収納できます。機能性に優れているので、通勤用としてもアウトドア用としてもおすすめです。
「CIE WEATHER SHOULDER」木和田正昭商店
木和田正昭商店とアルワークス社のブランド「CIE」が共同製作した、2WAYタイプのサコッシュも見逃せません。
本体にはテントやマリングッズにも使用されている「Weather Max」生地を使用。耐久性や撥水性、通気性に優れた生地なので、天候に左右されやすく動きが多いアウトドアシーンにぴったりです。
止水・撥水ファスナーも付いているので、雨の日もファスナーの隙間から雨や水が入り込む心配もありません。貴重品が落ちにくい設計のポケットも配置されており、安定性も抜群です。
ショルダーベルトは着脱式なので、ポーチやサブバッグとしても活躍してくれます。
「TOTTE サコッシュ」モリタ
1982年に創業して以来、皮革を使った持ち手の加工に携わってきた豊岡鞄メーカー「モリタ」。
持ち手専門の製造会社としてパーツを製作してきた経験を生かし、2019年には自社ブランド「TOTTE」を立ち上げました。
TOTTEのサコッシュは、国内の実力派タンナーが仕上げたレザーを使用した、上品なテイストが特徴です。ソフトな手触りなので、体にもよくフィットしてくれます。
内装にはスウェードを使用。荷物を出し入れする度に、なめらかな質感が味わえるでしょう。ネイビーやダークグリーンなどの落ち着いた色味が、大人らしい上品さを演出してくれます。
サコッシュとしてもクラッチとしても使える2WAY仕様なので、気分やシーンによって違った使い方が楽しめるでしょう。
クラッチバッグの使い方を知って活用しよう
カジュアル・フォーマルにも活躍してくれる「クラッチバッグ」。
本革のクラシカルなメンズクラッチバッグはもちろん、着脱式のショルダーベルトが付いた機能性の高いクラッチバッグなど、商品によってさまざまな特長を持っています。
自分が使うシーンやファッションの系統に合わせて、一番しっくりくるものを選びましょう。
GiftA(ギフタ)では「豊岡鞄公式ギフトショップ」にて、おしゃれなクラッチバッグやサコッシュを取りそろえています。
今回ご紹介した商品もインターネット販売しているので、ぜひチェックしてみてください。
※商品カラーは執筆時点のもので、変更になる可能性があります。